菩提寺の紅葉となぎビーフ

前回勝田郡奈義町菩提寺を訪れた際には少し早かった大イチョウがそろそろ紅葉真盛りではないかと思い、今日職場の友人たちと紅葉狩りがてらツーリングに出掛けることにしました。昼食は前回気になっていた「那岐山麓 山の駅」で「なぎビーフ」を頂く予定です。

9時30分に岡山IC近くで待合せです。全員予定時間より早くに集合しましたが、インカムの接続がなかなか上手く出来ず30分余りかかってしまいました。

10時過ぎに出発し国道53号線を北上します。

北区御津金川から県道53号線(御津佐伯線)、県道255号線(堀中御津線)、県道468号線(平岡小鎌線)と乗継ぎ、広域農道美作やまなみ街道を走り、久米郡久米南町羽出木交差点で県道52号線(勝央仁堀中線)に乗換えます。

久米郡美咲町大戸交差点で県道26号線(津山柵原線)を横断し勝央方面に進みます。

勝田郡勝央町黒坂交差点で国道179号線に乗換えます。右前方に那岐の山々が見えてきましたが山頂付近は濃い雲に覆われているようです。国道179号線を姫路方向に2km弱進み勝間田西交差点を左折、勝央工業団地を抜け県道67号線(勝央勝北線)に入ります。

県道67号線を北上、勝央町植月中の交差点で国道429交差点を横断しさらに北上します。

前方に那岐連山が見えますが、濃い雲でその勇姿を見ることが出来ません。

津山市日本原までやって来ました。日本原交差点を右折し国道53号線を鳥取 智頭方面に進みます。

国道53号線を6kmほど進み「天然記念物 大イチョウ菩提寺」の案内板のある交差点を左折します。

国道53号線の交差点から5kmほどで「菩提寺」(勝田郡奈義町高円)に到着しました。撮影しようとバイクを置いていると、友人たちは奥の駐車場に行くと、さらに先に進みました。

