初めてのアコウ釣り

一昨晩の夜勤は釣り仲間の三人が揃い、今季メバル釣りには行けなかったとか、そろそろタイのシーズンだとか話をしていて、アコウが釣れているのではないかという話になり盛り上がりました。翌朝までに三人でアコウ釣りに行く事で話が纏まり、急遽夜勤明けにアコウの仕掛などを購入するため釣具店に立寄り、帰宅後夕方まで寝た後釣行の準備をして今日に備えました。朝5時30分に尾道の港を出船するので、3時45分に職場の駐車場で待ち合せる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20220328071045j:plain3時50分職場の駐車場を出発、国道2号線を走り玉島ICから山陽道で福山西IC、松永バイパスから尾道バイパスを通って吉和ICで一般道に流出、途中港近くのコンビニで昼食などを購入し尾道市の吉和漁港に4時55分に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20220328071055j:plain今回お世話になる雅丸です。この船は昨年初めメバル釣りの際にもお世話になった遊漁船です。荷物を持って乗船します。全員が揃い、5時25分尾道吉和魚港を出港しました。今日の目的地は今治市沖の来島海峡大橋付近だそうです。

f:id:momotchi_blog:20220328084241j:plain因島生口島の西側をとおり、広島県愛媛県境となる多々羅大橋の下を潜り抜けました。右の島が生口島です。

f:id:momotchi_blog:20220328071109j:plain多々羅大橋を過ぎると、東の空が朝焼けで赤く染まってきました。

f:id:momotchi_blog:20220328071141j:plain大三島橋の下を潜り少し進むと左方向に伯方島と大島を結ぶ伯方大島大橋が見えて来ました。

f:id:momotchi_blog:20220328071832j:plain6時25分、約1時間で来島海峡大橋の西側までやって来ました。今日はこの付近で釣りをするようです。

f:id:momotchi_blog:20220328071738j:plain早々に仕掛けを落とし込みます。

f:id:momotchi_blog:20220328075205j:plain来島海峡大橋の奥には四国の石鎚山系の山々が顔を覗かせていました。

f:id:momotchi_blog:20220328075245j:plain何度も船を流しますが、なかなかアタリがありません…

f:id:momotchi_blog:20220328072049j:plain7時40分、少し小振りですがやっとアコウをゲット出来ました。アコラバという仕掛けで、100gの重り、ネクタイは船長お勧めのクラブタイプを使用しています。

f:id:momotchi_blog:20220328072106j:plain生簀に入れておきます。昔メバル釣りをしていて小型のアコウを釣った事はありましたが、本格的にアコウ狙いでアコウを釣ったのは初めてです。

f:id:momotchi_blog:20220328072116j:plainアタリが少ないので来島海峡大橋の下まで移動して来ました。

f:id:momotchi_blog:20220328072129j:plainしかし、全くアタリが出ないので、もう一度来島海峡大橋の西側に戻って来ました。

f:id:momotchi_blog:20220328072227j:plain前方を海上保安庁の巡視船が通過して行きます。

f:id:momotchi_blog:20220328072021j:plain全くアタリが出ないので、10時過ぎ場所を移動します。

f:id:momotchi_blog:20220328072239j:plain来島海峡大橋の東側に移動して来ました。この付近には沢山の遊漁船が集まって来ています。

f:id:momotchi_blog:20220328072207j:plain11時47分、久しぶりのアタリ! 慎重に取り込みました。30cm前後の良型です!

f:id:momotchi_blog:20220328072257j:plain目の前には今治市街地、その奥に石鎚山系の山々が望めローケーションは最高です。ここで友人の一人が40cmオーバーの大物を立て続けにゲット! もう一人の友人も三匹目をゲットしていますが、私には全くアタリが無く根掛ばかり…

f:id:momotchi_blog:20220328072316j:plain潮の流れが変わったので、馬島の南側に場所を移動しました。しかしこの場所は先程の場所以上に根掛かりが多発。15時40分納竿です。最後の一流しの際、根掛し最後の仕掛けを取られてしまい、結局持参した三つの仕掛全て無くなってしまいました…

f:id:momotchi_blog:20220328072426j:plain来島海峡第三大橋の下を潜り、尾道を目指します。

f:id:momotchi_blog:20220328072434j:plain伯方大島大橋の西側を北上します。

f:id:momotchi_blog:20220328072447j:plain大三島橋の下を潜り抜けました。

f:id:momotchi_blog:20220328072503j:plain多々羅大橋の下を通過します。

f:id:momotchi_blog:20220328072530j:plain右側遠方に因島大橋が望めました。

f:id:momotchi_blog:20220328072540j:plain吉和漁港に入港します。

f:id:momotchi_blog:20220328072550j:plain16時30分港に接岸、荷物を降ろします。

f:id:momotchi_blog:20220328072559j:plain車に荷物を積み替え、船賃11,000円を支払い帰路に就きます。

f:id:momotchi_blog:20220328072610j:plain途中、福山西SAに立寄り尾道ラーメンを食べて帰る事にしました。下り線のSAにはよく立ち寄り尾道ラーメンを食べますが、上り線側はなかなか立寄る事も無く久しぶりです。

f:id:momotchi_blog:20220328072622j:plain久しぶりの尾道ラーメン大盛り(790円)です。背脂もしっかりと乗っていて麺の硬さもちょうどいい感じで、とても美味しくいただく事が出来ました。ごちそうさまでした!

山陽道を走り倉敷JCTから早島支線に入り、早島ICで降りて職場の駐車場へ… 友人たちと別れそれぞれ帰路に就きました。

f:id:momotchi_blog:20220328073131j:plain帰宅し竿やリールなどを洗い終え、釣ったアコウを並べてみました。結局24cmと29cmの二匹だけの釣果です。若い友人は5匹、40cm越えがほとんどだったようです。もう一人の友人も三匹釣り上げ結局私が最下位でした。やはりキャリアの違いが出たようです。ビギナーズラックがあっても良かったのではと思いますが… しかし初めてのアコウ釣りは最高のロケーションで楽しい一日を過ごす事が出来ました。

f:id:momotchi_blog:20220328083648j:plain夕食には妻がアコウを煮付けにしてくれました。煮付けは二匹だけでは少ないだろうと妻が気を利かして赤メバルを少し買い足してくれていました。しかしス-パーの魚と釣り立ての魚では身の弾け方が違います。とても美味しいアコウを肴に、ついついビールもはかどってしまいました。一匹一万円弱の計算になるアコウの煮付けです。美味しくて当然か… 少し高くつきましたが、一日遊ばしてもらえて土産付なので良しとします!

今回は若い友人が車を出してくれました。この車に装備されたアイサイトの全車速追従機能付きクルーズコントロールは追従性がとても自然な感じで加速減速も身体に違和感を感じさせないものでした。私の車の追従システムは追従車がいなくなると一気に加速し設定速度に戻そうとしたり、減速タイミングも少し遅く、急激に減速してしまい私のブレーキタイミングの感覚とズレを感じるため、疲れた時などに高速道路を少し低速で走行する時ぐらいしか使用していません。さらにこのシステムはハンドルに手さえ添えていればハンドル操作も不要で、追越もウインカーを出せば勝手に車線変更までしてくれるそうです。素晴らしいシステムで、疲れた時にはとても重宝しそうに思いました。最近のシステムはとても進化しているのに驚かされてしまいました。

今回初めてのアコウ釣り、期待した釣果は得られませんでしたが、また機会を作って出掛けてみたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20211022125849p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094841p:plain

