北条オートキャンプ場でお一人様キャンプ

今回新しく一人用のフォークテントを購入したこともあり、夏休みを使った三連休で久しぶりにお一人様キャンプに出掛けることにしました。行先は鳥取県東伯郡北栄町にある「北条オートキャンプ場」で、夕方には日本海に沈む夕日を、夜には今がシーズンの白イカ漁の漁火と星空を撮影しようと思います。

北栄町は「名探偵コナン」の作者青山剛昌の出身地で、町内には記念館や関連施設、コナンのオブジェなどが多数点在する「コナンの里」だそうです。また山陰道の北条道路は、はわいIC~大栄東伯IC間の13km余りがまだ自専道でなく、現在工事中で2026年度の開通予定です。途中北条JCTでは北条湯原道路(北条倉吉道路)に接続され、完成すれば交通の利便性もさらに向上する地域のようです。

 

自宅を7時過ぎに出発し、津山市院庄を経由し人形峠を越えて鳥取県に入り10時過ぎに宇野キャンプ場(東伯郡湯梨浜町宇野)に到着しました。浜辺では小さな子どもたちが水遊びを楽しんでいるようです。

このキャンプ場は湯梨浜町が管理するキャンプで、あやめ池スポーツセンター(東伯郡湯梨浜町藤津)で手続きを行うと無料で利用することができます。当初このキャンプ場を予定していましたが、連絡した際現在使用できなくなっているといわれたので様子を見に立ち寄ってみました。

 

キャンプ場の入口には、海岸歩道崩落のため昨年4月から利用を停止している旨の案内看板が設置されていました。

木陰でモクモクタイム後、今夜の食材を仕入れに道の駅はわいに向かいます。

 

山陰道のはわいICが工事に伴い流入場所が今迄の場所と変わっていて、しばらく探した後何とか流入でき、はわいSA内にある道の駅はわい(東伯郡湯梨浜町宇野)に無事到着しました。

 

鳥取名産のスイカや早生のナシなどがずらりと並んでいます。

 

私は今夜の夕食の食材を購入するため水産物直売所にやってきました。今が旬の白イカを一杯購入、白イカは一番大きな1,150円のものにしましたが、最後の一杯だったのでスタッフの方が白イカと一緒にポップも回収されたので撮影し損ねました。

 

同じく今が旬の天然岩ガキも購入します。色々見比べてみると、今回は750円の岩ガキが大きそうだったので2つ購入、この大きさで750円はとてもお買い得だと思います。

北条オートキャンプ場に向かいます。

 

11時半過ぎ、北条オートキャンプ場(東伯郡北栄町田井)に到着しました。このキャンプ場は北栄町が管理する施設で、管理人も常駐されているようです。

しかし受付は14時からなので、時間まで園内を散策しながら待つことにします。

 

管理棟の隣にあるサニタリー棟には温水シャワールームがあり、使用料は200円でした。

 

サニタリー棟にはコインランドリーも設置されています。

 

一般キャンプ場の炊事棟です。

このキャンプ場には一般キャンプ場の他に電源付きで5人まで利用可能な一泊4,800円のオートキャンプサイトや一棟が5人まで利用可能な一泊6,500円のバンガローサイトもあります。

 

この炊事棟にはガスコンロも設置されていました。

 

バンガローサイトにやってきました。5棟のバンガローが並んでいて、一棟が5人まで利用できるので一人当たり1,300円と超安値です。

 

窓が開いていたので室内を撮影させていただきました。室内は8畳一間の間取りで、エアコンも完備されているようです。

 

このキャンプ場は砂丘の防風林内にあるので沢山の松があり、木陰も十分確保できそうです。

 

海岸に行ってみます。

 

海岸に出てきました。

 

海岸線には風力発電の風車が立ち並んでいます。

 

ハマゴウの花が一面に咲き誇っています。

 

ハマゴウは、昔葉を線香の原料にしたことから浜香と呼ばれるようになり、ハマゴウに変わってきたようです。

 

夏の青空に映える涼やかな紫色の可憐な花が浜を彩っています。ハマゴウの花の開花時期は7~9月で、葉や実からは爽やかな香りが仄かに感じられます。

 

そろそろ時間なので受付窓口に向かい、手続きを行いました。

一般サイトは1泊1,500で、14時チェクイン、翌日の12時チェックアウトです。ゴミは基本各自で持ち帰りだそうですが、きちんと分別すれば100円で処理してくださるそうです。

 

今回テントを設営する。39番サイトです。

 

