高梁川の野鳥たち

明後日からの数日間、所用があることから休暇を取得しているため不規則勤務となり今回は一日だけの休みです。先月末の休日に吉備中央町にあるブッポウソウの巣の清掃作業に行く予定にしていましたが、天候が良くないので延期されていたため、今回行ってみようと管理されている方に昨日連絡をしてみると、今日は所用があり作業ができないそうです。

予定がなくなったので、久しぶりに種松山にカワセミの様子を見に行き、その後高梁川へミサゴの撮影に行ってみることにしました。

 

昨日の勤務明けの際に見た職場の桜です。蕾が大きく膨らみ、花も開き始めたようです。

 

自宅を6時半頃に出発、7時前に種松山に到着しましたが誰一人おられません。駐車場脇の桜は山の上なのに7分咲きほどです。

 

撮影場所の東屋に向かいます。今の時期は三脚が使用できないため、600mmのズームレンズは少し重いですが手持ち撮影になります。

 

カワセミと桜の写真を撮影したかったのですが……


1時間半ほど待ちましたが、結局カワセミは全く姿を見せてはくれませんでした。

駐車場の桜を撮影し、高梁川にミサゴなどの撮影に向かいます。

 

9時過ぎ、種松山から20分ほどで高梁川東岸のいつもの撮影場所にやってきました。

今日は撮影に来られている方は二人だけで、話を伺うと6時過ぎ頃から来られているそうですが、ミサゴは一度姿を見せてはくれたものの、飛び込むことはなくすぐに姿を消してしまったようです。

 

今日は今までになく沢山のキンクロハジロがいました。

 

数羽が近くまでやってきました。左手前がオスで奥の二羽がメスです。

キンクロハジロは渡り鳥で、ユーラシア大陸北部などで繁殖し、冬になると越冬のため南下し日本では九州以北に飛来する冬鳥です。

 

水中に潜り藻を咥えて出てきました。

キンクロハジロのオスは全体は黒いのですが羽の上部が白く、目が黄色いことが名前の由来だそうで、繁殖期のオスは冠羽が特徴的です。

 

メスは暗褐色で冠羽がオスに比べ短いです。

 

カンムリカイツブリもいます。

キンクロハジロ同様に越冬のため日本に飛来する冬鳥です。

 

カンムリカイツブリ黒い羽毛が伸長した頭頂部の冠羽が特徴的です。

 

オオバンもいました。

全体が黒い羽毛で被われていますが翼の先端が白く、嘴から額にかけて白額板で覆われているのが特徴的です。

 

そのオオバンが水面から、ふっと浮き上がり助走を始めました。

 

徐々にスピードを上げていきます。

 

水面をピョンピョンと跳ねるように加速していき、飛び立って行きました。

しかし高梁川にやってきて、かれこれ1時間以上経ちますが、ミサゴは全く姿を見せてくれません。

 

コサギが飛んで来ました。

 

シラサギの中でも一番小さく、嘴と足はチュウサギ同様に黒いのですが指が黄色いのが特徴です。

 

高梁川にやってきて1時間半足らず、やっとミサゴが姿を見せてくれました。

 

このままホバリングしてくれればいいのですが……

 

残念ながらホバリングすることなく、上空を一回りすると飛び去ってしまいました。

 

ハクセキレイが近くにやってきました。

 

餌でも見つけたのか、頭を割れ目に入れました。

 

食事を終え、この後何処かへ飛んで行ってしまいました。

 

オオバンも岩についた藻を食べています。

 

オオバンは雑食性で藻などの他、魚やその卵、昆虫なども食べるようです。

 

私の上空をアオサギが通過して行きました。アオサギは日本で一番大きなサギだそうです。

 

前回ミサゴが現れてから1時間半程が経過しました。姿を見せてくれないので、そろそろ引き上げようかと思っていると姿を現してくれました。

 

しかし、今回も一度上空を旋回しただけで飛び去ってしまいました。

時計を見ると12時前なので、引き上げることにします。

今回は本命のカワセミやミサゴのダイビングは見ることができませんでしたが、高梁川では沢山の野鳥を楽しむことができました。気候もよくなってきたので、また機会を作って野鳥撮影に訪れてみたいと思います。

 

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