今回もバイクツーリングの話です。
今月は変則勤務の影響で夜勤が続き、天候も不安定な状態も続いています。そんな中、今回の休日は天候が少し落ち着いたようなのでツーリングに出掛けてみることにしました。
どこに行こうかと考え、今回は広域農道の星の里街道を走り井原市美星町にある「美星産直プラザ」で「美星バーガー」でもいただこうかと思い出発することにしました。
今回もCBR400Rで走ります。
先日スマホホルダーを購入し、取付け後今回が初めての使用になります。
国道2号線を走り、県道54号線で山陽道の玉島ICの脇を抜け広域農道の「備南街道」に入ります。
備南街道沿いには岡山特産の桃が沢山栽培されています。
備南街道というのは愛称で、正式名称は備南広域農道です。岡山県内の広域農道は全て○○街道という愛称が付けられているのが特徴です。
備南街道から県道35号線に乗り換え、星の里街道に入ります。星の里街道も愛称で、正式名称は備中西部広域農道です。
星の里街道と国道486号線の交差点です。前方には第三セクター井原線の高架区間が見えています。
星の里街道脇にある「宇内ホタル公園」に立ち寄ってみることにしました。
この場所もホタルの名所として度々耳にするので、どんな場所なのか以前から機会があれば様子を見に来たいと思っていた場所です。
「宇内ホタル公園」(小田郡矢掛町宇内)に到着しました。
園内を少し散策してみます。
「宇内ホタルの里」の照明看板は、ホタルを配ったものです。
街路灯もホタルをモチーフにデザインされているようです。
園内には休憩所やミニステージ、ホタルの自然増殖用の養殖場なども設置さられていました。
星田川沿いにはベンチも整備されています。
橋の上から見た星田川の下流方向です。
同じ場所から上流を望みます。
ホタルシーズンになるとこの付近一帯でホタルの乱舞を楽しむことができそうです。
星の里街道に戻り先に進みます。
星の里街道を快走します。
「美星産直プラザ 星の郷青空市」(井原市美星町西水砂)に到着しました。
しかし、駐車場はガラ空きです。
「美星バーガー」をいただきに店舗にやってきましたが……
何と火曜日は定休日でした……
産直市場も休みです。不覚にも調査不足でした。
水分補給とモクモクタイムをしながら、これからどうしようか考え、以前から気になっていた高梁市備中町にある「西山高原キャンプ場」に様子を見に行くことにしました。
星の里街道に戻り進みます。
国道313号線との交差点に出てきました。星の里街道は直進し雲海で有名な弥高山方面に続いていますが、私はこの交差点を右折し高梁方面に向かいます。
高梁市川上町は合併する前の旧川上郡川上町時代の1994年(平成6年)に漫画での町起こしをスタートさせ、町内には大規模な漫画図書館の「吉備川上ふれあい漫画美術館」なども設置されたようです。
国道313号線の手川橋交差点を新見方面に左折し県道33号線を走ります。
県道33号線は成羽川に並走していて、石灰岩の見事な景観が続きます。
備中町市街地を抜け、備中町布寄の交差点を西山方面に左折し県道438号線を走ります。
備中町西湯野の交差点で県道438号線は左方向に進みますが、幅員狭小のため西山高原方面はふるさと農道経由で案内されています。
ふるさと農道の中間付近に「ふるさと農道完成記念碑」があり、展望もよさそうだったので休憩がてら立寄ってみました。
駐車場脇には周辺の案内地図が設置されていました。
萩の花やススキの先に山々の展望が開けています。
ナビを縦方向に取付けていると右ウインカーの表示は隠れてしまうため、縦向きから横向きに変えてみました。
ついでに少し足を伸ばして奥出雲まで行くとどのくらいかかるかナビに入れてみましたが、1時間以上かかるようなので今回は見送ることにします。
ふるさと農道を快走します。
管理棟の前に駐車します。
ここで昼食でもと思っていましたが、食事はできないようです。管理人の方が不在で連絡先が記されていたので、電話し施設内を見せていただく了解をいただきました。
各キャンプサイトは広めに確保されていて電源も設置されています。
周囲のキャンプサイトからは備中湖が一望できます。
