彼岸花と小奴可のリンゴ

昨日夜勤が一緒だった友人と話をしていて、急遽ツーリングに出掛けることになり、真庭市落合の彼岸花を見た後「道の駅 鯉が窪」で千屋牛をいただき、広島県庄原市東城まで足を伸ばしリンゴを購入することにしました。

朝起きて外気温を見ると21℃、少し肌寒く感じたので今回は冬用ジャケットに冬用パンツ、グローブも冬用を着用し出発準備完了、9時に岡山IC近くで待ち合わせなのでそろそろ出発しようかとバイクに跨り携帯ナビを取付けていると電話が鳴りました。出てみると友人からで、体調が悪いようなので今日は行けそうにないとの連絡でした。

どうしようか少し考えて、妻がリンゴを楽しみにしているので一人でリンゴを買いに出掛けることにします。一人なので予定を変更し、先に東城まで走りリンゴを購入後昼食をいただき落合を回って帰ることにしました。

 

ナビで目的地をセットすると、前回プチツーリングで走った「星の里街道」を経由するコースが案内されたのでナビの案内に従い走ることにします。

8時20分、自宅を出発します。

 

国道2号線から、玉島IC脇を抜け「備南街道」を走り「星の里街道」に乗継ぎました。

 

「美星産直プラザ 星の郷」(井原市美星町西水砂)に到着、朝の通勤ラッシュにつかまったこともあり、自宅から1時間20分余りかかりました。

火曜日で今日は休なので、モクモクタイムを終え出発します。

 

「星の里街道」から国道313号線に乗換え走っていると、彼岸花と柿の実が見えたので国道から少し外れて立寄ってみました。

 

彼岸花と柿……

 

柿と彼岸花……

撮影を終え国道に戻ります。

 

高梁市川上町市街地の入口交差点にはこんなオブジェがありました。さすが漫画での町起こしをしている地域です。

 

いつもは素通りしてしまいますが、今回はバイクを置き撮影しました。

 

国道313号線から県道33号線に乗換え高梁市備中町を走っていると対岸に見事な彼岸花が咲いていたので立寄ってみることにしました。

 

彼岸花群生地(高梁市成羽町布寄)に到着しました。吊橋を渡ると旧成羽町のようです。

バイクを置き撮影します。

 

ナガサキアゲハ? でしょうか、彼岸花の中を飛んでいたので撮影しました。

 

真っ赤な吊橋と真っ赤な彼岸花……

 

彼岸花が広範囲に咲き誇り見応え十分です。この場所は知る人ぞ知る彼岸花の群生地の一つのようです。

山の裾野に道路が見え、その道路を進めば赤い吊橋全体を入れた写真が撮影できるのではないかと思い行ってみることにしました。

 

しかし、通行止の看板と阻止棒が置かれています。

近くで草刈りをされていた地元の方に伺うと、少し先で道路が陥没していて通り抜けはできないそうですが、途中までだったら行くことができるそうです。月に一度は草刈りに行かれるそうで、歩いて行くことはできるので落石に気を付けてくださいねと阻止棒を開いてくださいました。

 

少し進むと小さな祠がありました。

道路は思っていたほどではないようです。

 

300mほど進むと、落石によりガードパイプが破損していました。

 

さらに100mほど進んだ場所で撮影しました。

吊橋の右側のピアは見えませんが、さらに進むと左側のピアが見えなくなるので、ここが撮影できる限界のようでした。

地元の方にお礼を言って、バイクに戻り先に進みます。

 

備中町立備中中学校跡の脇を走ります。

この中学校の校地は開校当時から隣町の旧成羽町に建設され、2004年(平成16年)10月の市町村合併により高梁市立備中中学校に変わった後、2017年(平成29年)4月に成羽中学校へ統合されたのに伴い閉校になったそうです。

 

備中町市街地を抜け、備中町布寄の交差点を西山方面に左折し県道437号線に乗換えます。

 

高梁市備中町を抜け、新見市哲西町を走り国道182号線で広島県庄原市東城町に入ります。

 

庄原市東城町から国道314号線に乗換えました。

この国道314号線は「比婆いざなみ街道」の一部で、「古事記」にも記される日本文化のルーツ、国生み母神「イザナミノミコト」の御神陵と伝わる比婆山や、比婆道後帝釈国定公園をはじめとする豊かな自然の中を、中国道の東城ICから西城町、比和町を経由し、松江道の高野IC結ぶ総延長61.4kmのロマン街道です。

また機会を作ってこの「比婆いざなみ街道」も走ってみたいと思います。

 

JR芸備線小奴可駅先の交差点を右折します。

 

県道448号線で千鳥方面に向かいます。

 

小奴可の交差点から5km程、今日リンゴを購入する「岩本観光りんご園」(庄原市東城町内堀)が見えてきました。

 

