職場の友人と話をしていて、以前友人が赴任していた長崎の話になり、長崎料理や呼子のイカ料理を久しぶりに食べに行こうという話が纏まりました。
今の時期は夏休みを組み合わすことができるので二泊三日で計画し、それぞれの休みを合わせ夜勤明けの6月20日帰宅後しっかりと休んで21時に友人宅へ迎えに行くことになりました。
今回はNEXCO西日本の中国地域3日間乗り放題プランの「ぶらり中国ドライブパス」(3日間利用で9,100円)と、九州地域3日間乗り放題プランの「ぎゅぎゅっと九州まんきつドライブパス」(3日間利用で8,400円)を利用します。
このプランでは前日に高速道に乗っても当日ICから流出すれば対象になるため、うまく活用すれば無駄なく利用することができます。
ただ、天候が少し不安定なのが心配ですが、梅雨の今の時期は多少のリスクは覚悟しています。
21時過ぎ岡山ICから山陽道に乗り、一路九州を目指します。
21時50分頃福山SAで最初の休憩です。
福山SAといえはやはり尾道ラーメンです。
券売機で尾道ラーメン(800円)の食券を購入、席に座り待つことにします。
尾道ラーメンができあがりました。
久しぶりの尾道ラーメン、とても美味しくいただきました。
今回の友人は全くタバコを吸わないので、車内では吸わないことにしています。休憩の時に喫煙場所でモクモクタイムをするようにしているので、しっかりと吸いだめして出発します。
23時25分頃、宮島SAに立ち寄り休憩にします。
ここのSAには宮島にちなんでか鳥居が設置されています。
鳥居の先には廿日市市街地の夜景が開けています。
日中であれば鳥居越しに宮島の展望も楽しめるのでしょうが、暗くて全く見ることができませんでした。
しっかりとモクモクタイムを終え出発します。
日が変わり1頃、佐波川SAに到着しました。
佐波川SAはとても小さなSAですが、セブンイレブンや吉野家がありました。
モクモクタイムを終え出発します。
今回は今まで走ったことがなく気になっていた山陽道の宇部下関線を走ってみることにします。小郡JCTで一度料金精算がおこなわれ、無料区間の山口宇部道路に入ります。
下関方面に向かう場合は山口JCTで中国道に乗り換えた後、そのまま下関方面に向かうのが通常の最短コースです。
しかし今回は宇部下関線を走るため少しルートが変わります。このコースの最短ルートは山口南ICで降りて一般道の小郡道路を走り嘉川ICから山陽道に乗り換えるのがベストなのですが、今回は小郡JCTまで中国道を走り、山口宇部道路に乗り換え喜川ICから宇部下関線を走ることにしました。料金的には高くなりますがフリープランということでその心配も不要です。
山陽道ですが、宇部下関線は対面通行の片側一車線で70km制限でした。
山陽道の宇部下関線を20分ほど走り下関JCTから再び中国道に乗り換えます。
2時20分頃、壇之浦PAに到着しました。
店内に入ると天上には大きなクジラが泳いでいます。
このPAのお目当ては手軽にいただけるフグことふく料理です。
今回も「ふくぶっかけ丼」(1,500円)をいたたきます。
券売機で食券を購入しテーブル席に座り待つことにします。
待つこと15分弱、ふくぶっかけ丼が出てきました。
添えられていた出汁をかけていただきます。
薄切りですが少し大きめにカットされたふくことフグの刺身がしっかりと乗っていて、とても美味しくいただくことができ大満足です。
友人に運転を代わってもらい、私は少し休ませてもらうことにしました。
5時10分頃、気付くと長崎道の多久西PAで停車していました。
余りに雨が強いので休憩がてら停車していたそうです。
私は2時間ほど休ませてもらったので、ここで運転を代わることにしました。
武雄JCTで長崎道から西九州自動車道に乗り換え、終点の佐々ICで一般道に流出します。
