米子水鳥公園と松葉かに親子丼

最近撮影に通っている島根県能義平野の白鳥ですが、水田と山のロケーションばかりなので、水に浮かんだ優雅な白鳥や、湖面からのテイクオフや、湖面へのライディングなども撮影してみたいと思い色々と調べたところ、米子市にある「米子水鳥公園」でコハクチョウの撮影出来るようです。早速水鳥公園に電話で確認したところ、日によって多少違いがあるものの、夜明け頃から9時前頃迄に公園内の湖から飛び立ち餌場である能義平野などに向かい夕方18時頃にねぐらであるこの公園に戻って来るそうです。また11月~3月の土日祝は7時から開園しているということで、妻と休みの会う日曜日、早朝4時過ぎに自宅を出発し、米子水鳥公園(鳥取県米子市彦名新田)に出かけることにしました。

f:id:momotchi_blog:20210222073038j:plain到着したのは7時30分、妻のアクアで来たので車内でタバコを吸わしてもらえず、途中で2度タバコ休憩を挟んだ関係で、思っていた以上に時間がかかってしまいました。

f:id:momotchi_blog:20210222073048j:plain入口には公園の案内板がありました。この公園はコハクチョウの集団越冬地としては日本の南端だそうで、国内で確認されている鳥の42%もの種類が確認された場所でもあるそうです。

f:id:momotchi_blog:20210222073058j:plain駐車場からネイチャーセンターに向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210222073119j:plain途中こんな案内板がありました。この公園の湿地は2005年11月に中海の一部として「ラムサール条約」にも登録されているようです。

f:id:momotchi_blog:20210222073110j:plainネイチャーセンターに到着しました。入口にはこの公園でよく見られる野鳥の説明板が設置されています。

ネイチャーセンターに入りました。入館料は310円(年間パスポートだと1,570円)で、2階には観察ホールや展望ホールがあり、つばさ池が一望できます。また視聴覚室ではコハクチョウなどの映像が楽しめるようにもなっています。

f:id:momotchi_blog:20210222073141j:plain展望ホールの様子です。単眼鏡も設置されていて自由に観察出来るようですが、肝心のコハクチョウが一羽もいません・・・。

スタッフの方に伺うと、今日はコハクチョウが朝早い時間に飛び立っていったそうです。しかし今の時期は少しずつ北帰行が始まっていて、北へ飛び立つため一度このつばさ池に集まることもあるそうで、上手くすれば西の方から飛んでくるコハクチョウを見ることもできるそうです。また、つばさ池にはオオハクチョウがいるなど色々と情報をいただきました。私たちは園内を散策しながら、しばらく様子を見ることにします。

f:id:momotchi_blog:20210222192939p:plain米子水鳥公園の地図です。(米子水鳥公園HPより)

f:id:momotchi_blog:20210222073207j:plainネイチャーセンターを出て、南方向に向かいます。途中メダカ池からネイチャーセンターを望みます。

f:id:momotchi_blog:20210222073222j:plain水鳥観察桟橋です。正面の朝日が眩しいですが、天候がよければこの方向に伯耆富士こと大山が見えるはずなのですが、今日は霞んでいて見ることが出来ないようです。

更に園路を南に進むと「カワセミ観察壁」がありました。その壁の観察窓から覗くと・・・。

f:id:momotchi_blog:20210222073320j:plain何とラッキーのことに、カワセミがいました。

f:id:momotchi_blog:20210222073341j:plainカワセミと目が合ってしまいました。

f:id:momotchi_blog:20210222073405j:plain久しぶりに見るカワセミです。朝日を受けいい顔をしています。

f:id:momotchi_blog:20210222073437j:plainしばらくして一度飛び去りましたが、またすぐに飛んできて先程より更に近い場所までやって来ました。

f:id:momotchi_blog:20210222073452j:plainほぼ私の目の前です。

f:id:momotchi_blog:20210222073522j:plainこの場所で水面を見つめ餌を探しているようでしたが、一度も飛び込むことなく、しばらくして飛び去ってしまいました。