自宅から4時間弱で到着です。

 

駐車場脇のヒメリンゴが出迎えてくれました。

 

集荷場にやってきました。

今の時期は10品種程が収穫されているそうです。

 

自宅でいただくので二級品のリンゴを分けていただきます。

色んな品種をこの袋一杯いれていただきました。

話をしていると、この付近は標高600m程あるようで、今の時期は朝の気温も一桁台だそうです。やはりリンゴは寒い地域でないと栽培が難しいようです。

 

リアバックに購入したリンゴを積込みました。バックにはポンチョと予備の夏用グローブ、それにカメラを入れていますが余裕のようです。

ヘンリービギンズのDH-731は、13Lから26Lに容量を増やすことができ、沢山購入したリンゴもしっかりと収納できました。

この後リンゴ園の中を撮影させていただきます。

 

ここでは比婆牛の焼肉もいただけるそうです。

 

入口には今の時期にいただけるリンゴが並べられていました。園内では大人600円、小学生400円でリンゴ狩りもできます。

 

入ってすぐの場所にあったリンゴは、まだ青い状態です。

さらに先に進みます。

 

赤く色付いたリンゴが沢山実っています。

 

しっかりリンゴを撮影できたので、出発し昼食に向かいます。

 

県道沿線には沢山のリンゴ園が点在しています。

東城広域農道との交差点まで戻ってきました。この広域農道は広島県鳥取県境の三国山トンネルで奥日野広域農道に繋がり、県道や一般道を使い鳥取県日野郡日野町の国道180号線に至ります。

昔、国道180号線で明智峠を越え日野町まで出て、東城までの区間を往復したことがありましたがとても景色の素晴らしいツーリングコースでした。

 

先ほどの交差点を左折し東城広域農道を走っていると、リンゴのモニュメントが橋の欄干に設置されていました。

 

さすがリンゴの産地です。

この橋梁の下を流れるのは、途中立寄った彼岸花群生地脇の成羽川でした。

この成羽川は標高1,269mの道後山に源を発し、東城市街地、神石高原町、新成羽川ダムの備中湖に注ぎ、高梁市備中町からは侵食で深く削られた美しい渓谷美を作りながら高梁市街地で高梁川に至る全長77.7kmの河川です。

 

東城市街地を抜け岡山県に入り、「道の駅 鯉が窪」(新見市哲西町矢田)に到着しました。ここで昼食をいただきます。

 

早々にレストラン「山野彩館」に向かいます。お目当ては「千屋牛陶板焼き」です。

 

しかし……

お目当ての「千屋牛陶板焼き」はできず、スタッフの方にお勧めを伺うと「千屋牛丼」(税込950円)だそうなので今回はそれをオーダーしました。

 

一番奥の席に座ります。

 

待つこと5分足らず、「千屋牛丼」が出てきました。

 

おいしそ~!

 

さすが千屋牛、肉も柔らかくとても旨い!

お腹も大満足です。

この後、真庭市落合で彼岸花を楽しむ予定でしたが、今日は備中町でしっかりと彼岸花を楽しんだのでこのまま帰路に就くことにしました。

 

食後のモクモクタイムを終え出発します。

 

国道182号線を哲西町畑木交差点まで戻り県道50号線に乗換え、哲西町大野部交差点で県道313号に乗換えます。

 

備中町西山から、ふるさと農道、県道437号線と乗継ぎ備中町布寄の交差点に出てきました。

行くときに立ち寄った彼岸花の群生地が見えてきました。

 

国道313号線の手川橋交差点に出てきました。

この交差点で高梁経由で帰ろうか、ナビの案内どおり来た道で帰ろうか少し悩んで、今回は同じコースで帰ることにしました。

 

「美星産直プラザ 星の郷青空市」で最後の休憩です。

リアバックがリンゴで満杯状態です。しかしこのバックは収縮が効いてとても使い勝手がいいようです。

 

16時20分帰宅、今日の走行距離は251kmでした。

 

今回購入したリンゴです。二級品のため見た目は悪いですが味は変わらず自宅でいただくのには十分です。品種はトキ、紅玉、あかぎ、千秋、北斗、紅月、秋映、ひめかみ、涼香の季節、ジョナゴールドの10品種、総重量約7kg、これで2,000円です。通常リンゴ狩りでの量り売りは1kgあたり550円なのでかなり安価に購入することができました。

今朝は少し肌寒く、日中も20℃前後ということもあり冬用ジャケットと冬用パンツ、冬用グローブは大正解でした。CBR400Rには電熱グローブを購入する予定なのでグリップヒーターは付けていませんが、色々調べてみるとやはりグリップヒーターの方がいいような気もします。本格的に寒くなるまでにはもう少し時間があるのでどちらにするかゆっくり考えたいと思います。

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