雉丼と名越屋沈下橋

これからしばらくは天候不良が続く予報なので、今日四国にあるUFOラインを走ってみようと思いつきツーリングに出掛けてみることにしました。

UFOラインは愛媛県高知県境にある西日本最高峰の石鎚山に続く伊野町道の愛称で、標高1,300m~1,700mの尾根沿いを縫うように走るルートは、天空へ続くかのような絶景が楽しめるツーリングコースです。ただ、山の天候は不安定なのが少し心配ですが……

 

今回もCBR400Rで出掛けます。

 

愛媛県西条市の加茂川橋交差点から国道194号線で寒風山トンネルを抜け高知県に入り「道の駅 木の香」(吾川郡いの町桑瀬)でまずは昼食です。

 

バイクを置き駅舎に向かいます。

 

駐輪場には3台のバイクが停めてありましたが、どの車両も高知県外のプレートでした。

 

駅舎入口脇にある施設案内板です。

この道の駅には、温泉施設や宿泊施設もあるようです。

 

四国三郎の異名を持つ吉野川の支流桑瀬川の脇にあり、川のせせらぎを楽しみながら食事や温泉を楽しむことができそうです。

ちなみに、ここの温泉の泉質は塩化物温泉のようで、また機会があれば温泉も楽しんでみたいと思います。

 

清流と呼ぶのにふさわしい、とても綺麗な桑瀬川の流れです。

 

この道の駅は雉肉を使った「きじラーメン」が有名で、今回このラーメンをいただくのも目的の一つです。

 

桑瀬川が見えるテーブルに座ります。

 

メニューをみるとお目当ての「きじラーメン」がありました。

 

頁をめくると「雉丼」というメニューもありました。

ラーメンか丼か、しばらく悩んで、今回は「雉丼」をいただいてみることにしました。

 

出てきました「雉丼セット」(1,500円)です。

雉肉は今でこそ一般的ですが、元々は献上品の高貴な食肉だったようで、その高貴な味を楽しみたいと思います。

 

親子丼のような感じですが、鶏肉の代わりに雉肉や雉のつくねが入っています。

 

大きく切り分けられた雉肉は食べ応え十分です。

肉には臭みなどは全くなく、口に入れると鮮烈で高貴な美味しさを感じました。

 

雉のつくねも程良い食感と甘みが感じられ、旨い!

お腹も大満足です。

しかし、寒風山手前付近から見る尾根付近には雲が掛かっていたので少し心配になり雨雲レーダーを見てみると、石鎚山に向かうUFOライン付近にはかなり強い雨雲が居座っているようです。せっかくのUFOラインも天候が悪ければ、あまり面白くありません……

ここまで来たので、今回は予定を変更して仁淀川沈下橋まで足を伸ばしてみることにしました。沈下橋の情報は全くないので、近くの道の駅に立ち寄り情報収集をしたいと思います。

 

道の駅を出発し国道194号線を南下、いの町吾北総合支所付近の交差点に出てきました。この交差点を左折し国道439号線を東進すると四国の水瓶といわれる早明浦ダムの傍をとおり高知道の大豊ICに出ることができます。このルートは以前友人と四国カルストにツーリングの出掛けた際、帰りに走ったコースです。

私は道なりに右折し高知方面に進みます。

 

しばらく進むと「道の駅 633美の里」(吾川郡いの町上八川甲)があったので、立寄って沈下橋の情報を仕入れることにしました。

 

この道の駅は以前妻と四国八十八か所を回った際に休憩に立ち寄った場所です。

スタッフの方に沈下橋の情報を伺うと、一番見応えのある沈下橋がここから20~30分程のところにあるそうで、目印となる施設などもご教示いただきました。

情報を伺った後、水分補給とモクモクタイムを終え出発します。

 

仁淀川の支流上八川川 《かみやかわがわ》です。

 

思わず停車し撮影しました。

 

仁淀川に架かる「名越屋沈下橋《なごやちんかばし》」(吾川郡いの町勝賀瀬)に到着しました。

駐車スペースに勾配があるためバイクは横向きに停車しました。

 

沈下橋は、専門用語で潜水橋といいます。狭い橋なのに欄干がないのが特徴で、 川が増水した時に流木などが欄干などに引っ掛かって橋自体が破損したり流されたりするのを防ぐため、障害となる欄干をあえて付けず抵抗を極力抑え増水時に橋が川の中に沈むことを前提に造られた橋梁のことです。

 

沈下橋の袂では子どもたちがカヌーの練習をしているようです。

 

この名越屋沈下橋仁淀川にある6つの沈下橋の中で最下流に架かかる全長が191mと最も長い沈下橋です。1971年(昭和46年)に架けられ、吾川郡いの町と高岡郡日高村名越屋を繋ぐ日高村道で、地域住民の重要な生活道路だそうです。

沈下橋を渡り、高岡郡日高村名越屋側に向かいます。

 

通行の車両もないようなので停車し、沈下橋の上でCBR400Rを撮影しました。

 

日高村名越屋側にある駐車場にバイクを置き撮影しました。

今日は水量が多少多いようですが通常はこのあたりの仁淀川は水深が浅く、仁淀ブルーの美しさを楽しむことができるそうです。

他の5つの沈下橋も見てみたいのですが、あまり時間がないので次回のお楽しみにして、帰路に就くことにしました。

 

国道194号線でいよ小松ICを目指します。

前方をバイクが軽快に走行していたので、そのバイクに追従していましたが、「道の駅 木の香」に立寄られたので、そこからは単独走行になりました。

 

いよ小松ICから松山道流入し、川之江JCTから高松道に乗り継ぎます。

途中妻からの着信、何時に帰るのかとの催促の電話でした。

坂出JCT手前で飯野山が見えてきました。

 

坂出JCTから坂出支線、瀬戸央道を走り児島ICまで戻ってきました。

今夜は笠岡の花火大会があるので、ゆっくりできませんでしたが、今年まだ花火を見ていない妻が楽しみにしているので急いで自宅に向かいます。

今回はUFOラインを走るのが目的でしたが結局走ることは出来ず、また次回機会を作って天候のいい時にツーリングに出掛けたいと思います。

前半の写真が少ないのは、ドラレコメモリーカードの容量不足で上書きされたためなので、もう少し大きなカードを購入し交換しておきたいと思います。

 

※ ブログのUPが「笠岡港まつり花火大会2023」と前後してしまいましたことをお詫びいたします。

 

 

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