妻と休日の合った日曜日、今がシーズンの松葉ガニを食べに鳥取県米子市にドライブがてら出かけることにしました。今回は国道180号線の明地峠で県境を越えます。途中休憩がてら「いぶきの里スキー場」(新見市千屋花見)の様子を見に立ち寄ってみました。
さすが日曜日、駐車場も7割方埋まっているようです。キッズパーク「わーにーズ」も沢山の子どもたちが遊んでいるようで、イルミネーションコースでも多くの方が滑走を楽しんでいます。
センターコースにも沢山のボーダーの方やスキーヤーの方が滑走されていました。
休憩を終え再び国道180号線に戻り明地TNを抜け鳥取県に入ります。最近は県道8号線の谷田峠と通ることが多く、明地峠越えは久しぶりです。途中日野郡日野町でオシドリがいれば撮影しようと立ち寄りましたが、到着した時間は10時を少し回っています。観察小屋まで行ってみましたが時間が遅かったためか一羽のオシドリもいませんでした。やはり早朝か夕方の時間帯でないとオシドリはいないようです。
11時少し過ぎにイオン日吉津店(西伯郡日吉津村《ひえづそん》)に到着しました。開店は11時30分ですが、混雑を避けるため、余裕をもって少し早めに到着しました。
「松葉がにスペシャル丼」が食べられるのはイオン日吉津店の駐車場内横にある「新鮮市場」の中の「山芳亭」です。
到着後、海鮮市場に入ります。しかし既に山芳亭の食券売り場の前には長い行列ができていました。
メニューを見て、私は「松葉かに親子丼」も気になったのですが・・・。
ずらりと並んだメニューを見て結局注文したのは、私は「松葉がにスペシャル丼」ご飯普通盛り、サーモン好きの妻は「境港サーモン昆布じめ丼」ご飯少な目と、二人とも前回訪れた時と同じメニューでした。
食券を購入後呼ばれるまで待ちます。料理が出来たら順次店内に案内されますが、しばらく時間もかかりそうなので私は海鮮市場の中を散策します。
まだ元気に動いている活き松葉がにが1匹4,800円。親がには3匹乗って一盛り880円です。松葉ガニは成長した雄のズワイガニで、親ガニば松葉ガニの雌の呼び名です。松葉ガニのお母さんであるこのカニには、小振りながら甲羅の裏にオレンジ色で濃厚な旨味の内子と、お腹にはプチプチした食感の外子と2種類の卵が詰まっていています。親ガニは味噌汁などに入れるととても美味しくいただくことが出来ます。
ボイルした松葉ガニを冷凍した中サイズが2匹、少し小ぶりなサイズが3匹乗ってそれぞれ6,500円、それがタイムサービスで5,000円だそうです。以前職場の友人に山陰へ行った時に松葉ガニを買ってきてと言われていたので早速メール、買って帰ってとの返信があり、中サイズの物を購入しました。5,000円+消費税400円でお買い上げ!。
待つ事20分余りやっと呼ばれて店内へ案内されました。店内の中の様子です。フィジカルディスタンス(ソーシャルデスタンス)を保つために、かなりゆったりと配席されています。
妻のオーダーした「境港サーモン昆布じめ丼」ご飯少な目です。親ガニの味噌汁も付いています。ご飯少な目をオーダーすると、丼に乗っている温泉卵の他に1個温泉卵が追加されます。
丼にはサーモンにいくら、イカなど妻の好きな物が所狭しと乗っています。
「松葉がにスペシャル丼」が出て来ました。
松葉ガニがド~ンと乗っています。
こちらも当然親ガニの味噌汁が付いています。
身を解して《ほぐして》からいただきます。
料理と一緒に「蟹取県の塩ぽん酢」と「昆布風味のかに酢」が出されました。私は昆布風味のカニ酢でいただきました。
ズワイガニも同じように境港(鳥取県境港市)に水揚げされても、鳥取県の船の物は赤タグの「とっとり松葉ガニ」、一方島根県の船の物は青タグの「島根県・隠岐松葉ガニ」になるそうです。今回の松葉ガニは青タグでJFしまね恵曇支所所属の大岩丸のズワイガニのようです。
ちなみに松葉ガニの解禁期間は11月6日から3月20日だそうで、この期間にしか「松葉がにスペシャル丼」は食べられないようです。
どちらも美味しく、しっかりといただくことが出来二人とも大満足です。しかしこのサーモン丼が1,650円、松葉ガニの丼が2,200円とはとてもコスパが高いような気がします。また機会があれば「松葉かに親子丼」も一度食べてみたいと思います。
この後県境を越え島根県の能義平野に白鳥の撮影に向かいます。
能義平野(安来市清瀬町)の中央を横断する「白鳥ロード」です。今日は白鳥ロードの北側に沢山の白鳥がいるようですが、とりあえず前回撮影した白鳥ロードの南側に行ってみることにします。
