今回はマダイ釣りの話題です。
ゴールデンウイーク前、勤務が同じだった友人と話をしていてゴールデンウイークが明けて落ち着いたらタイラバのリベンジに行こうということになりました。私たちの他に同じ職場の二人も行ってみたいというので、今回は四人で予約しています。同じ部署の一人はタイラバは初めてだそうで道具も一式友人が準備するそうです。もう一人は部署が違うので私は直接話す機会はないのですが、友人が以前同じ部署にいたこともあり一緒によく釣りに行っているそうです。
一週間ほど前、天気図を見ていると当日は天候が悪いようで少し気が重かったのですが、一昨日の夜勤の際天気図を見てみると雨雲が南方を通過しそうなので、夜明け前には雨は上がっていると思われ一安心です。
今朝4時過ぎに自宅を出発する際は、雨は上がってはいるものの雲が少し多いような感じでした。しかし途中峠を越え児島に入ると多少小雨がパラパラしていますが濡れる程ではないようです。
4時40分頃、思った以上に早く琴浦港に到着してしまいました。友人たちとの待ち合わせ時間は5時なので、まだ少し時間があります。駐車場で待っていると雨も上がったようです。
友人たちと合流し乗船する船に向かいます。
今回お世話になるFCインパルスです。今日は後二人来られ合計6名の乗船だそうです。出船時間は5時20分、まだまだ時間はありますが友人たちは早々に乗船して待つようです。
二人の方も来られ、5時20分定刻に琴浦港を出船しました。ちょうど朝日も上り始めたようです。
船が東に向かっていると、王子が岳が見えてきました。稜線に灯台岩とニコニコ岩が見えています。
ズームアップし、さらにトリミングしました。
琴浦港から30分程で岡山と香川県境になる大槌島の東側に到着し、早々に仕掛けを落とします。
少し霞んではいますが高松市街地が見えています。
高松市街地の西に位置する五色台の山々には雲が掛かったままです。
少しずつ場所を移動しながら仕掛けを落としますが、全くアタリがありません。今日は9時が満潮なので7時半頃から本格的に釣れ始めるはずです。
7時前頃、瀬戸大橋に朝日が当たり始め綺麗に見えるようになってきましたが、私たちのいる付近はまだ日が差してなく少し肌寒い感じです。
しばらくすると雲が消え、日が当たるようになり一気に温かさを感じるようになりました。
7時30分頃、私の竿にゴッゴッゴッ…… ゴッゴッ…… アタリがあり、針に乗りました。30cm程と小振りながら今日の初物で、今回のターゲットのマダイですが、すっかり撮影するのを忘れていました。
その後アタリはなく、場所を移動しながらポイントを周ります。大槌、小槌島付近から瀬戸大橋方面に移動します。同僚は寒いのかうずくまっていますが……
二人は舳先で舟釣を満喫しているようです。
8時13分、瀬戸大橋の少し東のポイントに到着し釣り始めると、友人が早々に良型のアコウを釣り上げました。
しばらくすると私の後方で釣っていた初心者の同僚も、一回り小振りながらアコウを釣り上げました。
8時50分、30cm足らずと小振りながら私もアコウをゲット!
小型ながらいい引きをしてくれました。
今回のタイラバは潮の流れが速いというので80gのものを使用しています。
と……
9時少し過ぎ、私の後方で釣っていた同僚にアタリがあり、しっかりと針に乗っています。
その後すぐに私の前方で釣っていた同僚にも、ついにアタリがきて針に乗ったようです。
船長と友人が後方の同僚の魚をすくい上げた後、前方に集まりすくい上げています。
同僚二人共に40cmオーバーの良型アコウです。
9時50分頃、私の後方で釣っていた同僚が40cm越えのマダイを釣り上げました。初心者ということもあってか力みがなく、結果を求めていないのが幸いしたのでしょうか……
ビギナーズラック、恐るべし!
