「-驚愕- 超絶の世界展」と「どどめせ」

f:id:momotchi_blog:20191104165313j:plain妻と瀬戸内市立美術館(瀬戸内市牛窓)で開催さてれている「-驚愕- 超絶の世界展」へ行っていきました。

f:id:momotchi_blog:20191104165334j:plainこの美術館は瀬戸内市牛窓支所や公民館と併設された施設内にある小さな美術館ですが、とても良い企画展が再開される事の多い美術館の一つだと思います。

今回は絵画と工芸の分野で話題となっている作品が展示されています。とても高い集中力から生み出された超絶技巧な数々の作品を堪能することが出来ました。

f:id:momotchi_blog:20191104165656j:plain今回の企画展は「撮影可能です」との案内を頂き撮影することにしました。

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入室後一番に目に飛び込んで来る作品がポスターのバックにも描かれている"大森浩平"さんの作品です。

f:id:momotchi_blog:20191104165538j:plain完成までに280時間程かかったとされるこの作品、ディテールまで見事に表現されていて"鉛筆による実写"と言われますが、いくら見てもとても鉛筆書きとは思えない作品です。

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f:id:momotchi_blog:20191104165629j:plainまさに写真以上のディテールです!。

f:id:momotchi_blog:20191118102120j:plain作:大森浩平さん

 鉛筆で水の滴りや装飾品のグラデーションがこんなにもリアルに表現できるのか?!只々感心するばかりです。

f:id:momotchi_blog:20200412084839j:plainf:id:momotchi_blog:20191104170341j:plain作:今野朋子さん

内部は柔らかそうなフワフワした絨毯のように見え、手を触れてみたいという衝動が掻き立てられる程自然な毛並みですが全て焼き物です。

f:id:momotchi_blog:20191104191356j:plain作:辻さん

とても繊細な切り絵です。最後の最後に一寸した気の緩みで刃先が・・・!って、私の場合なりそうです。(きっと最初あたりで)

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f:id:momotchi_blog:20191104170019j:plain作:田村敬星さん

極細字で書かれた九谷焼きです。書かれた文字を見る為に作品の脇にルーペが置いてありました。

f:id:momotchi_blog:20191104165732j:plain拡大してみても只々感心するばかりです。"九谷毛筆細字"≪くたにもうひつさいじ≫という手法だそうです。

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f:id:momotchi_blog:20191104170145j:plainf:id:momotchi_blog:20191104170206j:plain作:加藤直樹さん

これが"焼き物"?と思わせる作品です。パッと見ガラス細工のように思いました。よくよく見ても焼き物には見えません。手法は糸に陶土を染み込ませて形を作り焼き上げるそうです。

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f:id:momotchi_blog:20191104165949j:plain作:服部真紀子さん

土台となる器の表面に無数の小さな襞≪ひだ≫を張り付け埋め尽くされた作品です。気の遠くなる作業だと思います。手先の不器用な私の場合最初の一襞で挫折してしまいます。

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f:id:momotchi_blog:20191104170121j:plain作:新宮さやかさん

ペーパーフラワーを思わせる作品でとても焼き物には見えません。土に黒色の顔料の割合を変えてグレデーションの異なる数種類の粘土を作りそれを元に仕上げらた作品です。中心の雄しべは一本一本を糸のようにして数千本も作られそれを束ねているそうです。

どの作品も只々感心させられる物ばかりで時間を忘れ見入ってしまいました。

 芸術鑑賞の後は"岡山の祭りずし"のルーツと言われている"どどめせ"を食べに瀬戸内市長船を目指します。

瀬戸内市長船≪おさふね≫は「備前長船兼光」という刀が有名な所ですが、長船の備前福岡瀬戸内市長船町福岡)という場所は知る人ぞ知る所で、九州の「福岡」の名は「備前福岡」に由来しているそうです。また弘安元年(1278年)福岡の市で説法する様子を描いた国宝の一遍上人聖絵の「中世福岡の市」でも有名な所だそうです。この備前福岡という所は東西に延びる山陽道と南北に流れる吉井川(岡山の三大河川の一つ)とが交わる場所で人や物などの一大集積地として山陽道でも大変栄えた場所の一つと言われ、市では農作物や海産物をはじめ備前焼や刀なども販売されていたそうです。

