北房のホタル 2022

北房のホタルの写真を今年度も「北房のホタル 2022」として纏める事にしました。以降の北房の写真はこの頁に順次追記していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

 

北房の姫ボタル 2022.06.28 更新

2022.06.28 更新

今日の昼間、加賀郡吉備中央町でブッポウソウの撮影し、夕方そのまま北房へホタル撮影に来ました。18時過ぎに「北房ホタル公園」(真庭市北房下呰部《しもあざえ》)に到着しましたが、ホタルシーズン中出入しているゲートからは駐車場には入る事が出来ず仕方がないので川側の通常の出入口に向かいました。こちら側の出入口はホタルのシーズン中は遮光ネットを設置され車の出入りが出来なくなっていますが、その遮光ネットは全て取り外されています。駐車場に入ると1台だけ車が止まっていましたが、この車はホタル撮影では無いようです。もしかしてホタルのシーズンは終わってしまったのか…… と少し不安が過ぎります。しかし折角遠路訪れたので駄目元で撮影に挑戦したいと思います。

今回帰宅後写真データーをカメラからPCに移動する際、ちょっとした勘違いからG3Xで撮影したデーターを全て消してしまい、周辺の写真などが無くなってしまいました。日中の暑さのせいか頭が回っていなかったのかも知れませんが、ホタルを撮影した9000DとG7XのデーターはしっかりとPCに移動出来ていたのは幸いでした。この撮影データーまで消してしまっていたら、完全に落ち込んでいたところです。

今夜も水車小屋を配し、姫ボタルとゲンジボタルのコラボレーションを狙ってみる予定です。ホタルシーズンが終わっていなければですが……

セッティングが完了しました。たまたまスマホで撮影した写真です。まだかなり早いので一度車に戻ります。

19時40分頃戻って来ました。9000Dの前撮りです。

G7Xの前撮りです。準備は完璧です。あとはホタルが沢山飛んでくれる事を願うばかりです。今夜は今までの失敗から色々と考え秘策を準備して来ましたが、結果は如何に!

20時15分頃、最初に姫ボタルが光り始めこちらに向いて飛んで来ました。G7Xで撮影した写真です。今夜は幸先が良いようです。

9000Dで20時15分頃から21時20分頃まで撮影した写真です。思惑通り姫ボタルとゲンジボタルのコラボレーションを撮影する事が出来ました。姫ボタルがカメラの近くを飛んでくれず、大玉が撮影出来なかった事が少し残念ですが……

同じくG7Xで20時15分頃から21時20分頃まで撮影した写真です。最初に飛んでくれた姫ボタルがしっかりアクセントを加えてくれています。秘策が功を奏しG7Xでも十分姫ボタルを撮影する事が出来ました。

G7Xの設定はズーム位置が8.8mm(フルサイズ換算24mm)、F値は解放値のF1.8、ISOは3200に設定し、10秒露光の連続撮影です。G7X markⅡにはインターバル機能やレリーズ端子が無いため、今回初めての試みでゴムバンドでシャッターを強制的に固定する方法で撮影しインターバル的撮影をする事が出来ました。1.0型センサーのISO3200には少し不安もありましたが、仕上がりを見てみるとホタル撮影であれば問題ないように思えました。これでまたG7Xの活躍の場面が増えて来そうです。

今夜は最初は駐車場に車もなく遮光ネットも取り外されていたので、もしかしてホタルのシーズンは終わってしまったのかと少し不安でしたが、20時頃からは沢山の方がホタル観賞に来られはじめました。遮光ネットが無いため車の出入りの度に灯りが写り込んだり、スマホの灯りなども沢山写り込んだため、かなりの量の写真がボツになってしまいました。しかし姫ボタルやゲンジボタルがしっかりと飛んでくれたおかげて、そこそこの写真に仕上がりました。考えていた水車小屋を配して姫ボタルとゲンジボタルの飛び交う写真も撮影する事も出来、今年は大満足の北房のホタルでした。今夜で北房の撮影は終了し、また来年を楽しみに待つ事にします。

 

 このブログのトップに戻る

ももっちブログのトップに戻る

ブログ一覧に戻る

 

 

北房のホタル 2022 Ⅱ 2022.06.16 更新

2022.06.16 更新

ホタルシーズンも最盛期となりました。今日は一日天気も良かったようですが、天気図を見ると夕方から多少曇がかかるようで、月の出も21時30分頃と絶好のホタル撮影日和になりそうです。今日は日勤、勤務を終え直接職場から北房へ向かう事にします。