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千屋花見牛と山田方谷

肉料理が無性に食べたくなり、千屋花見牛のローストビーフを食べに新見市神郷まで妻とドライブがてら出かける事にしました。自宅の湧水も無くなっていたので食事の後、新見市大佐の「夏日の極上水」まで湧水を汲みに少し足を延ばします。新見市大佐には前回高梁市内を散策した際に気になった備中松山藩の救世主山田方谷の記念館があるので今回立寄ってみる事にします。10時20分に自宅を出発、倉敷を経由し国道180号線を北上します。

f:id:momotchi_blog:20220323180342j:plain途中新見市草間にある絹掛の滝で休憩です。

f:id:momotchi_blog:20220323180353j:plain新見市正田交差点から県道33号線(新見川上線)、441号線(神代哲多線)を乗継ぎ、13時に「夢すき公園」(新見市神郷下神代)に到着しました。今回は通行量も多く自宅から2時間40分もかかってしまいました。

f:id:momotchi_blog:20220323181108j:plain駐車場脇には白梅が咲き誇っています。

f:id:momotchi_blog:20220323180403j:plain日本一の親子孫水車が出迎えてくれました。

f:id:momotchi_blog:20220323180413j:plain「キッチン神代」で千屋花見牛のローストビーフ丼をいただきます。

f:id:momotchi_blog:20220323180427j:plainカウンターに1日6食限定の「夢すきランチ」(1,000円税込)のポップが貼ってありました。「限定」という言葉に弱い妻は、「今日はこれを食べてみた~い!」と言っています。私はいつもの「ローストビーフ丼」(1,530円税込)をオーダーしました。

f:id:momotchi_blog:20220323180439j:plain広々としたフロアーですが、今回も定番のいつもの席に座ります。

f:id:momotchi_blog:20220323180449j:plain妻のオーダーした「夢すきランチ」が出て来ました。スライス肉やサラダが乗ったワンプレートランチにハスとニンジンの金平それにスープが付いています。

f:id:momotchi_blog:20220323180502j:plainこの「夢すきランチ」の焼肉も美味しそう~

f:id:momotchi_blog:20220323180510j:plain私がオーダーした「ローストビーフ丼」も出て来ました。

f:id:momotchi_blog:20220323180519j:plain放草飼育でしっかりと脂肪を燃焼させた赤味の強い「千屋花見牛」というブランド牛を使用し、ご飯が見えない程のローストビーフが乗っていて、その上に半熟卵が乗っています。赤味の強い肉なのでローストビーフによく合うようです。

f:id:momotchi_blog:20220323180528j:plain妻が焼肉をお裾分けしてくれました。甘辛く味付けされた肉は思いの外柔らかく、とても美味しくご飯が進むようです。

f:id:momotchi_blog:20220323180538j:plain全て完食です。ごちそうさまでした。

f:id:momotchi_blog:20220323180549j:plain喫煙所でタバコを吸っていると昨年脱皮したジャコウアゲハ(麝香揚羽)の蛹《さなぎ》が一つ残っていました。ジャコウアゲハが飛び交うシーズンにもまた訪れてみたいと思います。

f:id:momotchi_blog:20220323180710j:plain駐車場に戻って来ました。これから「山田方谷記念館」のある新見市大佐へ向かうため、国道182号線で一度新見市街地まで戻ります。

f:id:momotchi_blog:20220323180720j:plain国道182号線から180号線へ乗継ぎ、新見市街地まで戻って来ました。ここから県道32号線(新見勝山線)で新見市大佐へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220323180729j:plain「夢すき公園」から30分程で「山田方谷記念館」(新見市大佐小南、入館料400円)に到着しました。ここ大佐は山田方谷の母の出生地であるとともに方谷の終焉の地でもあるそうです。

ちなみに大佐は旧阿哲郡大佐町の旧町名で新見市との合併時、大字に大佐を冠したそうです。大佐には刑部《おさかべ》と小坂部《おさかべ》という同じ読みの二つの地名がありました。その所以は旧阿哲郡刑部《おさかべ》町で、1927年(昭和2年)に町制施行、1955年(昭和30年)に刑部町と阿哲郡上刑部村、丹治部村が合併し大佐町として発足、その後2005年(平成17年)新見市と合併し現在に至っています。現在の新見市大佐小阪部、大佐小南、大佐永富地区を指し、町名としての「刑部」は残っていませんが刑部郵便局やJR姫新線刑部駅などとして名残を残しています。刑部とは珍しい地名ですが、かつて日本で用いられていた部民の一つで、朝廷から特定の役割を与えられていた人々を指すそうです。現在の刑部地区には刑部と呼ばれる人々が住んでいたといわれ、かつては『刑部郷』とも呼ばれていたようです。

f:id:momotchi_blog:20220323180738j:plain入口には山田方谷のブロンズ座像がありました。

f:id:momotchi_blog:20220323180746j:plain展示ケースの中には山田方谷の手紙や書、遺髪、4歳の時に書いた「つる」の額字などが展示されていました。

f:id:momotchi_blog:20220323181337j:plainこの「つる」の文字を4歳の山田方谷が書かれたそうです。

山田方谷は1805年(文化2年)に備中松山藩領の西方村、現在の高梁市中井町西方に生まれ、1877年(明治10年)までの江戸時代末期から明治時代初期を生きた備中松山藩士の漢学者です。「至誠惻怛」《しせいそくだつ》という有名な言葉や、破綻した備中松山藩の藩政改革を断行し見事に建て直した事でも有名で、藩主板倉勝静が幕府の老中職の時にはそのプレーンとして幕政にも関与していたようです。また藩校の有終館や方谷の私塾、1873年明治6年)に再興した閑谷学校でも教鞭を執り多くの子弟を育て上げた偉大な人物だったようです。今回は館長自ら詳しく説明していただき、山田方谷についてしっかりと知識を得る事が出来ました。ありがとうございました。

しっかりと山田方谷について勉強させていただいたので、これから「夏日の極上水」に湧水を汲みに向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220323180821j:plain新見市大佐上刑部の「夏日の極上水」に到着しました。持参した容器にいっぱい美味しい湧水を汲みました。この後大佐小坂部まで戻り山田方谷所縁の「方谷園」に立ち寄ってみます。

f:id:momotchi_blog:20220323180836j:plainJR姫新線刑部駅から800m程北に位置する「方谷園」に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20220323180919j:plain方谷園は1664年(寛文4年)から200年余り旗本水谷家の小坂部奉行所が置かれた場所で、代官の陣屋があったそうです。

f:id:momotchi_blog:20220323180855j:plain「小坂部陣屋跡」の石碑がありました。

f:id:momotchi_blog:20220323181224j:plain1870年(明治3年)に山田方谷高梁市中井町から移り住み陣屋跡を改築し私塾小坂部塾を開いた場所です。方谷終焉の場所には門人たちが高さ7.3mの石碑を建立し、その石碑正面の題字は勝海舟が揮毫《きごう》されたそうです。

f:id:momotchi_blog:20220323180958j:plain帰路は県道58号線(北房川上線)から、前から気になっていた広域農道カルスト地区(阿新地区)を走ってみる事にします。

f:id:momotchi_blog:20220323181010j:plain県道320号線(若代方谷線)との共用区間の58号線を直進し広域農道を目指します。

f:id:momotchi_blog:20220323181021j:plain新見市豊永赤間地区で県道320号線、58号線の供用区間から別れ広域農道カルスト地区に入ります。この広域農道は名前を聞いただけでワクワクしてきます。

f:id:momotchi_blog:20220324104906j:plain一度別れ、大きく迂回してきた県道320号線が豊永赤間木村地区ですぐ近くまで戻って来ています。

f:id:momotchi_blog:20220324104935j:plain新見市草間土橋寺内地区で県道50号線に交差しました。ナビは右折し県道50号線を走るよう案内していますが、私は左折し広域農道の終点草間大原地区を目指します。

f:id:momotchi_blog:20220324104949j:plain新見市草間二ツ木地区を快走します。

f:id:momotchi_blog:20220324105001j:plain新見市草間大原地区で、草間土橋地区を迂回して来た県道50号線に再び合流しました。この交差点を左折し県道50号線で新見市井倉へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220324105012j:plain途中新見市草間にある「草間自然休養村」のカルスト展望台に立ち寄ってみました。休暇村センターはかなり荒廃しているようで、奥に建つバンガローやテニスコートなども現在は使用されていないようです。これだけの施設なのにもったいない気がします…

f:id:momotchi_blog:20220323181034j:plain駐車場に車を置き展望台にやって来ました。眼下には岡山県高梁川上流自然公園の展望が開け、井倉洞入口や井倉の街並み、曲がりくねった高梁川が望めます。

f:id:momotchi_blog:20220323181048j:plain左下には井倉洞に架かる橋梁も見えています。

f:id:momotchi_blog:20220323181057j:plain伯備線出雲市行き特急やくもが通過して行きます。しっかりと素晴らしい展望を楽しむ事が出来たので、国道180号線まで下り帰路に就きます。

久しぶりに千屋花見牛のローストビーフを堪能し、備中松山藩の救世主でもある山田方谷について色々と学び、今迄気になっていた広域農道カルスト地区を走り、高梁川上流自然公園の素晴らしい展望も楽しむ事も出来ました。夏日の極上水もしっかりと汲んで帰ったので、またしばらく美味しいコーヒーを楽しむ事が出来そうです。今日はとても有意義な一日を過ごす事が出来、大満足な一日でした。また機会を作って広域農道カルスト地区をバイクで走り抜けてみたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20220215132732p:plainf:id:momotchi_blog:20220303130506p:plain

