最近寒い日が続いていますが一昨年の冬、久しぶりに走ろうとセルを回したところ
ブル…… ブル…… ブス……
エンジンは始動せずJAFのお世話になり、後日バッテリーを購入し交換したことを思い出し、今回も寒い日が続き、しばらく乗っていなかったので少し心配になりセルを回してみると一発でエンジンが始動したので一安心しました。
せっかくなので休みの今日、近くの金甲山までプチツーリングに出掛けてみることにしました。
岡南飛行場までやって来ました。滑走路に並行して走ります。
後方には管制タワーも見えています。
滑走路の先端を通過します。
阿部池と児島湖の水門にやって来ました。後方は阿部池です。
この場所は以前カワセミの撮影によく訪れていましたが、阿部池に太陽光発電施設が設置され水位の変化が無くなってからはカワセミも姿を見せなくなりました。
児島湖側です。阿部池や児島湖には沢山の野鳥がやって来るので様子を見に立寄りましたが、いたのはカモ、キンクロハジロ、カイツブリだけでした。
先に進みます。
児島湖締切堤防を渡ります。全長は1.5km程で、先日走った諫早湾の締切堤防の雲仙多良シーサイドラインとはスケールが全く違います。
余談になりますが、瀬戸大橋線が開業するまで四国への重要路線であった宇野線ですが大きく迂回していたため、児島湾締切堤防を経由して四国への短絡路線の計画もあったそうですが実現には至らなかったようです。その名残で児島湾締切堤防の西側(児島湖側)には鉄道敷設用地が残されていて、現在では自歩道として利用されています。
水門部を通過します。
児島湾干拓地の水不足や塩害、浸水などの諸問題を児島湾内に流入する倉敷川や笹ヶ瀬川などの河口域を淡水化することで解決すべく締切堤防が建設され、1959年(昭和34年)に完成、この水門で児島湖の水位が管理され、ほぼ海抜0mの児島湾干拓地でも安心して生活ができています。
水門の脇には管理棟があり、館内は資料館にもなっています。
前記の蘊蓄は以前この資料館で仕入れたものでした。
南区郡《こおり》の交差点から県道45号線に乗換え飽浦《あくら》交差点に出てきました。この交差点を右折し金甲山登山道の県道399号線に乗換えます。
飽浦交差点から2kmほど進むと交差点があり、この交差点を直進すると県道217号線、左折すると貝殻山に向かう463号線、それぞれの起点となります。399号線は右折する形で山頂に向かっています。
金甲山の登山道を上ります。
途中岡山市街地の展望の開ける場所があったので停車し撮影しました。
児島湾や先程渡った児島湾締切堤防道路が望め、その右には旧岡山港や岡山中央市場が見えています。
金甲山山頂手前の駐車まで上がってきました。
金甲山山頂にはNHK岡山放送局を始め岡山県と香川県の民放放送局の電波塔が立ち並んでいます。
駐車場脇にある展望台からは岡山市街地が一望できます。
中央やや左の山の中腹に岡山空港、中央付近がJR岡山駅、中心部から右下に延びる河川は岡山の三大河川の一つ旭川、中央やや右の山の高台には、あまり嬉しくない理由で全国的に有名になった岡山理大などが望めます。
バイクに戻り山頂展望台へ向かいます。
民放各社の電波塔の間を上ります。
山頂展望台が見えて来ました。
金甲山山頂にやって来ました。
転回場所だけで車の駐車場はありませんが、バイクなのでどこでも駐輪できます。
展望台は店舗も閉店し、かつての賑わっていた面影は無くなっています。
展望台に上がって来ました。
展望台からは瀬戸内海が一望できます。
展望台のすぐ脇に大きな電波塔がそびえ立っていました。
南西方向には瀬戸大橋や坂出工業地帯、讃岐富士の飯野山、五色台や大槌、小槌島などが望めます。
ワイド撮影してみました。
帰路に就きます。
金甲山の登山道から県道217号線の交差点まで降りてきました。
気温は8℃、電熱グローブを使用し快適なツーリングでした。
温度設定は強では少し熱く、弱では少し弱い感じだったので中で使用しました。グリップヒーターやグリップガードを付けていないCBR400Rでは0°を切るような場合には厳しいかもしれません。
今日は久しぶりのツーリング、走行距離は50km弱でした。これから寒くはなりますが、たまにはバイクにも乗らないと!