名探偵コナンとコウノトリ

昨晩「蛍遊の水辺由加」でホタル撮影をして、帰宅後片付けや入浴後夕食を摂り就寝したのが日の変わった2時過ぎ、朝8時前に目覚めそろそろコウノトリの雛たちが飛ぶ練習をしているのではないかと思い、ツーリングがてら出掛けてみることにしました。

 

息子のバイクニンジャ250は加速性能もよく気持ちいい加速感を楽しむことができ私のスクーターなど比較になりません。そんなニンジャ250に嵌まり込み走行確認という大義名分でしっかりとツーリングを楽しんでいます。

今回も息子のバイクで出掛けることにしましたが、如何せんスクーターのような積載スペースがなく、リュックに最低限のカメラと望遠レンズを入れ10時に自宅を出発しました。

 

国道2号線を走り東区瀬戸町の美作岡山道瀬戸ICまでやってきました。

ここから高速走行を楽しみます。

 

高速道を降り、後湯郷温泉手前にある「西の屋」(美作市尾谷)て水分補給とモクモクタイムです。

 

湯郷温泉を抜け、勝田郡奈義町から国道53号線に乗り継ぎ、岡山県鳥取県境近くにある馬桑ループ橋までやってきました。

このループ橋は1970年(昭和45年)に完成、高さが40m、長さが180m、幅が13mという鋼鉄製ラーメン構造だそうです。

 

県境となる黒尾トンネルを越え鳥取県に入りました。峠付近の外気温は19℃のようです。

今日は暑くなると思い夏用のウェアーを着用しているためトンネル内を走行中はかなり寒むく感じ、タンクに身体を伏せ風を凌ぎ通過しました。

 

黒尾峠を下り、国道53号線から智頭ICで鳥取道に乗り換えます。

 

余りに喉が渇くので途中用瀬PAで休憩することにしました。

 

用瀬PAで喉を潤しモクモクタイムを終え出発、鳥取市街地南部を抜け瑞穂宝木ICで高速道を降ります。

鳥取道は対面二車線ですが、追越車線区間で前方を走る低速車を追越した際、難なく追い越すことができ、さすがスポーツバイクだと改めて感じました。

 

自宅から3時間半、13時30分頃コウノトリの人口巣塔のある鳥取市気高町に到着しました。

が……

巣にコウノトリの姿が全く見られません……

 

近くで農作業をされていた方に伺うと、今年生まれた雛が死んでしまったようで、原因が分からず豊岡市の「兵庫県立コウノトリの郷公園」に持ち帰り調査されているそうです。

親鳥も最近見かけなくなったようで、雛がいなくなったこともあり巣を放棄したのではないでしょうか。

地元の方もとても残念がっておられ、原因を究明し可能であれば再発防止対策をお願いしたいと思います。

 

国道9号線に戻り浜村温泉脇を雄大日本海を眺めながら通過します。

 

鳥取市気高町コウノトリ人口巣塔から30分程で「青山剛昌ふるさと館」(東伯郡北栄町由良宿)に到着しました。

 

駐輪場を探しましたが見当たらず、駐車場端にあった軽四用の駐車枠に駐車します。

撮影を終え駐車し直し、青山剛昌ふるさと館に向かいます。

 

探偵団広場には阿笠博士の愛用車が展示されていて、運転席には阿笠博士が乗車されています。

 

「怪盗と名探偵」というオブジェで、雑誌少年サンデーの表紙に使用されていたものが再現されています。

 

玄関前には「少年探偵団」というブロンズ像が置かれています。

館内には入らずバイクに戻り先に進みます。

 

コナン通りと呼ばれている県道167号線を走っていると服部平次遠山和葉のオブジェがあり、すぐ横に「コナンの家 米花商店街」があったので立寄ってみました。

作品名は「道に迷った平次と和葉」です。

 

コナンたちが暮らす「米花町」に因んで作られた店などが並ぶ商店街のようです。

 

入口には連れ立って歩く工藤新一と毛利蘭の「はじまりの瞬間」というブロンズ像がありました。

 

商店街の様子です。

名探偵コナン」のキャラクターグッズの専門店やアニメに登場する「喫茶ポアロ」をモチーフにした喫茶店などもありました。

 