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一週間の監禁生活

2019年末頃からの新型コロナウイルスの流行に伴いマスク着用を始め、少し鼻詰まりもあった事から少し動くだけで息苦しく感じていました。通常も口呼吸主体で特に睡眠中は喉が渇き熟睡できない状況が昨年中頃から続き気になり始めました。11月25日近所の耳鼻科で診察してもらうと鼻の軟骨が変形していて左鼻がほぼ埋まり、右側の鼻もかなり埋まっているそうです。手術以外に治療法がないと説明され、岡山日赤病院を紹介していただきました。私は簡単に治るものと思っていましたが、思っていた以上に重症のようです。

という事で11月29日に予約していた日赤で受診、日赤の担当ドクター曰く鼻の軟骨が複数にわたりかなり複雑に変形して鼻の穴を塞いでいて、ここまでの変形は珍しいとの事でした。2月上旬に入院が決定しましたが、入院の事前検査を終えあと数日で入院という時に、感染拡大のため入院を一ヶ月程延期出来ないかと日赤から連絡があり、急遽3月上旬に入院が延期、勤務シフトの調整を再度行い入院に備えました。その後2月21日から岡山県にまん延防止等重点措置が適用され3月6日に解除、もう一度事前検査、PCR検査を行い予定通り入院する事になりました。

f:id:momotchi_blog:20220321081920j:plain3月14日、入院のため妻と息子に送られて岡山赤十字病院へやって来ました。院内には本人以外入る事が出来ないため、玄関先で車を降り荷物を持って一人入院受付に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220321081949j:plain入院手続きを終え入院病棟へやって来ました。案内された病室からの展望です。

f:id:momotchi_blog:20220321082010j:plainここで一週間お世話になる事になります。入院が嫌で以前肺炎になった際も自宅療養で通院し完治させていて、入院は中学2年生の時に盲腸の手術の時以来… ましてや体に刃物を入れるのもその時以来なのでとても不安です…

f:id:momotchi_blog:20220322105656j:plain手術に際し、電気メスを使用するため指輪は外しておいてくださいと言われていましたが、全く抜ける気配がありません。ナースが三人がかりで交代しながら指輪カッターで切断してくださいました。お手数をおかけいました。

f:id:momotchi_blog:20220322105707j:plain数十年ぶりに外れた指輪… 

f:id:momotchi_blog:20220321095359j:plain入院当日の夕食です。白身魚お好み焼き風、春雨とキュウリの酢の物、ひろうす《がんもどき》と椎茸の煮付け、ヤクルトそれにご飯でした。病院は違いますが、毎年行っている人間ドックの終了時に出る食事がかなり豪華なのでそれを思い浮かべていましたが、病院食は期待していたのに、あっさりと裏切られてしました。やはり検査と入院では異なるのでしょうね…

この食事を最後にしばらく絶食です。

3月15日、13時から手術が開始され終了したのは16時、3時間の大手術だったようです。その後1時間程経過観察後ベットで病室まで移動しました。病室では点滴と酸素吸入器が取り付けられた状態で、ただうとうとしながらベットの上で過ごしていました。

f:id:momotchi_blog:20220321095426j:plain3月16日、手術翌日の朝食です。入院当日の夕食以降一日半ぶりの食事になります。全粥に五目玉子巻、海苔と梅干、味噌汁と牛乳という献立でした。

f:id:momotchi_blog:20220321082049j:plain17日の朝、やっとベットから起き上がり動く事が出来るようになったので休憩室にやって来ました。窓からは清々しい朝日を望む事が出来ました。

f:id:momotchi_blog:20220321082034j:plain南には児島半島にある金甲山が望めます。

f:id:momotchi_blog:20220321082111j:plainその日の夕方、散歩の許可が下りたので病院周辺を散策してみる事にしました。桜の蕾はまだ固いようです。

f:id:momotchi_blog:20220321082120j:plainこの道路は昔からの通りのようです。

f:id:momotchi_blog:20220321082226j:plain30分程散策し、部屋に戻りました。入院中は暇なのでPCとDVDを持参していて、映画三昧を楽しんでいます。

f:id:momotchi_blog:20220322075445j:plain翌18日の朝食です。全粥から通常のご飯に変わりました。納豆、漬物、海苔、牛乳それにご飯と味噌汁です。

f:id:momotchi_blog:20220321082145j:plainこの日は生憎の雨で、外で散策も出来そうにありません… 仕方がないので階段を上り下りしようと思い階段に行ってみると、施錠されていて使用出来ないようです。ナースステーションで伺うと、階段は非常用という事で通常時は使用出来なくなっているそうです。しかし本館の階段は使用出来るというので、本館の階段を上ってみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20220321082205j:plainエレベーターで1階まで下りて本館に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220321082357j:plain本館1階の階段に到着です。

f:id:momotchi_blog:20220321082327j:plain黙々と階段を上りますが、やはり階段は少しキツイです。

f:id:momotchi_blog:20220321082434j:plain8階まで上がって来ました。8階は屋上で一部機械室になっているようです。階段はさらに9階まで上がっているようですが、私はここで引返します。

f:id:momotchi_blog:20220321082448j:plain階段を1階まで下り、再度8階まで上って来ました。さすがに袋萩が少し痛みを感じて来たので少し休憩する事にしました。

f:id:momotchi_blog:20220321082511j:plainドアーは施錠されていて残念ながら外に出る事は出来ません… 少し休憩し階段を下ります。

f:id:momotchi_blog:20220321082530j:plain途中3階に立寄りました。この階にはオペルームがあり、私もここで手術をしました。

f:id:momotchi_blog:20220321082549j:plain最後は地下まで下りてみる事にしました。8階まで階段の二往復はさすがに足にきました…

f:id:momotchi_blog:20220322092245j:plain翌19日も雨模様です。この日も頑張って本館の階段を上がり降りして来ました。

f:id:momotchi_blog:20220321095454j:plain退院前日19日の夕食です。すき焼き風煮、伴三絲《バンサンスー》、豆と豆乳のサラダそれにご飯です。味気ない病院食も明日の朝食で最後となる事を考えると少し寂しい気もします。

f:id:momotchi_blog:20220321082650j:plain3月20日、最後の病院食の朝食を終え検診、経過も良好なので退院です。一週間お世話になりました!

f:id:momotchi_blog:20220321082623j:plain退院手続きを終え玄関前で妻の迎えを待ちます。

f:id:momotchi_blog:20220321082705j:plain時間は昼前、帰り道寿司でも食べて帰ろうかと行きつけの回転寿司に立寄りました。

f:id:momotchi_blog:20220321082853j:plain最初にはまぐりの汁をオーダー…

f:id:momotchi_blog:20220321082723j:plain海老…

f:id:momotchi_blog:20220321082738j:plainサーモン…

f:id:momotchi_blog:20220321082750j:plain鰻…

f:id:momotchi_blog:20220321082806j:plain厚切り鰻…

f:id:momotchi_blog:20220321082834j:plainエンガワ…

f:id:momotchi_blog:20220321082909j:plainイクラとウニ…

f:id:momotchi_blog:20220321082921j:plainノドグロ

f:id:momotchi_blog:20220321082934j:plainカキフライ…

f:id:momotchi_blog:20220321082945j:plain最後のデザートは胡麻団子… 久しぶりに美味しい食事を楽しむ事が出来ました。満足満足!

