妻と休日の合う今日、久しぶりに「いではら」に笠岡ラーメンを食べに行く事にしました。その後、食後の散策がてら笠岡ベイファームへ今が盛りであろうコスモスを見に立ち寄ってみます。「 いではら」は11時30分開店なのでその時間を目指して出かけましたが、玉島笠岡道路の終点から浅口市鴨方の国道2号線へ出るとかなりの混雑で、到着したのは11時45分でした。
少し離れた駐車場に車を置いて向かいます。「中華そば いではら」(笠岡市笠岡)の前に到着すると十数人の方が並んで待たれていました。さすが日曜日です。
張り紙を見ると営業時間は昼の11:30~15:00だけで、今は夜の営業は休まれているようです。並んで待っていると店内からいい香りが漂ってきます。
列に並び待つ事30分余り、やっと順番が来たようで「お入りくだい」とスタッフの方が声掛けくださいました。
店内に入るとカウンター席が左右に一列ずつ、厨房前に2席、背中合わせに6席です。コロナ対策で十分な間隔を空けて案内されているようで、そのため待ち時間も長かったのかも知れません。数年前に伺った際は壁側はテーブル席だったように思いますが、改築されたのでしょうか?
メニューは中華そば、並(600円税込)と大盛り(800円税込)のみです。
中華そば(笠岡ラーメン)の大盛りが出てきました。
親鶏のチャーシュー、青ネギ、メンマが乗っています。美味しそ~!
表面には綺麗な鶏の脂が浮いています。麺は中細のストレート麺、少し固めの茹で加減でスープにしっかりと絡んできます。そのスープは醤油ベースで鶏の旨味を凝縮したような多少辛口なスープですが、ほのかな甘さも感じます。色の濃さから徳島ラーメンを思い出しました。この中華そばにも生玉子が合うのかも知れません。
笠岡ラーメンと言えばやはり親鶏のチャーシュー。そのチャーシューは歯応えがあり噛めば噛むほど旨みが出てきます。
ネギは細身のものを少し大きく斜め切りにしています。しばらくそのままにしているとスープの熱が伝わりしんなりしてきて甘みが益しさらに美味しくなってきます。やはり親鶏のチャーシューと共に笠岡ラーメンには欠かせない一品です。
スープまですべて完食です。ごちそうさまでした!
外に出るとやはり十数人の行列が続いていました。この後笠岡ベイファームに向かいます。
笠岡湾干拓地の農道を走っていると“農道離着陸場”の滑走路と管理棟が見えてきました。その滑走路を農道で横断します。
しばらく進み「道の駅 笠岡ベイファーム」(笠岡市カブト南町)に到着しました。今日は開業10周年記念イベントが行われていて沢山の人出です。
到着後コスモス畑に向かいました。後方では笠岡バイパスの高架工事が行われています。
色とりどりの沢山のコスモスが咲いています。
しっかりとコスモス畑を散策し、十分コスモスを堪能させていただきました。さすがに30℃近い気温の中を散策したので喉も乾いてきて、道の駅に戻り何か飲み物を買う事にしました。
テイクアウトメニューを見ていると「魚々棒 300円」というものが目に停まりました。ベンチで食べている方と見ると、串カツみたいなようですが・・・ やはり気になり買ってみる事にしました。オーダーするとスタッフの方が「2~3分お待ちください。出来ましたらお呼びいたします」と言われ、待つ事しばし・・・
出来上がりました! 「ソースが垂れるかも知れませんので気を付けてください」と手渡されました。外は暑いので車に戻って涼しい車内で頂きます。
食べてみると、魚のすり身に野菜を混ぜ込みパン粉の衣をつけた物を揚げ、その表面にソースを垂らしているようです。サクサク感とソースの旨味が見事にコラボし野菜の触感も良くとても美味しくいただきました。
お腹も大満足! 帰路に就くことにします。帰り道は県道47号線で海岸線を走り浅口市寄島を周ってみます。
笠岡湾の入り口付近で笠岡港行のフェリーボートが見えました。海岸沿いでは沢山の方々が釣りを楽しまれていました。
沖合には瀬戸の島々、寄島沖に浮かぶ三子島などの素晴らしい展望も楽しめました。やはり海岸線は走って気持ち良いものです。妻は横でスヤスヤお休みタイム中ですが・・・