f:id:momotchi_blog:20191108062329j:plain備前福岡にある「一文字うどん」です。

「どどめせ」は、「岡山の祭り寿司」のルーツと言われているもので、海老、穴子、里芋、しいたけ、さやえんどう、錦糸玉子などが乗り見た目にも豪華なものです。

f:id:momotchi_blog:20191108084335j:plain「どどめせ」とは

酢がまだ無かった鎌倉時代、吉井川の高瀬舟の船頭さんたちの弁当に用意していた炊き込みご飯に偶然酸っぱくなった”どぶろく”が混ざり。それを食べた船頭さんたちが「ぼっけぇうめぇ弁当があるで~」(岡山弁です)と言ったかどうかわかりませんが大変評判になり、それ以来炊き込みご飯にどぶろくを混ぜて作る「どどめせ」が食べられるようになったそうです。語源は”どぶろくめし”が訛って≪なまって≫”どどめせ”と呼ばれるようになったそうです。f:id:momotchi_blog:20191108062400j:plain

今回は「どどめせ定食」(1,100円税込)を頂きました。

うどんと言えば「さぬきうどん」が有名ですが、ここのうどんも負けていません。

使用する小麦は「ふくほのか」と「しらさぎ」という2種類の小麦があり「ふくほのか」はモッチリとした食感、「しらさぎ」は風味ゆたかなうどんと店のパンフレットに説明がありこの2種類から選ぶことができます。

今回は「ふくほのか」を食べましたが、モッチリとした食感に小麦の香りと旨味を味わうことができました。出汁は鰹と煮干しの豊かな香りと醤油の香りが効いていて、「どどめせ定食」大変美味しくいただくことが出来ました。

久しぶりの芸術鑑賞をして美味しいうどんに郷土料理の「祭り寿司」のルーツ「どどめせ」を食べて大変有意義な一日でした。

 

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f:id:momotchi_blog:20191127094811p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094715p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112138p:plain

大山紅葉ツーリングpartⅡ

f:id:momotchi_blog:20191101224120j:plain大山の紅葉撮影にリベンジです。前回訪れた際には未だ少し早かった紅葉ですが、そろそろ良い時期ではないかと出かけてみました。途中"美甘渓谷"《みかもけいこく》へ立ち寄り四十曲がり峠を越えて鳥取県へ入ります。

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f:id:momotchi_blog:20191102210703j:plain溝口(鳥取県西伯郡伯耆町)で国道181号線と別れ県道45号線に入り大山を目指します。大山は近づけば近づく程の紅葉が綺麗に見えるようになります。

桝水高原を通過し大山スキー場に到着しましたが、北壁側に日が射さず撮影には時間的に未だ早いと思い船上山≪せんじょうざん≫へ向かうことにしました。

f:id:momotchi_blog:20191103061439j:plain大山国際スキー場を琴浦町方面へ少し下った場所の紅葉です。

f:id:momotchi_blog:20191102184600j:plain船上山ダムから船上山を眺めます。

f:id:momotchi_blog:20191102184427j:plain船上山登山口付近の駐車場から屏風岩の展望です。船上山は大山より標高が低いためか紅葉には少し早いようです。

f:id:momotchi_blog:20191102184746j:plain前回訪れた際には天候もあまり良くなかったためか気付きませんでしたが、今日は山の中腹に滝が見えました。

f:id:momotchi_blog:20191102184725j:plain撮影を終了し大山に引き返します。

f:id:momotchi_blog:20191102191047j:plain"ももっち 1号"を置いて歩いて登ります。登山道から見た豪円山の"のろし台"です。今回は流石に紅葉シーズンとあって4~5人の人影が見えます。

