島根県の宍道湖北岸にある松江市古志には白鳥が飛来する場所があると松江市出身の友人に教えて貰い妻と訪れてみることにしました。先程松江市内で遅い昼食を済せ松江市街地を抜け宍道湖北岸を出雲市方向へ移動します。
途中松江温泉付近から見た宍道湖に浮かぶシンボル的な島「嫁が島」です。
宍道湖周辺や中海周辺には白鳥の飛来地がいくつかあり松江市古志はその飛来地の一つだそうです。多い時には数百羽の白鳥が遠くユーラシア大陸などから越冬の為に飛来するそうで今ではすっかり松江市の冬の風物詩の一つになっているようです。
友人に聞いていた松江市古志の水田に到着しました。看板の後方に白鳥の群れが見えます。
ここの水田で作った無農薬無化学肥料栽培の米を「湖北はくちょう米」というそうで、以前ANAの機内食で期間限定で提供されたこともあったそうです。一度食べてみたいですね！
ここの白鳥はコハクチョウと言う種類で訪れたこの日は40～50羽の白鳥が数ヶ所に分かれ水田で餌を食べていました。
「グァー グァー」白鳥の鳴き声が聞こえます。
妻は「アフラックの世界‼️」と喜んで眺めています。
道を挟んだ北側の水田にもいます。
幼鳥でしょうかまだ灰色がかつた白鳥もいました。成長すると全体が白くなりくちばし付近も黄色に変わるそうです。
三羽が羽を広げ「グァー グァー」を大きな声を出し威嚇し合っているよです。
水田の中をトコトコと・・・。
餌を見つけたのかくちばしを沈めます。
1時間程撮影し、足立美術館へ行こうかと妻に言うと、今日は遅くなったので日を改めて来たいとのこと。ならば以前安来市の能義平野にナベヅルが飛来したことがあったと聞いたことを思い出し多少回り道になるのを覚悟して立ち寄ることにしました。
能義平野をウロチョロとナベヅルを探しましたがいるのは白鳥ばかりで全くナベヅルの気配がありません。しかしここにも沢山の白鳥がいます。
この能義平野には「白鳥ロード」という広域農道がありその周辺には沢山の白鳥がいました。やはりナベヅルではなく白鳥の飛来地なのでしょうか？
白鳥が飛び立ます。
しばらくすると戻って来て私たちの頭上を通過して行きます。
ここ能義平野にも毎年500羽程の白鳥が越冬に来るそうです。地理的には大山が見えるのではないかと思い白鳥とバツクに大山を配した写真を撮影したいと考えかなりウロチョロしましたが天候の影響なのか大山をアングルに入れることは出来ませんでした。
1時間程能義平野をウロチョロしながら白鳥を撮影し帰路につくことにしました。
ナビで帰路を検索すると白鳥ロードから安来市伯太町を経由し島根県道1号線で鳥取県へ、鳥取県道1号線で西伯郡南部町へ抜けそこから国道180号線を南下、姫ボタルの日野郡日南町を経由し県道5号線で岡山県新見市へ入るルートを案内しました。このコースだと安来市を通過することなく大回りせずかなり短絡ルートのようです。流石ナビ！
新見といえばいつもの「新見ラーメン」です。以前から食べてみたいと言っていた妻に「どうする？」と聞くと、少し考えて「うん～ 小なら食べれそう♡」とのこと。立ち寄ることに決定！
妻は千屋牛とイノシシチャーシュー入りのミックスラーメン「新見スペシャルラーメン 」醤油味（1,000円 税込）です。
猪チャーシューの横のネギの下から少しだけ千屋牛が顔をのぞかせています。見た目は少ないようですが、下から下から次々と千屋牛が出てきます。さすがに妻もその多さに大満足の様子です。
私はいつもの「猪ラーメン」大盛り、味噌味（750円 税込）です。
トロトロの猪チャーシューはやはり最高！
実は昼食を食べすぎたので入るかなと考えましたが、スタッフの方から「大盛り無料ですよ」と言われ「無料」の誘惑に負けついつい大盛りにしてしまいました。しかし美味しいラーメンなので全て完食、スープまですべて頂きました。御馳走様でした！
以前妻を連れて訪れた際には「臨時休業」でそれ以来妻も長らくお預けだった新見ラーメン。「美味しかった」「美味しかった」の連呼！今回食べれて大満足の様子でした。
帰路はいつもの如く「少し寝ていて良い？」と言いつつ自宅までほぼ熟睡状態でした。
