秋花火

自宅で今日出掛けた菩提寺の写真を整理していると、18時30分頃「バン、バン」という音が聞こえ、妻が「あら、花火の音……」と言うので耳をすませますが、その後は聞こえず聞き間違いかと思い整理を再開しました。しかし19時頃「ボ〜ン、ボ〜ン、ボ〜ン」と花火のような音が聞こえ、外に出てみると児島湖付近と思われる場所で花火が上がっていました。カメラと三脚を取りに一度自宅に帰り、花火が見える場所まで戻りセッティングし撮影を始めました。

少し距離があったようなので、100-400mmのレンズに取替て撮影しましたが、それが仇になり100mmまで引いても一杯いっぱいでした。都度花火の上がった位置にアングルを替えながらの撮影したこともあり、撮影後比較明合成もできず今回は全て単体写真となってしまいました。

19時30分頃花火が終了し自宅に戻りました。

写真の整理を再開していると、20時頃にまた「ボン、ボン、ボン」という花火のような音が聞こえてきました。外へ出てみると、先程より少し離れてはいますが同じような場所で何とまた花火があがっていました。しかし片付けたカメラをまた出すのも面倒になり今回は撮影を諦め自宅に戻りました。

今夜は二度も花火を見ることが出来ラッキーでしたが、急なことだったこともありレンズの選択を間違えたり、レリーズを忘れたため直接シャッターを切っての撮影でした。やはり花火撮影は事前にしっかりと準備してからでないといい写真の撮影は出来ないようです。

 

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菩提寺の紅葉

妻と休みの合った今日、以前から気になっていた岡山県北の勝田郡奈義町にある「菩提寺の大イチョウ」がそろそろ見頃ではないかと思い、ドライブがてら出掛けてみることにしました。明日の日曜日は天候が崩れるようですが、今日は天候もよく気温も24℃くらい迄上昇するようです。

今回も美作岡山道を走り湯郷温泉を経由し県道51号線(美作奈義線)で国道53号線に向かいます。途中立寄った「道の駅 彩菜茶屋」(美作市明見)で美味しそうな鯖寿司があったので購入しました。

奈義町豊沢の交差点に出てきました。この交差点を右折し国道53号線を走ります。この付近のイチョウもいい色に紅葉しているので期待が膨らみます。

豊沢交差点から国道53号線を1km程走り「大イチョウ菩提寺」の案内標識のある交差点を左折します。

前方に那岐山が迫ってきました。

国道53号線の交差点から5km程で菩提寺(勝田郡奈義町高円)に到着しました。駐車場には多くの方が来られているのか沢山の車が駐まっていました。車内で先程購入した「鯖寿司」をいただいてから菩提寺に向かいました。

駐車場入口のモミジもいい色に紅葉しています。

駐車場脇には「山梨」の木がありました。推定樹齢500年程で樹高は10m以上あるそうです。普通の山梨の木は大きくても5m程らしいので巨樹の分類になると思います。

2~3cm程の小さな実も付いています。見た目は梨の小型ですが、食べるとやはり梨の味がするのでしょうか?

山門付近の木々も色付いています。

本堂に向かう石段脇にはモミジがありましたが、紅葉は半分程度でした。

イチョウまでやって来ましたが、あれ…… 

青々としたイチョウ…… 

紅葉していない……

イチョウの根元まで木道があるので行ってみます。

根本には「天嘫紀念物 菩提寺ノ公孫樹 」と刻まれた石柱が設置されていました。公孫樹 とはイチョウの漢名のようです。

イチョウは部分的に少し黄色くなっているようですが、木全体の紅葉には程遠い状態です。木道はここで行き止まりなので引返します。

横に張り出した枝から上方向に新たな芽が出ていて、枝の下には根のようなものが下がっていました。

しかし立派なイチョウです。目通り幹囲13m、樹高40m、推定樹齢900年だそうです。

南側から別の道があるようので、そちらからもアプローチしてみます。

一度西側に戻り南側に回り込みます。

南側から根本に向かうと、祠が祀られていました。

南側の方が多少色付が早いようです。しかし、とても大きなイチョウで只々感心するばかりです。

本堂までやって来ました。本堂脇のモミジもまた青いようです。少しの高度差や日の当たり方でこんなにも違うものなのだと思いました。

手水鉢も絵になります。

本堂から下る石段です。

石段脇の少しの日の当たる場所の木々は色付いています。

車に戻り帰路に就きます。来る時目に留まった「那岐山麓 山の駅」に立寄ってみることにしました。

「山の駅」? って何なのでしょうか、少し気になります。

駐車場に車を駐め向かってみます。

園内は綺麗に整備された公園やコテージのような建物がありました。

店内に入ると、おかやまのタウン誌の紹介記事が置かれていました。

中にはレストランもあるようで、地元牛の「なぎビーフ」を使用したランチなどがあります。事前の予約が必要な「なぎビーフ和牛ビーフカツ」(2,800円)は今日は完売のようですが、美味しそうなので次回訪れた際にはいただいてみたいと思います。

他にも「なぎビーフすき焼き」(2,000円)や岡山県産の黒豚を使用したメニューもあるようです。生憎今日は客が多く、かなり待たなければならないそうです。やはり土日祝日は人が多いようなので、訪れるのは平日がいいようです。

店内には天然の自然薯が販売されていました。

奈義町は里芋の栽培が盛んなのか、沢山の「山の芋」(里芋)が販売されていました。

レストランの隣りにある「おさじの工房」では地元産の里芋を使用した「さといもドーナツ」や「さといも豚まん」などが販売されていました。

「さといも豚まん 味噌味」(270円)や「さといもドーナツ オリジナル」(160円)、イチジクやトマトを混ぜ込ませたドーナツ(200円)もあるようですが、「さといも豚まん 味噌味」(270円)と「さといもドーナツ オリジナル」が4個がセットになったものを購入しました。「さといもドーナツ オリジナル」は4個セットで640円が600円と少しお得でした。