一週間の入院生活は思っていた以上に快適でしたが、やはり味気ない食事と何よりタバコが吸えない事が辛く感じられました。しかし、割り切って入院したので想像していた程苦痛には感じませんでした。一週間の禁煙と禁酒… 身体の事を考えると、たまには禁煙、禁酒も良いのかも知れません。妻や息子たち、友人たちからはこれを機にタバコを止めたら… と言われていますが、帰宅後早々にタバコの纏め吸いをしてしまいました。タバコは止めないまでも、今回を機に少し量を減らしたいと思っています。

 

f:id:momotchi_blog:20191127112205p:plain

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横浜家系ラーメン 鶴乃家

今日からしばらく監禁生活が始まります。妻と息子に送ってもらいがてら「横浜家系ラーメン 鶴乃家」でラーメンをいただく事にしました。私は横浜家系ラーメンは初めてですが 、職場の冊子に一人200円引きの割引券が付いていたので利用してみようとやって来ました。この場所は下の息子の自宅近くですが息子は今日勤務のようなので声掛けはしませんでした。

f:id:momotchi_blog:20220322094240j:plain「横浜家系ラーメン 鶴乃家 円山店」(岡山市中区円山)に到着です。

f:id:momotchi_blog:20220322094250j:plain開店して然程時間が経っていないためなのか客数は少なめで、奥のテーブル席に座りました。

f:id:momotchi_blog:20220322100715j:plain麺は中太麺or細麺、麺の硬さはバリ硬から柔らかめ、味の濃さは濃いめから薄め、脂の量は多めから少なめを選択出来るようです。私は中太麺、硬め、濃いめ、多めでオーダー、妻は細麺で全て普通、息子は細麺のバリかた、濃さ脂は普通をオーダーしました。

f:id:momotchi_blog:20220322094301j:plainテーブルにはトッピングのおろしニンニク、豆板醤、刻み生姜、玉ねぎなどが並んでいます。

f:id:momotchi_blog:20220322094309j:plain出て来ました。中太麺の麺硬め、味濃いめ、脂多めの横浜家系ラーメンです。トッピングに味玉、チャーシュー、ホウレンソウそれに海苔が添えられていました。

f:id:momotchi_blog:20220322094317j:plain豚骨醤油の中太麺で濃厚系のラーメンです。さらに自分でニンニクや豆板醤等で味の微調整も可能です。

スープはクリーミーで脂の旨味が溶け込んだ濃い目のコクのある美味しいスープでした。中太麺は食べ応え十分でスープとの相性も良い感じです。このスープに細麺だと負けるような気もしますが、妻や息子は豚骨には細麺が合うと食べていました。

f:id:momotchi_blog:20220322094326j:plainポップに「ご飯無料で食べ放題、海苔はスープに浸してご飯に巻いて食べるのがお勧め!」とあったので麺を食べた後いただいてみました。ラーメンもさることながら、このラーメンライスも最高でした。

横浜家系ラーメンは、1974年頃に神奈川県横浜市で生まれたそうで、豚骨醤油ベースの中太麺が特徴のラーメンだそうです。豚骨系と醤油を掛け合わせた横浜家系ラーメンは今では全国各地に家系ラーメンとして周知されているようです。また機会を作って下の息子たちとも食べに来てみたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20220131100149p:plain

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白鳥と海鮮丼

先日白鳥撮影に米子市に訪れた際、昼食で食べた山芳亭の写真を見ていた妻が「私も久しぶりに食べてみたいな~」と言っていたので、妻と休みの合った今日ドライブと白鳥の撮影を兼ねて出かけてみる事にしました。もちろん昼食は山芳亭で海鮮丼を食べる予定です。前回は早く到着し過ぎたので今回は朝3時50分に自宅を出発、国道180号線を走り新見市から県道8号線(新見日南線)に乗換ました。

f:id:momotchi_blog:20220301091647j:plain県境の谷田峠を越え鳥取県に入りますが、峠付近は霙が降っていました。峠を下り日野郡日南町から再び国道180号線で米子市を目指します。

f:id:momotchi_blog:20220301100651j:plain米子西ICを通過し国道9号線に合流、米子市加茂町2丁目の交差点を左折し鳥取県道47号線(米子境港線)に入ります。市街地から5分程走り「米子水鳥公園」の案内板のある交差点を左折します。

f:id:momotchi_blog:20220301091710j:plain交差点から500m程走り6時40分に「米子水鳥公園」(鳥取県米子市彦名新田)駐車場に到着、歩いて撮影場所にやって来ました。

f:id:momotchi_blog:20220301091729j:plain休日なので人が多いかと思っていましたが、おられたのは一人だけのようです。早々にカメラをセッティングし撮影準備完了です。今日は少し北風が強く、一気に体温を奪われる感じがします。

f:id:momotchi_blog:20220301091929j:plain7時を回りました。ネイチャーセンターも開館したようです。白鳥たちはまだネイチャーセンターの前に居るようですが、そろそろ飛び立つ準備に入ったようです。

が・・・

待てど暮らせど全く飛び立つ気配は無く、強く冷たい北風が身に沁みます・・・

f:id:momotchi_blog:20220301092025j:plain8時10分頃、南の方向から白鳥たちがつばさ池へ飛んで来ました。

f:id:momotchi_blog:20220301092003j:plainつばさ池の上空を一度横切った後、また戻って来てつばさ池に着水しました。どこか違う場所で休んでいた白鳥たちがつばさ池にやって来たようです。

f:id:momotchi_blog:20220301092149j:plain着水後つばさ池で羽を休めています。

f:id:momotchi_blog:20220301092222j:plain撮影準備を終え1時間以上経ちました。いつもなら夜明け後しばらくすると飛び立ちますが今日は北風が強いのが影響してか飛び立つ時間がかなり遅れているようです。8時20分頃、やっとネイチャーセンター前の白鳥たちがつばさ池の中央付近に移動して来ました。

f:id:momotchi_blog:20220301092259j:plainみんなでグァーグァーを声を揃えて鳴いています。「お腹が空いたよ~ 早く行こうよ~」とリーダーに催促しているようです。

f:id:momotchi_blog:20220301092509j:plainしばらくすると整然と並び始め、飛び立つ準備を始めたようです。

f:id:momotchi_blog:20220301092524j:plain離水のため助走を開始しました。

f:id:momotchi_blog:20220301092537j:plain水面を蹴りながら走るように助走します。

f:id:momotchi_blog:20220301092552j:plain離水し上空に舞い上がります。

f:id:momotchi_blog:20220301092612j:plain続いて次の集団も助走を始めました。

f:id:momotchi_blog:20220301092647j:plainバサバサバサという羽の音とバシャバシャバシャと水を蹴る音が響きます。

f:id:momotchi_blog:20220301092711j:plainよくマンガで描かれているように、足がクルクルクルと回っているように見えます。

f:id:momotchi_blog:20220301092804j:plainクルクルクル・・・ バサバサバサ・・・ バシャバシャバシャ・・・

f:id:momotchi_blog:20220301092819j:plainかなり長い助走が続いて・・・

f:id:momotchi_blog:20220301092832j:plain水面から飛び立ちました。

f:id:momotchi_blog:20220301092946j:plain次の小さな集団が助走を始めました。ピョンピョンピョンと水面を飛び跳ねるような助走です。

f:id:momotchi_blog:20220301093028j:plainピョン ピョン ピョン~~

f:id:momotchi_blog:20220301092845j:plain今日はどの集団も長い助走のようです。

f:id:momotchi_blog:20220301093028j:plain最後の一蹴りで離水・・・

f:id:momotchi_blog:20220301093041j:plain上空へ飛び立ちました。

f:id:momotchi_blog:20220301093055j:plainまた次の集団も助走を始しめました。飛び立つ時間が遅くなったためか次々に飛び立って行きます。

f:id:momotchi_blog:20220301093108j:plain離水するまで追いかけてみます。

f:id:momotchi_blog:20220301093119j:plainピョンピョンピョン・・・

f:id:momotchi_blog:20220301093134j:plainまさに水面を走る光景です。

f:id:momotchi_blog:20220301093148j:plain先頭の白鳥が離水しました。

f:id:momotchi_blog:20220301093206j:plain後に続く白鳥たちも離水です。

f:id:momotchi_blog:20220301093229j:plain別の集団が集まり始めました。

f:id:momotchi_blog:20220301093240j:plain整然と並び、飛び立つ準備を始めたようです。

f:id:momotchi_blog:20220301093251j:plain一羽が助走を始めるようです。

f:id:momotchi_blog:20220301093304j:plain前方の白鳥たちも助走を始めました。

f:id:momotchi_blog:20220301093318j:plain徐々にスピードが乗って来ます。

f:id:momotchi_blog:20220301093328j:plain最初に助走し始めた一羽を追いかけてみます。

f:id:momotchi_blog:20220301093342j:plain左右の足がクルクル回っているように見えます。

f:id:momotchi_blog:20220301093359j:plain白鳥の助走は見ていて楽しくなります。

f:id:momotchi_blog:20220301093410j:plain力強く水面を蹴りながら進み・・・

f:id:momotchi_blog:20220301093423j:plain最後の一蹴りで・・・

f:id:momotchi_blog:20220301093433j:plain離水し上空へ飛び立ちました。

f:id:momotchi_blog:20220301093449j:plain次の白鳥が助走を始めそうな素振りを見せたので一羽に絞り追いかけてみます。

f:id:momotchi_blog:20220301093504j:plain水面で足を力強く蹴り体が浮き上がりました。

f:id:momotchi_blog:20220301093518j:plainすかさずもう一方の足を蹴り出します。

f:id:momotchi_blog:20220301093532j:plain身体が浮き上がり水面を走り出しました。

f:id:momotchi_blog:20220301093547j:plain左右の足を交互に蹴り出しスピードを上げて行き・・・

f:id:momotchi_blog:20220301092524j:plain離水・・・

f:id:momotchi_blog:20220301093651j:plain上昇を始めます。

f:id:momotchi_blog:20220301093638j:plainそのまま高度を上げて行き餌場に向かいました。

f:id:momotchi_blog:20220301093712j:plain9時20分、つばさ池の奥にはまだ沢山の白鳥が残っているようですが9時頃に最後の集団が飛び立ってから20分程経ちました。その後全く飛び立つ気配は見受けられません。今日は北風がとても強い事もあり、この集団は餌場には向かわないのでしょうか・・・