国道313号線から別れ旧道をしばらく進み明神橋で備中川を渡ります。明神橋の北東には北房振興局があり、ホタルシーズンは駐車場を解放されているそうです。私は新見、大佐方面に左折し県道58号線を走ります。

市街地を抜けた中国道のカルバート手前に「ホタルの里」の看板と「ホタル公園 ⇦  駐車場」の案内板があります。県道58号線から市道に入り備中川沿いに進みます。

19時前、職場から1時間30分程で「北房ホタル公園」に到着しました。今日は平日だというのに既に駐車場には沢山の車が停まっていました。

撮影機材を持って撮影場所に向かいます。既に沢山のカメラがセッティングされ、ホタル観賞に来られた方も沢山おられました。

9000Dは前回と同じ場所から備中川のホタルも入れて撮影しようと思い一度セッティングしましたが、水車小屋手前にある諏訪洞から流れ出る川のホタルを狙ってみようと思い直し、橋の上にセッティングし直しました。

9000Dのアングルです。30mm(フルサイズ換算48mm)では少し長すぎる気がしましたが、今回はこのアングルで撮影します。

今回の本命はG7Xです。水車小屋と諏訪洞から流れて来る川を36.8mm(フルサイズ換算100mm)ズームで正面から狙らってみようと思っています。

セッティングが完了です。100mmでは大きくなり過ぎたため、結局26mm(フルサイズ換算70mm)でアングルを決めました。これでも十分望遠効果は出ています。

先程の場所も良かったのですが、もう少し水車に角度を持たせようと少し北方向に移動し再度セッティングし直しました。

全体はこのような感じです。

セッティングが完了です。26mm(フルサイズ換算70mm)でアングルを決めました。20時前頃からホタルが飛び始めたので9000Dの撮影を開始し、私はG7Xに戻り撮影をします。

9000Dで20時10分頃から20時50分頃まで撮影した写真から、不要な光などの入ったものを除いた100枚程弱と、前撮りした1枚を比較明合成で仕上げた写真です。撮影データーは、30mm(フルサイズ換算48mm)、F値はF1.4、ISO100、露光時間は10秒で12秒間隔のインターバル撮影で撮影です。21時過ぎG7Xの撮影を終え9000Dの所へやって来ると、何とカメラの向きが全く変わっていました。どなたか三脚に当たられ、向きが変わってしまったようです。ケガなどされていなければいいのですが…… 撮影されている方に影響が無い程度の白い袋をかけて、近付けばカメラがあるのが分かるようにしてはいたのですが、カメラ脇に付いていなかった私が悪かったようです。

G7Xで20時過ぎから21時過ぎまで撮影した写真から、不要な光などの入ったものを除いた100枚程と、前撮りした1枚を比較明合成で仕上げた写真です。撮影データーは、26mm(フルサイズ換算70mm)、F値はF2.8、ISO400、露光時間は10秒です。G7Xにはインターバル撮影機能やレリーズ取付端子が無いため、付きっきりで毎回シャッターを押し一枚一枚撮影しなくてはなりません。21時20分頃撤収し、少し南にある北房バスターミナル付近の様子を見に立寄ってみる事にします。

車を置き北房バスターミナル付近にある橋の上にやって来ました。G7Xで21時30分頃から21時45分頃まで星空撮影モードで撮影した1分から2分の写真4枚を比較明合成で仕上げたものです。前回より少し時間が早い事もあってかホタルの数が多いようでした。今夜は今季2度目の北房のホタル撮影でしたが、平日にも拘らず「北房ホタル公園」は前回より人出が多い割に蛍の数が少ないように思いました。もう少しすると先程撮影したホタル公園の水車小屋付近で姫ボタルも見る事が出来るので、そのシーズンにはまた訪れてみたいと思います。

 

このブログのトップに戻る

ももっちブログのトップに戻る

ブログ一覧に戻る

 

 

北房のホタルシーズン到来  2022.06.07 更新

2022.06.07

昨夜は、蛍遊の水辺由加で沢山のホタルが飛び交っていて、しっかりとホタルの乱舞を楽しむ事が出来ました。今夜は上弦の月で、南中が18時頃、月の入りは0時頃のようです。天気図を見ていると、岡山県南部は雲も無く晴天なので少し明るく、ホタル撮影にはハードルが高いようですが、県北部には雲がかかるようです。先週北房観光協会に問い合わせた際「ホタルは、南の側が今週末ピークで、ホタル公園付近のピークは一週間ほど遅れると思います」とご教示いただいていました。また、昨年ホタル先生と話をしていた時、岡山県南の蛍遊の水辺由加のホタルと県北の北房ホタル公園付近のホタルは何故か飛翔する時期が同じだと言われていた事を思い出し、蛍遊の水辺由加でホタルが飛び始めたので、北房ホタル公園付近でも飛翔が見られるのではないかと思い、今夜は勤務を終え職場から直接北房へ向かう事にしました。