園内には、天空橋という赤い橋が架かっていたので渡ってみることにしました。

橋上からは下流側に広大な景色が望め、山野草公園が眼下に眺められました。

上流側は色付き始めた木々の先に那岐山を望めました。

車に戻り、先程購入した「さといも豚まん」をいただいてみましたが、豚まんには「いつもありがとう」という刻印がされていて、豚肉と里芋、玉ねぎ、それに味噌と全て地元産に拘って作られているそうです。里芋の効果なのか、ふんわりとした優しい食感で今まで食べていた豚まんとは一味、二味違う味わいで、病み付きになりそうな一品でした。

ドーナツは帰宅後いただきましたが、ほんのりと自然の甘さが感じられるもので、妻から「次回行った時は、豚まんとドーナツ、お土産にお願いね!」と頼まれてしまいました。

今日は天候にも恵まれ、気温も24℃近く迄上がったようで少し暑ささえ感じてしまいましたが、最高の行楽日和でした。菩提寺の大イチョウの紅葉には少し早かったようですが、お寺の方と話をしていると、大イチョウの紅葉は周囲の木々の紅葉が終わった11月25日頃から12月10日頃迄が見頃だそうで、大イチョウの紅葉もさることながら、周囲に落ちたイチョウの葉で、辺り一面が黄色い絨毯のように染まる様もとても見応えがあるので、その時期にも是非参拝くださいとご招待いただきました。大イチョウは是非機会を作って訪れてみたいと思います。

 

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442年振りの大天体ショー

2022年11月8日の今日、18時頃から皆既月食があります。前回の皆既月食は昨年の2021年11月で「ほぼ皆既月食」でしたが、今回は正真正銘の「皆既月食」です。さらに皆既月食中に月が天王星を隠す「天王星食」が起こります。月食中の惑星食はとても珍しく、日本で見られるのは442年振りとういのでとても楽しみです。

皆既月食は月が満月の時に、太陽、地球、月が一直線に並ぶ条件が揃った時だけに起きる天体ショーです。考えてみれば地球で月食の時、太陽、地球、月と一直線に並んでいるということは、月から見ると太陽が地球で隠れるため、日食が起こっているのではないでしょうか。

皆既月食は月が地球に隠れてしまうため暗くなってしまうのではと思われますが、実際は月が赤黒く見え、赤胴色《しゃくどういろ》とも表現されていて、ブラッドムーンともいわれているそうです。この赤胴色に見える現象は夕日が赤く見えるのと同じで、地球の周囲にある大気を太陽光が通過する際に波長が短い青い光は通過し難く、波長の長い赤い光は大気を通過しやすいことから大気を通過した赤い光が月を照らすため赤く見えるようです。

18時前から自宅近くで月が見える場所にカメラをセッティングしました。今はいつもの満月ですが、まもなく大天体ショーが始まります!

18時9分、月に雲が掛かったのかと思いましたが、月食が始まったようです。

18時37分、1/3程が影に隠れました。

18時43分、ほぼ半分が影に覆われました。

18時53分、2/3程が影に隠れました。

19時、3/4程が影に隠れました。

19時11分、見えていなかった影の部分が少し赤黒く見えてきました。

19時14分、あと少しで皆既月食になりそうです。

19時19分、皆既月食状態になったようで、月の色が赤銅色に見えています。

20時、地球の影の中心付近にきたようで、最大の皆既月食状態だと思います。周囲の星もはっきりと見えるようになりました。月の赤銅色も鮮やかさを増したようにも見えます。

その状態の月を少し大きくしてみました。

20時13分、上る月を追いかけるように左下に天王星が近付いてきました。天王星は6等級の暗い星ですが、月の明かりが暗くなったことではっきりと確認できます。

20時22分、徐々に月に近付いてきます。

20時27分、あと僅かです。

20時29分、442年振りの大天体ショー「天王星食」が始まりました。

天王星が月の影に隠れる直前を少し大きくしてみました。

20時38分、天王星は完全に月の後ろに隠れています。左側が少し明るくなってきて、そろそろ皆既月食も終わりのようです。

20時45分、左側がかなり明るくなってきて部分月食に移ります。

20時46分、月の色が少しずつ変わっていきます。

20時48分、左側がさらに明るくなってきました。

20時52分、もうそろそろ撮影の限界です。撮影を切り上げ自宅へ戻りました。

今夜の月食は18時9分に満月が地球の影に入り欠け始め、部分食が始まりました。その後、上っていく月を追うように地球の影が覆い、暗い部分が広がり始めます。そして19時19分に月が地球の影に入り皆既月食となりました。地球の影の中心に入る20時頃が最大で、その後皆既状態が続きます。

20時42分頃に皆既月食が終了し月は再び明るくなりながら、いつもの丸い形へと戻っていき21時50分頃には部分食も終了、いつもの白く丸い満月に戻ったようです。

今回は442年振りの大天体ショーを寒さも忘れてしっかりと楽しむことが出来ました。次回、日本で皆既月食が見られるのは2025年9月8日だそうなので、その時が楽しみです。

 

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小奴可のリンゴと紅葉ツーリング

職場のいつもの友人たち三人でツーリングを計画していましたが、前々日のシフトが同じだった友人たちと話をしていて一緒に行くことになりました。行先は前回天候不良のため取止めた庄原市東城でリンゴを購入することと、友人たちがまだ食べたことのないという「千屋牛ラーメン」を食べ、帰り道は広域農道の星の里街道を走り「星の郷青空市場」で「美星バーガー」をいただくことにしました。