備中湖に架かる県道107号線の赤い橋も見えています。
炊事棟には冷蔵庫や電子レンジも設置されているようです。
二階建てのコテージも二棟あり、冷暖房完備でデッキからの展望もよさそうです。
コテージ脇のキャンプサイトです。
ここからも備中湖を望むことができました。
各サイトで少しずつ眺めが違うようで、周囲のキャンプサイトであれば、どのサイトからも展望が楽しめそうです。
管理棟前の喫煙場所でモクモクタイムをしながら、昼食をどこで食べようか悩み、久しぶりに新見市神代にある「キッチン神代」でローストビーフをいただくことにしました。
しかし、スマホナビで調べてみると、ここから30分弱かかるようで、時間は既に13時40分です。ランチタイムは14時までなので、ダメ元で電話してみると少しなら過ぎても大丈夫ですと言っていただき、急いで向かうことにしました。
ふるさと農道の交差点まで戻ってきました。左折し県道313号線を進みます。
途中県道50号繊に乗り換え、新見市哲西町畑木の国道182号の交差点にでてきました。右折し新見方面に向かいます。
14時10分頃、親子孫水車やキッチン神代のある「夢すき公園」(新見市神郷下神代)に到着しました。島根から来られたという方がバイクと一緒に記念撮影をされていました。
キッチン神代にやってきました。
遅くなったことをお詫びし「千屋牛ローストビーフ丼」(1,600円)をオーダーし席で待ちますが、既にランチタイムの時間は終了していて閑散としています。
無理を言ってすいませんでした。
待つこと5分足らず、久しぶりの「千屋牛ローストビーフ丼」が出てきました。
今回のローストビーフは一切れ一切れがかなり大きい!
野菜もてんこ盛りです。
久しぶりの「千屋牛ローストビーフ丼」、とても美味しくいただくことができました。
ごちそうさまでした。
食器を返却時スタッフの方と話をしていると、「焼き肉丼」という新メニューができたそうで、とても人気もあるそうなので次回は是非いただいてみたいと思います。
喫煙場所でモクモクタイムです。
東屋には沢山の短冊と風鈴が吊るされていて、微かに心地よい風鈴の音色が聞こえていました。
脇の鉄道法面にジャコウアゲハがやってきたので撮影しました。
なかなか留まってくれず、飛んでいる蝶の撮影はとても難しかったですが、少し甘いながらも何とかピントの合った二枚です。
時間も少し早いようなのでこの後、吹屋ふるさと村と羽山渓谷に立寄ってみることにします。
バイクに戻り、出発します。
夢すき公園から県道33号線、50号線と乗り継ぎ30分ほどで「吹屋ふるさと村」(高梁市成羽町吹屋)に到着しました。
駐車場にバイクを置き、少し散策します。
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された赤い家々が印象的な町並みが大切に保存されています。
かつてベンガラの生産やその原料であるローハで巨万の富を築いた豪商たちが作り上げた山間の小さな町です。
出発前に町並みをバックに撮影しました。
このあと羽山渓谷に向かいます。
吹屋ふるさと村から15分ほどで羽山渓谷(高梁市成羽町羽山)に到着しました。
県道300号線はとても狭く、特にこの付近は車を飲み込んでしまうのではないかと思えるほど道路の上に覆い被さるように岩が張り出しています。
県道脇の休憩小屋の中にはこんな掲示もありました。
ここはナニコレ珍百景にも登録されているようです。
車を飲み込むように口を開いた岩山の洞窟です。
その上部は垂直の絶壁になっています。
自然に出来た棲龍洞を使用した高さ制限2.5m、幅3mほどの岡山県道300号線のトンネルです。
このトンネルに始めて入るのには、少し勇気がいるかも知れません。
そのトンネルを抜け帰路に就きます。
17時20分頃帰宅しました。
今日の走行距離は約220km、燃費表示は37.6km/Lですが、実際の燃費は34~35km/Lぐらいではないかと思います。
今回のプチツーリングは気の向くままフラフラと走りましたが、高原地域に行くと気温も低くとても気持ちいいツーリングを楽しむことができました。また機会を作って走ってみたいと思います。