カメラをセッティングして大山北壁を眺めながら一寸パイプタイム。やはり北壁には日が射さず、夕方迄いても条件は変わらないと諦め撮影を始めました。

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f:id:momotchi_blog:20191102191749j:plain案外夕焼けの時間迄待てば夕焼け色に染まった大山を撮影することができるかもしれませんが後の行程もあるので切り上げ桝水高原に移動します。

f:id:momotchi_blog:20191102191812j:plain下山途中にリンドウの花?が咲いていました。前回はまだ蕾でしたが開花したようです。これって野生のリンドウでしょうね。

f:id:momotchi_blog:20191102191831j:plain大山寺の駐車場から見た大山です。

f:id:momotchi_blog:20191102191541j:plain大山寺の参道西にある河原からの展望です。

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f:id:momotchi_blog:20191102191851j:plain桝水高原からの大山西壁の眺めです。

f:id:momotchi_blog:20191102213632j:plain桝水高原から"蒜山大山スカイライン"を通って鍵掛峠を目指します。

f:id:momotchi_blog:20191103063420j:plainブナ林の紅葉の中を進みます。

f:id:momotchi_blog:20191102211156j:plainf:id:momotchi_blog:20191102213520j:plain"蒜山大山スカイライン"にある三の沢から大山北壁の展望です。この場所も沢山の方々が散策されていました。

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f:id:momotchi_blog:20191102214605j:plain鍵掛峠に到着しましたが駐車場は満車です。”ももっち1号”は全然平気ですが・・・・。撮影する場所も人で一杯です。暫く空くのを待ってやっと撮影することが出来ました。次は御机《みつくえ》で藁葺小屋と大山のコラボした写真を撮影するため移動します。

f:id:momotchi_blog:20191103053551j:plain御机に到着しました。定番のいつものお決まりアングルです。

f:id:momotchi_blog:20191103053444j:plainここも沢山のカメラマンの方々がセッティングされていていました。

f:id:momotchi_blog:20191103071141j:plain柿の実がいい色に色付いています。

f:id:momotchi_blog:20191103053359j:plain定番の角度からの撮影後、今回は皆さんとは違う方向で撮影して見ました。

 f:id:momotchi_blog:20191103063833j:plain烏ヶ山≪からすヶせん≫を背景に撮影し御机での撮影を終了し帰路につきます。

f:id:momotchi_blog:20191203140837j:plain帰り道"南大山観峰展望駐車場"から見た大山です。この後国道181号線から国道180号線を通り、間に合えば途中明智峠からの大山を撮影する予定です。 

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何とか日没迄に明智峠に到着し撮影することが出来ました。

f:id:momotchi_blog:20191103061549j:plain撮影後明智峠を越えて岡山県新見市へ、いつもの定番「新見ラーメンいぶき」に立ち寄りました。  

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f:id:momotchi_blog:20191103061619j:plain 今回は「猪ラーメン」≪いのししラーメン≫大盛(750円)です。

f:id:momotchi_blog:20191103061640j:plain厚切りの猪チャーシュー!

お腹も大満足です‼️

今回は天候にも恵まれ見事な紅葉と仕上げの猪ラーメンと良いことずくめでした。

帰って妻に話すと、新見ラーメン今度は食べに連れて行ってくれると行ってたのに一人だけ食べてズルイとキツ~イお叱りを頂きました。

 

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f:id:momotchi_blog:20191127094726p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112228p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094841p:plain

美甘渓谷の紅葉

f:id:momotchi_blog:20191101173058j:plain「美甘渓谷」の紅葉の撮影に行ってきました。

美甘渓谷は真庭市神代≪コウジロ≫(旧美甘村)にある渓谷です。国道181号を通る時はいつも気にはなっていましたが今回初めての訪問です。"美作勝山藩"の御膝元の勝山から旧出雲街道を新庄川沿いに凱旋桜で有名な新庄村方向に10km程行った美甘の中心地の少し手前に位置します。最初に立ち寄ったのは「龍宮岩」というところです。

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f:id:momotchi_blog:20191101172756j:plain庄川にある渓谷で、春の新緑、夏の渓流釣り、秋の紅葉、冬の雪景色と四季を通して楽しめるそうです。

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f:id:momotchi_blog:20191101171839j:plain散策中に、「ヤマセミ」に出会いました。急いでカメラを構えましたが飛び去ってしまいました。

残念・・・。

f:id:momotchi_blog:20191101171955j:plain「鬼の穴」という鍾乳洞(自然が作った鍾乳石の洞窟)が国道を隔てた反対側にあるというので行ってみました。

f:id:momotchi_blog:20191101172132j:plain「鬼の穴」の入口です。

f:id:momotchi_blog:20191101193902j:plain内部の様子です。真っ暗です・・・。(ストロボを使用しました)

f:id:momotchi_blog:20191101191552j:plain旧道を5km程上流に進んだ場所にある紅葉です。

f:id:momotchi_blog:20191101194725j:plain近くに「寄水発電所」≪よりみず発電所≫という小さな水力発電所がありました。この発電所で一般家庭の3,000戸分の発電をしているそうです。

初めての美甘渓谷でしたが素晴らしい渓谷美と紅葉を見る事が出来ました。また、撮影は出来ませんでいたが初めて「ヤマセミ」を見る事が出来とてもラッキーでした。

この後一路大山を目指します!

