夏の幻想庭園 2023

先日友人からラインが届き、後楽園で開催されてる「夏の幻想庭園 2023」に今年も出掛けたようで、綺麗に撮られた写真が添付されていました。毎回気になっていたので、今年は私も出掛けてみたいと思い妻と息子に声掛けすると、行ってみたいというので妻が仕事から帰宅後三人で出掛けてみることにしました。

 

後楽園(岡山市北区後楽園)にやってきました。

大名庭園の後楽園は日本三名園の一つに数えられ、国の特別名勝に指定されている日本庭園で、 江戸時代初期の1700年(元禄13年)に岡山藩主池田綱政によって造られた日本を代表する池泉回遊式庭園の一つです。造られた当時は「御後園」と呼ばれていたようですが、1871年明治4年)に岡山藩最後の藩主(第十代)池田章政によって現在の「後楽園」に改名されたそうです。

 

園内に入ると薄暗かった世界に突然カラフルな光が点々と広がり、芝生の上には色とりどりの竹製毬が綺麗に浮きあがっていました。

 

沢の池の先にはライトアップされた烏城こと岡山城も見えています。

後楽園は1686年(貞享3年)に岡山藩主池田綱政が津田永忠に命じて着工され、諸説あるようですが、1700年(元禄13年)に完成したというのが定説のようです。

 

岡山城と竹製毬……

今回は三脚を使用し撮影しています。

 

場所を移動しながら撮影します。

 

移動の度毎回三脚をセットし直しての撮影なので時間が掛かってしまいます。

 

大きな折り鶴が松林の空間を演出していました。

 

沢の池の左奥には延養亭が見えています。

 

延養亭では「 Beyond-今昔の暁-2023」というプロジェクションマッピングが行われていました。

この建物は後楽園の要として最初に建てられたそうで、通常は藩主の居間として使用されたほか、賓客の接待、藩校の儒学者の講義場としても使用されていたようです。

島津家から池田家の養子になり七代岡山藩主となった池田斉敏の実父で、薩摩藩主の島津斉興と祖父の斉宣が参勤交代の途中で岡山に立ち寄った際には、この延養亭が接待場所として使用されたそうです。

 

後楽園のほぼ中央にある唯心山もライトアップされています。

この後、岡山城に向かいます。

 

後楽園と岡山城を結ぶ旭川に架かる月見橋には、アゲハ蝶がヒラヒラと飛遊するように回っていました。

 

月見橋から見た岡山城

 

月は出ていますが、あいにくの雲で綺麗な姿を見せてくれません。

 

廊下門から城内に入ります。門近くの木々もライトアップされていました。

廊下門は上部が城主の住居の本段と、中の段に置かれた藩庁の表書院とを結ぶ城主の通路だったことからそう呼ばれているそうです。

 

廊下門脇の石垣には「烏城灯源郷」の文字がライトアップで浮き上がっています。

 

本段広場に上がってきました。

この場所は城主の住居の御殿があった場所です。

 

本段広場は沢山の美しい和傘の灯りで彩られています。

 

厳かで存在感を放つ岡山城と色とりどりの和傘のコラボレーションは、和風ファンタジーの世界に入り込んだようです。

しっかりと後楽園の「夏の幻想庭園」と岡山城の「烏城灯源郷」を楽しむことができたので帰路に就きます。

途中、お腹が空いたという妻に、息子お勧めのラーメンを食べて帰ることにしました。

 

「博多ラーメン 琥家」(岡山市北区奥田南町)に到着しました。

この店は岡山の豚骨ラーメン店としては代表的な人気店の一つです。琥家は官舎近くにもあり、私も友人たちと伊島店に偶に食べに立ち寄っていました。

奥田店は駐車枠が十数台程しかないですが、ラッキーなことに一台だけ空きスペースがあったので駐車し店内に向かいます。

店内に入ると沢山の方が待たれていましたが、カウンター席であればすぐに座れるそうなので、カウンターに座りオーダーしました。

 

しばらくすると先に餃子が出てきました。一口タイプの餃子でカリカリでジューシーです。

 

ラーメンは三人共豚骨スープのアカの肉入り、麺の固さは私はカタメン、妻は普通、息子はバリカタです。

 

しっかりと高菜を乗せていただきます!

麺は細麺で、スープは少し濃い目ですがスッキリとしています。

久しぶりの琥家のラーメン、替玉もしてお腹も大満足です。

今回初めて訪れた後楽園の夏の幻想庭園と烏城灯源郷でしたが、然程暑くもなくしっかりと夏の夜の和風ファンタジーの世界を楽しむことができました。

 

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