珍しく今回の三連休は休日だったのですが、急遽土曜日と月曜日を出勤しなくてはならなくなり、予定していた九州へのツーリングを延期することになりました。
夜勤明けの今日、15時過ぎに目覚め、コーヒーを飲みながらブログを読ませていただいていると、ふと昨年出会った方との話を思い出しました。
昨年の6月、由加山にホタルの撮影に出掛けた際、関東から車で西日本を旅行されている途中「蛍遊の水辺 由加」のホタルを撮影に立寄られたという方とのことでした。話をしていて、前日の夜、倉敷市の水島コンビナートの夜景撮影に行かれたそうで、撮影された写真を見させていただくと道路を走る車のライトやテールランプとコンビナートの灯りが綺麗な数字の7のように見え、こんな撮影ポイントがあるんだと初めて知りました。この時私は初めて「レーザーセブン」という言葉を聞き、とても印象的だったことを思い出し撮影に出掛けてみることにしました。
訪れたのは倉敷市通生《かよう》にある国道430号線に架かる細い陸橋です。
バイクを置き、早々にカメラをセッティングしました。
この陸橋や前後の取付け道は車での通行はかなり難しいようで、付近にも車を駐車する場所もなく、かなり離れた場所に車を置いてから歩いて来るか二輪車でしか来られないようです。
陸橋から見た南側、児島方面です。
北側、水島方面です。
カメラの先には道路と工業地帯が見えるだけですが……
まだ時間も早いので暗くなるまで待つことにします。
18時を過ぎ、周囲が少しずつ暗くなってきて、水島コンビナートの灯りが綺麗に浮きあがり始めました。
白いレーザーセブン……
赤いレーザーセブン
奥には水島コンビナートの航空障害灯や設備灯が宝石を散りばめたように広がり、手前の車の光跡とが織りなすレーザーセブン、まさに数字の ”7”です。
工場群の夜景と車の光跡とが創りあげた見事な夜景でした。
身近にこんな素晴らしい場所があるとは思ってもみませんでした。地元民より他の地域の方の方が岡山の魅力あるポイントを熟知されているようで、このポイントを教示いただいた関東の方に感謝感謝です。