前回撮影した場所に到着しました。今日はこの場所には白鳥は少ないようですが、前回はこの場所に沢山の白鳥が飛来してきたので、しばらくこの場所で様子を見ることにします。
白鳥が水田で餌を探しています。
頭まで突っ込んで餌を探している白鳥もいます。
1羽の白鳥が飛来しました。1/30のシャッター速度で流し撮りに挑戦してみました。
先程の白鳥がランディング(着陸)します。ランディングまで数十枚撮影しましたが、スローシャッターでの撮影のため、どれもブレブレやピンボケの写真で、この2枚だけがまともな写真でした。
近くの水田の中に白鳥の羽が落ちていました。
水たまりの中へ嘴《くちばし》を入れて餌を探しているようです。
幼鳥が少し大きな水たまりに嘴を突っ込み餌を探しています。
水田で餌を探していた白鳥が何か餌を捕まえたようです。
こちらにも白鳥の羽が落ちていました。この場所は今日は白鳥の数も少なく、飛来してくる白鳥も少ないため、1時間弱撮影して白鳥ロードの北側へ移動しました。
県道沿いに広場があったので車を止め撮影開始です。広場には案内板もありました。
広場から見た西側の様子です。
北東方向の様子です。
北西方向にカメラを向けファインダーを覗いていると・・・。
沢山の白鳥の飛翔が見えました。
こちらに近づいて来ました。ファインダー越しなのではっきりとは分かりませんが、翼と頭が黒いようなので白鳥では無いようです。
私の手前を旋回し南西方向に向かいます。以前何かの写真で見たV字編隊飛行です。
少しトリミングをしてみました。カモの仲間のようにも思いますが、首が長く大きさもカモよりも一回り以上大きな感じです。
この鳥の名前が気になり、翌日、野鳥先生にラインで写真を送って伺うと「ヒシクイ」ではないかとの返信をいただきました。ただ実際の大きさも解らないので断言はできないそうで、ネット等で検索してみてはとのアドバイスをいただきました。
翌日2月9日島根県の農林水産課に電話して相談したところ「宍道湖グリーンパーク」に相談してみてはとのアドバイスをいただき、早速連絡してみましたが、あいにくの休館日・・・。
翌日また連絡してみたところ、早々に回答をいただきました。
野鳥先生がおっしゃっていた「ヒシクイ」でした。さすが野鳥先生です。何か喉につっかえていたものが取れたようで、すっきりしました!。
野鳥先生、そして宍道湖グリーンパークのスタッフの皆様ありがとうございました。
場所を移動後は白鳥の飛翔が頻繁にあります。
2羽の白鳥がこちらに向かってきます。
1/30のスローシャッターで流し撮りです。
1羽の白鳥が飛んできました。以下ランディングまでの様です。
地表近くまで滑空してきました。ランディングポイントへの微調整は足の水かきをエルロン代わりに使っているようです。
最終ランディング体制です。水かきをフラップのように下げ、揚力を保ちながら翼で減速しているようです。
最後は翼を羽ばたかせながらランディングです。
2羽の白鳥がやって来ました。
徐々に近付いて来ます。
ランディングポイントに向け微調整を始めました。
2羽同時に最終ランディング体制に入ります。
ランディングは2羽はアングルに入らないので、1羽のみ追いかけました。
今度は4羽がやって来ました。今日は次から次へ白鳥がやって来ます。場所を移動して大正解です!。
4羽のランディングです。
順次ランディングしてきます。
今度は6羽です。飛来する白鳥の数がだんだん数が増えてきます。
近付くにつれアングルに入る白鳥の数が限られてきます。
間もなくランディングです。
ランディングは2羽しかアングルに入りません。
翼を大きく羽ばたかせながら減速しているようです。
足を延ばし間もなくランディングです。
足は着いたようですが、まだ惰性が残っているようです。
数歩進んで止まりました。
最後の1羽のランディングです。
今日はあちらこちらから白鳥がこの場所に集まって来ます。
以降、飛行シーンを纏めてみました。
1/4
2/4
3/4
4/4
以降、ライディングの様子を纏めてみました。
1/13
2/13
3/13
4/13
5/13
6/13
7/13
8/13
9/13
10/13
11/13
12/13
13/13
今回は2時間程の間に、飛行シーンはじめ沢山写真を撮影することが出来ました。撮影枚数は1,000枚余以上ですが、流し撮りも行ったのでブレブレの写真や、ピントの甘い写真などを量産してしまいました。フィルム時代には考えられない撮影枚数です。撮影の間妻は車の中でゲームをしていましたが、私が車に戻るとゲームにも飽きたのかシートを倒して寝ていました。
この後、島根県道257号線を南下し、国道423号線で「延命水」を汲みに奥出雲へ向かいます。