奥迫川ホタル Ⅱ
前回に続き2回目の「奥迫川のホタルロード」です。前回は遅い時間に訪れた事もあり周囲の状況が全く分からず撮影していたので、今回は少し早い時間に出かけ明るいうちに周囲の様子を見ておきたいと思います。
奥迫川地区に入ると道路沿いの両側には沢山の葡萄畑が広がっています。以前聞いた話ではこの付近にワイナリーが出来るそうです。
「大山桜」に向かう登山道の入口を通過します。
しばらく進むと「奥迫川集会場」(岡山市南区奥迫川)に到着しました。
駐車場には「ホタルロード」と「あじさいロード」の案内板がありました。
「あじさいロード」を過ぎ「ホタルロード」の中間付近の橋の上から東方向を見た様子です。用水路沿いにアジサイが植えられていますが、この付近のアジサイはまだ咲いていないようです。アジサイの花が咲く頃にはホタルとのコラボも撮影出来るかも知れません。
もう少し西に進んだ付近から東方向を見た様子です。この場所は前回撮影した場所です。前方に先程の橋も見えています。今夜はこの場所にG3Xを設置し撮影してみる事にします。セッティングを終え西端迄歩いてみましたが、余り絵になりそうな場所はありませんでした。
「ホタルロード」の中間付近迄戻ってきました。この場所に9000Dをセッティングします。
西方向の様子です。前方に先程セッティングしたG3Xが見えています。前回訪れた際にはこの付近が一番ホタルが多かった場所で、この場所を東西両側から押さえているので期待が持てそうです。
9000Dでの前撮りを終え、G3Xの前撮りに向かいます。
前方に先程セッティングした9000Dが見えています。
G3Xでも前撮りを行います。
前撮りが完了しました。後は暗くなってホタルが出てくるのを待つばかりです。
20時過ぎに1匹のホタルが飛び始めました。9000DとG3Xの2台で撮影開始です。G3Xは「星空軌跡モード」で撮影します。この機能はモードを選択し撮影時間を決めるだけで、ピント合わせやその他の設定は全く不要で星の軌道を撮影出来る機能なのですが、ホタル撮影にも応用できるようで、簡単にホタルを撮影することが出来ます。9000Dは30mm(フルサイズ換算48mm)F値1.4、10秒露光で12秒間隔のインターバルで撮影します。
21時を回るとホタルの数が激減したので、撮影を終える事にしました。9000Dで撮影した20時過ぎから20時半頃迄の写真です。
同じ場所から、20時半頃から21時過ぎ迄撮影した写真です。
G3Xで撮影した写真です。1.0型センサーのためか24mmという広角固定のためか分かりませんが、ホタルの光が背景に負けている感じがします。簡単に撮影できるのは良いのですが、やはりコンデジでは限界があるようです。しかしホタルの数が多い場所とかカメラのすぐ近くをホタルが飛ぶような状況では意外に面白い写真が撮影出来るのかも知れません。多少荷物にはなりますが、しばらくは9000DとG3Xを併用してみたいと思います。
奥迫川のホタル Ⅰ

今夜の成果です。 21時過ぎまでいましたが、まだ時期が少し早いのかこの場所では4匹程しかホタルの飛翔を見る事が出来ず、周辺でも西側の用水路で1匹、東側の用水路で3匹飛翔しているのを確認しただけで、南西側の竹藪に数匹のホタルが光っていましたが、全く飛ぶ気配は見受けられませんでした。
今回初めて訪れた「奥迫川ホタルロード」でしたが、時期的にまだ少し早かったようです。自宅から近い事もありまた機会を作って訪れてみたいと思います。