日咩坂鐘乳穴神社の姫ボタル2023

由加山のホタルが終わり、今年のホタルの終了は少し早いようなので、もしかしたら日咩坂鐘乳穴《ひめさかかなちあな》神社の姫ボタルは既に終わっているかもと思いましたが、昨年は7月7日に訪れ何とか撮影することができたので終業後、微かな望みを持って出掛けてみることにしました。

終業後、職場を17時半頃出発し、総社市、吉備中央町、真庭市北房を経由し走ります。

 

19時40分頃、真庭市北房下呰部《しもあざえ》までやってきました。ここから県道50号線で新見に方面に向かいます。

 

北房下呰部から10分足らず、18時50分頃日咩坂鐘乳穴神社(新見市豊永赤馬)に到着しました。

 

境内に車を置き撮影場所の参道に向かいます。振り返ると随身門と、その先に神楽殿が見えています。

 

撮影場所は入口の鳥居と随身門の中間付近です。R7は参道と随身門を配して撮影してみようと思います。

 

アングルは随身門の全景を入れたいと思い、少し高めにセッティングしてみました。

 

9000Dは参道入口の鳥居を狙います。

 

アングルはこんな感じですが、石灰質の白い参道が浮き立ってしまいます。

 

到着時地元の方が既にお一人来られていて、私がセッティング中にさらにお二人来られました。

地元の方はこの場所に度々姫ボタルの撮影に来られるそうで、もうピークは過ぎているので今夜は来られる方はいないと思いますよといわれ、お二人は参道の中央にセッティングされています。

 

セッティングを終え参道入口の鳥居までやってきました。

この神社の御神体は日咩坂鐘乳穴で、深さ100m程のドリーネを下りると高さ約15m、幅約7mの巨大な洞口があり、内部の全長は約1,600m、高低差は約180mもある岡山県下屈指の鍾乳洞だそうです。1957年(昭和32年)には満奇洞などとともに「阿哲台」として岡山県指定天然記念物に指定されたそうで、東西約18km、南北約12kmと広大な広さを誇る日本有数規模のカルスト台地のようです。

 

20時過ぎから21時過ぎまでR7で撮影した350枚程の写真の中から、車の灯りなどが入ったものを除いた340枚程の写真と前撮りした1枚を比較明合成で仕上げました。

前撮り時、参道の明るさを抑えるためハーフNDフィルター効果が出るよう撮影したので、幾分バランスが取れたように思います。

撮影データーは、30mm(フルサイズ換算48mm)のレンズ、絞りは開放値のF1.4、ISO640、10秒間間隔のインターバル撮影です。

季節外れのゲンジボタルも参加してくれました。

 

20時過ぎから21時過ぎまで9000Dで撮影した350枚程の写真の中から、車の灯りなどが入ったものを除いた320枚程の写真と前撮りした1枚を比較明合成で仕上げました。こちらにもゲンジボタルが参加してくれました。

この写真も前撮り時、ハーフNDフィルター効果が出るよう撮影し、その効果が出てはいますが鳥居が暗くまだ十分ではなかったようです。

撮影データーは、50mm(フルサイズ換算80mm)、絞りは開放値のF1.8、ISO800、10秒間間隔のインターバル撮影です。

 

今年は姫ボタルが昨年以上に飛び交っていましたが、既にピークは過ぎてしまっていたようです。しかし今夜は天候にも恵まれ月明かりに悩まされることなく、しっかりと姫ボタルの乱舞を楽しむことができ、終業後遠路訪れた甲斐がありました。また来年本格的シーズンに是非訪れてみたいと思います。

 

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