高梁市福地のホタル

先日由加山を訪れた際沢山のホタルが見られるようになってきたので県北でもそろそろ見られるのではないかと思い、夜勤明けの今日帰宅後15時過ぎ頃まで休み、高梁市福地《しろち》に今年初のホタル撮影に出掛けてみることにしました。福地と書いて”しろち”と読みますが、地名と人の名前は読むのがとても難しいものです。福地は旧川上郡成羽町にあり、2004年(平成16年)に周辺の町と共に高梁市対等合併した地域で、旧成羽町は江戸時代から320年も続く成羽愛宕花火が有名です。福地地区は岡山県内でも有数のホタルの名所で、毎年沢山のホタルの乱舞が楽しめます。今年も大いなる期待を持って出掛けます。

 

自宅を17時10分頃に出発、国道180号線を走り高梁市街地の手前の落合橋東交差点から国道313号線を走ります。成羽市街地の手前で松原方面に右折します。

 

国道313号線の交差点から2kmほど走ると福地小学校が見えてきました。この付近でも沢山のホタルを楽しむことが出来ますが、私はさらに奥に進みます。

 

18時45分頃、いつもの撮影場所にやってきました。既に3人の方が来られていてカメラをセッティングされていました。私は9000Dにフルサイズ換算48mmのレンズを取付け、上流側に向けセッティングしました。

 

9000Dの画角はこんな感じです。今回は山の尾根を大幅にカットし、川面をしっかりと入れてみました。

 

もう一台のR7にはフルサイズ換算80mmのレンズを付けて下流側を狙います。

 

R7の画角はこんな感じです。80mmの望遠のため川面と小屋をメインに絞ってみました。

 

セッティングを終え暗くなるのを待っていると次第に人も増えてきました。

20時10分頃から9000DとR7共にインターバル撮影を始めました。帰宅後それぞれ比較明合成してみるとホタルの数が多過ぎて、かえって絵にならず最終的にどちらも前半と後半に分けて仕上げることにしました。

 

9000Dで20時10分頃から20時40分頃まで撮影した前半の写真です。

撮影枚数は298枚、その中から前半は43枚を選び前撮りした背景写真1枚と比較明合成で仕上げました。

撮影データーは、レンズが30mm(フルサイズ換算48mm)、絞りは開放値のF1.4、ISO200、10秒露光、12秒間隔のインターバル撮影です。

 

R7で20時10分頃から20時40分頃まで撮影した前半の写真です。

撮影枚数は312枚、その中から前半は36枚を選び前撮りした背景写真1枚と比較明合成で仕上げました。

撮影データーは、レンズが50mm(フルサイズ換算80mm)、絞りは開放値のF1.8、ISO400、10秒露光、12秒間隔のインターバル撮影です。

 

9000Dで20時40分頃から21時10分頃まで撮影した後半の写真です。

後半は41枚を選び前撮り写真1枚と比較明合成で仕上げました。撮影データーは前半と同じです。

 

R7で20時40分頃から21時10分頃まで撮影した後半の写真です。

後半は38枚を選び前撮り写真1枚と比較明合成で仕上げました。撮影データーは前半と同じです。

21時10分過ぎに撮影を切り上げました。今回はこの後真庭市北房にあるホタル公園に様子を見に少し足を伸ばします。

車に戻り出発、福地小学校付近まで戻るとホタルが飛んでいたので撮影してみることにしました。

 

21時30分頃から22時前まで撮影した100枚弱の写真から55枚の写真を選び、ISO800で後撮りした背景写真を比較明合成で仕上げました。今夜は月も出ていることから遅い時間でも何とか背景を撮影することができました。

さすがにこの後、真庭市北房まで足を伸ばすだけの元気は無くなり帰路に就くことにしました。

今年初めて訪れた福地のホタルでしたが、今年も沢山のホタルの乱舞を楽しむことが出来ました。これほどまでのホタルの乱舞はなかなか見ることが出来ないので、妻にも是非見せてあげたいと思います。

 

カテゴリーに戻る

ももっちブログのトップに戻る

ブログ一覧に戻る