 

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f:id:momotchi_blog:20191127094726p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112228p:plain

大山紅葉ツーリングと新見ラーメン

大山へ紅葉の撮影に行ってきました。

途中「道の駅がいせんざくら新庄宿」(真庭郡新庄村)でタバコ休憩、その後県道58号で蒜山≪ひるぜん≫に向かいます。途中ちょっと寄り道して野土路TN 手前にある「野土路の水」≪のとろの水≫へ。f:id:momotchi_blog:20191026195412j:plain昔この地を治めていた"美作勝山藩"の殿様がこの地を訪れた際ここの水を飲み「こんなおいしい水は日本中探してもない」と褒め称えたそうです。晩年臨終の時この水の味が忘れられずもう一度「野土路の水」を飲みたいと家来に命じました。家来は片道35kmもある道程を往復すれば殿様の臨終には間に合わないと判断し途中にある"神代"《こうじろ》(真庭市神代)の水を汲んで持ち帰り殿様に差し出しました。その水を飲んだ殿様は「長い間飲まないうちに野土路の水も味がずいぶん落ちたものだ」と嘆いて亡くなられたと言い伝えられています。これをきっかけに多くの人々に「野土路の水」が知れ渡るようになったそうです。

中国山地の山深くに湧くこの銘水は美しい自然の中でその恩恵を受け続け当時のまま今も清らかな水が昏々と湧き続けています。f:id:momotchi_blog:20191026195434j:plain美味しい「野土路の水」を味わって再スタートです。

f:id:momotchi_blog:20191025132522j:plain蒜山から国道482号で内海峠を越えて鳥取県へ入り御机≪みつくえ≫(日野郡江府町御机)へ到着です。

f:id:momotchi_blog:20191025132605j:plain定番の大山と藁葺小屋です。

f:id:momotchi_blog:20191026201012j:plain前回訪れた際には未だ色付いていなかった柿の実がすっかり良い色に色付いています。これなら紅葉も期待出来るかも‼️

f:id:momotchi_blog:20191025132551j:plain畑にはコスモスの花が咲いていました。

f:id:momotchi_blog:20191025132539j:plain御机での撮影を終え、「鍵掛峠」≪かぎかけ峠≫へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20191026195541j:plain途中、"南大山スキー場"から大山を撮影しました。

f:id:momotchi_blog:20191026195600j:plain「鍵掛峠」へ到着です。思ったほど車は多くありません。

f:id:momotchi_blog:20191026195518j:plain

f:id:momotchi_blog:20191025132629j:plain「鍵掛峠」からの大山の展望です。まだ少し早いようですが、まずまずの紅葉でした。

f:id:momotchi_blog:20191203141247j:plain"蒜山大山スカイライン"の鍵掛峠~桝水間が土砂崩れで通行止のため、一度御机まで引き返し広域農道経由で大山に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20191025132644j:plain途中大山の西側で"蕎麦の花"が咲いていたのでちょっと撮影。

f:id:momotchi_blog:20191025132858j:plain

"桝水高原"≪ますみず高原≫から少し大山寄りにある"大山古道"にある「石の大鳥居」です。

f:id:momotchi_blog:20191025132803j:plain山スキー場に到着しました。

昔スキーで大山に通っていた時に割合空いている豪円山のジャンプ台脇のリフトを利用していました。(今はジャンプ台やリフトは撤去されていました)その際に見た大山北壁の素晴らしかったことを思い出し今回は"豪円山のろし台"から撮影することにしました。ももっち1号を置いて徒歩で10分程登っていきます。雪の無いシーズンに豪円山に登るのは初めてでしたが、雪景色の北壁とは違い一見外国の風景を思わせるようなとても素晴らしい展望でした。f:id:momotchi_blog:20191025132740j:plain紅葉にはまだ少し早いようで、北壁の五合目(木々のある最上段付近) 付近が綺麗な紅葉でそれより下は今一つの色付きでした。また山頂付近は雲がかかり1時間以上粘りましたが悪くなる一方なので今回は撮影を断念し引き上げることにしました。

