CBR250RRツーリング

職場の友人がバイクを買換したというので、先月お披露目ツーリングを企画していましたが、あいにくの悪天候だったため延期していました。今回いつもの三人の休日調整をしてツーリング計画を考え、ついに今日お披露目となりました。

 

今回私はHonda CBR250RRで走りますが、昨日受け取ったばかりなので受け取り後慣らし運転を兼ねて児島湖周辺を走ってみることにしました。

LEDデュアルヘッドライトのいい顔付きで、白いホイールやゴールドアウターの倒立式フォーク、ウェーブディスクが光ります。

 

岡山市南部の児島湾干拓地には交差点のない2km程の直線道路があり、一般車両の通行も殆んどないことから、試走するにはとてもいいコースになります。

信号機の多い市街地走行も、特に違和感なくスムーズに走行することができ、これがSSバイク? と思えるほどで、普段の街乗りにもさして問題はないように感じました。

CBR250RRの0-100km加速はデータベースで6秒を切るタイムですが、スタートから中回転域まではそれなりに、中域回転からレッドゾーンまでは一気に吹き上がり、中域回転以上でシフトアップしていけば鋭い加速感を感じながら高速域まで達します。

このバイクだとデータベースの加速数値にも頷け、素人の私の運転でも十分な加速感を楽しむことができそうです。

試走を終え、帰宅後磨き上げ今日に備え早々に床に就きました。

 

朝8時に国道2号線の倉田交差点で待ち合わせです。

土曜日ということで、全く渋滞がなく7時40分に到着しましたが、友人は新車で既に到着していました。

友人が購入したバイクはYamaha MT-07で、Kawasaki ZRX1200からの乗り換えです。

 MT-07のスペックは、700ccの2気筒エンジンで、最大出力54kW(73PS)/8,750r/min、最大トルク67N・m(6.8kgf・m)/6,500r/min、独特のヘッドライトやシアンカラーのホイールに斬新さが感じらられ、マフラーやリヤボックスなどのオプションを追加しているそうです。

 

CBR250RRは昨日試走後しつかりと磨き上げて準備万端です。

CBR250RRのスペックは、250ccの2気筒エンジンで、最大出力31kW(42PS)/13,500r/min、最大トルク25N・m(2.5kgf・m)/10,750r/minと現行モデルの250cc2気筒エンジンの中では最大出力を誇っています。

 

7時50分頃もう一人の友人も到着し、インカムをセッティングして定刻8時に出発しました。

 

国道2号線から美作岡山道路、国道374号線を走り湯郷温泉手前のドライブインで休憩です。

 

CBR250RRはいい顔していて、まさに男前という表現に尽きるような気がしますます。

モクモクタイムを終え出発します。

 

国道372号線から湯郷温泉を抜け、県道などを経由し国道53号線で県境を越え智頭ICから鳥取道、山陰道と乗り継ぎ、道の駅はわいで休憩です。

瀬戸ICから吉井ICまでの美作岡山道、智頭ICからはわいICまでの鳥取道や山陰道を走った高速道の感想は、追越車線区間で3速や4速までシフトダウンし一気に加速してみましたが、とてもスムースな加速性能で上り勾配でも難なく気持ちよく追越しすることができました。

友人の1000ccバイクYamaha FZ-1にも、そこそこ追従することができ、高速道でこれだけの加速性能があれば、長距離走行もとても快適に楽しむことができそうです。

 

以前この道の駅のレストランで、一日20食限定の「海鮮ヒラメうまか丼」というメニューがあったのを思い出し、今回いただいてみようと事前確認で連絡したところ、レストランは閉店されたそうで、今回の昼食は別の所でいただくことにしています。

 

道の駅では今がシーズンの天然岩ガキが並んでいましたが、CBR250RRでは荷物の積載ができず、背負っているリュクには雨合羽、カメラ、飲料水のペットボトルで一杯のため土産を入れることができません。

 

仕方がないので土産は諦めますが、スタッフの方に、ここでいただくことができますか? と伺うと可能だそうなので一つお願いしました。

 

大きそうな岩ガキを一つ選びスタッフの方の渡すと、殻を開き出してくださいました。

ポン酢などはないのか伺うと、天然の塩味でそのままて美味しくいただけますよ、と言われいたたきました。

箸もないので、そのまま摘んでいたたきましたが、仄かな塩加減を感じ、岩ガキそのものの甘さのようなものが引き立って感じられ、とても美味しくいただくことができました。

モクモクタイムを終え先に進みます。

 

今回の目的地でもある、旧倉吉線の泰久寺駅跡に到着しました。

 

ホーム跡に上がって待っていると今にも列車がやってきそうな感じです。

 

線路跡に降り、散策開始です。

 

線路跡は廃線後木々が大きく育ち線路の上に幹や枝が覆いかぶさっています。

 

倉吉線廃線跡の代表的な風景です。

 

その近くには伐採された竹を使ったベンチが置かれていました。

 

ベンチを過ぎさらに進みます。

 

竹が奇麗なトンネルを作っています。

 