撮影していた9000Dのバッテリーが予備バッテリー共無くなってしまいました。妻も体が冷えたと車で休んでいるので私も切り上げ移動する事にします。

f:id:momotchi_blog:20220301094636j:plain米子市街地を抜け島根県安来市に入りました。国道9号線沿いにある「道の駅 あらエッサ」に立寄り小腹が空いたので休憩を兼ねて何か間食を購入します。

f:id:momotchi_blog:20220301094647j:plain朝早かった事もあり少しお腹も空いています。写真を撮り忘れましたが「いちご桜餅」を購入し、おやつタイムです。

f:id:momotchi_blog:20220301093759j:plain能義平野にある白鳥ロード(島根県安来市宇賀荘町)にやって来ました。9000Dはバッテリー切れのため、ここからはG3Xで撮影する事にします。

今回はいつもと違う場所で白鳥たちは餌を食べているようです。後方の山の中腹に清水寺の三重塔が望めました。この三重塔は1859年(安政6年)に創建され、高さが33m、山陰唯一の木造の多宝塔だそうです。

飛鳥する白鳥と三重塔とのコラボが撮影出来ればいいのですが・・・

f:id:momotchi_blog:20220301094000j:plain水田では仲良く餌を食べています。

f:id:momotchi_blog:20220301093952j:plain隣りの水田では溜まった水に嘴を入れ餌を食べているようです。

f:id:momotchi_blog:20220301093809j:plain北の別の場所から白鳥たちが飛んで来ました。

f:id:momotchi_blog:20220301093822j:plain水田で餌を食べている白鳥たちの上空を飛んで行きます。

f:id:momotchi_blog:20220301093830j:plainその後仲間たちの居る隣りの水田に着陸しました。

f:id:momotchi_blog:20220301093840j:plainまた別の白鳥たちが飛んで来ました。

f:id:momotchi_blog:20220301093858j:plain白鳥の飛ぶ姿はとても優雅さを感じます。

f:id:momotchi_blog:20220301093927j:plainやっと白鳥と三重塔とのコラボが撮影出来ました。

f:id:momotchi_blog:20220301093915j:plain私の居る方向に飛んで来ます。

f:id:momotchi_blog:20220301094009j:plain私の上空で方向を変えました。

f:id:momotchi_blog:20220301094024j:plain北方向にUターン、その後仲間たちの居る水田に着陸するようです。

f:id:momotchi_blog:20220301094037j:plain翼を大きく広げ、水掻きをフラップのように使い減速しています。

f:id:momotchi_blog:20220301094046j:plain地面が近くなり足を前方に変えギア位置に変更しています。

f:id:momotchi_blog:20220301094142j:plain水掻きをフラップからギアに変えました。

f:id:momotchi_blog:20220301094151j:plainまもなく着陸です。

f:id:momotchi_blog:20220301094205j:plainそのまま着陸・・・

f:id:momotchi_blog:20220301094218j:plain翼でバランスを取っているようです。

f:id:momotchi_blog:20220301094229j:plain翼をたたみます。

f:id:momotchi_blog:20220301094118j:plain「グァグァグァ」と鳴き声が聞こえたので見てみると、白鳥たちが集まり威嚇し合っています。

f:id:momotchi_blog:20220301094132j:plainまた白鳥たちが飛んで来ました。

f:id:momotchi_blog:20220301094240j:plain一羽を追いかけ着陸の様子を撮影します。

f:id:momotchi_blog:20220301094302j:plain水掻きをフラップのように使い減速しています。水掻きはフラップ、エルロン、ギアなど着陸のための全ての要素を兼ね備えているようです。

f:id:momotchi_blog:20220301094317j:plain水掻きをエルロンのように使い着陸する方向を微調整しています。

f:id:momotchi_blog:20220301094330j:plain足を前方向に向けました。

f:id:momotchi_blog:20220301094339j:plain足を一杯に伸ばし着陸・・・

f:id:momotchi_blog:20220301094350j:plain翼を前に羽ばたかせ、足を縮めながら推進力を吸収しています。推進力が吸収しきれず数歩進む白鳥もいますが見事な着陸です。体操選手の着地を見ているようです。

f:id:momotchi_blog:20220301094400j:plain私の後方から飛んで来た白鳥が私の頭上を飛んで行きました。

f:id:momotchi_blog:20220301094409j:plain水田の上を大きく旋回しています。

f:id:momotchi_blog:20220301094418j:plain仲間たちの居る水田に着陸するようです。

f:id:momotchi_blog:20220301094427j:plainその様子をご覧ください。

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f:id:momotchi_blog:20220301094610j:plain見事な着陸でした。しっかりと白鳥を撮影することが出来たので私たちも昼食に向かう事にします。

f:id:momotchi_blog:20220301094658j:plain昼食は妻からのリクエストがあった「山芳亭」(鳥取県西伯郡日吉津村《ひえづ村》)です。能義平野から20分程で到着しました。時計を見ると11時10分、開店は11時30分ですが既に長蛇の列が出来ていました。一巡目で座る事が出来るか微妙な順番です。

f:id:momotchi_blog:20220301094707j:plain11時45分食券の購入を終え、無事一巡目で席に着く事が出来ました。

f:id:momotchi_blog:20220301094720j:plain待つ事15分足らず、妻がオーダーした「境港サーモン昆布じめ丼」(税込 1,650円)が出来上がりました。

f:id:momotchi_blog:20220301094728j:plainこの丼はサーモン好きの妻の大好物で、サーモンにいくら、イカに温泉玉子と妻の好きな物ばかりがトッピングされています。「今の時期の山陰はカニでしょ」と勧めても頑として譲りません・・・

f:id:momotchi_blog:20220301094804j:plain私は定番の「松葉ガニスペシャル丼」(税込 2,200円)です。やっぱり今のシーズンはカニです!

f:id:momotchi_blog:20220301094812j:plain今日の松葉ガニは左右二本の親爪が乗っていました。

f:id:momotchi_blog:20220301094825j:plain身を解す事15分余り・・・ 他の部位に比べて身が凝縮されたような感じの腹の部分が身としては一番美味しいという方も多いようですが、手間がかかる腹部分は妻に・・・ それだけでは悪いと思い足も一本付けてお裾分け・・・

f:id:momotchi_blog:20220301094836j:plainそれでもこれだけのカニの量です。カニの殻もテンコ盛り状態です。「蟹鳥県の塩ぽん酢」をかけていただきます!

f:id:momotchi_blog:20220301094843j:plain全て完食、ごちそうさまでした!