帰路は国道180号で"明智峠"を越えて岡山県に入り新見市内にある"新見ラーメン"を食べて帰ることにしました。f:id:momotchi_blog:20191203141340j:plain

「新見ラーメンいぶき」です。新見を通る際には立ち寄る店です。

17時からの開店なのでまだ30分程時間かあります。あつかましく店の方に「店内で待たせていただけますか」声を掛けました。

「未だお湯が沸いていないので、時間はかかるけど構わないのなら店内で待っててください」と快く入れていただきました。 

f:id:momotchi_blog:20191026195643j:plain5時前に注文していた「新見スペシャルラーメン」が出てきました。f:id:momotchi_blog:20191026195732j:plainこのスペシャルラーメンは、地元産の猪チャーシューと千屋牛の入ったまさにスペシャルなコラボレーションラーメンです。味も醤油味、味噌味、豚骨味の3種類から選ぶことが出来ます。今回は味噌味にしました。

f:id:momotchi_blog:20191026195744j:plain厚切りの猪チャーシューはトロトロで、その下からは次々と千屋牛がこれでもかと出てきます。ストレート麺に味の良く浸みた玉子も乗っています。更に大盛の追加料金無しと大変嬉しいサービスです。

新見スペシャルラーメン 1,000円

千屋牛ラーメン 850円

猪チャーシューメン 750円

他にも、「千屋牛汁なし担々麺」や「九条ねきラーメン」など気になるラーメンが沢山あります。

営業時間は11:00~21:00ですが昼休憩が14:30頃から17:00だそうです。

久しぶりの"いぶき"のラーメン、とても美味しくいただきました。

近い内に今度は妻と一緒に食べに来たいと思います。

ごちそうさまでした‼️ 

 

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f:id:momotchi_blog:20191127094726p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112228p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094841p:plain 

高野のリンゴと奥出雲の延命水

f:id:momotchi_blog:20191025073452j:plain広島県庄原市高野のリンゴ園へ購入がてら妻とドライブに行った来ました。

山陽道から尾道道、松江道を通って高野のリンゴ園を目指します。途中高野ICで流出しIC傍にある"道の駅高野"へ立ち寄りました。ここで「アレ?」いつもは沢山のリンゴを販売しているのにリンゴが一つもない???。

嫌な予感・・・。

心配しつつリンゴ園が続く"アップルロード"へ。

毎年伺う"青才リンゴ園"へ到着、ここでまた「アレ?」入口にあるリンゴの木(上の写真)の葉の茂りが少ないしリンゴも毎年真っ赤でツヤツヤなのに今年は艶が悪い。いつも沢山並べて販売されているリンゴの袋詰めが一つもない!。

話を伺うと、今年はリンゴの出来が悪く収穫量も少ないため販売用の袋は少ないそうです。その少量の袋も今日は休日のためお客さんも多く早々に完売したそうです。

f:id:momotchi_blog:20191025073541j:plainアップルロード両脇にはリンゴが沢山生っています。

アップルロードを走っていると別のリンゴ園で少量ですが袋入りのリンゴを販売していたので家用に一つ購入しました。やはり色付きも悪く傷も多いようです。今年のリンゴは不作のようです。f:id:momotchi_blog:20191125120332p:plain今一度"道の駅高野"へ立ち寄り、先程訪れた際に気になっていた「高野りんごのアップルパイ」(350円)を購入、車内でおやつタイムです。リンゴの風味が生かされたとても美味しいアップルパイでした。

f:id:momotchi_blog:20191125120251j:plainおやつタイムが終わり、奥出雲へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20191125120351j:plain奥出雲の秘境「鬼の舌震」≪おにのしたぶるい≫へ到着。

