青山剛昌ふるさと館とコウノトリ

世間一般では長いゴールデンウィークのようですが、妻の休みはカレンダーどおり、私は土日祝日など全く関係ない勤務形態です。そんな中、昨日と今日の二日は妻と休みが合ったので、妻が行ったことがないという鳥取県東伯郡北栄町にある青山剛昌ふるさと館へドライブがてら出掛けることにしました。せっかく北栄町まで行くので、鳥取市気高町北栄町岩坪にコウノトリの様子を見に立寄ってみることにします。昼食は鳥取市気高町浜村にある、ミシュランガイドのビブグルマンにも掲載されているホットエアーで鶏ラーメンをいただこうと思います。

 

国道2号線からブルーライン備前IC付近から再び国道2号線に乗り換え兵庫県赤穂郡上郡町を経由し、国道373号線を北上します。

自宅から2時間ほどで道の駅ひらふくに休憩に立寄りました。正面には標高373mの利神山山頂にある利神城址が綺麗に見えています。

駐車場はほぼ満車状態でしたが、ガードマンの誘導で待つことなく駐車することができました。ここで少し早い昼食をいただこうとレストランに行くと満席です。さすがゴールデンウイークです。考えてみるとホットエアーはおろか、今日はどこも一杯で食事ができないかもしれません……

 

売店内を見ていると美味しそうな山菜おこわがあったので、ここで購入し車内でいただくことにしました。

 

妻が選んだのは、勝利をよぶ虎の巻という巻きずしです。

 

山椒、タケノコ、栗が乗ったおこわで、山椒の良い香りが食欲をそそります。

 

勝利をよぶ虎の巻という巻きずしを少し味見させてもらいましたが、巻かれた玉子がとても美味しかったです。

 

佐用平福ICから鳥取道に乗り換え、気持ちよく走っていますが……

 

鳥取県に入り智頭ICを少し過ぎ、片側2車線区間になった付近から渋滞に捉まりました。

 

渋滞を抜け用瀬PA付近を快走しています。智頭ICから10kmほど、2車線から1車線に絞り込まれる場所が渋滞の起点だったようで、僅か10km弱の距離を50分も掛かってしまいました。
対面通行の高速道路では交通集中時には、部分的な追越し車線の合流部ではかえって渋滞を引き起こしてしまうようです。

 

鳥取ICで鳥取道から山陰道に変わりました。ふとメーターの平均燃費を見ると20km/Lが表示されています。渋滞に巻き込まれたにも拘らずそこそこの燃費です。



山陰道の瑞穂宝木ICで流出します。

 

自宅から4時間弱で鳥取市気高町日光にあるコウノトリ人工巣塔に到着しました。

 

コウノトリ人工巣塔には巣が作られていて、卵を温めているようです。

昨年の6月にこの場所を訪れた時には、生まれた雛が死んでしまい、親鳥は雛がいなくなったこともあり巣を放棄していたので心配していましたが、今年もやってきてくれていました。

 

近くを走る山陰線をスーパーはくとが走り抜けていきます。

 

カメラをセッティングし撮影を始めます。

 

巣では一羽が卵を温めています。もう一羽は餌を食べに行っているようなので、帰って来るのを待つことにします。

赤ちゃんを運んでくる幸せの鳥というイメージのコウノトリは国の特別天然記念物で世界的にみても希少な鳥のようで、IUCN(国際自然保護連合)で絶滅危惧IB類に指定されています。

 

立ちあがり巣の手入れを始めました。妻も双眼鏡で見入っています。

 

嘴で器用に枝を移動させています。

 

かい~の かい~の……  足で頬辺りをかくようなしぐさをしています。

 

巣の手入れを終え、再び座り卵を温め始めました。

この場所に来て1時間余り、もう一羽は全く帰ってくる気配がないようです。

今回はコウノトリの姿を見ることができたので、先に進むことにしました。

 

青谷ICから山陰道に乗り、湯梨浜町にある道の駅はわいに立ち寄り土産を購入します。

 

ズワイガニ……

 

隠岐の島産の岩ガキ、今の時期は養殖物だそうです。

 

赤がれいとエテがれい……

赤がれいは脂がのっていて美味しいのが特徴で、エテがれいは独特の風味があり魚好きにお勧めな反面、クセが強くあまり魚好きでない方には向かないそうです。

 

甘塩で日干しにされたタラです。肉厚で美味しそう!

今回は赤がれいとタラを購入、妻は色々と海産物の土産品を購入していたようです。

持参した保冷バックに魚を入れ、東伯郡北栄町にある道の駅大栄に隣接する青山剛昌ふるさと館に向かいます。

 

鳥取市気高町コウノトリ人口巣塔から30分程で青山剛昌ふるさと館(東伯郡北栄町由良宿)に到着しました。しかし駐車場が満車で、しばらく待って駐車しました。

ふるさと館へ来てみると入館制限されていて、当日入場予約券の配布は終了していました。妻はまた出直しましょうと、あっさりと諦めたようです。

この後、北栄町岩坪にコウノトリの様子を見に行きます。

 

青山剛昌ふるさと館からコナン駅に向かうコナン通り脇のコナンの家米花商店街入口には、道に迷った平次と和葉のオブジェがありました。コナンの家米花商店街も人が多く、駐車場もほぼ満車状態なのでスルーします。


青山剛昌ふるさと館から20分ほどで北栄町岩坪にやってきました。

この場所は電柱の上にコウノトリが直接巣を作っていますが、昨年の電柱付近には巣が見当たりません……

近くで農作業をされていた地元の方に伺うと、今年は近くの高い鉄塔の上に巣を作っているそうです。まさかこんな高い鉄塔の上に巣を作っているとは……

 

車を置き撮影場所を探しに行きます。

 

車の近くの少し広い場所にカメラをセッティングしました。しかし高い鉄塔です。

 

鉄塔の上の巣では一羽が卵を温めているようです。

 

昨年は右側に並ぶ電柱の一本に巣を作っていました。画面の左側には人口巣塔が見えています。

 

せっかく人口巣塔が設置されているのですが巣は作られてなく、少しもったいないような気がします。

 

人口巣塔にも数本の枝が置かれているようですが、今年は高い鉄塔の上に巣を作ったようです。

 

人工巣塔(右側)と今年巣が作られた鉄塔(左側)です。

 

歌舞伎の隈取りのように赤く縁取られたコウノトリの目は威厳のようなものが感じられます。

 

立ち上がり巣の手入れを始めたようです。

 

コウノトリはこまめに巣の手入れをするようです。

 

枝を器用に咥え移動しています。

 

快適なマイホーム作りに余念がありません。

 

巣の手入れを終え、再び座り卵を温め始めました。

しかしこの場所に来て1時間以上経ちますが、もう一羽は帰ってくる気配がありません……

時計を見ると17時前なので、そろそろ引き上げることにしました。

今日は妻が行きたいと言っていた青山剛昌ふるさと館には入館することができませんでしたが、気高町北栄町に今年もコウノトリが巣を作ってくれていたので一安心です。コウノトリの飛翔する姿が見れなかったことは少し残念だったのですが、また機会を作ってコウノトリの飛翔シーンの撮影に訪れてみたいと思います。

 

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