職場から1時間少しで「北房ホタル公園」(真庭市北房下呰部《しもあざえ》)に到着しました。駐車所には既に2台の車が停まっていて、車内で暗くなるのを待たれているようです。私は撮影機材を持って今夜撮影する水車小屋付近に向かいます。

備中川沿いにある水車小屋です。この付近にはシーズンになると姫ボタルも沢山飛び交います。

今回私は備中川のホタルでは無く、水車小屋とホタルを狙ってみようと思います。9000Dのセッティングを終えましたが、水車小屋が少し遠いようなのでこの後少し前進し、もう一度セッティングし直しました。

9000Dのアングルはこんな感じです。

9000Dのセツティングを終え、G7Xは備中川の橋上にセッティングしました。

G7Xのアングルはこんな感じです。

カメラのセッティングを終え、一度車に戻ります。橋梁の中央手前にG7Xが見えています。

北房ホタル館の北側にある公園です。この付近には平家ボタルが飛び交うそうです。

様子を見ていると19時50分頃からホタルが光り始めました。9000Dのインターバル撮影を開始、後はカメラ任せです。画像を確認するをかなり明るいですが、ホタルが飛び始める20時過ぎ頃にはいい感じで撮影出来ていると思います。私はG7Xの脇でホタルが飛び始めるのを待つ事にします。20時前頃からは平日にもかかわらず次から次へとホタル観賞に来られるようになりました。

9000Dで20時頃から21時過ぎまでの間、10秒露光でインターバル撮影した写真から車の光などが写り込んだものを除いた180枚程の写真と、前撮りした1枚を比較明合成で仕上げた写真です。右の水車小屋付近が少し淋しいのが残念ですが…… 設定は、ISO100、10秒露光で12秒間隔のインターバル撮影です。この後移動し、G7X付近で橋上から撮影する事にします。

G7Xは「星空撮影モード」で20時頃から20時30分頃までの間撮影、撮影中光が入りそうになると黒布でレンズを覆ったりしながら、1分前後で小分けに撮影しました。その写真から、車の光などが写り込んだものを除いた20枚程の写真を比較明合成で仕上げたものです。

同じくG7Xの「星空撮影モード」で20時30分頃から21時30分頃までの間に撮影した写真から、車の光などが写り込んだものを除いた20枚弱の写真を比較明合成で仕上げたものです。「星空撮影モード」はとても簡単に撮影する事が出来ますが、多重露光と同じで撮影中に光が入ってしまえばその写真はボツとなってしまうので気を使いながらの撮影です。しかし、不意なスマホなどの光には対応しきれず、特に21時前頃からはホタル観賞の方が増えた事もあり車の出入りも多く、撮影待ち時間が長くなったりボツ写真が多発してしまいました。

移動後9000Dで21時10分頃から21時30分頃までの間、10秒露光でインターバル撮影した写真から、車の光などが写り込んだものを除いた40枚程の写真を比較明合成で仕上げたものです。感度と露光時間を上げて前撮りもしましたが、前撮り写真を重ねない方が良い感じになりました。21時30分過ぎ撤収する事にしました。車まで戻り少し南にある北房バスターミナル付近の様子を見に立寄ってみる事にします。

北房バスターミナル付近にもかなりの数のホタルがいたので、G7Xで撮影してみました。G7Xで21時40分頃から22時前までに撮影した写真から、車の光などが写り込んだものを除いた10枚程の写真を比較明合成で仕上げたものです。川岸では沢山のホタルが光っていますが、残念ながらあまり飛んではくれません…… 15分程撮影し引き上げる事にしました。久しぶりに訪れた北房ですが、しっかりとホタルの乱舞を楽しむ事が出来ました。車の温度計で外気温は17°、夜は少し冷え込み肌寒むく感じますが気温上昇に伴い、これから徐々にホタルは上流に移動していくのではないでしょうか。先程撮影したホタル公園の水車付近には姫ボタルも見る事が出来るので、そのシーズンにはもう一度訪れてみたいと思います。

 

このブログのトップに戻る

ももっちブログのトップに戻る

ブログ一覧に戻る