9時30分に総社市にあるデイリーヤマザキで待ち合わせです。混雑もなく少し早すぎたかなと思いながら9時過ぎに到着すると、友人の一人は既に到着済みでタバコを吸い終えたところでした。私もタバコを吸い終えコーヒーを購入し飲みながら待つことにします。

9時20分頃もう一人の友人も到着、残る二人は10時に総社市美袋《みなぎ》のコンビニで待ち合わせです。少し話をして9時30分に出発しました。

9時50分頃総社市美袋のファミリーマートに到着、友人二人は既に到着していていました。一台はカワサキZ900RS、もう一台はホンダPCX150です。友人二人がインカムの接続を済ませ出発です。

高梁市から新見市に入ると白い石灰岩と紅葉が見事なコントラストを織りなす山々が見えてきました。

途中「絹掛の滝」(新見市草間)に立寄ってみました。

滝の周囲は綺麗に色付いた木々で覆われています。

紅葉は綺麗なのですが、今日は滝に流れる水量がとても少ないようです。

滝壺の上には「鯉の滝登り」を表した石造りの鯉がいましたが、水量がなくイマイチ…… 水量があると迫力があるのかも知れませんね。

昼食をいただく「新見らーめん いぶき」(新見市新見)に到着しました。

店内に入り席に着くと、こんな貼り紙が……

友人たちがオーダーした千屋牛ラーメン醤油味(950円)です。「A級食材を贅沢に使った牛肉とラーメンのコラボ!」とメニューには謳われています。

友人の一人がオーダーした名代いぶきそば(800円)です。「店長おすすめ 肉と魚のWスープ! ラーメン通は食すべし! 新見ら~めん人気no.1」と謳われています。味は選ぶことは出来ないようですが、肉と魚をブレンドしたスープは美味しそうです。

私は定番の猪ラーメン味噌味大盛り(900円)です。「新見ラーメンコンテストで最優秀賞を獲得したラーメン!!」と謳われています。以前の750円から100円アップ、大盛りは無料でしたが50円プラスになったようです。

ちなみに、千屋牛と猪チャーシューの入った「新見スペシャルラーメン」は1,000円から1,200円になっていました。

味噌ラーメンには七味が合います。

イノシシのチャーシューは少し小振りになったように思いますが、美味しさは変わらずお腹も大満足です。

この後「親子孫水車」を見たことが無いとう友人がいたので立寄ってみることにしました。

「日本一の親子孫水車」のある「夢すき公園」(新見市神郷下神代)に到着しました。

赤く色付いたケヤキが出迎えてくれました。

この親子孫水車は新見市へ合併以前、阿哲郡神郷町当時の1991年(平成3年)に「日本一の親子水車」としてお披露目されたそうですが、翌年熊本県に一回り大きな親子水車が出来て日本一の座を奪われたようです。その後1999年(平成11年)に孫水車を追加して親子孫水車として日本一に返り咲いたそうです。

赤く色付いたケヤキを背景に元気に回っている親子水車です。現在孫水車は故障中のようで回っていませんが、早く補修して親子孫三代で元気に回ってもらいたいものです。

この後国道182号線を走り庄原市東城に向かいます。

東城で国道314号線に乗換え、市街地を抜けた付近で岡山広島県道12号線(足立東城線)で足立、下千鳥方面に向かいます。

が……

5分程走った付近で通行止の案内看板があり、通行出来なくなり、やむなく国道314号線に引返しました。

国道314号線は「比婆いざなみ街道」の一部を担っているようです。「比婆いざなみ街道」は松江道の高野ICから中国道の東城IC間を、国道や県道、市道で繋ぐ全長61km程の観光ルートのようなので、また機会を作って一度走ってみたいと思います。

JR芸備線小奴可《おぬか》駅付近の交差点を右折し、県道448号線(下千鳥小奴可停車場線)に入ります。

小奴可駅付近から10分足らずで今日リンゴを購入する「岩本観光りんご園」(庄原市東城町内堀)が見えてきました。

坂道を上り駐車場にバイクを置きます。

駐車場脇にはミニリンゴのアルプスの乙女が実っていましが、既にピークは過ぎたのか高い場所にいくつか残っているだけでした。

リンゴ狩りの受付脇で、リンゴが販売されていました。

リンゴ園には沢山のリンゴがたわわに実っています。

美味しそ〜う! 一つもぎ取って食べてみたい衝動にかられますが、我慢我慢!

選果場にやってきました。色々な品種があるそうですが、自宅用にB級品を分けていただきます。昨年までは1kg350円の計り売りをされていましたが、今年は一袋1,000で袋売りになっていました。私は二袋、友人たちはそれぞれ一袋を購入しました。

帰り道は東城広域農道を走り国道314号線に出てきました。この広域農道は鳥取県日野郡日野町の国道180号線の交差点から奥日野地区広域農道で日南町豊栄を経由し、三国山トンネルで県境を越え庄原市東城の国道314号線に至るルートの一部です。10年ほど前に何度か全線を走行しましたが、大山などの展望も楽しめる素敵なコースでした。

東城から国道182号線を走り、新見市哲西町から県道50号線(井倉哲西線)に入り、しばらく進むと岡山広島県道108号線(大野部東城線)の交差点、その先に県道313号線(大野部備中線)の交差点が見えています。

