いつもの三人組で11月16日にツーリングを計画していましたが当日の天候が思わしくなく、昨日の夕方天気予報では降水確率80%、やむなく延期すりことにしました。
一昨日の夜同じ夜勤だった友人の一人と話をしていて15日はお互い予定がなかったため、延期した場合15日が勤務の友人には申し訳ないですが二人でツーリングに出掛けようかなどと話をしていました。
ということで、9時に総社市にあるコンビニで待ち合わせのため自宅を8時に出発、8時45分待ち合わせのコンビニに到着しましたが……
友人から途中ラインが入ってきていたので確認すると連絡してほしいとの内容、連絡すると今朝の冷え込みでバッテリーが上がりエンジンがかからずJAFに対応を依頼したようで、到着が1時間程遅れるという内容でした。
ただ待つのもつまらないので私は時間つぶしのため、近くにある宝福寺に向かうことにしました。
待合せのコンビニから10分程で宝福寺の駐車場(総社市井尻野)に到着しました。
駐車場脇には精進料理がいただける金亀《きんき》があります。金亀の初代店主は宝福寺の83代目住職の長男として生まれ、修行僧の食事や仏、祖師への供膳を司る禅宗寺院の役職である典座《てんぞ》という寺の台所を任され、参拝の方々にも精進料理を提供していたようですが、寺が僧堂になり修行を目的としない方の出入りが出来なくなったのを機に、境内の金亀嶺へ独立されたそうです。
ここでは気軽に精進料理がいただくことができますが、紅葉シーズンには事前に予約しておかないと、なかなかいただくことはできません。
駐車場から宝福寺に向かいます。途中、宝福寺の三重塔の南側に般若院があるので立寄ってみることにしました。
門の瓦屋根には岡山名産の桃が乗っています。役割は留蓋ですが、装飾としての役割も持っているようです。
桃は邪気を払い不老長寿を与えるという縁起物との言い伝えがあり、特に岡山は桃太郎伝説の地で、桃太郎の家来の犬は 病は居ぬ、 雉は災は来じ、猿は悪は去るなどご利益があると言われているそうです。
ここの紅葉もとても綺麗です。
般若院の庭園です。
ここでも湯豆腐や精進料理をいただくことができます。
宝福寺の山門までやってきました。
山門をくぐり境内に入ります。
境内から振り返って見た山門……
先に進みます。
仏殿と紅葉……
仏殿脇にある池と紅葉……
友人からジャンパーしてエンジンが始動できたので、10時過ぎには到着できそうと連絡があり、宝福寺に来ていることを伝え近くにあるコンビニに待合せ場所を変更しました。
苔の上にはモミジの葉が落ちていました。
違う種類の苔の上にも……
仏殿の白壁と丸窓が紅葉に映えます。
真っ赤に色付いた紅葉と赤い三重塔……
駐車場に戻ります。
途中、小さな柿が実っていました。
10時前に宝福寺近くにあるコンビニに到着しました。
コーヒーを飲みながらモクモクタイムをしていると友人が到着、インカムをセッティングして出発します。
国道180号線を北上し、絹掛の滝(新見市草間)で休憩です。
今日は滝にはほとんど水が流れていませんでした。
滝の脇にある洞窟には不動明王が祭られています。その付近のモミジは先端が少し紅葉し始めてはいますがまだ色付いていないようです。
モクモクタイムを終え出発します。
11時35分、JA晴れの国岡山あしん広場にある「焼肉千屋牛」(新見市正田)に到着しました。今日の昼食はここで千屋牛をいただきます。
この店はJA晴れの国岡山の直営店で、地元産の千屋牛が美味しくいただけるところです。
さすがに平日、一組の方が待たれているだけで予約帳に名前を記入し待っているとすぐにスタッフの方から呼ばれました。
店内入口には今日使用されている千屋牛の個体識別番号が表記されています。
さすがJA!
座敷席に案内されました。
今回私がいただくのは「あしん定食」です。妻と訪れた際に各定食を色々と食べてみましたが、最近は毎回あしん定食と千屋牛定食が定番になっています。
友人は先日焼き肉をいただいたばかりなのでと、「スタミナ定食」をオーダーしました。
友人がオーダーした「スタミナ定食」が先に出てきたので、撮影させてもらいました。
私がオーダーした「あしん定食」も出てきました。
あしん定食は、千屋牛の赤身とカルビの盛合わせです。
美味しそうに焼きあがりました。
先ずは赤身からいただきます。
カルビもいただきます。
さすが千屋牛、旨い!
ごちそうさまでした!
お腹も大満足、食後のモクモクタイムを終え先に進みます。
JA晴れの国岡山あしん広場からナビの案内に従い県道を乗継ぎ、新見市哲西町の国道182号線の交差点に出てきました。
国道182号線で県境を越え広島県に入ります。
今回リンゴを購入する「岩本観光リンゴ園」が見えてきました。
新見から50分程で「岩本観光リンゴ園」(庄原市東城町内堀)に到着です。
駐車場脇にある姫リンゴはほとんど無くなっています。
近付いてみると数個だけ残っていました。
選果場に向い、自宅でいただく二級品のリンゴを分けていただきます。見た目はあまりよくありませんが味は一級品と変わりません。 色んな品種を袋一杯いれていただきました。
リアバックに購入したリンゴを積込みます。今回バックは空にしてきましたが、この ヘンリービギンズのDH-731は、13Lから26Lに容量を増やすことができ、沢山購入したリンゴもしっかりと収納できとても重宝しています。 この後リンゴ園の中を撮影させていただきます。
前回訪れた際にはまだ青かった入ってすぐの場所のリンゴも色付いていました。
美味しそうな真っ赤なリンゴ……
リンゴらしいリンゴ……
リンゴは12月末頃まで収穫できるそうなので、今度は妻とドライブがてら来てみたいと思います。
園内では大人600円、小学生400円でリンゴ狩りもでき園内では食べ放題、持ち帰りは自分で収穫したリンゴを1kg550円で購入することもできます。
三品種の詰め合わせリンゴも販売されていました。
手作りりんごジャムや……
りんごジュースも販売されています。
リンゴは自家製ですが、搾り機がないため高野の業者に加工をお願いしているそうです。
しっかりリンゴを撮影できたので帰路に就くことにします。
帰りは庄原市東城から国道182号線を南下するコースにしました。
途中、神石高原町にある「道の駅さんわ182ステーション」で休憩です。
産直に立寄ってみました。
沢山の果物や野菜が販売されています。私は神石高原町のコンニャクを購入しようと思いましたが、要冷蔵のため今回は見送りました。
モクモクタイムも終え帰路に就きます。
福山市加茂町から県道、福山市神辺で国道486号線に乗継ぎ井原市を通過、倉敷市真備町で友人と別れ私は玉島経由で自宅を目指します。
17時過ぎに帰宅、今日の走行距離は258.3kmでした。
帰宅後心地よい疲労感に浸りながらコーヒータイム、その後購入したリンゴを袋から出してみました。
総数24個、総重量7,462g、これで2,000円です。通常リンゴ狩りでの量り売りは1kgあたり550円なのでかなり安価に購入することができました。
今朝は少し肌寒く朝自宅を出る際は10℃、日中も15℃前後ということもあり冬用ジャケットの下にライトダウン、冬用パンツの下に薄手のタイツ、待ち合わせ場所までは先日購入した電熱グローブを使用しましたが、とても暖かく大正解でした。その後電熱を止め通常の冬用グローブとして使用しましたがとても使い勝手がいいグローブでした。これから寒くなってくるのでますます重宝しそうです。