米子水鳥公園と能義平野の白鳥

先日のニュースで今年も鳥取県にある米子水鳥公園に白鳥がやってきたという話題が取りあげられていたことを思い出し、休みの今日ドライブがてら一人で撮影に出掛けてみることにしました。

白鳥が飛び立つのが夜明け直後なので、自宅を3時半過ぎに出発します。

 

国道180号線で新見市を経由し岡山鳥取県道8号線で県境の谷田峠を越え日野郡日南町に出てきました。いつもはここで「道の駅 にちなん日野川の郷」で休憩しますが、今日は少し時間が遅いのでそのまま立寄らず通過します。

 

西伯郡南部町付近でシルエットの大山が望めました。夜明けも近いようです。

 

米子市街地を抜け県道47号線をしばらく北上すると「米子水鳥公園」の入口です。

 

「米子水鳥公園」(鳥取県米子市彦名新田)第一駐車場付近の駐車スペースに車を止め、撮影場所に移動します。ちょうど大山の麓から朝日が昇り始めたようです。

 

水鳥公園のつばさ池にやって来ました。今日は沢山の白鳥がいるのでシャッターチャンスも多いと思います。早々にカメラをセッティングしました。

 

ネイチャーセンターの前にも沢山の白鳥がいます。ネイチャーセンターは平日午前9時に開館(土日祝日は7時開館)するので入館できませんが、第一駐車場近くのつばさ池観察場所から撮影することが出来ます。

 

あちらこちらから「グァ グァ グァ」という白鳥の鳴き声が聞こえ始め、しばらくすると第一陣が飛び立ち始めました。

 

後を追いかけます。

 

長い助走の後離水しました。

 

「グァ グァ グァ」と鳴きながら他の白鳥たちが集まり始めました。

 

しばらくすると、水面からふわっと体を浮かせ……

 

助走を始めました。

 

水面の上をピョンピョンを飛ぶように走ります。

 

先頭の白鳥が離水しました。

 

次々に離水し飛び立っていきました。

 

南方向にいた白鳥たちが助走を始めました。

 

逆光のため水面がキラキラ光ってとても綺麗です。

 

白鳥は体の大きさの割に翼が小さいので長い距離の助走が必要となります。

 

離水が始まりました。

 

一羽が水面からふわっと体を浮かせました。

 

足を蹴り出し助走を始めるようです。

 

後方にいたもう一羽も体を浮かせました。

 

後方にいた白鳥が先の白鳥に追着きました。

 

後方からきた白鳥が先に離水しました。

 

しばらくすると、また違う場所でバサバサバサという音が聞こえたのでカメラを向けると、沢山の白鳥が助走し始めています。

 

沢山の白鳥の助走は迫力を感じます。

 

今回は沢山の白鳥いるので、何度も離水シーンを楽しむことができています。

以下はコメントは控えます。素敵な白鳥の姿をお楽しみください。

 

時計を見ると9時半過ぎ、到着して既に3時間程が経っていました。しっかりと水鳥公園の白鳥を楽しむことができたので、この後能義平野に向い大山や清水寺を背景に飛ぶ白鳥の姿を撮影します。

 

国道9号線に戻り西進すると正面に米子城址の石垣が見えてきました。

 

鳥取県米子市から島根県安来市に入ります。

 

国道9号線の清水口交差点を左折し、県道257号線を走り安来市宇賀荘町にある白鳥ロードにやってきました。

この交差点を右折し、まずは「出雲織 のき白鳥の里」に向かってみます。

 

白鳥ロードをしばらく進むと「出雲織 のき白鳥の里」が見えてきました。

 

米子水鳥公園から40分程で「出雲織 のき白鳥の里」(安来市沢町)に到着しました。

 

「出雲織 のき白鳥の里」には白鳥観察用の観察棟や観察テラスが設置されています。

今回は観察テラスで撮影することにし、カメラをセッティングしました。

観察テラスにはベンチがあるので座って少し休憩です。考えてみれば車の移動時間以外、3時間半以上も立ったままでした。

 

観察テラスの北側には大豆畑がありコンバインで収穫作業をされていて、その先に白鳥の群れが見えています。

 

600mm(フルサイズ換算960mm)の望遠レンズで撮影すると大山もいい感じに収められます。

近くで白鳥が飛んでくれれば…… などと考えながらベンチで座って眺めていると大山の手前を白鳥が飛んで来ました。

 