今日は北風が強く少し寒さを感じたものの、白鳥たちが湖面から飛び立つシーンを何度も見ることが出来、能義平野では清水寺と白鳥のコラボレーションや沢山の飛行シーン、着陸するシーンなども沢山撮影することが出来ました。しかし、残念なのは大山をバックに飛ぶ白鳥を撮影出来なかった事です。今の時期山陰地方で大山が綺麗に望める日は少ないようですが、何とか綺麗な大山をバックに飛行する白鳥たちも撮影してみたいと思います。

昼食は「松葉ガニスペシャル丼」、妻は大好物の「境港 サーモン昆布じめ丼」をいただき大満足でした。松葉ガニの漁期は3月20日までなので3月の終わり頃までは在庫も有るのではなかと思いますので、それまでに殻を解す手間のいらない「松葉かに親子丼」も食べに来てみたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20220215132732p:plainf:id:momotchi_blog:20200116124915p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112138p:plain

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大佐の湧水と高梁散策

先日友人とツーリングで高梁市を訪れた際、「がんばろう高梁! キャッシュレス決済でお店を応援キャンペーン 第2弾」が実施中で、キャッシュレス決済で25%ポイントバックを利用させていただきました。期間が今月15日までなので妻と休みの合う今日、新見市で湧水を汲んだ後、高梁市まで戻り豆富料理をいただき市街地を散策する事にしました。

f:id:momotchi_blog:20220213084234j:plain自宅を9時30分頃出発、加賀郡吉備中央町から県道66号線(落合加茂川線)を走り真庭市上山の鰻田峠を越えます。前方に雪を頂いた山が見えています。

f:id:momotchi_blog:20220213084244j:plain真庭市鹿田で国道313号線に合流後、県道84号線(勝山栗原線)を経由し、真庭市月田から県道32号線(新見勝山線)で新見市大佐町へやって来ました。大佐山山頂には少し雪も見られます。

f:id:momotchi_blog:20220213084255j:plain「県立自然公園 大佐山」のゲートを潜ります。道の日陰部には雪が残っています。

f:id:momotchi_blog:20220213084306j:plain大佐山方面との交差点です。路面にはかなり雪が増えてきました。

f:id:momotchi_blog:20220213084316j:plain奥に「⇦ 大佐山山頂 天然のわき水 夏日の極上水 ⇨」の案内板があります。右折し夏目の極上水へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220213084335j:plain雪の残る細い道を下って来ました。前方に水汲み場の休憩所が見えて来ました。この辺りまで下って来ると道路の雪はほぼ無くなっていました。

f:id:momotchi_blog:20220213084349j:plain11時40分頃「夏日の極上水」に到着しました。自宅から100km強、2時間10分です。一人来られていて湧水を汲んでおられました。

f:id:momotchi_blog:20220213084422j:plain待っている間に妻が作った小さな雪だるま。

f:id:momotchi_blog:20220213084439j:plain汲み終えたので車まで容器を運びます。

f:id:momotchi_blog:20220213084450j:plain持参した容器にいっぱい汲みトランクに積み込み完了です。これから高梁市へ向かい前回友人と行った「ミシュランガイド 京都 大阪 + 岡山 2021」のミシュランプレートに掲載された豆富料理店「雲白《くもじろ》」で昼食にします。

f:id:momotchi_blog:20220213084459j:plain市道から県道58号線(北房川上線)で刑部市街地まで下り県道32号線で20分程、新見市街地まで出て来ました。左折し国道180号線の側道から本線に合流します。

f:id:momotchi_blog:20220213084509j:plain新見市街地から40分程走って来ました。高梁市街地の北にある新幡見橋交差点を左折し国道313号線で岡山道方面に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220213084524j:plain新幡見橋交差点から2km程走ると県道31号線の交差点の右手前に「雲白」が見えて来ました。

f:id:momotchi_blog:20220213084542j:plain「夏日の極上水」から丁度1時間で「雲白」に到着しました。駐車場に車を置き店内に入ります。

f:id:momotchi_blog:20220213084810j:plainメニュー表です。私は前回と同じ「豆乳温とうふ膳」(税込1,300円)、妻は前回友人が食べた「雲白御膳」(税込1,300円)をオーダーしました。豆乳温豆富はチーズか卵かを選択出来ますが今回はチーズでいただく事にしました。

f:id:momotchi_blog:20220213085812j:plain着席すると麦茶と豆乳が出されました。今回はしっかりと撮影しました。

f:id:momotchi_blog:20220213085824j:plain妻がオーダーした「雲白御膳」と一緒に私がオーダーした「豆乳温とうふ膳」も出て来ました。

f:id:momotchi_blog:20220213085841j:plainこの豆富カツは前回食べてとても美味しかった一品です。

f:id:momotchi_blog:20220213090132j:plainナスにピーマン、それに厚揚げの煮物・・・

f:id:momotchi_blog:20220213085853j:plain胡麻豆富に漬け物、チーズと麦それに今回はピーナッツ豆富も付いていました。

f:id:momotchi_blog:20220213085906j:plain豆乳温とうふに火が入って来たようなので、いただきます。

f:id:momotchi_blog:20220213085916j:plainアツアツの恋美豆腐は豆乳と相まってとても美味しいです。

f:id:momotchi_blog:20220213085930j:plain豆乳温とうふをいただいたので雑炊を作ります。

f:id:momotchi_blog:20220213090211j:plain鍋にご飯を入れ、添えられていた麦、チーズ、薬味を入れます。

f:id:momotchi_blog:20220213090222j:plainしばらく煮込むといい感じに出来上がりました。出汁醤油をかけていただきます。チーズと生姜が絶妙なバランスでいい味を創り出しています。

f:id:momotchi_blog:20220213090232j:plain全て完食です。今回はデザートをいただきます。コーヒーなどの飲み物とぜんざいで200円、豆乳ロールケーキだと300円の追加でいただけます。

f:id:momotchi_blog:20220213090304j:plain私はアイスコーヒーにぜんざいをオーダーしましたが、あまりに可愛いぜんざいなので、デミタスぜんざいみたいと妻と苦笑いです。

f:id:momotchi_blog:20220213090319j:plain妻はホットコーヒーに豆乳ロールケーキです。

f:id:momotchi_blog:20220213090331j:plain少し味見をされてもらいましたが、豆乳ロールケーキの豆乳は濃い感じでとても美味しいのですが、その美味しさにスポンジが少し負けているような気がしました。

恋美豆富も美味しくいただく事が出来、妻もとても満足していました。これから高梁市街地にある「石火矢町ふるさと村」へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220213090343j:plain10分足らずで「石火矢町ふるさと村」へ到着しました。

f:id:momotchi_blog:20220213090354j:plain石火矢町の北端にある梶谷邸の塀に武者窓がありました。この梶谷邸は岡山でパン業界のトップシェアを誇る岡山木村屋や梶谷食品の創業者のお宅のようです。

f:id:momotchi_blog:20220213090405j:plain武者窓は、武家屋敷の表長屋に突き出した縦格子のある窓で、外の様子を伺う目的で設置されていたそうです。梶谷邸の武者窓は古い土塀に武者窓があったようですが、梶谷邸が新築された際新たに造り直した塀に昔の武者窓を再現されたそうです。

f:id:momotchi_blog:20220213091027j:plain備中松山城主の御根小屋跡にやって来ました。この付近が正門の上中門跡です。御根小屋跡地には県立高梁高校が建てられていて、学校の敷地内となるため中に入る事は出来ません。御根小屋は備中松山城天守のある砦)のある臥牛山の南麓にあり、平時の備中松山藩主の御殿(住居)と政務を行う場所でした。

f:id:momotchi_blog:20220213090430j:plain今回は御殿坂を下り旧街道沿いまで下りてみました。

f:id:momotchi_blog:20220213091100j:plain旧街道沿いの御根小屋入口付近にも武者窓がありました。

f:id:momotchi_blog:20220213091335j:plain御殿坂石段の途中にある伯備線の踏切を渡り上中門跡に戻り、武家屋敷へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220213091408j:plain御根小屋の立派な石垣が往時を偲ばせます。

f:id:momotchi_blog:20220213091431j:plain武家屋敷やその周辺では白壁土塀が続き、その景観を楽しみながら散策する事が出来ます。

f:id:momotchi_blog:20220213091823j:plain一般公開されている武家屋敷の旧折井家です。旧折尾家と旧埴原家《はいばら家》の二軒を見る事の出来る共通券(500円)を購入し中に入ってみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20220213091837j:plain折井家や一般的な武家屋敷の見取り図があります。

f:id:momotchi_blog:20220213091849j:plain玄関(左)と土間に通じる勝手口(右)です。

f:id:momotchi_blog:20220213091906j:plain玄関から入ると丁寧にお辞儀をして出迎えてくれました。

f:id:momotchi_blog:20220213102155j:plain奥の間にはマスクを付けた当家の家族がくつろいでいます。

f:id:momotchi_blog:20220213092005j:plain奥の居間です。武家の家でも公務で使用する部屋以外はむしろ敷きだったそうです。

f:id:momotchi_blog:20220213091930j:plain竹が敷かれた濡れ縁・・・

f:id:momotchi_blog:20220213092054j:plain土間には籠が置かれていました。

f:id:momotchi_blog:20220213092040j:plain隣接する資料館に入ります。

f:id:momotchi_blog:20220213092117j:plain陣太鼓や足軽用具足、鎧・・・

f:id:momotchi_blog:20220213092127j:plain火縄銃・・・

f:id:momotchi_blog:20220213092209j:plain備中松山藩の藩札・・・

f:id:momotchi_blog:20220213092223j:plain地検帳・・・

f:id:momotchi_blog:20220213092146j:plain備中松山藩領絵図の引渡し覚え書きです。資料館で貴重な品々を見させていただき、次の旧埴原家へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220213095120j:plain白壁土塀沿いに進みます。

