小奴可のリンゴと紅葉ツーリング

職場のいつもの友人たち三人でツーリングを計画していましたが、前々日のシフトが同じだった友人たちと話をしていて一緒に行くことになりました。行先は前回天候不良のため取止めた庄原市東城でリンゴを購入することと、友人たちがまだ食べたことのないという「千屋牛ラーメン」を食べ、帰り道は広域農道の星の里街道を走り「星の郷青空市場」で「美星バーガー」をいただくことにしました。

9時30分に総社市にあるデイリーヤマザキで待ち合わせです。混雑もなく少し早すぎたかなと思いながら9時過ぎに到着すると、友人の一人は既に到着済みでタバコを吸い終えたところでした。私もタバコを吸い終えコーヒーを購入し飲みながら待つことにします。

9時20分頃もう一人の友人も到着、残る二人は10時に総社市美袋《みなぎ》のコンビニで待ち合わせです。少し話をして9時30分に出発しました。

9時50分頃総社市美袋のファミリーマートに到着、友人二人は既に到着していていました。一台はカワサキZ900RS、もう一台はホンダPCX150です。友人二人がインカムの接続を済ませ出発です。

高梁市から新見市に入ると白い石灰岩と紅葉が見事なコントラストを織りなす山々が見えてきました。

途中「絹掛の滝」(新見市草間)に立寄ってみました。

滝の周囲は綺麗に色付いた木々で覆われています。

紅葉は綺麗なのですが、今日は滝に流れる水量がとても少ないようです。

滝壺の上には「鯉の滝登り」を表した石造りの鯉がいましたが、水量がなくイマイチ…… 水量があると迫力があるのかも知れませんね。

昼食をいただく「新見らーめん いぶき」(新見市新見)に到着しました。

店内に入り席に着くと、こんな貼り紙が……

友人たちがオーダーした千屋牛ラーメン醤油味(950円)です。「A級食材を贅沢に使った牛肉とラーメンのコラボ!」とメニューには謳われています。

友人の一人がオーダーした名代いぶきそば(800円)です。「店長おすすめ 肉と魚のWスープ! ラーメン通は食すべし! 新見ら~めん人気no.1」と謳われています。味は選ぶことは出来ないようですが、肉と魚をブレンドしたスープは美味しそうです。

私は定番の猪ラーメン味噌味大盛り(900円)です。「新見ラーメンコンテストで最優秀賞を獲得したラーメン!!」と謳われています。以前の750円から100円アップ、大盛りは無料でしたが50円プラスになったようです。

ちなみに、千屋牛と猪チャーシューの入った「新見スペシャルラーメン」は1,000円から1,200円になっていました。

味噌ラーメンには七味が合います。

イノシシのチャーシューは少し小振りになったように思いますが、美味しさは変わらずお腹も大満足です。

この後「親子孫水車」を見たことが無いとう友人がいたので立寄ってみることにしました。

「日本一の親子孫水車」のある「夢すき公園」(新見市神郷下神代)に到着しました。

赤く色付いたケヤキが出迎えてくれました。

この親子孫水車は新見市へ合併以前、阿哲郡神郷町当時の1991年(平成3年)に「日本一の親子水車」としてお披露目されたそうですが、翌年熊本県に一回り大きな親子水車が出来て日本一の座を奪われたようです。その後1999年(平成11年)に孫水車を追加して親子孫水車として日本一に返り咲いたそうです。

赤く色付いたケヤキを背景に元気に回っている親子水車です。現在孫水車は故障中のようで回っていませんが、早く補修して親子孫三代で元気に回ってもらいたいものです。

この後国道182号線を走り庄原市東城に向かいます。

東城で国道314号線に乗換え、市街地を抜けた付近で岡山広島県道12号線(足立東城線)で足立、下千鳥方面に向かいます。

が……

5分程走った付近で通行止の案内看板があり、通行出来なくなり、やむなく国道314号線に引返しました。

国道314号線は「比婆いざなみ街道」の一部を担っているようです。「比婆いざなみ街道」は松江道の高野ICから中国道の東城IC間を、国道や県道、市道で繋ぐ全長61km程の観光ルートのようなので、また機会を作って一度走ってみたいと思います。

JR芸備線小奴可《おぬか》駅付近の交差点を右折し、県道448号線(下千鳥小奴可停車場線)に入ります。

小奴可駅付近から10分足らずで今日リンゴを購入する「岩本観光りんご園」(庄原市東城町内堀)が見えてきました。

坂道を上り駐車場にバイクを置きます。

駐車場脇にはミニリンゴのアルプスの乙女が実っていましが、既にピークは過ぎたのか高い場所にいくつか残っているだけでした。

リンゴ狩りの受付脇で、リンゴが販売されていました。

リンゴ園には沢山のリンゴがたわわに実っています。

美味しそ〜う! 一つもぎ取って食べてみたい衝動にかられますが、我慢我慢!