哲西町大野部で県道313号線に乗換えます。

山々は少し色付き始めていました。

高梁市備中町西山の交差点に出てきました。県道313号線は右折し、成羽川ダム湖の備中湖岸に下っていきます。私たちは左折し、ふるさと農道を進みます。

ふるさと農道は標高500〜600m付近を走ります。

綺麗に紅葉した木々の中を進みます。

周囲の山々の稜線が同じ目線で望めます。

正面に一際高い天神山(標高777m)が見えてきました。

赤や黄色とカラフルな木々が続きます。

やはり標高が高いためか紅葉真っ盛りです。

県道438号線(西山布寄線)の交差点に出てきました。この交差点を左折し成羽町布寄方面に向かいます。

標高500m付近からクネクネと急カーブが続く坂道を一気に下ります。

一気に350m程下り高梁市成羽町布寄付近まで下りてきました。

すぐ先の坂本川成羽川の支流)が旧成羽町と旧備中町境なので、撮影場所は備中町東油野になります。県道33号線を右折し井原、成羽方面へ向かいます。

ちなみに、県道33号線沿いには廃校となった旧備中町立備中中学校がありますが、学校所在地は旧成羽町布寄になるそうです。

県道33号線を成羽川沿いに下リます。

この付近の山々も色付き始めていました。

少し進むと、阿部山橋という赤色の吊橋が見えてきました。赤い吊橋と後方の山々の紅葉がよくマッチングしています。

紅葉した500m級の山々が連なっています。

石灰岩の白い山肌と紅葉の見事な景観です。

日本の歌百選の「紅葉《もみじ》」の歌詞が思い出されました。

川上町領家で国道313号線の交差点に出てきました。今回はこの交差点を右折し福山、井原方面に向かいます。

井原市美星町黒忠の交差点で国道313号線から広域農道星の里街道に入り「星の郷青空市場」(井原市美星町西水砂)に到着しました。

ここでお目当ての「美星バーガー」をいたたきます。

が……

「美星コロッケは品切れ中」、もしかして……

店内に入り伺うと、不安は的中、美星バーガーも売切れだそうです。楽しみにしていたのに残念です。

産直市場に行ってみることにしました。入口にはサツマイモや栗などが置かれ秋の彩りです。

店内を見ていると大きなコンニャク芋が販売されていました。

バイクに戻ります。友人の一人は燃料も残り少なくなったようなので、ここで別れ県道166号線(美袋井原線)で最短距離を走り帰路につくそうです。私たちは引続き星の里街道を走ります。

星の里街道を下り、小田郡矢掛町の国道486号線交差点に出てきました。この交差点を左折し倉敷方面に向かいます。

前回のツーリングで立寄った「道の駅 山陽道やかげ」を通過します。友人の一人とはこの交差点で別れました。

倉敷市真備町の宮田橋北交差点を玉島方面に右折します。

玉島IC脇の交差点に出てきました。友人の一人はここで別れます。残る私ともう一人は国道2号線を走り帰路に就きました。

帰宅後、買って帰ったリンゴの重量を計ってみると8玉入で3,042gでした。

もう一袋は9玉入って2,952gでした。昨年の計り売りの時にはしっかりとサービスしていただき、3kg+αで何と13個、さらにおまけのリンゴ4個の合計17個、総重量約4.7kgで1,000円と大サービスでしたが今年は定量でした。またお得なリンゴ園を探してみたいと思います。

 

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千屋牛ローストビーフ丼

今日は文化の日、私も休日だったので妻から久し振りに千屋牛のローストビーフを食べに行きたいと言われ、以前汲んで帰っていた湧水も残り少なくなっていたこともあり、ドライブがてら出掛けることにしました。

土日祝日は倉敷中心部が混雑するため、都窪郡早島町から中庄を周り倉敷市街地の東側から北側を迂回し、市道から県道469号線(倉敷総社線)の交差点を総社方面に右折します。

県道469号線で山越えをして総社市外地南の総社南高北交差点で市道を左折、中原口交差点へ出てきました。

国道180号線を北上し、高梁市街地南にある落合橋東交差点です。私は直進し国道180号線で新見へ向かうつもりでしたがナビが左折するよう案内しています。今回はナビの案内どおり左折し国道313号線を進みます。

ナビの案内は高梁市備中町を経由するのかと思っていたら、成羽美術館前の交差点で県道300号線(宇治下原線)へ右折し「吹屋ふるさと村」のある高梁市成羽町吹屋方面へ走るよう案内されました。

県道300号線に入り成羽川を渡ります。

ナビが案内する県道300号線を直進すると「羽山渓」を経由し高梁市成羽町吹屋に向かうことが出来ますが、ここから先は普通車がやっと通行できる程の道路で、対向車が来れば退避場所まで引き返さなければならない程のとても狭い県道です。しかしそこには「羽山第二隧道」という珍しい天然の鍾乳洞のような素掘りのトンネルがあります。そのトンネルは切り立った岩場の直下にあり、鍾乳洞の入口のように見え本当に通行しても大丈夫なのか不安さえ感じるもので、一見の価値はあると思います。

交差点には「吹屋ふるさと村 ⇨」の案内標識があり、今回は右折し並走するバイパス的な道路を進むことにしました。

県道300号線に並走する道路は対面二車線で走り易く、5分程走ると広域農道の「かぐら街道」の交差点に出て来ました。

かぐら街道をしばらく進み、ふるさと農道に乗換え「吹屋ふるさと村」脇を通過します。吹屋から県道85号線(高梁坂本線)を下ります。

県道85号線を5分足らず下ると備中町を経由してきた県道33号線(新見川上線)の交差点に出て来ました。距離的には近いのでしょうが、時間的にはあまり変わらないような気がします。この交差点を右折し新見方面に進みます。

新見市街地の手前の交差点を左折し県道441号線(下神代哲多線)に入ります。

県道441号線で山越えし、国道182号線手前にある「日本一の親子孫水車」のある「夢すき公園」(新見市新郷下神代)に到着しました。

駐車場に車を駐め今日昼食をいただく「キッチン神代」に向かいます。

日本一の親子孫水車が出迎えてくれました。

「キッチン神代」の入口付近です。屋形橋の奥に水車が見えています。

暖簾を潜り店内に入ります。

入口脇には「国産和牛A5ランク」とうタオルが販売されていました。

前回訪れた時からテーブル配置が少し変更されているようです。

オーダーしたのは当然「ローストビーフ丼」(1,530円)です。

添えられている野菜もてんこ盛りです。

大きくスライスされたローストビーフの上にプリプリの玉子が乗っています。

その玉子の下には味噌和えした牛肉が乗っていました。

玉子は半熟で割るとトロ~リと黄身が溢れ出してきました。久し振りのローストビーフ丼、とても美味しくいただくことが出来き妻も大満足でした。ごちそうさまでした!