私も頑張らなくては……
いやいや、力を抜いて、仕掛けから殺気を消さなければ……
10時半頃、番の州工業地帯にある坂出LNGの桟橋付近に移動し流しましたが、ここでも全くアタリはありません。
瀬戸大橋をくぐり西のポイントに移動してみるそうです。
南備讃瀬戸大橋の下をくぐります。
南側には瀬戸大橋記念公園が見えています。
沙弥島が見えてきました。沙弥島は縄文時代から製塩文化が開けていたそうで、中央に見える沙弥島海水浴場は、環境省の快水浴場百選にも選定されていて夏には海水浴客で賑わっています。この海水浴場には子どもたちが幼少の頃に訪れた記憶があります。
11時頃、沙弥島の西方のポイントに到着しました。前方には飯野山や青ノ山、ゴールドタワーや宇多津市街地が望めます。
仕掛けを落としますが、全くアタリはありません…… 船尾で釣られていた方はアコウを釣られていたようです。
その後20分ほど流しましたがアタリが出ないので場所を移動することになりました。
11時半頃、三つ子島付近のポイントに到着しました。
三つ子島の北側には北備讃瀬戸大橋の南側主塔がそびえ立っています。
15分足らず程流しましたが全くアタリが無く、ポイントを移動するため北備讃瀬戸大橋の下をくぐり西側に向います。
11時50分頃、瀬戸内海の中央に浮かぶ与島付近に到着しました。
与島には瀬戸中央道の上下集約型の与島PAがあり、多くの方が利用されています。このPAの展望台からは雄大な南北備讃瀬戸大橋の展望を楽しめる他、瀬戸内海航路を航行する大型客船などを間近に楽しむこともできます。
与島の西側を流しますが、全くアタリはありません。一度流して場所を移動します。
与島橋の下にある羽佐島脇の与島の大岩です。今日はだれも上がっていませんが、この岩はマダイも狙える好ポイントです。
与島橋をくぐり東側に戻ってきました。
その東側のポイントで仕掛けを落とし込みます。
12時過ぎ、ゴーという走行音と共に高知行き特急南風のアンパンマン号が岩黒島橋を通過して行きました。
15分程流しましたがアタリはなく、ポイントを移動するため岩黒島橋をくぐり西側に向かいます。
昔渡船で夕方渡してもらい朝まで通しでメバルを狙いによく訪れていた 雀ノ子島(イノコ)です。
20分ほど走り六島西側に到着しました。
海岸には国指定の天然記念物、象岩が見えています。
ズームアップしました。高さは約8m、海岸の大きな花崗岩が風や波の侵食により、水辺に佇むゾウのように見えることから象岩と呼ばれているそうです。北側から見るともっと像らしく見えるのですが…… 角度のせいでしょうか? 鼻が短く感じました。
しばらく流しましたがアタリは全くなく再び移動することになりました。
濃地諸島の先に水島コンビナートが望めます。
下津井瀬戸大橋が見えてきました。
北側には鷲羽山ハイランドが望めます。この遊園地からの瀬戸大橋の展望は雄大で見応えがあり、なかでもスカイサイクルからの展望は世界一のスリルと展望が楽しめ、超お勧めです。
13時過ぎ、下津井港と櫃石島の中間付近のポイントで仕掛けを入れます。
10分ほど流しましたが全くアタリはなくポイントを移動します。北側には鷲羽山の全景を望むことができました。
鷲羽山の先端久須見鼻付近で最後の一流しです。
13時20分頃、瀬戸大橋の全景を楽しみながら今日最後の釣りを楽しみます。
13時30分、そろそろ引き上げましょうと船長から声掛けされ納竿となり、一路琴浦港を目指します。
琴浦港が見えてきました。
14時前琴浦港に帰港しました。
今日の釣果を撮影させてくださいと船長が全員の魚を並べ、私も撮影しました。
船尾の方が釣られたのでしょうか、ヒラメもいました。しかし今回はアコウが多く釣れ、タイラバ釣りというよりアコラバ釣りになったようで、外道とはいえ嬉しい釣果です。
リリースしたものを含め7枚も釣り上げ初心者の同僚が今回の竿頭です。きっと彼はこれでタイラバ釣りに嵌まりこむことは間違いないと思います。
今回は本命のマダイの釣果が少なかったこともあってか、かなり広範囲に移動したにも関わらず一人8,000円にしてくださいました。感謝感謝の大感謝です!
今日は心配していた天候にも恵まれ、しっかりとタイラバ釣りを楽しむことができました。また機会を作ってタイラバ釣りに出掛けてみたいと思います。