選果場にやってきました。色々な品種があるそうですが、自宅用にB級品を分けていただきます。昨年までは1kg350円の計り売りをされていましたが、今年は一袋1,000で袋売りになっていました。私は二袋、友人たちはそれぞれ一袋を購入しました。

帰り道は東城広域農道を走り国道314号線に出てきました。この広域農道は鳥取県日野郡日野町の国道180号線の交差点から奥日野地区広域農道で日南町豊栄を経由し、三国山トンネルで県境を越え庄原市東城の国道314号線に至るルートの一部です。10年ほど前に何度か全線を走行しましたが、大山などの展望も楽しめる素敵なコースでした。

東城から国道182号線を走り、新見市哲西町から県道50号線(井倉哲西線)に入り、しばらく進むと岡山広島県道108号線(大野部東城線)の交差点、その先に県道313号線(大野部備中線)の交差点が見えています。

哲西町大野部で県道313号線に乗換えます。

山々は少し色付き始めていました。

高梁市備中町西山の交差点に出てきました。県道313号線は右折し、成羽川ダム湖の備中湖岸に下っていきます。私たちは左折し、ふるさと農道を進みます。

ふるさと農道は標高500〜600m付近を走ります。

綺麗に紅葉した木々の中を進みます。

周囲の山々の稜線が同じ目線で望めます。

正面に一際高い天神山(標高777m)が見えてきました。

赤や黄色とカラフルな木々が続きます。

やはり標高が高いためか紅葉真っ盛りです。

県道438号線(西山布寄線)の交差点に出てきました。この交差点を左折し成羽町布寄方面に向かいます。

標高500m付近からクネクネと急カーブが続く坂道を一気に下ります。

一気に350m程下り高梁市成羽町布寄付近まで下りてきました。

すぐ先の坂本川成羽川の支流)が旧成羽町と旧備中町境なので、撮影場所は備中町東油野になります。県道33号線を右折し井原、成羽方面へ向かいます。

ちなみに、県道33号線沿いには廃校となった旧備中町立備中中学校がありますが、学校所在地は旧成羽町布寄になるそうです。

県道33号線を成羽川沿いに下リます。

この付近の山々も色付き始めていました。

少し進むと、阿部山橋という赤色の吊橋が見えてきました。赤い吊橋と後方の山々の紅葉がよくマッチングしています。

紅葉した500m級の山々が連なっています。

石灰岩の白い山肌と紅葉の見事な景観です。

日本の歌百選の「紅葉《もみじ》」の歌詞が思い出されました。

川上町領家で国道313号線の交差点に出てきました。今回はこの交差点を右折し福山、井原方面に向かいます。

井原市美星町黒忠の交差点で国道313号線から広域農道星の里街道に入り「星の郷青空市場」(井原市美星町西水砂)に到着しました。

ここでお目当ての「美星バーガー」をいたたきます。

が……

「美星コロッケは品切れ中」、もしかして……

店内に入り伺うと、不安は的中、美星バーガーも売切れだそうです。楽しみにしていたのに残念です。

産直市場に行ってみることにしました。入口にはサツマイモや栗などが置かれ秋の彩りです。

店内を見ていると大きなコンニャク芋が販売されていました。

バイクに戻ります。友人の一人は燃料も残り少なくなったようなので、ここで別れ県道166号線(美袋井原線)で最短距離を走り帰路につくそうです。私たちは引続き星の里街道を走ります。

星の里街道を下り、小田郡矢掛町の国道486号線交差点に出てきました。この交差点を左折し倉敷方面に向かいます。

前回のツーリングで立寄った「道の駅 山陽道やかげ」を通過します。友人の一人とはこの交差点で別れました。

倉敷市真備町の宮田橋北交差点を玉島方面に右折します。

玉島IC脇の交差点に出てきました。友人の一人はここで別れます。残る私ともう一人は国道2号線を走り帰路に就きました。

帰宅後、買って帰ったリンゴの重量を計ってみると8玉入で3,042gでした。

もう一袋は9玉入って2,952gでした。昨年の計り売りの時にはしっかりとサービスしていただき、3kg+αで何と13個、さらにおまけのリンゴ4個の合計17個、総重量約4.7kgで1,000円と大サービスでしたが今年は定量でした。またお得なリンゴ園を探してみたいと思います。

 

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