母が福山市に住む長姉に会いたいと以前から言っていました。しかし新型コロナウイルスの関係もあり控えていましたが、どうしても会いたいと言うので妻と3人でドライブがてら出かけることにしました。伯母は90歳を過ぎていますがまだまだ元気で、独り暮らしをしています。到着して伯母に挨拶をした後、久しぶりの姉妹再会で積もる話もあろうと、妻と福山市の北隣、神石高原町にある「道の駅さんわ182ステーション」まで行ってみることにしました。福山市内から国道182号線を走り、街中を抜けた付近からはかなり急な坂道を一気に登って行きます。
30分程で「道の駅さんわ182ステーション」に到着しました。
この道の駅は昨年秋、奥出雲に延命水を汲みに行った帰りに立ち寄って以来です。その時食べた「こんにゃくメンチカツ」がととも美味しく、もう一度食べようと来てみました。
駐車場脇に 「トト」(三宅良子作)という作品が展示されていました。この作品には「神石高原アートプロジェクト 仙養ヶ原シンポジウム2013」という銘板がありました。
先ずは産直コーナーに行ってみましたが、新装されたようでお洒落な感じに変わっていました。入口付近ではバラの微かな香りがします。
入口近くで沢山のバラ苗が販売されていました。さすが「ばらのまち福山」の隣町です。
店内は解放感があり以前より格段に広く、沢山の商品が並んでいました。
神石高原町と言えばやはり「コンニャク」です。
ここ神石高原町では在来種の種芋が栽培されていて、その芋から作られたコンニャクもありました。この糸コンニャクは麺としてもいただけるようです。
沢山の種類のコンニャクが並んでいました。
トマトも盛んに栽培押されているのか、沢山のトマトやその加工品も販売されています。
私は初めて見ましたが「白神なす」と言う緑色をした茄子が販売されていました。
何と竹の皮も販売されていました。この皮でおにぎりを包むと、さらに美味しいお弁当になりそうです。妻はここで数種類のコンニャクや新鮮野菜を買っていました。
前回「こんにゃくメンチカツ」を買った場所ですが、入口には「観光案内所」の看板があり、少し雰囲気が違います。入って伺うと今はここでは販売してないそうで、カフェで販売されているとのことでした。
そのカフェに向かいます。入口には「182 CAFE」という看板がありました。このカフェはリニューアルオープン時に新たにオープンしたそうで、広島県の料理研究家の方が監修に当たられ、神石高原町の特産品をふんだんに使用したメニューが沢山あるそうです。
お洒落な感じのカフェです。
メニューでお目当ての「こんにゃくメンチカツ」を探しましたが無いようです。「神石牛100%メンチカツ」と「神石牛コロッケ」と言う物に変わっているようです。スタッフの方に伺うとその「神石牛100%メンチカツ」や「神石牛100%のホットドック」も売り切れだそうです。仕方が無いので「神石牛コロッケ」と「神石高原ホットドック」を注文し待つこと5分余り、店内は人も多いようなので車に戻り車内でいただくことにしました。
素材厳選のごちそうコロッケの「神石牛コロッケ」です。
包装を開くと熱々のコロッケが顔を出します。
神石牛がコロコロ入った美味しいコロッケでした。
次は「神石高原ホットドック」です。
地元産の野菜や神石高原のポークを玄米パンで挟んだホットドックだそうです。
このホットドックもとても美味しくいただきました。
この後福山市内の伯母の家まで戻り、母と合流し帰路につきます。時計を見ると時間は丁度12時、帰りに笠岡市内にある「たかたのたまご」で「たまごかけごはん」を食べて帰ることにしました。ナビで検索すると一般道で30分程のようです。
「たかたのたまご」《笠岡市尾坂》に到着しました。
ここは備南街道をツーリングする度に気になっていた所です。数回立ち寄りましたが、たまたま定休日だったり食堂が営業時間外だったりして食べ損ねていました。
営業時間は9:30~17:00で、毎週火曜日と第3水曜日が定休日のようです。
食堂の営業時間は11時~15時、味噌汁と漬物付きで350円の食べ放題!。以前友人に聞いた話では300円だったそうですが、値上がりしたようです。
先にレジで食券を購入するようです。そのレジの脇には美味しそうなバームクーヘンやシフォンケーキなどが並んでいました。
レジの先では、ガラス越しにシフォンケーキが焼かれている様子を見ることが出来ます。思わず妻が「帰りに買っていい・・・?」と聞いてきます。
食券はニワトリの形をした木札です。数人待たれているので椅子に座り暫く順番待ちです。
待つこと5分余り、受け渡し場所にて生玉子にご飯、味噌汁に漬物が乗ったトレイを受け取り席に座ります。
テーブルには七味と「たかたの たまごかけしょうゆ」が置かれていました。
いただく準備が完了しました。
小皿に玉子を割って落とします。黄身の盛り上がり量や色の濃さはスーパーで販売されている玉子と格段の違いがあります。
その玉子に「たかたのたまごかけしょうゆ」を少しかけ、かき混ぜてご飯の上に。
ご飯の上に乗せかき混ぜて、七味をふりかけていただきます。
妻と母は、玉子を直接ご飯に乗せているようです。
妻と母は一膳で十分だそうですが、私は二膳目をいただきます。
受け取りカウンターに空いた丼を持って行くと「ご飯の量はどうされますか?」と聞かれ、「普通でお願いします」と言うと、「玉子は2個で良いですか?」と聞かれたので「それでお願いします」と受け取り、テーブルへ戻りました。ここは玉子2個もOKのようです。
1つは小皿に割って「たかたのたまごかけしょうゆ」をかけて、そのまま玉子だけいただき、2つ目の玉子を先程と同じようにご飯にかけていただきました。
店内の壁にはニワトリや玉子のイラストが描かれていました。
私たちが食べ終えた後も沢山の方々が待たれていました。
売店では玉子を使ったお菓子や、サイズの不揃いな玉子を集めた「アウトレィトたまご」も販売されていました。
お土産で買った物は店内で撮影するのを忘れ、帰宅後撮影しました。店内で「たまごかけごはん」に提供されているという「たかたのたまご」(12個入、350円)と、妻のおやつ用のシフォンケーキ(250円)とバームクーヘン(350円)です。
今回久ぶりに伯母の顔を見ることが出来たことや、「こんにゃくメンチカツ」は食べれませんでしたが「神石牛コロッケ」や「神石高原ホットドック」、今まで食べ損ねていた「たまごかけごはん」をいただく事が出来たことは母のおかげと感謝感謝です。
「たまごかけごはん」といえば、今まで久米郡美咲町にある「食堂かめっち」にちょくちょく行っていましたが、聞く話によると7月にリニューアルオープンしたそうで、炊きたてのたまごかけご飯を味わえる新セットメニュー(1,500円)が新たに登場したそうです。また今まで350円だった「たまごかけごはん」が今回500円になったそうでが、たまごかけごはんに1,500や500円はちょっと考えさせられます。以前はお代わりの時、ご飯一膳に玉子の1個でしたが、今度は2個でもOKになっているのでしょうか?。「たかたのたまご」も「食堂かめっち」も玉子のプリプリ感や黄身の濃さ、味わいなど私は大差を感じず、どちらも同じようにとても美味しく感じたのですが・・・。