「蛍遊の水辺由加」に行ってきました。

予測では平年より遅い梅雨入りとなるといわれていたのでもう少し先かと思っていましたが、6月10日平年より3日遅く中国地方や、近畿地方が梅雨入りしたと発表されたようです。これからしばらくの間は雨や曇りのうっとうしい天気が続くようですが、梅雨と言えばホタルのシーズンでもあります。今年も何度かホタルの撮影に出かけましたが、なかなか良い写真を撮影することが出来ません。本来なら9日の夜がベストだったのですが翌日の勤務に備え1日延期、今夜出かけてみることにしました。

行き先は先日も訪れた「蛍遊の水辺由加」《けいゆうのみずべゆが》(倉敷市児島由加)です。自宅からバイクで30分もかからないので気軽に訪れることが出来ます。19時過ぎに到着、地元の方が居られたので撮影まで時間もあり色々と話を伺うことができました。この場所は生息環境が悪化し消滅寸前だったホタルを復活させようと、国の補助を受け約1億円をかけて荒れてしまった休耕田を利用し行政と地元の方々が協力して整備をされたそうです。園内には県内では珍しい石積護岸の水路を作り、その水路に沿って約700mの散策路を整備、沿道には木製の屋根付橋も設置されたそうです。橋上に設置されているベンチで休憩したり、夜にはこの橋付近で沢山のホタルが乱舞するのでベンチに座りホタルを観賞することも出来るようになっています。

今回撮影場所は前回の反対側、ホタルの数は橋の南側の方が多いそうですが屋根付橋の北側から屋根付橋と散策路沿に植えられている花を配したアングルに挑戦にしてみました。この花も地元の方々が栽培、植え付けをされ管理されているそうです。

f:id:momotchi_blog:20200611101624j:plain今回唯一の写真です。花を配した撮影なので花が写る少し明るいうちに1枚目を撮影し、暗くなってから2枚目以降の撮影を開始しました。散策に来られた方のライトやスマホなどの光が入らないよう慎重に状況を確認しながら短めの10~30秒弱のシャッタースピードです。撮影枚数が増えるに従い余計な光が入るのを恐れるあまり段々と露光時間が短くなっていきます。

この場所によく来られるという方の話によると、昨晩は沢山のホタルが飛んでいたそうですが、今日日中の雨の影響で多くのホタルが死んでしまい今夜はホタルの数が少ないのではないかとのことでした。また6月中旬頃には沿道のあじさいも咲きだし数は少なくなるもののホタルとのコラボレーションを見ることが出来たり、6月下旬から7月上旬頃にはヒメボタルも出てくるとのことでした。また時間を作って是非訪れてみたいと思います。

 

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