岡山県では新型コロナウイルス特措法に基づき県外への外出自粛要請がおこなわれていましたが、5月7日伊原木知事が三密を避け手洗いやアルコール消毒の小まめな実施、マスクを着用したうえでの県内の移動は差し支えないとの見解を表明されました。これにより今まで営業を自粛していた飲食店に対しても適切な感染防止策をしたうえでの営業再開の判断が委ねられたとの報道がありました。以前よりはかなり緩和されてきたようです。
ゴールデンウィーク中は仕事と買い物以外は全く外出をしなかったので今日は久しぶりにツーリングに出かけてみることにしました。行き先は岡山県内で三密を避けられる場所・・・。色々と考えて、今の時期満開のはずの笠岡ベイファームのポピーと菅原神社のカキツバタ、昼食は人の多い昼食時間をずらして久しぶりに笠岡ラーメンを食べることにしました。
コースは国道2号線から玉島笠岡道路を走り寄島経由で笠岡を目指します。
寄島からは県道47号線を海岸線沿いに走ります。潮風がとても心地よいコースです。
途中、寄島沖の三ッ子島が綺麗に見えました。
少し霞んでいましたが、瀬戸中央自動車道の下津井瀬戸大橋も見えました。
笠岡ベイファーム(笠岡市カブト南町)に到着しましたが、さすがに人影はまばらです。
※ 笠岡ベイファームの詳細については以前「シャコ料理と笠岡ベイファームの菜花」ブログに記載していますので今回は省略します。
4月25日から5月10日まで臨時休業との貼り紙がありました。
笠岡ベイファームはポピーが満開です‼️
広大な畑をポピーの花が埋め尽くしていますがポピーには沢山の種類があるようです。ポピーはケシ科の植物の総称で約150品種があると言われ、日本では麻薬の原料となるものをケシ、ならないものをポピーと呼ぶそうです。
ちなみに、園芸品種からは麻薬は取れないので家庭でも安心して栽培することが出来そうです。
赤系のポピーです。
ピンク系のポピーです。
蕾の膨らんだポピーもありました。
蜜蜂がやってきました。
美味しそうに蜜を吸っています。
白系のポピーです。
赤と白のポピーもありました。
オレンジ系のポピーもありました。
最後にポピー畑のワイド写真(南~西~北方向に180°)です。
しっかりとポピーを堪能したので、第2目的地の菅原神社に移動します。
菅原神社(笠岡市吉浜)に到着です。
※ 菅原神社の詳細については以前「シャコ料理と笠岡ベイファームの菜花」ブログに記載していますので今回は省略します。
少し早かったようですが、カキツバタは綺麗に咲いていました。
以前妻と訪れた際には紫色だけだったように思いますが、今年は黄色のカキツバタが目立ちます。
黄色いカキツバタ。
白いカキツバタもありました。
睡蓮の花も咲いています。
睡蓮の花は2輪咲いていました。手前に蕾も見えています。
神社側から見た眼鏡橋、西側の池には亀のように見える小島がありました。その亀の頭の上には本物の亀が乗っていました。
菅原神社のカキツバタもしっかりと堪能することが出来ました。
時計を見ると昼時間も過ぎたようなので、笠岡ラーメンを食べに移動します。三密を避けるため昼時間を避けて少し遅めの昼食です。
今回は「中華そば坂本」(笠岡市中央町)で食べることにしました。ここは1958年(昭和33年)に創業された老舗だそうです。
出て来ました、笠岡ラーメン(中華そば)大盛(700円)です‼️
ここ坂本の笠岡ラーメン(中華そば)は、鶏ガラの醤油スープにストレートの細麺、鶏チャーシューにシナチク、それに斜めに大きめにカットされたネギがトッピングされているのが特徴のようです。
トッピングは親鳥と思われる少し歯ごたえのある鶏チャーシューと少し甘めのシナチク、大きめにカットされたネギは程好い食感とネギ本来の甘さを感じることが出来ました。スープは鶏の旨味が濃厚なのにあっさり系でとても美味しくいただくことができました。ご馳走様した!
笠岡ラーメンの店は市内に40店程あるそうです。笠岡地域は戦前から養鶏が盛んに行われていて、安価に入手できた鶏ガラを使ったラーメンが当時から人気だったようです。
そんな笠岡で中華そば坂本は鶏肉専門の精肉店をされていましたが、1958年に精肉店の隣にラーメン店を開店されたそうです。笠岡ラーメン店の中でも現存する最古参のラーメン店と言われているようです。
今日は最高のツーリング日和!
心地よい潮風を感じながらの海岸線のツーリング、満開のポピーとカキツバタ。とても美味しかった笠岡ラーメン。今まで堪っていたストレスもしっかりと発散する事が出来ました!