小田郡矢掛町に住む職場の友人が自宅に柿が沢山実っているので、採りに来ますかと声掛けしてくれました。言葉に甘え職場の友人3人で出かける事にし、11時に道の駅 山陽道やかげ宿(小田郡矢掛町矢掛)で待ち合わせるする事にしました。
私と一人の友人はツーリングがてらバイクで出かける事にし、バイクを持っていないもう一人は車です。
自宅を出発し10分足らず走って財布を忘れたのに気付き一度自宅へ取りに戻ったので、私が道の駅の到着したのは11時5分、5分遅刻です。友人たちは既に到着していました。
この「道の駅 山陽道やかげ宿」は今年3月28日にオープン、隣接する商店街との関係から道の駅には物産販売や飲食店舗を設置していない珍しいタイプの道の駅のようです。駅舎のデザインは数々の観光列車などのデザインを手掛けている岡山県出身の水戸岡鋭治が全面監修されたそうで、旧矢掛本陣石井家の家紋「梅鉢紋」をモチーフにしたシンボルマークなども手掛けられたそうです。
友人の家へ向かいます。道の駅から5分足らず、友人宅に到着しました。既に畑で友人が柿と採ってくれています。私たちも早々に柿狩りを始めました。
たわわに実っている柿を撮影するのを忘れてしまいましたが、沢山実っていた柿が見事に無くなってしまいました。数個見えていのるのは柿の神様に感謝の気持ちを込めて残すそうです。
車で来た友人は発砲スチロールの箱を持参しています。
畑にはさつま芋も植えてあります。
友人が「これも持って帰って」と、さつま芋も掘り起こしてくれました。品種は鳴門金時だそうです。
ジャガイモが花をつけています
ブロッコリーも植えてあります。沢山の野菜を作っているようで、新鮮な野菜がいただけて羨ましい限りです。
この後笠岡ラーメンでも食べて帰ろうと話をしましたが、荷物も多い事から態々笠岡まで行くのも大変なので帰宅する事になり、それぞれ帰路に付きました。
私は途中、倉敷市真備町岡田にある「横溝正史疎開宅」へ立ち寄ってみる事にしました。
住宅の前には皇帝ダリアが咲いていました。世界的推理小説作家の横溝正史が太平洋戦争の末期に疎開し家族と共に暮らした家が「横溝正史疎開宅」として当時のまま保存されています。ここでの疎開中「本陣殺人事件」「獄門島」「八つ墓村」などの作品が生まれたそうで、中でも金田一耕介や磯川警部が登場した「本陣殺人事件」、金田一耕助はこの家で誕生したのです。
ちなみに、横溝正史の日記によると金田一耕助は1946年(昭和21)年4月24日にこの家で生まれた事になるそうです。
中に入ろうと入口に向かいます。
門札には「横溝」と掲げられています。
しかし・・・
門は閉まっていて、左側に・・・
開館日は、火、水、土、日、開館時間が10時~16時となっていて、今日は残念ながら休館日だったようです。
駐車場脇に横溝正史の小さなブロンズ像がありました。
駐車場から見た玄関付近の様子です。また機会を作って訪れてみたいと思います。
帰宅後柿を出してみると、とても沢山の量でした。柿好きの母が「これ全部食べてもいいの」と目を輝かせています。私も柿が大好きなので、これだけの柿がいつまでもつ事やら・・・
夕方仕事から帰宅した妻が大学芋を作ってくれて、とても美味しくいただく事が出来ました。友人には感謝感謝です。