7時過ぎ、長崎県道227号線から国道204号線に乗り継ぎ多久西PAから1時間ほどで友人お勧めの「道の駅 昆虫の里たびら」(平戸市田平町深月免)に到着しました。
国道204号線、通称オランダ街道沿いにある道の駅で、たびら昆虫自然園も近いようです。
全長が3mはあろうかというリアルで巨大なカブトムシのモニュメントです。
然程大きくない道の駅ですが、巨大なカブトムシのモニュメントが目を引く道の駅です。
時間的に早いため店は開いていませんでしたが、入口脇には昆虫食の自販機が設置されていました。
とても珍しいのですが、どれも買って食べようとは思いません……
その自販機の側面には小島よしおの直筆サインもありました。
友人が赴任中生活していた場所です。
入居当時は新築だったそうですが、かなり色あせた感じになっていました。
平戸瀬戸を見下ろす丘陵の上に建てられているそうで、設計、施工は長崎県を中心に沢山のカトリック教会堂の建築を手がけた鉄川与助だそうです。
この建物は国指定重要文化財で、1915年(大正4年)から3年の歳月をかけて信者の方々により建てられたロマネスク様式の赤レンガ造りの教会です。
素晴らしいステンドグラスのようですが、外からはその美しさも半減してしまいす。
正面にやってきました。
瀬戸山天主堂とも呼ばれ、荘厳な雰囲気の漂う教会です。
入口の階段脇にはアジサイが咲いていました。
教会の中の様子ですが、中には入れないため、説明パネルの写真を撮影させていただきました。
この後平戸大橋に向かいます。
平戸大橋を眺めることのできる場所にやってきました。
1977年(昭和52年)4月、長崎県道路公社が管理する有料道路として供用が開始され、2010年(平成22年)4月に無料開放されました。鋼製の橋は鮮やかな朱色に塗装され海と空に映えます。
覆われたケーブル束の内部は湿度が上昇し腐食(錆)などが進行するため、主塔脇には乾燥空気を作る施設が設置され各ケーブル束に送られています。このシステムは明石海峡大橋や瀬戸大橋でも使用されています。
この後田平港にある「平戸瀬戸市場」に向かいます。
店内には新鮮な魚類や野菜、平戸名物のアゴ……
あごすぼなどが沢山並んでいました。
平戸大橋を渡る前に友人が吊橋が間近に見られるところがあると案内してくれました。
平戸大橋を渡ります。
赴任当時友人が利用していたカメラ店です。
ジャパネットたかたの社長の自宅だそうで、現在も親族の方が営業されているそうです。
平戸島島内の長崎県道19号線を走り生月大橋にやってきました。
生月大橋は平戸島と生月島を隔てる辰の瀬戸を跨ぐトラス橋で、1991年(平成3年)7月、長崎県道路公社が管理する有料道路として供用が開始され、2010年(平成22年)4月に無料開放されました。
生月大橋を渡るとすぐ袂に「道の駅 生月大橋」があるので立寄ってみることにします。
駐車場からは生月大橋が望めます。
周囲には多目的広場や散策道などがあり、隣接して生月町博物館も設置されていて、店内には土産品や潜伏キリシタンの資料なども展示されていました。
「生月」の由来は、遣唐使が「ほっとひと息をついた」ことから付けられたそうです。
生月島は島民のほぼ全員がキリシタンだったそうで、禁教令の激しい弾圧による殉教の史跡が島内各地に残されているようです。
また、生月島は潜伏キリシタン時代からの信徒カクレキリシタンの信仰が今なお続いていることでも有名な島だそうです。
超お勧めという「まるごとあごだし」(1,000円)を土産に購入しました。
「スボかまぼこ」も美味しそうですが、生物なので土産にはちょっと難しいようです。
平戸のカマボコは一般的なカマボコと違い木の板が付いてなく、プラスチック製ストローでカマボコの周りを覆う「すぼ巻き」というカマボコだそうで、昔は麦わらを使用していたそうです。
と……
友人が一つ購入し、半分分けてくれました。
魚の味が生きた優しくしっかりした味わいで、とても美味しくいただきました。
ごちそうさま~!