中央広場には噴水が設置されています。

 

駐車場脇には「名探偵コナン 巨大迷路 謎解き迷路」というアトラクションも設置されているようです。

バイクに戻り先に進みます。

 

北栄町役場前にあるオブジェ脇にコナン像が見えたので、バイクを止めて撮影しました。

 

「すいかコナン君」という作品で、北栄町名産のスイカにかぶりつくという珍しい姿のコナン像です。

 

コナン駅にやってきました。

名探偵コナンの作者である青山剛昌氏の故郷にある駅ということで、2013年(平成25年)に町おこしの一環としてコナン駅という愛称がついたそうです。

 

駅前には「真実はいつもひとつ!」のポーズをするコナンのオブジェが出迎えてくれています。

作品名は「迷宮無しの名探偵」、コナンは天才的な頭脳のを持つ名探偵で、多くの難事件を解決していく主人公です。

 

コナン通り沿いにはアニメの登場人物の像が置かれています。

「そばかす少年探偵」というオブジェ、小学一年生とは思えない知識の持ち主で、礼儀正しく博学な頭脳派、少年探偵団のメンバー円谷光彦です。

 

「優しいガキ大将」というオブジェ、クラスのガキ大将的な存在で、自称探偵団の団長小嶋元太です。

 

昼食をいただく「香味徳」(東伯郡北栄町由良宿)ですが、駐車場には一台も車は止まっていません……

 

営業時間は14時までだったよで、時計を見ると14時30分でした。

事前調査不足です。

久しぶりに香味徳の牛骨ラーメンを食べたかったのですが残念です。

 

香味徳の隣には町立の図書館があり、入口には……

 

「待ち合わせ」というオブジェで、等身大の工藤新一ブロンズ像が置かれていました。

 

コナン通りを歩き駐車場に戻り、コウノトリの撮影に向かいます。

 

由良駅を出発し10分足らずで前回も訪れたコウノトリの巣のある場所へやってきました。

 

巣箱から少し離れた場所にバイクを置き撮影準備を始めます。

 

南側には少し霞んではいますが大山が見えています。

今回はCanonR7にコンパクトなSIGMA100-400mmのレンズを取付け、三脚を使用しないで手持ちで撮影します。

 

近くにヒバリがいたので撮影しました。

 

バイク脇から見た巣の様子ですが、コウノトリの向く方向が悪いので少し歩いて移動してみることにしました。

 

大山の手前には大きな風車も見えています。

 

反対側から撮影してみます。

 

手前の木にモズが飛んできて木の実を取り始めました。

 

そしてゴックン。


巣には雛もいるようです。

 

雛がしっかりと顔を見せてくれました。

 

しばらくすると親鳥が毛繕いを始めました。


雛は二羽いるようですが、全く飛ぶ練習をする気配がありません。

 

一羽が親鳥に何か言っているようです。

 

再び二羽の雛が顔を覗かせますが、やはり飛ぶ気配はありません。

この場所に到着して1時間半ほど経ちますが、もう一羽の親鳥も戻ってきません。

余り遅くまで粘ると日が沈み気温も下がってくるため引き上げることにしました。

 

ニンジャ250はいい顔していますが、ロービーム時ヘッドライトが片目しか点灯しないので少しかっこ悪い気がします。できればロービームでも左右点灯できるようになればいいのですが……

 

カメラなどをバックに片付け帰宅準備完了です。

16時30分過ぎに出発、倉吉市関金に出て国道313線で県境の犬挟トンネルを抜け帰路に就きました。

帰路は3時間弱、休憩なしで走り切り、自宅近くのガソリンスタンドで給油し19時半過ぎに無事帰宅しました。

今回の走行距離は314km、給油量は10.1L、計算すると31km/Lと思いの外いい燃費でした。タンクには17L入ることから満タンで単純計算517kmも走ることができるようです。私のフォルッアZでは同じようなコースを走ると32km/Lぐらいの燃費なので、384kmしか走ることができません。

このバイクは加速性能もよく無給油でかなりの長距離ツーリングを楽しむことができそうなので私には使い勝手がいいようでが、積載ができないのがネックとなるためその対策が必要になりそうです。

 

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