この後、公園の入口にある第1駐車場南の彦名東橋付近のつばさ池の北側に行ってみることにしました。

f:id:momotchi_blog:20210222073734j:plainつばさ池の北側に到着しました。オナガガモでしょうか池の中央付近に十数羽がいました。

f:id:momotchi_blog:20210222074008j:plainつばさ池の南側にはオオハクチョウがいました。

f:id:momotchi_blog:20210222074103j:plain3羽のオオハクチョウが優雅に泳いでいます。

f:id:momotchi_blog:20210222073833j:plainその中の一羽が大きく羽ばたきました。

f:id:momotchi_blog:20210222073914j:plain撮影アングルが限られるのが残念です。

f:id:momotchi_blog:20210222074145j:plainつばさ池の南中央付近を優雅に泳いでいます。

f:id:momotchi_blog:20210222074202j:plainやはり湖面を泳ぐ白鳥は絵になります。

f:id:momotchi_blog:20210222074241j:plainツクシガモが飛んできました。

f:id:momotchi_blog:20210222074316j:plainオオハクチョウの先に居る仲間と合流するのでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20210222074344j:plainキンクロハジロもいました。

f:id:momotchi_blog:20210222074421j:plain西方向にネイチャーセンターが見えます。

f:id:momotchi_blog:20210222074436j:plainネイチャーセンターの展望ホール(左側)と観察ホール(右側)、そのすぐ手前に沢山のカモたちが群がっています。

f:id:momotchi_blog:20210222074500j:plainネイチャーセンターの近くにカモが飛んできました。

f:id:momotchi_blog:20210222074608j:plainオオバンでしょうか?優雅に泳いでいます。

f:id:momotchi_blog:20210222074618j:plainカルガモも気持ちよさそうに泳いでいます。

f:id:momotchi_blog:20210222074552j:plain入り口付近の葦の中にメジロがいました。

10時30分頃まで居ましたが、コハクチョウは全く姿を見せませんでした。しかしカワセミオオハクチョウ、そして沢山の野鳥たちを見ることが出来、遠路来たかいがありました。この後少し早い昼食に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210222074634j:plain10時50分、米子水鳥公園から20分程でイオン日吉津店(西伯郡日吉津村《ひえづそん》)に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20210222074650j:plainお目当てはイオン日吉津店の駐車場に隣接する「新鮮市場」の中にある山芳亭の「松葉かに親子丼」です。山芳亭の開店は11時30分ですが、前回の教訓を生かし、今回は少し余裕をもって早めに到着しました。

f:id:momotchi_blog:20210222074723j:plainずらりと並んだメニューを見て妻がオーダーしたのは、「境港サーモン昆布じめ丼」ご飯少な目、毎回同じメニューです。私は前回気になっていた「松葉かに親子丼」をオーダーしました。

f:id:momotchi_blog:20210222074736j:plain開店前の店内の様子です。食券の販売は11時25分頃から始まり、順番に店内に案内されます。今回は5組目だったのでスムーズに入店することが出来ました。

f:id:momotchi_blog:20210222074804j:plain出来上がりました「松葉かに親子丼」です。

f:id:momotchi_blog:20210222074750j:plain松葉ガニ、親ガニ、紅ズワイガニの解し身に親ガニの内子と外子、それにカニ味噌、その上にはいくらとウニまで乗っています。この丼はカニの身を自分で解さないでいいので、とても食べやすいようです。

f:id:momotchi_blog:20210222074815j:plain親ガニの味噌汁付です。

f:id:momotchi_blog:20210222074831j:plain妻のオーダーした「境港サーモン昆布じめ丼」ご飯少な目も出来上がりました。こちらにも親ガニの味噌汁が付いています。サーモン好きの妻は毎回同じオーダーです。さらにご飯少な目をオーダーすると、温泉卵が1個追加されます。

f:id:momotchi_blog:20210222074841j:plain丼にはサーモン、いくら、イカ、それに温泉卵がトッピングされています。妻の好きな物がしっかりと乗っています。

f:id:momotchi_blog:20210222074854j:plainカニの解し身の下から足の身も出て来ました。内子と外子はブレンドされたものが乗っていて、プチプチ食感がたまりません。

f:id:momotchi_blog:20210222074912j:plainご飯普通盛りは茶碗1.5配分だそうですが、全て完食です。とても美味しくいただくことが出来、大満足です。