道の駅から散策路を歩き多目的広場にやってきました。
生月大橋を撮影していると友人がやってきて……
またまた、いただきました。
今度は「丸ぼうろ」というお菓子を買ってきて、半分いただきました。
いただいてみるとモチモチとした食感で、食べ応えのある大きさでした。
生月町博物館までやってきましたが、以前妻と訪れた際立ち寄ったので今回は入館はしませんでした。
入り口前には親子のクジラのモニュメントが設置されています。
車に戻り先に進みます。
友人お勧めのコース、島の西側を走る広域農道を北上します。
写真は振り返って撮影しています。
素晴らしい海岸線が続きます。
車を止め進行方向の北側を撮影します。
振り返り南側も撮影しました。
車に戻り先に進みます。
※ 7月12日 追記
昨日友人がラインでCM動画を送ってきて、何か見たことがある景色だと思い調べたそうです。
動画を見てみると、雨の中素晴らしい景色の海辺の一本道をソリオバンディットで橋本環奈と神尾楓珠が、しりとりをしながらドライブを楽しんでいるようで、その目の前には見事な虹が現れるというものでした。
その海辺の一本道が、この農道で「生月サンセットウェイ」というそうで、色んな自動車メーカーのCMロケ地としても有名な道路だったようです。
山の斜面には段々畑も広がっています。
道の駅生月大橋から広域農道を30分ほど走り「塩俵の断壁」に到着しました。
生月島の西側の海岸線は素晴らしい断崖が続きますが、この場所は特に美しいといわれるところだそうです。
駐車場脇の展望台にやってくると、眼下に見事な景観が開けました。
柱がいくつも立っているようにそびえ立つ岩々、それが割れたのか断面が多角形の岩が海岸近くに並び見ごたえある景観を作り出しています。
この見事な景観は、長崎県新観光百選にも選ばれているそうです。
前回妻と訪れた際には西側は走っていないため見落としていた場所でした。
生月島最北端にある「大バエ灯台」(平戸市生月町御崎字オンケン平)の駐車場にやってきました。
駐車場から見る南東方向、生月大橋方面の展望です。
駐車場から遊歩道を進みます。
少し歩くと「大バエ灯台」が見えてきました。
この灯台は「大碆鼻《おおばえはな》灯台」というのが正式名称のようです。
灯台の展望デッキに上ってみます。
灯台の発光器を間近に見ることができました。
展望デッキから望む南西側の海岸線です。
何やら岩場に人影のような……
ズ~とズームしてみると数人の方が釣りをされていました。
渡船で来られたのか遊歩道から降りられたのか……
しかし、大物が釣れそうなポイントです。
北東方向の様子です。
手前の小さな岩礁が鯨島、沖の大きな島が的山大島《あづちおおしま》のようです。
天気が良ければ的山大島に左辺りに壱岐島が見えるのかも知れません。
南南西側から北方向、南南東までの超ワイド写真です。
時計を見ると10時40分、お目当てのラーメン店が開店する時間が11時30分なので少し早めに向かうことにします。
島の東側を走る県道42号線で舘浦港まで戻ってきました。
思っていたより早く、11時過ぎには着いてしまいました。
今日昼食でいただくのは友人の超お勧めラーメン店の一つ「大気圏」です。
生月島特産のあご出汁を使った「あごだしラーメン」で、国内初のあごだしラーメン専門店だったそうです。
しかし……
誰も並ばれていません……
入口まで来てみると……
何と、臨時休業でした。それも6月27日までの長期に渡るものでした。
一日、二日の休みであれば、明日か明後日に出直しますが、さすがに27日までは無理です。
泣く泣く諦め、近くの土産物店に入ってみました。
店内には所狭しと生月島の土産物が並んでいて、酒の肴に合いそうな「味付け焼あご」などがあったので購入しました。
