龍泉寺のサギソウ

台風10号は非常に強い勢力で九州南部に接近しているようで、今後さらに発達し上陸する可能性が高いようです。上陸後も動きは遅く、西日本や東日本では9月にかけて大きな影響が長く続くと予想されています。

そんな中、そろそろサギソウが見頃ではないかと思い、この台風の風雨で花が痛む前に見ておこうと、今日は夜勤ですが出勤前に少し遠回りして北区下足守にある龍泉寺に立ち寄ってみることにしました。

 

北区小山の交差点から国道429号線を北上し北区下足守の交差点を岡山空港方面へ右折、山道を走り3km程進むと右手に最上本山龍泉寺入口の案内板があり、右折するとすぐに鳥居があります。

 

龍泉寺って…… 寺? 鳥居があるので神社? 神宮寺? 鎮守の社? 神仏習合の名残……

以前気になり寺務所の方に伺ったところ、龍泉寺神仏分離令の際特別に神仏習合の祭祀が許された数少ない寺の一つだそうです。栃木県日光市にある日光東照宮や、京都市東山区祇園町にある八坂神社、愛知県豊川市にある豊川稲荷など、またすぐ近くにある最上稲荷妙教寺最上稲荷)も神仏習合の寺社だそうです。

 

駐車場脇にある太閤腰掛岩です。この岩は備中高松城攻めの際、龍王山に本陣を置いた羽柴秀吉が腰掛けたと伝わっているようです。

 

龍泉寺の境内は県立自然公園になっているという案内板が設置されていました。サギソウ湿地の案内板に沿って散策路を進みます。

 

奥に拝殿、手前に手水舎や寺務所などが見えます。左手前のカキの木には沢山の実が付いているようですが、まだ青い……

 

少し進むと坂道に変わりました。

 

散策路沿いにはモミジが植えられていて、秋には素晴らしい紅葉が楽しめそうです。

 

駐車場から歩くこと5分足らず、サギソウ湿地が見えてきました。途中撮影を終えられたのかカメラを持たれ下って来られた二人の方とすれ違いました。

 

サギソウ湿地に到着しましたが全く人はおられないようなので、貸し切り状態でゆっくりと撮影出来そうです。

 

サギソウ湿地に入ります。

 

入口脇にはベンチが設置されていて、そこから見えるサギソウ湿地です。湿地内には木道が整備されていますが、木道以外には「立入禁止 マムシ注意」の注意喚起看板が設置されています。

 

サギソウ湿地の散策路を歩きます。木道沿いには沢山のサギソウが綺麗に咲いています。

 

アップで撮影してみました。

 

サギソウは球根性のラン科の植物で、本州や四国、九州などの低地の湿地に自生していて、サギランとも呼ばれているようです。

 

スラリと伸びた茎の先端に小さいながらインパクトのある花を付けています。

 

茎丈は30cm程で、細い茎の先端に2~3cm程の数輪の白い花を付けるようです。

 

サギソウは日本固有種のランの一種で夏の季語にあげられるほど昔から身近な植物だそうです。

 

水路脇にも咲いていました。

 

名前の如く、白鷺が羽を広げて飛んでいるように見えます。

 

今年の龍泉寺のサギソウをお楽しみください。

 

昔、兵庫県姫路市にもサギソウの自生する湿原があったそうです。姫路城が白鷺城の別名をもつことから市花にも選定されているそうです。しっかりとサギソウを楽しめたので、少し先にある八大龍王まで足を伸ばします。

 

八大龍王にやって来ました。この八大龍王は雨乞いの神様だそうです。参拝しましたが、今回の台風では被害が出るような大雨にはならないように程々にとお願いしました。

 

八大龍王の前には御神体龍王池があります。龍王池の名前の由来は吉備津彦命の時代(紀元前200年頃)まで遡るそうです。

この後駐車場に戻ります。

 

駐車場の少し奥にある睡蓮の池ですが……

 

今年はまだ少し早かったのか睡蓮の花は蕾でした。

この後車に戻り職場に向かいます。今迄のように暑くて耐え切れないということはありませんでしたが、今回は薄手のラフな格好で訪れたにも関わらず湿度が高いのか撮影中汗が滴り落ちていました。少し早めに職場に入ってシャワーを浴びスッキリとしてから業務に着きたいと思います。

 

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