大山へ紅葉の撮影に行ってきました。
途中「道の駅がいせんざくら新庄宿」(真庭郡新庄村)でタバコ休憩、その後県道58号で蒜山≪ひるぜん≫に向かいます。途中ちょっと寄り道して野土路TN 手前にある「野土路の水」≪のとろの水≫へ。昔この地を治めていた"美作勝山藩"の殿様がこの地を訪れた際ここの水を飲み「こんなおいしい水は日本中探してもない」と褒め称えたそうです。晩年臨終の時この水の味が忘れられずもう一度「野土路の水」を飲みたいと家来に命じました。家来は片道35kmもある道程を往復すれば殿様の臨終には間に合わないと判断し途中にある"神代"《こうじろ》(真庭市神代)の水を汲んで持ち帰り殿様に差し出しました。その水を飲んだ殿様は「長い間飲まないうちに野土路の水も味がずいぶん落ちたものだ」と嘆いて亡くなられたと言い伝えられています。これをきっかけに多くの人々に「野土路の水」が知れ渡るようになったそうです。
中国山地の山深くに湧くこの銘水は美しい自然の中でその恩恵を受け続け当時のまま今も清らかな水が昏々と湧き続けています。美味しい「野土路の水」を味わって再スタートです。
蒜山から国道482号で内海峠を越えて鳥取県へ入り御机≪みつくえ≫(日野郡江府町御机)へ到着です。
定番の大山と藁葺小屋です。
前回訪れた際には未だ色付いていなかった柿の実がすっかり良い色に色付いています。これなら紅葉も期待出来るかも‼️
畑にはコスモスの花が咲いていました。
御机での撮影を終え、「鍵掛峠」≪かぎかけ峠≫へ向かいます。
途中、"南大山スキー場"から大山を撮影しました。
「鍵掛峠」へ到着です。思ったほど車は多くありません。
「鍵掛峠」からの大山の展望です。まだ少し早いようですが、まずまずの紅葉でした。
"蒜山大山スカイライン"の鍵掛峠~桝水間が土砂崩れで通行止のため、一度御机まで引き返し広域農道経由で大山に向かいます。
途中大山の西側で"蕎麦の花"が咲いていたのでちょっと撮影。
"桝水高原"≪ますみず高原≫から少し大山寄りにある"大山古道"にある「石の大鳥居」です。
大山スキー場に到着しました。
昔スキーで大山に通っていた時に割合空いている豪円山のジャンプ台脇のリフトを利用していました。(今はジャンプ台やリフトは撤去されていました)その際に見た大山北壁の素晴らしかったことを思い出し今回は"豪円山のろし台"から撮影することにしました。ももっち1号を置いて徒歩で10分程登っていきます。雪の無いシーズンに豪円山に登るのは初めてでしたが、雪景色の北壁とは違い一見外国の風景を思わせるようなとても素晴らしい展望でした。紅葉にはまだ少し早いようで、北壁の五合目(木々のある最上段付近) 付近が綺麗な紅葉でそれより下は今一つの色付きでした。また山頂付近は雲がかかり1時間以上粘りましたが悪くなる一方なので今回は撮影を断念し引き上げることにしました。
帰路は国道180号で"明智峠"を越えて岡山県に入り新見市内にある"新見ラーメン"を食べて帰ることにしました。
「新見ラーメンいぶき」です。新見を通る際には立ち寄る店です。
17時からの開店なのでまだ30分程時間かあります。あつかましく店の方に「店内で待たせていただけますか」声を掛けました。
「未だお湯が沸いていないので、時間はかかるけど構わないのなら店内で待っててください」と快く入れていただきました。
5時前に注文していた「新見スペシャルラーメン」が出てきました。このスペシャルラーメンは、地元産の猪チャーシューと千屋牛の入ったまさにスペシャルなコラボレーションラーメンです。味も醤油味、味噌味、豚骨味の3種類から選ぶことが出来ます。今回は味噌味にしました。
厚切りの猪チャーシューはトロトロで、その下からは次々と千屋牛がこれでもかと出てきます。ストレート麺に味の良く浸みた玉子も乗っています。更に大盛の追加料金無しと大変嬉しいサービスです。
新見スペシャルラーメン 1,000円
千屋牛ラーメン 850円
猪チャーシューメン 750円
他にも、「千屋牛汁なし担々麺」や「九条ねきラーメン」など気になるラーメンが沢山あります。
営業時間は11:00~21:00ですが昼休憩が14:30頃から17:00だそうです。
久しぶりの"いぶき"のラーメン、とても美味しくいただきました。
近い内に今度は妻と一緒に食べに来たいと思います。
ごちそうさまでした‼️