友人と話し、前回妻と訪れた際いただいた平戸ちゃんぽんが美味しかった平戸市役所前にある「一楽」で今回はいただくことにします。
向かう途中、友人から少し回り道をしてほしいといわれ、訪れたのが「柴戸蒲鉾店」(平戸市川内町)でした。ここは本場川内のスボかまぼこの製造直売所だそうです。
店内に入ると、奥には練り臼や蒸し装置などが見えていて、店先で販売もされています。
平戸近海で獲れた新鮮なエソやアジを使っているそうで、友人は長崎に赴任中度々購入に訪れていたそうです。
エソが一つ130円、アジが一つ80円のようですが、女将さんが味見してみてくださいと、エソとアジのスボかまぼこを一つずつ渡してくださいました。
友人と半分ずついただきましたが、平戸の海から獲れた新鮮な魚を蒸し上げて旨味をギュッギュッと凝縮したためか、素朴な自然の味が生み出されとても美味しく試食させていただきました。
しかし、いくら美味しくても日持ちがしないため土産には難しく、今夜ホテルでの酒の肴用にエソとアジのスボかまぼこの5本入りを一箱ずつ購入しました。
平戸市街地まで戻ってきました。
幸橋御門内にある平戸市役所前の駐車場に車を止め幸橋御門を抜けます。後方に見えている建物が平戸市役所です。
幸橋御門の前には国指定重要文化財の幸橋があります。
その幸橋を渡ります。
幸橋と幸橋御門です。
幸橋は1702年(元禄15年)に木橋から現在の石橋に掛け替えられたそうで、かつてオランダ商館が築造した石造倉庫の技法で作られたため別名オランダ橋とも呼ばれているそうです。
この店は1929年(昭和4年)の創業で、間もなく創業一世紀を迎える超老舗のようです。
友人は私たちが前回いただいた「平戸ちゃんぽん」をオーダー。
この「あごちゃんぽん」も気になるところですが……
今回は「平戸牛ちゃんぽん」をオーダーしてみました。
壁には鬼洋蝶《おにようちょう》という平戸の凧が飾ってあり、一つ前のNHKの朝ドラ「舞いあがれ!」で見た五島のバラモン凧に似ているような気がしました。
友人がオーダーした「平戸ちゃんぽん」が出てきたので、撮影させてもらいました。
私がオーダーした「平戸牛ちゃんぽん」も出てきました。
平戸牛もさることながら平戸シイタケやキャベツ、ニンジン、ピーマン、モヤシ、キクラゲ等々沢山の具材が入っています。
美味しそうな平戸牛がてんこ盛りです。
いただいてみるととても柔らかく少し甘味を感じ、豊かな味わいが口の中に広がりました。
麺は薄いクリーム色で独特のモチモチ感と風味を感じ、スープは平戸牛の旨味がミックスされたような味わいで、今までのちゃんぽんスープとは異なる感じがしました。
とても美味しくいただくことができ、お腹も大満足です。
外に出てみると数組の方が待たれていたので、私たちはいいタイミングで入店できたようでとてもラッキーでした。
この後車に戻り、日本最西端の駅に向かいます。
松浦鉄道の「たびら平戸口駅」(平戸市田平町山内免)に到着しました。
駅舎の脇には「日本最西端の駅」の石柱が設置されています。
日本最北端の「稚内駅」、最東端の「東根室駅」、最南端の「西大山駅」、そして最西端のここ「たびら平戸口駅」が記された案内板も設置されていました。
駅舎内には鉄道博物館(無料)が併設されているので、早速入館してみます。
JR松浦線として走ったさようなら列車のプレートをはじめ、数々の鉄道関連機器などが所狭しと展示されています。
壁には当時の写真や行先表などが飾られています。
かなり年代物の貴重な機器も展示されています。
駅舎の脇には貨車や腕木式信号機も展示されていました。
ホームにある駅名標です。
伊万里方面東向きホームの様子です。
佐世保方面西向きホームの様子です。