私も後を追いかけます。大イチョウのすぐ手前に広い駐車場があり、そこに駐車していました。

駐車場から山門まで戻りました。山門付近の紅葉はピークを過ぎたようですが、奥に見える本堂前の石段付近は赤い絨毯状態になっているようです。

本堂前のモミジは見事に紅く色付いています。

手前のモミジの赤色と奥の大イチョウの黄色がいいコントラストです。

イチョウへ向かう道はモミジの落ち葉で紅い絨毯が敷かれているようです。

私はモミジを楽しみながら本堂に向かいます。

参道脇の木々もいい感じに色付いています。

足元の落ち葉たち……

本堂までやって来ました。

手水鉢の中にもモミジやイチョウの落ち葉が浮かんでいます。

お参りを済ませ大イチョウに向かいます。

イチョウの周囲は落ち葉で黄色い絨毯が敷かれているようです。

目通り幹囲13m、樹高40m、推定樹齢900年、見事な大イチョウです。

黄色い絨毯が広がる大イチョウの根本には「天嘫紀念物 菩提寺ノ公孫樹 」と刻まれた石柱が設置されています。公孫樹 とはイチョウの漢名です。

前回も気になった枝ですが、横に張り出した枝から上方向に新たな芽が出ていて、枝の下には根のように枝が伸びています。

その枝には頑丈な支えが設置されています。

イチョウの根本付近から見た本堂側です。

イチョウから紅い絨毯の敷かれた道を歩いて大イチョウの南側に向かいます。

南側から見上げた大イチョウ……

南側の根元には小さな祠が祀られていて、周囲は落ち葉で埋め尽くされています。

しっかりと菩提寺の大イチョウの紅葉を楽しむ事が出来たので駐車場に向かいます。

これから昼食に向かうことにします。

今日昼食をいただく「那岐山麓 山の駅」(勝田郡奈義町高円)に到着しました。

「なぎビーフ」や「おかやま黒豚」などの懸垂幕が掲げられています。

入口には「ハレバレグリーンリゾート 那岐山麓 山の駅」という看板がありました。

今日は私と友人の一人は事前予約が必要な「なぎビーフ和牛ビーフカツ」、他の二人は当日メニューを見てから決めるというので、12時30分に4人で予約しています。

友人の一人は「おかやま黒豚カツカレー」(1,200円)をオーダーしました。このカレーの黒豚カツも美味しそうです。

もう一人の友人がオーダーした「おかやま黒豚とんかつ定食」(1,300円)も出てきました。これもとても美味しそうです。

私たちがオーダーした「なぎビーフ和牛ビーフカツ」です。この料理は通常2,800円が来年1月末まで期間限定で2,200と超お得になっています。奈義町が「コロナ対策経済支援事業」と、「なぎビーフ消費拡大事業2022」として助成されているようです。

奈義町産のなぎビーフに地元産の野菜がふんだんに盛り付けされています。

美味しそうなビーフカツです。食べてみると、とても軟らかく濃厚な味わいと溢れ出る肉汁の旨味に大満足です。

地元産に拘った野菜の天ぷらもお洒落に盛り付けられています。

汁には奈義町特産の山の芋こと里芋もしっかりと入っていました。

さらにアフターティとして地元産の黒豆を使用した紅茶に黒豆ソフトクリームまで付いていました。紅茶は仄かに黒豆の風味が感じられる上品な美味しさで、ソフトクリームは黒豆の甘さを上手く生かれていて、とても美味しくいただくことが出来ました。

お腹も大満足で、外に出て食後のタバコタイムです。

小さなモミジが綺麗に色付いていました。タバコを吸い終え帰路に就きますが、せっかく津山近くまで来たので、津山名物の「干し肉」を買って帰ることにします。

国道53号線で津山市川崎まで戻り県道350号線(西吉田川崎線)から市道に乗換え新日上橋を渡り、やまなみ街道入口交差点を右折し県道26号線で津山市街地方面に向かいます。

今日「干し肉」を購入する「食肉 石本商店」(津山市横山)に到着しました。

店内にある保冷庫には干し肉を始め鶏干し肉なども並んでいました。干し肉は200g(1,300円)から1kg(6.000円)まであるようです。

私は今回1kgのものを購入しました。干し肉が初めてという友人がいたのでスタッフの方が調理方法のビデオがありますと見せてくださいました。

私はスクーターなのでトランクにスッポリ収まりますが、友人たちはそれぞれ工夫しながら荷造りをしていました。土産も購入し、友人たちも荷造りを終えたので帰路に就きます。

県道26号線を下り、やまなみ街道の交差点まで戻ってきました。

やまなみ街道を走ります。

途中、やまなみ街道と書かれた木柱があったので友人たちが走る姿を撮影することにしました。

爽快に走り抜けていきます。

国道484号線との交差点でやまなみ街道は終点です。交差点からは県道468号線に変わり、さらに南下し赤磐市小鎌でバイパスは終点となります。ここから先はバイパスの工事中で北区御津平岡までは旧道の細い道が続きます。

途中、バイパスが交差する場所を通過しました。ここまでは間もなく開通しそうです。

県道468号線から県道255号線、県道53号線と乗継ぎ北区御津矢原のコンビニに最後の休憩に立寄りました。

この後国道53号線と旭川を挟んで並行する県道461号線(矢原国ヶ原線)で北区御津国ケ原まで走り、葛城橋を渡り国道53号線に乗換えます。岡山IC付近で倉敷の友人たち、岡山IC近くが自宅の友人とも別れ、私は一人市街地を抜け自宅を目指します。今日は何故か市内の交通量が多く、渋滞箇所も…… 自宅まで40分近くかかってしました。市街地の北から南まで街中を抜けるのは大変です。


今夜の酒の肴は当然「干し肉」です。妻や息子は「久しぶり~」「美味しい~」「また行ったら買ってきてね」などと言いながら食べています。

久しぶりの干し肉はやはり旨い! 私はついついビールの量が増えてしまいました。

今日は曇り空、昼食中に少し雨が降ったようですが、走行中は何とか天気も持ち堪えてくれました。朝はさほど寒いとは思いませんでしたが、昼以降徐々に寒さを感じてきた一日で、考えてみてば明日から12月、師走です。一年が経つのは早いものですね!

 

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