今年の蛍遊の水辺由加の姫ボタルの写真を「蛍遊の水辺由加の姫ボタル 2022」として纏める事にしました。以降の写真はこの頁に順次追記していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
蛍遊の水辺由加の姫ボタル Ⅲ 2022.07.01 更新
2022.07.01 更新
9000DとG7Xを並べてセッティングし早々に前撮り撮影を行いました。






G7Xは前回の北房ホタル公園で撮影した方法で、ゴムバンドでシャッターを強制的に押した状態で固定しインターバル撮影のように連続撮影が出来るようにしています。暗い中でのスマホの撮影なのでピントが合っていませんでした。
園内を見て歩いているとクワガタを見つけました。久しぶりに見るクワガタです。子どもが小さい時にキャンプに行った際、深夜にクワガタやカブトムシを見たいので起こして欲しいと言われていましたが、疲れて熟睡している子どもたちを起こすのも可哀そうに思いそのまま寝かせていて、朝起きた子どもたちから怒られた事をふと思い起こしてしまいました。

G7Xの前撮りです。フルサイズ換算24mmで撮影するため、かなり前方にセッティングしなくてはなりません。みなさんの邪魔にならないよう左端から狙う事にしました。


今年の蛍遊の水辺由加は今までにない良い写真が撮影する事が出来大満足でした。今年は姫ボタルも既にピークは過ぎたようなので、また来年を楽しみに待つ事にします。
蛍遊の水辺由加の姫ボタル Ⅱ 2022.06.29 更新
到着したのは19時30分前、駐車スペースには1台の車が停車していました。私も近くに車を止め撮影機材を持って向かいます。撮影場所の竹藪では既に一人がカメラをセッティングされていました。今回私は入口付近からいつもとは逆向き方向に撮影してみる事にします。9000DとG7Xを並べてセッティングし早々に前撮り撮影を行いました。
G7Xの前撮りです。前回低地部では姫ボタルがあまり飛ばなかったので、今回は斜面から上を狙う事にしました。
9000Dも同じく少し高いアングルにしてみました。本格的に姫ボタルが光り始めるのは22時以降ですが、21時頃からは少しずつ光始めるはずなのでそれまで待つ事にします。先に来られていた方に色々と話を伺うと、20年以上この場所に撮影に通っていらっしゃるそうで、地権者の方の了解を得て竹藪の管理もされているそうです。これだけ綺麗に整備されるには大変なご苦労もあるのではないかと頭の下がる思いです。21時過ぎ、ホタル先生がお越しになられましたが、今夜はホタルの調査をされた後、遅い時間からトトロのバス停こと御堂の付近で撮影されるそうです。
先に来られていた方の知人二人が21時前頃来られ、セッティングを終え撮影を開始されました。私は21時過ぎにG7Xの撮影を開始し周辺の様子を見に撮影現場を離れる事にします。
9000Dで21時前から23時15分頃まで撮影した写真です。今回も大玉がしっかりと写り込んでいて満足のいく写真になりました。
G7Xで21時過ぎから22時前まで撮影した写真です。本来なら本格的に姫ボタルが光る時間帯を撮影すべきですが…… 悲しいかなバッテリー切れでカメラの電源が落ちていました。23時15分頃から9000Dと共に撮影機材片付け、三人の方にご挨拶してトトロのバス停へ向かう事にしました。
移動途中ホタル先生と合流する事が出来、御堂の前に9000Dをセッティングし前撮り撮影をしますがなかなか上手く撮影出来ません。前撮り撮影を終えたホタル先生にお手伝いいただき何とか前撮り撮影をすることが出来ました。ホタル先生曰く、多少時間がかかっても、きちんと撮影をしておかないと仕上がりに影響し後で後悔する事になるそうです。何から何まで毎回お手数をおかけし感謝しかありません。