当時の橋梁跡もそのまま残されています。

 

散策路の終点になる山守トンネル入口までやってきたので、引返すことにします。

 

橋梁近くには手作りの奇麗な風車が沢山並び、楽しませてくれます。

 

竹藪のトンネルを戻ります。

 

鉄道内に生える竹まで戻ってきました。

 

鉄道関連施設や標識などもそのまま残されていました。

泰久寺駅跡まで戻り、昼食をいただきに向かいます。

 

泰久寺駅跡から5分程で、今日昼食をいたたく関金温泉せきがね湯命館(倉吉市関金町関金宿)に到着しました。

 

駐車場脇には関金町のモニュメントが設置されています。

 

関金温泉せきがね湯命館の入口です。

関金温泉の湯はその美しさから白金(プラチナ)色に例えられ、白金《しろがね》の湯と呼ばれるそうです。

 

今回昼食をいただくのは、その湯の名を取って命名された湯命館内にある「白金食堂」です。

店内に入ると然程混んでなく、私たちはテーブル席に座ることにしました。

 

メニューです。

今回の私のお目当ては「関金いわなづくし膳」(3,300円)です。

中国山地からの湧水は良質の美味しい水で、上流域ではイワナやヤマメなどの魚が生息し渓流釣りの名所としても有名なところのようです。その水で育った魚は奇麗なサーモンピンクで臭みはなく、米や野菜も美味しく育つそうです。

 

他にも丼物や……

 

定食など盛りだくさんです。

友人たちは山魚はどうもと、「とんかつ定食」(1,320円)をオーダーしました。

 

先に友人がオーダーした「とんかつ定食」が出てきたので、撮影させてもらいました。

 

しばらくして、私がオーダーした「関金いわなづくし膳」が出てきました。

清流で育った関金特産の岩魚を使った料理で、塩焼き、刺身、から揚げ、煮付けなど、岩魚の全てが楽しめるそうです。

 

塩焼きとから揚げは少し時間が掛かるそうなので、刺身からいただきます。

岩魚の刺身は程よい歯ごたえがあり、トロリとした舌触りでとても旨い!

 

岩魚の塩焼きとから揚げも出てきました。

蕎麦とデザートのメロンが付いています。

しっかりと岩魚料理をいただき、どれもとても美味しくお腹も大満足です。

 

自宅からここまでの走行距離は206.4kmでした。

 

スタート時にはアクセルを一杯捻りエンジンをブン回しで加速したり、高速道でも高速回転領域を多用したにも関わらず、平均燃費が何と33.4km/Lと驚きの数値です。

実際は表示数値より幾分低い燃費になりますが、私が乗っているフォルッアZも同じような数値だと30km/L以上伸びていると思います。

息子のニンジャ250も30km/L以上伸びるので、三車とも燃費はあまり変わらないようです。ただフォルッアZでの高速走行時はS7モードを多用するためか、今回のような走行をすると今までの経験上28km/L程になってしまいます。

この後帰路に就くことにします。

国道313号線で湯原温泉を抜け、道の駅かもがわ円城まで走ります。

 

関金温泉から1時間半程で道の駅かもがわ円城に到着しました。

 

モクモクタイムを終え、15時40分頃道の駅を出発します。

この後吉備新線の交差点で一人の友人と別れ、私たちは岡山市街地に向かいます。

 

北区富吉付近で友人と別れ、私は一人レンタルバイク店に向かいました。

昨日と今日の二日間24時間レンタルで11,500円、しっかりとCBR250RRを楽しむことができました。

今回のCBR250RRは今年2月20日にMCして発売されたばかりで、このレンタルバイクはまだ700km程しか走行してなく、返却時には走行距離が1,050kmになっていました。総走行距離は350km、今日の走行距離は317.2km、昨日だけで30km以上試走していたようです。

今回の平均燃費表示は32.5km/Lで、返却前にガソリンを満タンにして計算したところ実質燃費32.8km/Lとこのバイクは表示数値とほぼ同じでした。これだけブン回ししてこの燃費には驚きです。

加速性能よし、高速走行よし、ワインディングロードよし、乗り心地よし、燃費よしと、いいこと尽くしのようです。

一番心配していたことは、SSバイクなので腰への負担でしたが、特に違和感もなく300km以上の走行でも何ら問題はなく、万能なバイクのようです。

最後に日頃使用しているスクーターのフォルッアZとの比較になりますが、共に一長一短あるようで、気付いたことを記しておきます。

CBR250RRは私の身体が固いためかバイクに乗る際、足がリアシートを超すのに一苦労したことと、如何せん荷物が積めない点が特に気になりました。フォルッアZでも平場や高速道でも法定速度内で走行する限りは特に支障はありませんが、やはり高速道では低速車を上り坂で追い越すのには少しキツイものがあり、そういう意味ではCBR250RRにはとても魅力を感じました。

また機会があればレンタルバイクで走ってみたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20191127094726p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112205p:plain

カテゴリーに戻る

ももっちブログのトップに戻る

ブログ一覧に戻る