この後土産物を買に海鮮市場の中を見て歩きます。

f:id:momotchi_blog:20210222074712j:plain活き松葉ガニが3,800円です。赤いタグが付いているので鳥取県の船団の物のようです。

f:id:momotchi_blog:20210223142127j:plainスタッフの方の話によれば、茹でるとどうしても美味しい出汁が逃げてしまうので、松葉ガニは蒸しガニがお奨めとの事で、蒸し時間は2時間だそうです。しかし少し大きいので家の蒸し器では少し大変かも?。

f:id:momotchi_blog:20210222074701j:plain美味しそうな干しカレイも並んでいました。

f:id:momotchi_blog:20210223081245j:plain以前沖縄の牧志公設市場を訪れた際に色鮮やかな魚や、豚の足やバラ肉などと共に、豚の頭や顔の皮などが販売されていてとても驚きましたが、ここでもその豚の頭が販売されていました。さすがにこの豚の頭は購入しませんでしたが、スペアリブが安かったので少し多めに購入しました。

f:id:momotchi_blog:20210222074947j:plainしっかりと土産を購入し、山芳亭を見ると長蛇の列ができていました。最後尾の方は30~40分待ちではないでしょうか?。

私たちはこれから帰路につきます。

f:id:momotchi_blog:20210222075003j:plain国道431号線から見えた大山と、米子城を模した「お菓子の壽城 」です。

f:id:momotchi_blog:20210222075014j:plain少し霞んでいますが、山頂付近に積雪がある綺麗な大山の勇姿を見ることが出来ました。水鳥公園や能義平野からは少し距離がありこの勇姿は見ることは出来ないようです。

f:id:momotchi_blog:20210222075038j:plain来る途中にも立ち寄った「道の駅 奥大山」(日野郡江府町)でタバコ休憩です。ここの売店で「はるみ」という広島産のミカンと「二十世紀梨キャラメル」を購入しました。ミカンは大玉で内皮が薄く内皮ごと食べられるそうです。帰宅後いただきましたが、甘くてとてもジューシー、ポンカンのような爽やかな味わいで、とても美味しくいただきました。また「二十世紀梨キャラメル」はとても美味しいのは良いのですが、北海道函館市で製造された商品のようで何か少し残念な気がしました。

f:id:momotchi_blog:20210222075100j:plain国道180号線、県境の明地TN手前から見えた大山です。この距離で見えるのであれば、水鳥公園や能義平野からも大山が見えているのかも知れません。

f:id:momotchi_blog:20210222075128j:plain明地TNを抜け岡山県に入ると前方に「いぶきの里スキー場」が見えました。さすが日曜日、沢山の方がスキーやスノボーを楽しんでいるようです。ちなみに車の温度計で外気温は11℃、まさに春スキーです。

f:id:momotchi_blog:20210223080858j:plain2回目のタバコ休憩で「絹掛の滝」(新見市草間)に立ち寄りました。この場所も行く途中に立ち寄った場所です。タバコをしっかりと吸って、この後は一気に自宅を目指します。

f:id:momotchi_blog:20210222075152j:plain16時10分無事帰宅しました。今日の走行距離は329.7km、平均燃費は26.1km/Lでした。帰り道鳥取県側から明地峠を運転していた妻が「アクセルを踏んでも登らない・・・」と一言、速度見ると55kmと前回奥出雲の坂道で私が経験した時と同じような現象でした。今回ためしにエコモードを解除し通常モード(アクアにはパワーモードが無い為)にしたところ、そこそこ加速しはじめました。この明地峠の坂道でこの程度走れば後続車に迷惑をかけることも無いようなので、燃費優先のアクアであれば我慢できる範囲ではないかなどと話しながら帰りました。

今回の米子水鳥公園では残念ながらコハクチョウを撮影することは出来なかったことや、大山をバックに飛び交う野鳥を撮影出来なかったことは残念でしたが、カワセミオオハクチョウ、そして沢山の野鳥を見ることが出来たことや、美味しい「松葉かに親子丼」や妻の大好物の「境港サーモン昆布じめ丼」をいただくことが出来二人とも大満足でした。スタッフの方に「松葉かに親子丼」や「松葉かにスペシャル丼」はいつ頃まで提供できるのか伺ったところ。既に親ガニの漁期は終了していて在庫が無くなれば終了だそうです。また松葉カニも漁期が3月20日までなので3月の終わり頃には在庫も無くなり終了するそうです。今の時期山陰地方ではなかなか快晴というのは難しいようですが、また機会を作ってコハクチョウの北帰行の撮影にも挑戦してみたいと思います。

 

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f:id:momotchi_blog:20200116124915p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112205p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094742p:plain