13時15分発伊万里駅行きの列車がやってきました。
扉が開き乗降されました。
伊万里駅に向け出発しました。
友人が近道があると案内してくれた道路は「北松やまびこロード」という広域農道です。
佐世保市江迎町で国道204号線に乗り換え、県道227号線を経由し西九州道に乗り継ぎました。
西九州道の相浦中里ICで流出し「道の駅 させぼっくす99」(佐世保市相浦町)で休憩です。
モクモクタイムを終え、再び西九州道に乗り焼物の里有田、波佐見に向かいます。
波佐見有田ICで流出し長崎県道4号線で有田に向かいます。少し走ると長崎県から佐賀県に入り、佐賀県道4号線に変わりました。
道の駅させぼっくす99から1時間半ほどで、迷いながらも有田焼の窯元が並ぶ道沿いにある「今右衛門窯」(佐賀県西松浦郡有田町赤絵町)に到着しました。
私は陶磁器は全く分かりませんが友人は興味津々のようで、館内に並ぶ陶磁器を見せていただくことになりました。
入口に置かれている壺、この窯元は江戸時代の陶芸作家今泉今右衛門からの伝統を受け継がれているようで、現在は14代目が襲名されているそうです。
説明してくださったスタッフの方の話によると、この窯元は赤色に特にこだわりを持たれているそうです。
江戸時代から続く「鍋島焼」の伝統と品格を受け継いでいるそうで、「色鍋島今右衛門」といわれているそうです。
陶磁器の良さの分からない私が良いなと思ったカップでしたが、如何せんお値段が……
普段使いにはとてもできそうにありません。
しっかりと素晴らしい陶磁器を拝見させていただき、ありがとうございました。
この後もう一軒友人が行ってみたいという窯元に向かいます。
駐車場に車を止め館内に入ります。
初代深川栄左衛門が1689年(元禄2年)に有田で陶磁器製造を始め、8代目が1875年(明治8年)に香蘭社を設立されたそうです。
八角花瓶の「染錦薔薇」という作品で、お値段何と6,600,000円。
立派な古伊万里の大壺も置かれています。
お洒落な現代風の食器も並べられています。
こんな食器でいただくと料理の味もなお一層引き立ちそうです。
ティカップも素敵な色合いです。
ワインも美味しくいただけそうです。
素晴らしい有田焼をしっかりと楽しませていただきました。陶磁器の分からない私ですが、こんな食器でディナーをいただいたら…… ティタイムを楽しめたら…… ワインを楽しめたら…… など考えてしまいました。
いやいや、高級陶器は実際に使うより飾って眺めるためのものなのでしょうね。
友人がもう一ケ所行ってみたいというので向かうことにします。
向かう先は波佐見焼の里だそうです。
佐賀県道4号線を走り長崎県に入り波佐見有田ICを過ぎると道路の法面に波佐見焼の陶磁器がはめ込まれていました。
さらに進むと小さな作品が埋め込まれたものがありました。
陶磁器好きの方は一つひとつの作品を見て歩くのも楽しいのかも知れません。
県道4号線を走っていると「⇦ やきもの公園」の案内板があったので左折すると「やきものの町 波佐見」というモニュメントがあったので立寄ってみました。
波佐見陶磁器工業協同組合の敷地のようで、こんなモニュメントもありました。
事務所でやきもの公園の場所を伺うと、少し先の北側が入口だそうなので向かうことにします。
波佐見やきもの公園の入口です。
窯の煙突やその法面には陶磁器が埋め込まれています。
この一帯がやきもの公園のようです。
駐車場に車を置き「陶芸の館」に入ってみます。
こちらにも素敵な食器が並んでいます。
こちらにはお手頃価格の陶磁器が並べられていました。
友人はお気に入りの陶磁器を数点購入したようですが、私は目の保養をさせていただいただけで購入はしませんでした。