神代川沿いのモミジは綺麗に色付いていました。この後「夏日の極上水」を汲みに新見市大佐へ向かいます。

今回は国道180号線を米子方面に走り、途中千屋ダム付近から市道に入りました。

新見市菅生地区から緑資源幹線林道に入ります。この林道は長期間通行止でしたが通行出来るようになり距離的にはかなり短距離で「夏日の極上水」に向かうことが出来ます。

林道沿いの木々は色付いていました。

右折し大佐山方面に向かいます。

「夢すぎ公園」から40分程で「夏日の極上水」(新見市大佐上刑部)に到着しました。先客の方が湧水を汲まれていていて、沢山のペットボトルを持ってこられているようなので、しばらく時間がかかりそうです。時間潰しに水汲み場の少し上にある源泉までやって来ました。

フェンスの中に湧水のタンクがあり、このタンクから地域の各戸と水汲み場へ湧き出した水が送られているようです。この美味しい湧水を毎日いただけるこの地区の方が羨ましいです。

待合小屋で待つことにします。室内には「平成の名水百選」の認定証書が掲げられています。

待つこと30分足らず、汲み終えられたので私たちも湧水を汲み終え管理費協力金を少額ですが入れ帰路に就きます。

緑資源幹線林道新見市菅生地区まで戻り、県道318号線(千屋大佐線)で山を下ります。県道32号線(新見勝山線)を新見方向に少し進み県道58号線(北房川上線)に乗換え、広域農道カルスト地区(阿新地区)を目指します。

県道58号線を走っていると中国道の橋梁が見えてきました。この少し先で県道320号線(若代方谷線)との共用区間になりました。

新見市豊永赤間地区で県道58号線と県道320号線の供用区間から別れ広域農道カルスト地区に入ります。

広域農道カルスト地区は右折します。直進方向は県道58号線のバイパスとして延伸されるようですが、全く工事はされていないようです。

広域農道カルスト地区の木々も色付いていました。

新見市豊永赤間地区にはススキが沢山茂っています。

新見市土橋で広域農道カルスト地区と別れ県道50号線(北房井倉哲西線)に乗換えます。県道50号線は新見市長屋の国道180号線川合橋西交差点交点から来た県道78号線(長屋賀陽線)との併用区間となります。この県道78号線の土橋以西は以前走ったことがありましたが、以東は走ったことがなく以前から気になっていて機会があれば走ってみたいと思っていた県道です。

少し進むと豊永佐伏地区で国道180号線のJR方谷駅付近の交差点から来た県道320号線が併用区間となり、1km程進むと域農道カルスト地区と並走し大佐方面に向かう県道320号線の交差点があります。この県道320号線は大佐へは距離的には近いようですが一車線の狭い山道のようで、時間的には広域農道カルスト地区を走行するほうが早いような気がします。

県道50号線沿いの木々も色付いています。

しばらく進むと豊永佐伏の集落に入り、その先で県道78号線と分岐する交差点に出てきました。県道50号線は毎年ホタル撮影に行く「ほたる公園」などがある真庭市北房方面に向かうようですが、私は右折し県道78号線で高梁、吉備中央方面へ向かいます。

県道78号線沿いの木々も色付いています。

高梁市中井町津々で県道310号線(北方北房線)の交差点に出て来ました。この交差点を左折し県道310号線との共用区間の県道78号線を真庭方面に向かいます。

真庭市上中津井で国道313号線の交差点に出てきました。右折し高梁、国道180号線方面に向かいますが、県道78号線は引続き国道と併用区間になります。

高梁市巨瀬町《こせ町》の交差点で国道313号線と別れ吉備中央町方面に左折、ここからは県道78号線の単独区間になります。

岡山道の賀陽ICに向かう国道484号線の交差点を直進し加賀郡吉備中央町西で県道78号線は終点となりました。この後自宅を目指します。

今回は今まで気になっていた県道78号線をやっと走ることが出来ました。走行距離は220km程、距離だけ見れば最短ルートのようですが、実際の走行時間は新見市街地を抜け国道180号線を走るほうが遥かに早いと思いますが、やはり走ったことない道路を走るのは楽しいものです。また機会を作って今度はバイクで走ってみたいと思います。

 

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久し振りの高松

高松の友人からコロナも落ち着いてきたので久しぶりに集まろうとお誘いがあり出掛けることにしました。せっかくなので、その前にうどん屋巡りをしてみようと思い、坂出市にある「がもううどん」の8時30分開店に合わせ自宅を8時前に出発、久しぶりのうどんに気分はルンルンです。

児島ICから瀬戸中央道に乗ります。

鷲羽山トンネルを抜けると下津井瀬戸大橋の巨大な主塔が目の前に飛び込んできます。

下津井瀬戸大橋を渡った櫃石島香川県です。出入口はありますが島民や路線バス専用で、一般車両の利用は出来ません。

櫃石島橋と岩黒島橋の二連斜張橋です。横から見た形は白鳥が優雅に羽を広げた姿に例えられています。

海上にある与島PAを過ぎると国際航路を跨ぐ南北備讃瀬戸大橋になります。

北備讃瀬戸大橋の中間部、アンカレッジには「瀬戸大橋最高地点 海面上93m」の案内板が設置されています。これだけの高さがあれば国際航路の超大型船も楽々と通過することが出来そうです。