ここは馬木川の急流が作り出した渓谷で、その谷沿いにはバリアフリーの遊歩道が整備され"小天狗岩"と呼ばれる岩壁や"雨壺"、"鬼の落涙岩"≪鬼のらくるい岩≫、"水瓶岩"≪はんど岩≫、清心亭の前にある"畳石"など、風化や水食によって生み出された奇岩や大小の甌穴≪おうけつ≫群も点在しています。与謝野鉄幹、晶子夫妻はこ場所を訪れた際にいくつもの歌を詠まれたそうです。f:id:momotchi_blog:20191025074539j:plain最初に渡った"舌震の恋吊り橋"です。f:id:momotchi_blog:20191025073847j:plain

"雨壺"≪あまつぼ≫、別名"姫の湯殿"だそうでこれだけ大きな甌穴は珍しいそうです。

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"鬼の落涙岩"≪らくるい岩≫、姫に拒まれた鬼が涙をこぼすように見えることから呼ばれているそうです。 

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"水瓶岩"≪はんど岩≫、水を貯める水瓶≪はんど≫に見えることから呼ばれているそうです。

f:id:momotchi_blog:20191029071608j:plain別角度から、私には岩の上の木々が炎のようで”ロウソク岩”のように見えました。

f:id:momotchi_blog:20191025104811j:plain清心亭(町営の無料休憩所)の前にある"畳石"です。とても大きな岩です。f:id:momotchi_blog:20191025073959j:plain

"畳岩"より上流方向の様子です。左側にバリアフリーの遊歩道が見えます。

今回紅葉には少し早かったようですが、木々が色付けばなお一層の景観美ではないかと思います。

今回の第二の目的地"延命水"を汲みにJR出雲坂根駅を目指します。f:id:momotchi_blog:20191203141734j:plain

途中カメラを構えた方がチラホラ・・。「奥出雲おろち号」が通過する時間のようです。車を道のわきの広い所に停車するとすぐに「奥出雲おろち号」がやって来ました。(車内から撮影したため今一ですが)f:id:momotchi_blog:20191025074214j:plainJR出雲坂根駅に到着です。

この駅は木次線の駅の一つでスイッチバックの駅として鉄道ファンの間では有名な駅です。祝祭日などには出雲市駅(島根県出雲市)から備後落合駅広島県庄原市)間でトロッコ列車「奥出雲おろち号」が運行されています。

f:id:momotchi_blog:20191029071046j:plain

f:id:momotchi_blog:20191025074230j:plain駅のホームには「この駅は三段式スイッチバックの停車場です」「標高564m」「となりの三井野原駅は標高726m  JR西日本で一番高所にある駅」などの看板がありました。

f:id:momotchi_blog:20191025074252j:plain出雲坂根駅構内にある「延命水」の水汲場です。近くにあと2カ所水汲み場があるそうですが、ここが元祖だと思います。

f:id:momotchi_blog:20191125120617j:plain地元の方々もさることながら祝祭日には私たちのように県外や遠方から水を汲みに来られる方も多く案外本来のJRの利用者よりも水汲みに来られる方の利用の方が多い駅なのではないのでしょうか?。

地元の方のお話によると、この湧水は元々木次線蒸気機関車が走っていた当時に、蒸気機関車の補水用に使用されていた湧水だったそうです。

当時の蒸気機関車は美味しい水で走っていたようですね。

f:id:momotchi_blog:20191025074423j:plain国道314号の「奥出雲おろちループ橋」です。

このループ橋は平成4年4月に開通しループ方式の道路としては日本一の規模を誇っているそうで、坂根と三井野原の標高差167mを11の橋と3つのトンネルで約4,000mで結んでいます。二重ループはトグロを巻くヤマタノオロチをイメージして設計されその名前の由来になっているそうです。

f:id:momotchi_blog:20191203141830j:plain帰り道神石高原町にある"道の駅さんわ182ステーション"で休憩です。f:id:momotchi_blog:20191125120647j:plainここで「こんにゃくメンチカツ」"430円か480円位だったと思います"なるものを発見。早速買い求め食べてみましたが、とてもジューシーでとても美味しくいただきました。こんにゃく好きの息子のためにお土産にもう一つ購入しました。

山東ICから山陽道流入し一路自宅を目指します。

今回リンゴは予想外のとても残念な結果となりましたが、「坂根の延命水」や「高野りんごのアップルパイ」それに「こんにゃくメンチカツ」など美味しい出会いもあり妻は大変満足しているようでした。

 