f:id:momotchi_blog:20220213092245j:plain旧埴原家に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20220213093908j:plain旧埴原家は藩主板倉勝政の生母の実家で、寺院建築や数寄屋風の要素を取り入れた備中松山藩武家屋敷としては珍しい少し豪華な造りだそうです。

f:id:momotchi_blog:20220215111904j:plain座敷が連なり、奥に寺社などでよく見かける釣鐘型の火灯窓が見えています。

f:id:momotchi_blog:20220213093046j:plain中国の白鹿洞書院《はくろくどうしょいん》の書幅と立派な鎧が置かれています。

f:id:momotchi_blog:20220213093824j:plain台所から見た奥の居間の様子です。こちらもむしろ敷きのようです。

f:id:momotchi_blog:20220213093839j:plain土間には籠が置かれています。

f:id:momotchi_blog:20220213093853j:plainこの籠の中は少し豪華な仕様になっていました。

f:id:momotchi_blog:20220213093722j:plain埴原邸を出て頼久寺へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220213095702j:plain白壁土塀沿いに散策していると立派な門構えのお宅がありました。

f:id:momotchi_blog:20220213095335j:plain頼久寺へやって来ました。

f:id:momotchi_blog:20220213100257j:plain頼久寺は正式名称が天柱山安国頼久寺で1339年(暦応2年)足利尊氏が再興して備中の安国寺と命名したそうです。その後1504年(永正元年)に備中松山城主上野頼久が寺観を一新させ、1521年(大永元年)に頼久が逝去した事から頼久の二字を加えて安国頼久寺と改称されたそうです。

f:id:momotchi_blog:20220213100341j:plain国指定名勝の庭園を見させていただきます。この庭園は小堀遠州が若い頃に築庭した庭園で、遠州の原点ともいえる庭園です。庭園拝観料は400円でした。

f:id:momotchi_blog:20220213100403j:plain愛宕山を借景に築庭された庭園には手入れの行き届いた砂紋や木々、背筋の伸びる思いがする枯山水の庭園です。

f:id:momotchi_blog:20220213100420j:plain中央奥に鶴島と亀島が配されていています。鶴・・・

f:id:momotchi_blog:20220213100713j:plain亀に見える事から名付けられてそうですが、私はどう見ても亀には見えませんでした。

f:id:momotchi_blog:20220213100453j:plain高さ148cmの石灯籠は高梁市の指定文化財です。異なる部品を集めた寄せ灯籠で、遠州らしさを感じます。

f:id:momotchi_blog:20220213100511j:plain場所を移動し角度を変えて庭園を鑑賞しました。

f:id:momotchi_blog:20220213100527j:plain懸崖作りのサツキの大刈込は青海波を表現しているそうです。時代と共に禅庭としての枯山水が茶道の普及に伴い茶庭へ、江戸時代には大名庭園へと広がってきたようですが、どの庭園も身近な素材を使いながらも、その場所では見られない風景を創造しているように思います。

f:id:momotchi_blog:20220213100801j:plain紺屋川美観地区にやって来ました。両岸には桜が植えれれていて春に訪れると桜花舞う光景を楽しむ事が出来そうです。

f:id:momotchi_blog:20220213100815j:plain紺屋川沿いにある高梁基督教会です。

f:id:momotchi_blog:20220213100903j:plain教会に入らせていただきます。

f:id:momotchi_blog:20220213101034j:plain聖堂内には薪ストーブが置かれていました。

f:id:momotchi_blog:20220213101056j:plain二階に上がってみました。尖頭アーチ窓が教会らしさを感じます。

f:id:momotchi_blog:20220213101115j:plain紺屋川の散策を続けます。

f:id:momotchi_blog:20220213101132j:plain有終館跡です。有終館は備中松山藩士の子弟に文武を教えた藩校だったようですが、現在は高梁幼稚園となり子どもたちの教育の一環を担っているようです。

f:id:momotchi_blog:20220213101201j:plain観光物産館です。

f:id:momotchi_blog:20220213101310j:plain館内には渥美清の「男はつらいよ」や美作市出身のあさのあつこ原作の「バッテリー」、織田裕二柴咲コウ主演の「県庁の星」など高梁市内でロケされた映画のパネルなどが展示されています。ちなみに「県庁の星」で県庁の映像に使用されたK庁舎は香川県の本館庁舎でした。

f:id:momotchi_blog:20220213101242j:plain艶やかな袱紗や小物入れなども販売されています。

f:id:momotchi_blog:20220213101258j:plain成羽焼きのコーヒーカップなどが並んでいます。

f:id:momotchi_blog:20220213101335j:plain歴史を感じさせる建物があちらこちらに点在しています。

f:id:momotchi_blog:20220213101426j:plain紺屋川の上に恵比寿宮が見えています。川の上に祀られた社は珍しい光景です。

f:id:momotchi_blog:20220213101533j:plain紺屋川美観地区をしっかりと堪能したので駐車場に戻ります。

f:id:momotchi_blog:20220213101815j:plain帰路は国道180号線で倉敷経由で走ります。丁度逆光で眩しい!

今回は久しぶりに妻とのドライブでした。新見市で湧水を汲み高梁市で美味しい恋美豆富をいただき、武家屋敷や頼久寺、紺屋川美観地区の情緒豊かな街並みなどをしっかりと散策する事が出来ました。妻も美味しい料理を食べれてとても喜んでいたようです。今回も「がんばろう高梁! キャッシュレス決済でお店を応援キャンペーン 第2弾」をしっかりと利用させていただきました。また機会を作って出かけてみたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20191127094742p:plainf:id:momotchi_blog:20220212073256p:plain

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高梁石火矢ふるさと村と豆腐料理

昨日職場の友人と話をしていて高梁市に美味しい豆富料理が食べれる店があると言うのでその豆富料理を食べにツーリングがてら出かける事にしました。朝10時30分に北区足守のコンビニで待ち合わせです。自宅を9時45分に出発、出る際小雨がパラパラしていましたが、予報は曇りのち晴れ、濡れるほどでは無いようなのでそのまま出発、途中から雨も上がり10時15分に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20220210185026j:plain5分程すると友人も到着しましたが合羽を着ていました。出発時小雨が降っていたので着て来たそうです。10時20分頃出発、途中吉備高原にある展望台に立寄ってみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20220210185043j:plain国道429号線を北上し、北区東山内の交差点を左折し「吉備高原街道」に入ります。岡山県では広域農道のことを「○○街道」と呼んでいます。「吉備高原街道」「奥吉備街道」「作州街道」「備南街道」「星の里街道」「かぐら街道」「千両街道」など地域の特徴を名付けた広域農道があり、景色を楽しみながらの走行は最高のツーリングコースです。

f:id:momotchi_blog:20220210185104j:plain吉備高原街道」には岡山県内の広域農道で唯一ループコースがあります。トンネルのすぐ上で道路が交差していますがループとは分りません。

f:id:momotchi_blog:20220211060428p:plain

国土地理院の地図より引用

規模が大きすぎて全景が分り難いですが、地図でみるとループ形状がよく分ります。

f:id:momotchi_blog:20220210185117j:plain吉備高原街道」のルートを表している案内板が設置されていました。

f:id:momotchi_blog:20220210185132j:plain吉備中央町北のT字路を右折します。案内板はありませんがコンクリートの門を入ります。

f:id:momotchi_blog:20220210185149j:plain展望台に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20220210185208j:plain東屋が設置されています。

f:id:momotchi_blog:20220210185226j:plain北東方向には素晴らしい展望が開けています。

f:id:momotchi_blog:20220210185317j:plain手前に太陽光パネルが設置されていて、遠方に雪を頂いた山々が望めます。

f:id:momotchi_blog:20220210185303j:plain600mmまでズームアップ。北北東方向に見える山々、蒜山かな・・・ などと友人と話をしますが、方向的に少し違うような気もします。

f:id:momotchi_blog:20220210185336j:plain北東方向に見える山ですが、全く名前は分りません。これだけの素晴らしい展望が楽しめる場所なのに全く案内板が無いのが残念です。しっかりと展望を楽しめたので先に進みます。

f:id:momotchi_blog:20220210185543j:plain展望台から北側に下り町道をしばらく走ると国道484号線に合流しました。直進し高梁市街地方面に進みます。