波佐見焼と有田焼は同じルーツを持つそうで、江戸時代には有田で献上品としての磁器を、波佐見は日常食器としての陶磁器が生産されていたようで、波佐見焼は1990年(平成2年)頃には全国の生活雑器のシェアの1/3を占めたこともあるそうです。
昨晩から走り続け多少疲れも感じますが、今夜宿泊する長崎市内まで向かいます。
波佐見有田ICから西九州道に乗り、武雄JCTで長崎道に乗り換えます。
ここからホテルはすぐ近くのようです。
18時過ぎホテルに無事到着しました。
今夜から二泊宿泊する「モントレ長崎」(長崎市大浦町)です。
ホテルに入ります。
フロントでチェックイン、先に清算をしておきます。
室内の様子です。
ベットにそのまま倒れ込みたいのは山々ですが、楽しみにしている夕食に出掛けます。
ホテルの前の通りは「オランダ通り」というようです。
ホテルから歩くこと7分ほどで「新地中華街」が見えてきました。
ホテルから10分足らずで新地中華街の東門、青龍門脇にある「江山楼」(長崎市新地町)に到着しました。
店に入ると何と満席、20分程待たなければなりません。
受付時間は19時30分までだったようで、ギリギリセーフです。
予約し、時間まで新地中華街を少し散策することにしました。
中華街を歩きますが、平日のためなのか然程人の行き来はないようです。
長崎新地中華街の北門、玄武門です。
横浜中華街、神戸の南京町中華街とともに日本三大中華街といわれ、両中華街と比べると広さや規模は小振りながら、歴史は一番古く日本で最初に作られた中華街だそうです。
石畳が敷かれた中華街は、40軒ほどの中華料理店や中国雑貨店などが並んでいるそうです。
北門を潜り南方向に散策します。
北門から南に散策しながら湊公園の近くにある南門、朱雀門までやってきました。
そろそろ予約時間が近くなったので、北方向に散策しながら江山楼に向かいます。
江山楼に戻ってきました。
2階のテーブル席へ案内されました。
まだ沢山の方がディナーを楽しまれているようです。
今夜いただくのは楽しみにしていたフカヒレ入りの特上ちゃんぽん(2,310円)です。
オーダー時に「ラストオーダーになるので他に注文はありませんか?」と聞かれましたが、このちゃんぽんをいただけるだけで十分満足です。このちゃんぽんを食べるために長崎にやってきたと言っても過言ではありませんから……
待つこと15分足らず、出てきました江山楼の特上ちゃんぽんです。
しっかりと高級食材のフカヒレも乗っています。その他にも山海の珍味がこれでもかと盛り込まれています。
盛られた豪華具材を眺めているだけで幸せな気持ちになってきます。
少し太目でやや硬めに仕上げられた麺、その麵に濃厚なスープが絡み奥深い味わいです。
高級食材のフカヒレをいただきます。
元々フカヒレ自体には味があまりありませんが、風味豊かなスープや調味料の味がしっかりと浸み込んでいて最高の一品に仕上がっていました。
スープや麺はどのちゃんぽんも同じだそうですが、この特上ちゃんぽんは贅沢な具材の味がスープに溶け込んでいるので旨味は一味も二味も違うはずです。
とても美味しくいただくことができ、遠路長崎まで食べにきた甲斐がありました。
店を出てホテルに向かいます。
しかし、少し気になったのがメニューにあった「特上皿うどん」です。ちゃんぽんがこれだけ美味しいので皿うどんも絶対旨いはずです。明日の夜はこの特上皿うどんをいただいてみようかななどと友人と話しながらホテルに向かいました。
ホテルに戻りシャワーを浴び、友人の部屋で今日購入した焼あごとスボかまぼこを肴に部屋飲みしましたが、飲むとさすが睡魔が襲ってきます。明日は朝も早いこともあり早々に部屋に戻り休むことにしました。
部屋の戻りベットに横になるとすぐに熟睡したようです。