瀬戸大橋を渡り四国島内に入りました。前方に標高421.9mの讃岐富士こと飯野山が見えて来ました。

この山の形……

香川県では多くの山がこんな形をしていますが、昔「まんが日本昔話」でよく見たおむすび山です。それもそのはず、その原作、演出、作画などを手掛けられた童話作家池原昭治の生まれ故郷が高松市だそうなので、納得できます。

坂出ICから流出し国道11号線を高松方面に進み、9時前頃に「がもううどん」(坂出市加茂町)に到着しました。

が……

何と、既に駐車場は満車、「玉切れ」の案内板を持たれたガードマンが立っていました。

開店から僅か30分足らずで……

滅茶苦茶ショックで撮影するのを忘れてしまいました。

仕方がないので気を取り直し「山越うどん」(綾歌郡綾歌町羽床上)に向かうことにしました。

県道18号線(善通寺府中線)から県道184号線(綾川府中線)に乗換え綾川町方面へ向かいます。

府中湖脇を走り国道32号線の北小路西交差点に出てきました。この交差点を左折します。この交差点の少し西に高松西警察署がありますが、所在地は高松市ではなく綾歌郡綾川町です。高松にはもう一つ高松東警察署も住所が木田郡三木町になり、北署、南署以外は高松市外に位置しています。

しばらく進みイオンモール綾川前の萱原北交差点を右折します。

5分程走ると「山越うどん」に到着しましたが、ここも駐車場は既に満車で長蛇の列になっていました……

これだけの行列ならば1時間近くは待つことになりそうです。さすがにそこまで待って食べる気にもなれず、今回は諦めて一先ず高松へ向かうことにしました。

イオンモール綾川まで戻って来ました。ここから国道32号線で高松市街地へ向かいます。

高松の自宅近くにある「ぼっこ屋」(高松市三谷町)に到着しました。この店は高松にいた頃、岡山に帰る際土産に生うどんを頼んでいて、今回も持ち帰り用を予約しています。

今日はまだうどんを食べていないので、ここでいただくことにしました。

この昆布の天ぷらがとても美味しく、お気に入りです。持ち帰りの生麺を受け取り、11時に友人宅へ行く約束なので向かうことにしました。

友人とうどん屋巡りをする予定にしていましたが、どこのうどん店も同じような状態だろうと今回は徳島県鳴門市にある「びんび家」で海鮮を食べることにしました。

しかし……

「びんび家」に到着すると、何とここも駐車場が満車で入りきれない車が国道に車列をなしています。余りのことに、ここでも撮影するのを忘れてしまいました。

仕方がないので、少し手前にある北灘漁協が運営する「とれたて食堂」に立寄りました。何とか車は置けたものの、店内には沢山の方が待たれていて、スタッフの方に伺うと一時間ほど待たなければならないそうです。

友人がそんなに待てないというので、来る途中見かけた小さな食堂に行ってみることにしました。

その「ぴんぴん亭」(鳴門市北灘町長浜)に到着しました。

入口には大きなカボチャが置かれ、みかんも販売されていました。

目の前に海が開けロケーションは最高です。

看板メニューと思われる「ピンピン定食」(1,900円)とカキフライの単品(800円だったと思います)をオーダーしました。ハマチの刺し身に天ぷら、あら煮、酢の物、新香、ワカメの味噌汁。刺し身は少し厚切り、あら煮の味付けもなかなかです。天つゆが付いていますが私は塩でいただきます。エビはプリプリで鳴門金時の天ぷらもとても美味しくいただきました。ワカメの味噌汁の味はいいのですが、ワカメの量が少なく本場の鳴門なだけに少し残念な気がしました。

店の外には小魚が干されていました。

しっかりといただき、お腹も大満足です。この後友人を送り今夜また会おうと別れホテルに入りました。

18時30分から友人たちと会食を始め、大盛りあがり! その後勢いで以前行き付けだった店に繰出し深夜にホテルに帰り朝まで熟睡です。

朝目覚めると東の空が色付き始めていました。朝は6時半から開いている近くのうどん屋でモーニングうどんを食べるつもりでいましたが、ホテルを予約する際朝食付で予約していたのを忘れていました。今回はホテルで朝食を取り、モーニングうどんは諦らめます。

7時にレストランに降りてきました。朝から豪華な食事でした。

今日は勤務なのでホテルから直接職場に向かいます。

高松中央ICから高松道を走ります。坂出JCT手前の広域情報板に「しまなみ海道 一部通行止」が表示されていました。そういえは今日10月30日は「サイクリングしまなみ2022」が開催される日です。このイベントは国内で唯一高速道路の本線を自転車で走行することの出来るものです。私も何度かしまなみ海道をサイクリングで走っていますが、高速道路の本線を走った事はなく、機会があれば走ってみたいと思いますが、さすがに今の体力で往復100km以上はとてもとても……

高松道の坂出支線から瀬戸中央道に入ります。下り線の本線料金所脇を上り線はスルーします。

番の州高架橋からは瀬戸大橋が見えています。

南備讃瀬戸大橋を渡ります。

北備讃瀬戸大橋に入ります。

瀬戸中央道の与島PAには全国的にも珍しい、高速道路に信号機が取付けられています。

与島橋付近から岩黒島橋櫃石島橋、下津井瀬戸大橋の展望です。

岩黒島橋を渡ります。

下津井瀬戸大橋を渡り、香川県から岡山県に入ります。主塔の右側には鷲羽山、左の山の上には鷲羽山ハイランドが望めます。

早島ICで国道2号線に流出します。

ここから職場は目と鼻の先、今日も一日仕事頑張ります!

