ほぼ皆既月食

2021年11月19日の今夜、夕方から宵にかけて全国各地で部分月食を見る事が出来るそうです。しかも今回は月の97.8%が地球の影に入るという部分月食としてはとても大きな「ほぼ皆既月食」状態が見らようで、専門用語では「たいへん深い部分月食」と言うそうです。これほど欠けた状態が日本の広範囲で見られるのはとても珍しい事で、天気にも恵まれた今夜は夕方から「ほぼ皆既月食」の過程の大天体ショーを楽しむ事が出来そうです。

月が最も欠けたのは18時過だったようですが、我が家のベランダからは97.8%の「ほぼ皆既月食」を見る事が出来ませんでした。18時30分頃、妻が「外から月食が見えるよ」と声掛けしてくれたので外へ出てみると家々の陰から月食を見る事が出来ました。

f:id:momotchi_blog:20211120051658j:plain撮影機材を持って少し離れた空き地に行きます。18時40分頃から機材をセットし撮影を始めますが、なかなかピントや露光が上手く合いません。18時45分頃の月食です。

f:id:momotchi_blog:20211120051709j:plain18時50分頃

f:id:momotchi_blog:20211121073710j:plain19時頃

f:id:momotchi_blog:20211120051717j:plain19時10分頃

f:id:momotchi_blog:20211120051726j:plain19時18分頃

f:id:momotchi_blog:20211120051735j:plain19時25分頃、これで撮影を終える事にしました。

月食は、月の色や形が変化していく様子が肉眼でも十分観察できる天文ショーで、太陽、地球、月が一直線に並ぶ時に見る事が出来ます。部分月食では影の部分は色が暗いだけではっきりと確認できませんが、皆既月食等の場合には完全に影の中に入った月が赤銅色に見る事が出来ます。今回は「ほぼ皆既月食」なので月の大部分が影に入る18時頃の最大月食時には肉眼でも影の部分が赤銅色になっているのが見えた事だと思います。

次に今回と同じような「ほぼ皆既月食」が見られるのは、65年後の2086年だそうで、今回は貴重な天体ショーを楽しむ事が出来ました。

 

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