トトロのバス停で23時30分頃から1時前頃まで撮影した写真です。御堂の前もさることながら後方の山の斜面一面が姫ボタルの明かりで光り輝いています。私もこの場所でこれだけの姫ボタルが光っているのを見たのは初めてで、ホタル先生も滅多に見る事の出来ない光景だとおっしゃっていました。ラッキーな事にこの場所では滅多に写り込む事のない姫ボタルの玉が右上に僅かに写り込んでいます。少し欲を言えばもう少し沢山写ってくれれば良かったと言うのは少し贅沢でしょうか。
蛍遊の水辺由加の姫ボタル 2022.06.27 更新
岡山市内では24日に35.0度を記録し今年初の猛暑日を観測したそうで、今日から1週間程は厳しい暑さが続く予想も出ているようです。岡山県内で6月に猛暑日となるのは2013年以来9年ぶりで、気象庁からは今日、関東甲信や東海、九州南部で梅雨明けしたとみられるという発表もあったようですが、中四国地方は発表には至らなかったようです。しかしこの天候だとすぐにでも梅雨明けするかも知れません。
そんな中、夜勤明けで帰宅し休んだ後13時頃から吉備中央町へブッポウソウの撮影に行き、その後北房ホタル公園に向かい姫ボタルの撮影をしようと思っていましたが、起きる事が出来ず、今夜は急遽手近な蛍遊の水辺由加へ出かけてみようかとホタル先生に最近の状況を電話で伺ってみました。「ゲンジボタルの数はかなり減ったようですが、姫ボタルが沢山飛び始めていますよ。今夜撮影に出掛ける予定です」と言われたので私も蛍遊の水辺由加に出掛ける事にしました。
到着したのは19時30分前、駐車スペースに数台の車が停車している中、ホタル先生の車があったので私も近くに車を止め撮影機材を持って向かう事にします。撮影場所の竹藪では既に6~7台のカメラが所狭しと並んでいます。一人で撮影する時はかなり広い場所だと思っていましたが、さすがにこれだけカメラが並ぶと狭く感じます。奥側にセッティング出来そうなスペースがあったので、皆さんの前を通していただき奥側にセッティングしました。
セッティングを終え前撮り撮影を行ないました。9000Dのレンズはホタル撮影用の30mm(フルサイズ換算48mm)です。
もう一枚9000Dの前撮り写真です。
9000Dの隣にセッティングしたG7Xの前撮り写真です。ズーム位置は8.8mm(フルサイズ換算24mm)です。
G7Xで少しアップしてもう一枚前撮り撮影をしました。ズーム位置は17mm(フルサイズ換算50mm)です。
20時15分頃からチラホラと姫ボタルが光初めましたが、まだ撮影出来程ではあません。持参した椅子に座り本格的に光り出すまで皆さんと雑談しながら待つ事にします。話をしていると地元の方が一人、他の方は瀬戸大橋を渡り遥々高松から蛍遊の水辺由加へ姫ボタルの撮影に来られたそうです。
9000Dで撮影した、竹藪を舞う姫ボタルです。
もう一枚、姫ボタルがレンズのすぐ近くを飛んてくれたので、綺麗な大玉が撮影出来ました。
前のニ枚の写真、実は一枚の写真からトリミングして切り出したもので、この写真がトリミングする前の写真です。予想では竹藪の下をもっと沢山の姫ボタルが飛ぶのを期待していたのですが、時期が少し遅いのか、かなり高い場所を飛ぶ姫ボタルが多かったようです。もう少し高い位置でアングルを決めていれば、もっと広がりのある写真になっていたのかも知れません。
G7Xで星空軌跡モードで撮影した写真です。結果を先に言えば、50mmで撮影した写真はF2.5で、ISOを9000Dと同じ800で撮影した事などから全く使い物にならない失敗作、この星空軌跡モードで撮影した写真も全く絵になりません。姫ボタルの弱い光はCanonの優れた機能、星空軌跡モードを持ってしても撮影する事は難しかったようです。次回は今回の失敗を教訓にG7Xでも姫ボタルがしっかりと撮影出来るように何か方法を考えてみたいと思います。