f:id:momotchi_blog:20220210185602j:plain吉備中央町西の交差点を右折し県道78号線(長屋賀陽線)に入ります。

f:id:momotchi_blog:20220210185614j:plain吉備中央町上竹の交差点を左折し県道31号線(高梁御津線)で高梁市川津町の交差点へ出て来ました。

f:id:momotchi_blog:20220210185651j:plain川津町交差点を左折して国道313号線に入ると、すぐ左側に今日昼食を食べる「恋美豆富 雲白」(高梁市川津町今津)があります。店先では弁当の販売もされていました。

f:id:momotchi_blog:20220210185639j:plainバイクを置いて店内に入ります。

f:id:momotchi_blog:20220210185705j:plain雲白《くもじろ》と読むそうです。この店は「 ミシュランガイド 京都 大阪 + 岡山 2021」のミシュランプレートに掲載されている豆富料理店です。今日はミシュランガイド掲載店でのランチです。

f:id:momotchi_blog:20220210185740j:plain入口には持ち帰り用の豆富や油揚げなどが並んでいます。

f:id:momotchi_blog:20220210185719j:plain店内にはテーブル席が並んでいます。

f:id:momotchi_blog:20220211182235j:plainメニュー表です。私は「豆乳温とうふ膳」(税込1,300円)、友人は「雲白御膳」(税込1,300円)をオーダーしました。豆乳温豆富はチーズか卵かを選択でき、私は卵でいただく事にします。オーダーすると豆乳が出されましたが撮影するのを忘れてしまいました。

f:id:momotchi_blog:20220210185759j:plain友人がオーダーした「雲白御膳」が出て来ました。

f:id:momotchi_blog:20220210185809j:plain私がオーダーした「豆乳温とうふ膳」も出て来ました。

f:id:momotchi_blog:20220210185817j:plain豆乳温とうふに火を入れます。豆富を食べた後にご飯と卵を入れて雑炊でいただけるそうです。他にミニ豆富カツレツ、胡麻豆富、煮物、香の物、和え物それに味噌汁が付いています。沢山の小鉢が並びどれも美味しそ~ いただきま~す!

豆富カツは細かいパン粉をまぶして揚げられているようで、まさに見た目はカツ。この豆富カツはとても美味しく癖になりそうなくらいです。友人のオーダーした「雲白御膳」は豆富カツレツが沢山盛られていて少し羨ましかったです。

f:id:momotchi_blog:20220210185849j:plain豆乳温とうふに火が入って来たようなので、いただきます。芯までアツアツの豆富が豆乳と相まってとても美味い!  喉越しも最高です。

f:id:momotchi_blog:20220210185906j:plain豆乳温とうふをいただいて、ご飯と添えられていた麦、卵、薬味を入れます。

f:id:momotchi_blog:20220210185915j:plain混ぜ合わせて出汁醤油をかけていただきます。

f:id:momotchi_blog:20220210185925j:plain豆富も大豆の風味をしっかりと感られとても美味しくいただきました。ごちそうさまでした! この店は「がんばろう高梁! キャッシュレス決済」が利用出来、25%のポイントバックが受けられます。私はAUペイで支払おうと思いましたが、ペイペイでしか決済しか出来ないそうで、友人が纏めてペイペイで決済してくれました。

お腹も大満足したので、食後の運動をかねて高梁石火矢ふるさと村を散策してみる事にします。

f:id:momotchi_blog:20220210185943j:plain国道313号線を高梁市街地方面に向かいます。新幡見橋交差点手前で伯備線の下を潜り交差点を左折し国道180号線との重複区間を走ります。

f:id:momotchi_blog:20220211210841j:plain10分程で石火矢ふるさと村(高梁市石火矢町)に到着しました。バイクを置いて散策を始めます。

f:id:momotchi_blog:20220210190341j:plain備中松山城主の平時の御殿(住居)の御根小屋跡にやって来ました。この付近が下中門跡のようです。

f:id:momotchi_blog:20220210190303j:plain下中門から少し登った場所が正門の上中門のようです。御根小屋跡地には県立高橋高校建てられて、周囲の石垣などは当時の原型がそのまま残されています。

f:id:momotchi_blog:20220210190404j:plain上中門から見た様子です。ここから先は学校敷地になるので入る事は出来ないようです。中央の植込みの中に「御殿跡」の石柱がありました。

f:id:momotchi_blog:20220211212531j:plain案内板に1897年(明治30年)頃の旧制高梁中学校の写真がありました。左中央付近が下中門と上中門で、下側の塀の辺りが現在の伯備線ではないかと思います。

f:id:momotchi_blog:20220211213606j:plain当時の御殿のイラストも描かれています。

f:id:momotchi_blog:20220210191126j:plain引返し武家屋敷へ向かいます。途中には立派な石垣のある住居が続きます。

f:id:momotchi_blog:20220210190016j:plain石火矢町《いしびや町》の街並みに入ります。

f:id:momotchi_blog:20220211215408j:plain武家屋敷の折井家です。奥に立派な庭園が見えています。

f:id:momotchi_blog:20220210190749j:plain武家屋敷の埴原家です。

f:id:momotchi_blog:20220210190715j:plain街並みの先で岡山行き「特急 やくも」が通過して行きました。

f:id:momotchi_blog:20220210190952j:plain石火矢町から頼久寺町にやって来ました。徳川将軍家の茶道指南役であった小堀遠州が若い1605年(慶長10年)頃に作庭したと伝わる名園のある頼久寺です。案内板によるとこの寺は寺号になった備中松山藩主上野頼久や三村元親など三村家の墓があるようです。

f:id:momotchi_blog:20220210191312j:plain紺屋川美観地区にやって来ました。紺屋川を挟んだ街並みが紺屋川美観地区のようで、川沿いには桜や柳の並木が植えられ情緒豊かな街並みが広がっています。川沿いの道は「日本の道100選」にも選ばれているそうで、その川沿いのを散策します。

f:id:momotchi_blog:20220210191257j:plain有終館跡です。有終館は備中松山藩藩士の子弟に文武を教えた藩校だそうで、現在では高梁幼稚園が建てられ地域の子どもたちの教育の一環を担っているようです。

f:id:momotchi_blog:20220210191428j:plain高梁基督教会堂です。この教会は1889年(明治22年)に建造され、現存する岡山県内最古の教会堂のようです。

f:id:momotchi_blog:20220210191631j:plain紺屋川は備中松山城の外堀だったようです。

f:id:momotchi_blog:20220210191710j:plain紺屋川の上に恵比寿宮、川の上の社は珍しい光景です。

f:id:momotchi_blog:20220210191559j:plain友人が昔立寄り蕎麦を食べたと言う店ですが、外観からは想像できないスポーツジムに変わっていました。

f:id:momotchi_blog:20220210191735j:plain観光物産館に立寄ってみました。高梁市内でロケされた映画のパネルなどが展示されています。

f:id:momotchi_blog:20220210191807j:plain高梁を舞台にしたアニメ「天地無用!」の雛人形も置かれていました。

f:id:momotchi_blog:20220210191855j:plainうだつの上がった家々も並んでいます。

f:id:momotchi_blog:20220210191915j:plain石火矢町に戻ってきました。駐車場まで戻り帰路に就きます。

f:id:momotchi_blog:20220210192130j:plain途中「道の駅 かよう」に立寄りました。

f:id:momotchi_blog:20220210192208j:plain吉備高原産の鶏肉や・・・

f:id:momotchi_blog:20220210192223j:plain地元産の野菜なども並んでいました。落花生が気になりましたが今回はスルーしてしまいました。

f:id:momotchi_blog:20220210192151j:plainブルーベーリー大福が美味しそうなので土産に買って帰ります。帰宅後気付いたのですがこの大福は滋賀県の業者が製造されていました。吉備中央町産と思っていたのでちょっと残念な気持ちになりました・・・

f:id:momotchi_blog:20220210192247j:plain吉備高原街道」から北区東山内の交差点を右折し国道429号線に入ります。北区足守のコンビニに立寄り最後の休憩し、それぞれ自宅へ向かいました。

今回は久しぶりのツーリング、バッテリーも交換済みで安心して走ることが出来ました。吉備高原の素晴らしい展望、高梁では美味しい豆富料理に舌鼓、こぢんまりと佇む武家屋敷や紺屋川美観地区の川沿いの情緒豊かな街並みなどを散策する事が出来、一日楽しむ事が出来ました。高梁市は「がんばろう高梁! キャッシュレス決済でお店を応援キャンペーン 第2弾」が2月15日まで実施されていて、キャッシュレス決済で25%ポイントバックがあるのでまた近いうちに妻と訪れてみたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20211121103136p:plain

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