しかし、少し遠い……

北側の白鳥が飛んでくれればと思いますが、なかなか思うようにはいきません。

 

清水寺付近にも白鳥が飛んできましたが、せっかくのシャッターチャンスなのにピントがイマイチでした……

この後一時間弱粘りましたが北側の白鳥は全く飛んでくれないので、場所を移動することにしました。

 

白鳥ロードを戻ります。

 

いつもの撮影ポイントにやってきました。

この場所から見る大山は手前の山が少し邪魔になりますが、大山を背景に飛ぶ白鳥を大きく撮影できる可能性があります。

 

この場所からも清水寺の三重塔をしっかり望むことができます。

 

待つこと30分程……

やっと飛び立った白鳥が大きく旋回しながら大山の手前を飛んでくれました。

いい感じですが少しピントが甘いようです。

 

再びチャンス到来!

今度はピントもしっかりと合いました。

 

しばらくすると清水寺の三重塔手前も沢山の白鳥が飛んでくれました。

 

今回は清水寺の三重塔を背景に飛ぶ白鳥たちもバッチリ撮影出来ました。

頻繁に白鳥が餌場移動のため飛び立つのですが、なかなか三重塔や大山が入る高度にまでは上昇してくれず、我慢の時間が過ぎていきます……

 

さらに待つこと一時間弱、やっと大山手前を白鳥がいいアングルで飛んでくれました。

 

今日は沢山の白鳥を撮影することができ、そろそろ引き上げようかと思っていると……

 

清水寺の三重塔手前を三羽の白鳥が飛んでくれました。

今日は納得のいく写真をしっかりと撮影することができたので引き上げることにします。

 

島根鳥取県道1号線で島根県から鳥取県に戻り、国道180号線に出て日野郡日南町で岡山鳥取県道8号線に乗換え鳥取県から岡山県に戻って来ました。

 

JR伯備線沿いに走り国道182号線の交差点手前に出て来ました。この交差点手前にある新郷跨線橋はJR伯備線を跨いでいて、その高欄親柱にはD51型蒸気機関車が装飾されています。

 

このすぐ近くにある伯備線布原信号所(現布原駅)付近はD51型蒸気機関車三重連の撮影ポイントとして全国的な知名度を誇っていた場所でした。

 

いつもの「新見ラーメン いぶき」で千屋牛ラーメンを食べようと思っていましたが、生憎の定休日、コンビニでサンドイッチでもと思い立寄ると隣にラーメン店があったので様子を見に来てみました。

ラーメン餃子の「笑楽」(新見市正田)です。

※ 撮影したのが食事後だったので、暖簾は取外されています。

 

入口にある看板には豚骨、味噌、醤油ラーメンに千屋牛ラーメンのポップが張られています。その千屋牛ラーメンの文字に惹かれ入店します。

 

券売機で食券を買ってスタッフの方に渡し、半券を受取り席に着きました。

おしぼりと水はセルフなので取りに行くとこんなチラシが置いてあったのでいただきました。5個スタンプを集めると素敵な商品が当たるかも知れません。集めて応募してみます!

 

待つこと5分程、出てきました「千屋牛ラーメン」です。

 

麺の上には千屋牛がしっかりと盛られています。

麺は中太のストレート麺でスープは豚骨で少し甘い感じがしました。

 

千屋牛は柔らかくて旨い!

せっかくの新見ですから、千屋牛の牛骨スープで千屋牛をてんこ盛りにしたラーメンがあってもいいのではと、ふと思いました。

 

燻製卵も美味しくできていました。

ごちそうさまでした!

ごく普通のラーメン店ですが、来られていた地元の方の話が耳に入り、ここのラーメンは美味しいからよく食べに来ているなどという会話が聞こえてきました。地元の方々に愛されているラーメン店という印象です。

お腹も落ち着いたので帰路に就きます。

今日は水鳥公園には時期が良かったのか思いの外沢山の白鳥がいて、飛び立つシーンを沢山撮影することができたり、能義平野では綺麗な大山や清水寺の三重塔を背景に飛ぶ白鳥を撮影できたりと、とても満足のいく一日を過ごすことができました。また機会を作ってドライブがてら妻と訪れてみたいと思います。

 

 

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