今回の教訓、うどんの食べ歩きは平日に行くべし!

また機会を作って平日にうどん屋巡りをしてみたいと思います。

 

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アッケシソウと笠岡・矢掛

8月下旬に友人たちとツーリングに行こうという話になりましたが、なかなか三人の休日の調整が付かず結局今日になってしまいました。予定では庄原市東城町でリンゴを購入し帝釈峡を散策するはずでしたが、昨夜から雨が降り始め朝起きても、はっきりしない天気のようです。天気予報を見たり雨雲レーダーを見たりしますが、中国山地付近は一日雨模様のようです。友人たちと相談し中止も考えましたが、県南であれば大丈夫だろうという結論になりコースを変更、出発時間も9時から10時に変更しました。大まかなコースは今紅葉している浅口市寄島町アッケシソウを見て、道の駅笠岡ベイファームに立寄り見頃であろうコスモスを楽しんだ後、笠岡ラーメンを食べるコースになりました。

10時に国道2号線沿いにある倉敷ニトリに集合しました。心配していた天候は南部では問題なさそうです。集合後早々に出発します。

国道2号線から玉島笠岡道路に乗継ぎ終点の浅口金光ICで流出し県道471号線(南浦金光線)の交差点に出てきました。ここから工事中の玉島笠岡道路に沿って県道471号線を福山笠岡方面に進みます。

1kmほど進み県道284号線(東安倉鴨方線)の交差点を寄島方面へ直進します。

寄島市街地で県道47号線(倉敷長浜笠岡線)交差点に突き当り、この交差点を右折し海岸線を走ります。牡蠣筏の先に三郎島が見えてきました。

浅口市寄島総合支所の少し先の交差点に「⇦アッケシソウ自生地」という補助板があったのでこの交差点を左折します。

「寄島アッケシランド」(浅口市寄島)に到着しました。今朝、浅口市の担当窓口に問合せたところ、今年の「アッケシソウ祭り」は10月15日から昨日24日までだったそうです。今日からはゲートが閉まっていて園内への車両の乗り入れは出来ませんがゲート前の駐車場に車を置き徒歩での見学は出来るそうです。

バイクを駐車場に置き歩いて進みます。

駐車場から距離にして500m程歩くとアッケシソウ自生地に到着しました。右側の湿地は紅葉したアッケシソウで赤く染まっています。

今年はこのA地区だけしか開放されていないそうです。

紅いカーペットのように広がっているアッケシソウの群生は見事です。

アッケシソウ海浜植物で、塩分に強く海水が流入する塩湿地帯に生育しています。友人は初めて見たそうで、しっかりカメラに収めていました。

茎や葉が円柱形の独特な形をしていて草高が15〜30cm程、一年草ヒユ科草本だそうです。

大きな株のものもありました。

肉質で円柱形の独特な形が特徴的な珍しい草木です。

紅葉すると紅く染まり形も珊瑚に似ている事からサンゴ草とも呼ばれています。

今年もしっかりとアッケシソウを楽しませていただきました。堤防の上を歩いて駐車場に戻ります。

三郎島の沖に浮かぶ三つ子島の手前には沢山のカモがいました。この三つ子島は満潮時には三つの島ですが潮が引くとこの三島が繋がります。

三つ子島の近くをカモメが優雅に飛んでいました。駐車場に戻り笠岡に向かいます。

県道47号線と県道64号線(矢掛寄島線)の交差点は岡山県下に二ヶ所しかない珍しいロータリー交差点があります。

そのロータリー交差点を通過します。

三郎島と三つ子島です。

やはり海岸線を走るのはとても気持ちいいものです。

笠岡市の西大島新田交差点に出てきました。玉島笠岡道路の延伸工事が行われていて、この付近が笠岡東IC(仮称)になるようです。2025年(令和7年)度 には浅口金光IC~笠岡東IC間の運用が開始予定なので、さらに便利になりそうです。

入江交差点付近も延伸工事が行われています。この工事が終わり開通すれば交通集中時の神島大橋の混雑も解消されるのではないでしょうか。

「道の駅 笠岡ベイファーム」(笠岡市カブト南町)に到着しました。平日にも関わらず沢山の車が停まっています。

しかし……

肝心の花がどの畑にも全く咲いていません。いつもは季節季節の花が何かしら咲いているのですが、全く咲いていないのは初めてでした。

「ひまわりカフェ」の「魚々棒」(300円)のポップに惹かれ自販機で食券を購入します。

待つこと5分あまり、やっと出来上がりました。魚のすり身に野菜が練り込まれ、パン粉の衣をまぶして揚げた串揚にビンゴソースという地元のソースがかけられているそうです。少し甘めのソースとの相性も良くアツアツでとても美味しくいただきました。

この後、笠岡市街地に入り「笠岡ラーメン」を食べに向かいます。

「中華そば 坂本」(笠岡市中央町)に到着しました。

この店のメニューはご飯などもなく、中華そばの並と大盛だけです。3人とも大盛をオーダーしました。

美味しそう! 斜めにカットされた青ネギ、シナチク、それに鶏チャーシューがトッピングされた鶏ガラベースの醤油出汁のご当地ラーメンです。

噛めば噛むほど旨味が出てくる親鶏のチャーシューです。元祖笠岡ラーメンとも言える坂本のラーメン、久しぶりでしたがとても美味しくいただきました。ご馳走さまでした!