今回新たの購入したテントはワンポールテントのデメリットである中央のポールをなくし二又にしたフォークテントです。20分ほどで設営完了し、荷物を運びこみました。

準備で汗諾々になったので、少し海で泳いできます。

 

シャワーを浴びテントサイトで少しくつろいだ後、少し早い夕食の準備に掛かります。

近くにあった松葉を集め着火剤に使用します。

 

落ちていた松の小枝も使用しました。

 

小さな薪から徐々に大きな薪に変えていきます。

 

火が大きくなったので木炭を入れます。

 

木炭がいい感じななってきたので調理を始めます。

 

海岸でキス釣りをされていた地元の方から、お裾分けをいただきました。調理し焼いていただこうと思います。

 

焼きあがるまでの間、道の駅で購入した岩ガキと白イカをいただきます。

 

調理してみると、一人では少し量が多すぎました。もう少し小さなイカににすればよかったと少し反省です。

 

しかし、旨い!

 

岩ガキもいただきますが、これも絶品で、ビールがすすみます。


持参した鳥も炭火で温めます。

 

いただいたキスも美味しそうに焼きあがりました。

 

さすが釣りたてホヤホヤの新鮮なキス、とても美味しくいただくことができ感謝感謝です。

お腹もパンパンになり大満足です。ごちそうさまでした!

 

西空が赤く染まり始めたので海岸に出てきましたが、少し雲が多いようです。

 

19時5分、太陽がかなり海に近くなってきました。

 

まもなく水平線に差し掛かります。

 

海に沈み始めました。

 

19時8分、日没です。

一度テントに戻りくつろぎ、20時30分頃カメラと三脚を持って再び海岸に向かいます。

 

満天星空? の下、沖合一面に沢山のイカ釣り船が出ています。

薄雲があるのか明るい星しか見ることができません……

何度か撮影してみますが、なかなか星が写り込まず、試行錯誤の結果ISO2500まで感度を上げてやっと上空に沢山の星の光が写り込みました。

 

いい感じになってきました。

 

星が少し見辛いので、上空をカットしてみました。中央右下付近には飛行機が飛んでいます。

 

30分ほど撮影しテントに引き上げました。

片付けを終え就寝します。

 

夜は風がなく寝苦しかったことから度々目覚めて十分熟睡できず、朝目覚めたのは7時過ぎでした。

 

汗が浸み込んだシュラフとマットを干し、先ずは寝起きのモーニングコーヒーをいただきます。

 

朝食の準備に取り掛かります。

 

ご飯のいい香りがしてきました。もう少しで出来上がりです。

 

昨日の白イカのゲソを茹であげます。

 

ご飯がいい感じに焚き上がりました。

 

朝食はイカカレーです。

 

このおこげが飯盒炊飯の魅力です。

 

やはり白イカは旨い!

しっかりと朝食をいただき、お腹も大満足です。

 

朝食を終え炊事棟で食器を洗いテントに戻ってみると……

テントを張るサイトを間違えていたようです。

39番サイトは手前だったようで、私がテントを張った場所は通路だったようです。

 

ここが39番サイトでした。

表面が砂地のなめらかサイトです。

 

よく見るとテントの奥の支柱は車止めでした。

テント設営時、やけに木の根があるなと思っていましたが、原因が分かり納得です。

 

11時15分、撤収を始めます。

テントの撤去はとても簡単でしたが、袋に入れるのに多少苦戦し時間が掛かってしまいました。

 

10分足らずでテントの撤収を終え、荷物を車に積み込み11時40分頃出発します。


帰り道、道の駅ハワイに立ち寄り土産を購入します。

 

沢山の魚介類が並んでいます。

 

購入したのは岩ガキ3個、生ガキを食べない妻以外、息子と母と私の分です。今回も大きそうな750円のものを購入しました。

 

エテガレイの一夜干しは一番大きな3枚セット1,000円のものを購入しました。

土産も購入し、帰路に就きます。

帰宅後シュラフやマットをもう一度天日干し、その他のキャンプ用具はあまりに暑いので明日の朝涼しいうちに片付けることにしました。

 

夕食時岩ガキをいただきましたが、息子と母はとっても大きく美味しいと二人とも喜んで食べていました。私は今夜も岩ガキを肴にビールがすすみます。

今回は二日共天候に恵まれ、久しぶりに楽しいキャンプを味わうことができました。息子も久しぶりにキャンプに行ってみたいというので、今度は息子と二人キャンプに出掛けてみたいと思います。

 

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