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赤蕎麦

f:id:momotchi_blog:20191019160718j:plainそろそろ蕎麦の花の時期かと思い立ち、岡山県の中央部付近に位置する久米郡美咲町へ”赤蕎麦”の花を撮影に行きました。

蕎麦を食べながら情報収集をしようと、美咲町境にある「紅そば亭」へ立ち寄りました。前回伺った際には”赤そば”がなく、”境そば”という野菜や鶏肉の入った地元に古くから伝わる味の蕎麦をいただきました。店にたまたま居合わせた赤蕎麦を栽培されているという方とお話しをした際に、11月になれば赤蕎麦の新蕎麦も出来るので是非食べに来てくださいとお誘いいただき、新蕎麦の時機到来を心待ちにしていました。f:id:momotchi_blog:20191019160822j:plain

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店の名前は「紅そば亭」、食べるのは「赤そば」、栽培されているのは「赤蕎麦」です。

f:id:momotchi_blog:20191125121330j:plainそれが今回たまたま「赤そば」が食べれるというので、さっそく注文してみました。赤蕎麦といっても赤いのは花だけで蕎麦の色は赤くはありません。

出てきました! 「赤そば大盛り1,250円(税込)」

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f:id:momotchi_blog:20191125121345j:plain当然新蕎麦ではありませんが、普通の蕎麦よりコシも強く風味も多少強いように感じ、とても美味しくいただくことが出来ました。

ごちそうさまで~す!

店のスタッフの方に赤蕎麦の花の撮影場所など伺いました。

「赤そば亭」の側にもちょうとした赤蕎麦畑があるそうですが、500mぐらい離れた場所にある赤蕎麦畑の方が写真を撮影するには良いのではないかとのアドバイスをいただき移動しました。

訪れると見事な段々に赤蕎麦の花が咲いています。

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f:id:momotchi_blog:20191019160806j:plainこの赤蕎麦は”高嶺ルビー”という品種だそうです。

幸いにも赤そばを食べることが出来たこと、赤蕎麦の花の開花状況も丁度良いタイミングだったとなど今回は良いこと尽くめでした。

11月の終わりか12月初旬に新蕎麦を食べにまた来たいと思います!

 

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f:id:momotchi_blog:20191127094726p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094911p:plain 

おひとり様キャンプ

f:id:momotchi_blog:20191118103555j:plain10月中旬、1泊2日で岡山県北にある"津黒高原キャンプ場"でおひとり様キャンプをしました。f:id:momotchi_blog:20191109145417j:plainテントの設営を終えパイプを吹かしながらゆったりとコーヒータイムです。

f:id:momotchi_blog:20191109155223j:plain寝室の準備も完了です。

夕食のメニューは「鶏の足のコーラ煮込」に初挑戦です。

f:id:momotchi_blog:20191109151952j:plain熱したダッチオーブンで鶏肉の表面に焼き色が付くまで焼き、焼き色が付いたら一度取出します。

f:id:momotchi_blog:20191109160345j:plain次に玉ねぎ、にんじん、ニンニクを炒めます。 

f:id:momotchi_blog:20191109151756j:plain野菜が炒まったら鶏肉を戻し、玉子とコカコーラを加え30分ほど煮込んで第1段階は終了ですが、この時玉子を入れるのを忘れて仕上がり直前に入れました。

この状態で一度火を止め、味を馴染ませるためにそのまま2時間ほど置いて出来上がりです。

f:id:momotchi_blog:20191109153437j:plain食事前にもう一度温めて、いただきま~す!

f:id:momotchi_blog:20191109152220j:plain肉はホロホロ、軟骨部も柔らかく野菜はもちろんですが心配していた玉子にもしっかりと味が馴染んで最高の出来上がりです!

f:id:momotchi_blog:20191109154608j:plain夜は少し寒く薪の傍から離れることは出来ませんが、満点の星空の下で至福の時間を過ごすことが出来ました。

f:id:momotchi_blog:20191109154624j:plain朝食はダッチオーブンで炊飯です。

f:id:momotchi_blog:20191109153900j:plain20分ほどで完成です。

f:id:momotchi_blog:20191109153911j:plain朝食のメニューはカレーです。

夜露でタープが濡れていたので乾くまで待ってから撤収を開始したました。

大自然の中でのおひとり様キャンプ、最高でした!

 

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