この後のコースを色々と模索した結果、井笠鉄道記念館に立寄り、その後矢掛の宿場町を散策してみることになりました。

坂本を出発し県道34号線(笠岡井原線)を北上し、笠岡IC手前の追分交差点を右折し県道48号線(笠岡美星線)に乗換え美星矢掛方面へ向かいます。

坂本から20分程で「井笠鉄道記念館」(笠岡市山口)に到着しました。

この資料館は井笠鉄道の新山駅舎跡をそのまま展示室として利用されているそうです。展示室には当時使用されていた井笠鉄道関連の機器や資料、写真などが所狭しと並べられていました。

屋外には井笠鉄道の開業当時に走っていたドイツ製の蒸気機関車や客車、貨物車などが展示されています。

機関車は鬮場駅《くじば駅》で使用されていたターンテーブル(転車台)の上に乗っています。

今でも動かすことが出来そうなくらい手入れがされているようです。

機関室です。

連結器は軽便鉄道などでよく使用されているピンリンク式でした。

最後尾の貨車は車掌室が付いていました。井笠鉄道の歴史にしっと触れることができたので、再び県道48号線を北上します。

井笠鉄道記念館から7~8分程北上すると国道486号線の矢掛町小田西交差点に出てきました。この交差点を右折します。

矢掛町小田西交差点から12~13分程で「道の駅 山陽道やかげ宿」(小田郡矢掛町矢掛)に到着しました。

この建物はJR九州の新幹線「つばめ」や「ななつ星 in 九州」などのデザインを手がけた岡山市出身の水戸岡鋭治が監修されたそうです。

入口にはレンタサイクルやお洒落なレンタバイクが置かれていました。レンタル料は90分1,500円、3時間2,000円のようです。このレンタバイクを借りて気軽に周辺を散策してみるのも楽しいかも知れません。

道の駅脇の路地から旧山陽道西国街道)に向かいます。路地の正面の旧山陽道に古民家を再生した観光案内施設「矢掛ビジターセンター」が見えています。

そのビジターセンターに入ってみることにしました。建物内には、矢掛町観光交流推進機構、通称やかげDMOの事務所があり、施設内の見学をはじめ観光パンフレットなども置かれています。この建物は江戸時代には「因幡屋」という屋号で、宿ごとに人馬をかえ宿場から宿場へと貨客を中継したり、幕府の書状や品物を次の宿場へ送る飛脚業務を行う問屋場《といやば》という拠点施設だったそうです。

二階に上がりました。入口の上部が吹き抜けになっていて、太い梁を間近に見ることが出来ました。

室内も開放されていて、奥に中庭が見えています。

立派な庭です。この建物は明治時代に外観はそのままに内部を使いやすく改修されたそうです。古民家ならではの太い梁を残し、重厚な虫籠窓《むしこまど》や本瓦葺が、矢掛の古民家の特色を色濃く残しているそうです。

路地裏は何とも言えない風情を感じます。

街並みを歩いていると時代がスリップした感覚に陥りそうです。

江戸時代の古民家に泊まることの出来る「矢掛屋本館」です。古民家を宿泊施設に改装されたそうです。

この旅館に入ると非日常な癒やしの時が流れている感じがしました。

通りの中央付近には江戸時代に本陣を務めた石井家あります。以前妻と散策に訪れた際に立寄り拝見させていただきましたが、天璋院篤姫が薩摩から徳川13 代将軍家定に嫁ぐため江戸に向かう際に宿泊したという記録や、人だけでなく将軍に拝謁《はいえつ》するために長崎から江戸へ向かう象も立寄ったという記録なども残されていました。

石井家の御成門です。地位や家柄の高い方を迎えるための門で、時代劇などで「○○殿 御成~り~」という言葉を聞きますが、その御成です。

古民家を改築し今年3月にオープンされた高級食パン専門店「侍が恋するパン屋」という店がありました。

スタッフの方に伺うと、イチオシは北海道の赤肉メロンの果汁を生地に練り込んだ「感動の赤肉メロンパン」(330円)だそうで、高級生食パンもハチミツなどは使用せず素材自体の甘さを重視しているそうでお勧めだそうです。その食パンを使った「肉厚フレンチトースト」(300円)も美味しそうだったのでパン好きの妻の土産に購入しました。

矢掛宿は大名の参勤交代制度と共に栄えた当時の街並みの特徴が色濃く残る全国でもトップクラスの宿場町ではないでしょうか。旧山陽道沿は商店街になっていて色々な店舗が連なっています。駐車場は「道の駅 山陽道やかげ宿」や、周辺のコインパーキングも1時間無料で駐車場することが出来るので、ちょっと車を止めて情緒あふれる街並みを散策してみるのもいいかも知れません。

宿場町の風情をしっかりと楽しみ道の駅に戻りました。国道486号線を倉敷市真備方面に走ります。友人とは真備と玉島で別れ、私は国道2号線で帰路に就きました。

帰宅したのは15時15分過ぎ、走行距離は114kmでした。コーヒーを飲みながらのんびり今日撮影した写真の整理をしました。

夕方帰宅した妻にパンの話をすると、早速食べてみたいというので準備しました。

「感動の赤肉メロンパン」は少し赤みを帯びてはいますが通常のメロンパンの形です。割ると中はさらに赤実を帯びていて赤肉メロンの甘い香りが漂います。私も少し味見しましたが、ふんわりしていてモチモチ感があり仄かに赤肉メロン独特の甘い風味が感じられました。フレンチトーストもパンの耳までふわふわモチモチでとても美味しくいただきました。妻は美味しい美味しいと言いながら全て完食です。

今日は心配していた天気も嘘のように晴れ渡り最高のツーリング日和となりました。友人たちと次回は紅葉の中を走ろうかなど話をして別れました。紅葉は11月下旬頃、また日程の調整が大変そうです。


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