妻と二十世紀梨の購入と海鮮料理を食べがてら、山陰にドライブに出かけることにしました。瀬戸ICから美作道に乗り、吉井ICから一般道へ降り湯郷温泉を抜け大原ICから鳥取道に乗り替えます。途中「道の駅あわくらんど」(岡山県英田郡西粟倉村)で休憩です。
レストランにはジビエ料理はあるようですが、昨年妻と来たときにいただいて美味しかった「ねばとろそば~森のうなぎのせ~」はメニューから消えているようでした。
その代わりなのか、ねばりっ娘という山芋を使用した「牛とろ丼」があるようです。
今回食事は鳥取で海鮮料理を食べる予定なので、以前息子と立ち寄った際に食べた「あわくらDe愛バーガー」(450円)をおやつ代わりに食べることにしました。
西粟倉村産のほうれん草と米粉を使用した少し緑ぽいバンズに、岡山のトマト桃太郎、それに鳥取産の飛び魚(アゴ)を使用たアゴカツ、岡山と鳥取がここで“De(出)””愛(会った)”と名付けられた洒落た名前のご当地バーガーです。スタッフの方と話していると、先日TVで紹介されてから沢山の方が食べに来られるようになったとのことでした。
スタッフの方が作り方を丁寧に教えてくださいました。
精算時にカウンターにあった「猪コロッケ」(250円)も美味しそうだったので一緒に購入、店内にはカウンターとテーブル1卓だけと狭いので、車に戻り車内でいただきます。
まずは「猪コロッケ」からいただきます。
この「猪コロッケ」、猪肉の存在はよく解りませんでしたが、ホクホクで美味しくいただくことができました。
次は「あわくらDe愛バーガー」をいただきます。
桃太郎の甘さとアゴカツ、それに特製ソースがベストコラボ! 美味い!。
どちらとも大変美味しくいただくことが出来ました。この後二十世紀梨を購入のため再び鳥取道に乗ります。
鳥取道の鳥取西ICを降りて国道29号線から国道9号線を通り鳥取砂丘を通過、「ふくべ梨狩り街道」添いにある「義福園」(鳥取市福部町)に到着しました。ここは毎年伺う農園です。自宅用とお土産用に購入しましたが、今回も沢山の梨を"おまけ"にいただきました。毎年ありがとうございます!。
梨を購入し、鳥取砂丘に向かいます。今回はいつもの場所とは違う「鳥取砂丘こどもの国」の少し先の場所に行ってみることにしました。駐車場脇には大きな松があり、ここから徒歩で砂丘に向かいます。
途中、オオフタバムグラという花が咲いていました。この花は北アメリカ原産の帰化植物で、鳥取砂丘では繁殖し過ぎて草原化を引き起こす要因となり、除草が行われているそうです。
左側の小高い丘が馬の背で、右側の山の下付近がラクダなどがいる定番の観光場所です。
西側から見た、馬の背です。この場所から見るとあまり高さを感じません。
カメラを少し引くと、沖に浮かぶ島も見えます。
ハンググライダーをされているようです。大自然の中で鳥のように空を飛ぶことが出来たらとても気持ちいいでしょうね。
足元には、ハマゴウの花が咲いていました。
ハマゴウは砂浜などに生えている海浜植物で、昔はこの葉を線香の原料に使用していたことから「浜香」と呼ばれ、それがハマゴウの名の由縁になったそうです。
オフロード用セグウェイが置いてありましたが、スタッフの方は見当たりません。
このセグウェイに乗って砂丘を散策するのも楽しいかも知れません。心地よい潮風を感じながら、景色を楽しみながらの砂丘周遊もいいかも!
鳥取砂丘を散策していて、昼時間を少し過ぎました。砂丘から15分程で「市場食堂」(鳥取市賀露町西)に到着しました。今回の目的の一つ「もさえび天丼」が目当てです。
今までは道を挟んだ南側にある「海鮮市場かろいち」に通っていましたが、この中の食堂は一通り食べたので今回初めて「市場食堂」で食べてみることにしました。
13時少し前ですが、駐車場には京阪神や岡山ナンバーの車が沢山止まっていました。
入口には大きなメニューが貼ってありました。私は「もさえび天丼」(税込み980円)、妻は「北前船定食」(税込み980円)にしました。
列に並んで待つこと15分余り、やっと食券を購入し席に座ることが出来ました。
備え付けのメニューを見ていると、こんな気になるメニューもありました。岩ガキは今年はシーズンも終盤なので来年はこの「天然岩ガキフライ定食」も食べてみたと思います。
注文から10分足らずで妻が注文した「北前船定食」が出来上がりました。
船の上に数種類の刺身にホタテや猛者えびも乗っています。これで980円はコスパが高いです。
それから待つこと5分余り、やっと「もさえび天丼 ごはん大盛」が出来上がりました。丼は注文時にご飯の量が大、中、小と選ぶことが出来ます。
見るからにおいしそう!
猛者えびが7匹に、イカ、ハス、大葉が乗っています。これに猛者えびの頭のから揚げが付けば最高なのですが、この丼には残念ながら胴体部の天ぷらだけで頭が付いていませんでした。
「もさえび天丼」「北前船定食」共に、とても美味しくいただくことが出来ました。来る途中に食べた「あわくらDe愛バーガー」と「イノシシコロッケ」のためか、ご飯大は食べきるのに少ししんどかったです。
食事後隣接する海鮮や干物などの販売所に立ち寄りました。入口には「天日干しするめ」がくるくると回転しながら天日干しされていました。3枚1,000円、美味しそうなのでこの天日干しするめと、店内で見つけた真鯛の一夜干し(3枚980円)を購入することにしました。食券購入時にいただいた10%の割引券を早速使用させていただきました。店内の写真は撮影するのを忘れてしまいました。
ここから国道9号線を走り、途中浜村温泉から山陰道に乗り倉吉に向かいます。
山陰道で途中の「はわいSA」へ寄り道。ここには湯梨浜町が運営主体の道の駅があり、浜下商店がテナントで入っています。ここには毎回沢山の鮮魚が置いてあり、割安に購入することができます。
今日も沢山の鮮魚が並んでいました。
シマメイカ(スルメイカのことで、 鳥取地域の呼び名だそうです)や、少し小ぶりですが、れんこダイ一盛400円。
ハタハタ特大一盛600円。
アンコウもいました。
今回購入したハマチです。70cm程の天然ハマチが1,300円でした。ここでも食事時にいただいた10%の割引券を使用させていただきました。
このあと津黒高原に立ち寄り、湧水を汲みます。
この湧水は津黒高原キャンプ場から約2km、津黒高原スキー場の西側の林道沿いにあります。
中国百名山の一つ、津黒山(1,118m)の中腹から湧き出している天然水で、定期的に水質検査もされていて、安心して利用できるとてもおいしい天然水です。
左側に温度計があります。
水温は11℃でした。
持参した容器に湧水を汲み帰路につきます。
新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてからは、なかなか出かける機会が無くなっていていました。今回は先月初めに行った足立美術館に以来約1ヶ月ぶりの妻とのドライブでした。西粟倉のあわくらDe愛バーガーや美味しい海鮮料理もお腹いっぱいいただき、お土産には二十世紀梨や新鮮なハマチ、イカやタイの干物なども沢山購入することができました。魚好きの母には何よりのお土産になるはずです。私も今夜はハマチの刺身でビールが少し増えるかも?。
走行距離は400km程、いつもなら何でもない距離のはずですが、何故か今回の運転はとても疲れを感じてしまいました。しかし毎日多忙な妻の少しでもストレス解消に今回のドライブが役に立てばと思います。