- 蛍遊の水辺由加 Ⅹ
- 蛍遊の水辺由加 Ⅸ
- 蛍遊の水辺由加 Ⅷ
- 蛍遊の水辺由加 Ⅶ
- 蛍遊の水辺由加 Ⅵ
- 蛍遊の水辺由加 Ⅴ
- 蛍遊の水辺由加 Ⅳ
- 蛍遊の水辺由加のホタル Ⅲ
- 蛍遊の水辺由加のホタル Ⅱ
- 今季初のホタル
蛍遊の水辺由加 Ⅹ
屋形橋の北側にはアジサイを始め沢山の花が咲いています。今夜はどこを撮影しようか考えながら園内を歩きます。
今夜はG3Xを屋形橋北側の管理橋の上に設置してみます。この場所だと奥の橋付近から屋形橋に向かって飛んでくるホタルが写るはずです。
前撮りを終え9000Dのセッテングに移動します。
9000Dはアジサイや百合が入る位置にセッテイングしました。奥に見える橋の付近から沢山のホタルが飛んで来るはずです。
前撮りを終え、まだかなり時間もあるので、散策路の花を見てみる事にします。
黄色い百合が綺麗に咲いています。
アジサイもそろそろ見頃のようです。
色んな種類のアジサイが咲いています。赤い色に…
紫色… でもこのアジサイは少し変わっています。
赤いガクアジサイ
これはカシワバアジサイでしょうか? 昨年はアナベルという白い綺麗なアジサイが咲いていましたが今年は見当たりませんでした。
これらの花はホタル先生が丹精込めて育てられた花たちで、ホタル観賞に来られた方々を楽しませてくれています。
屋形橋のベンチに腰を下ろし、パイプを吹かしながら待つ事にします。
20時前頃から屋形橋の南側で数匹のホタルが飛び始めました。また北側は飛んでいませんが20時過ぎ頃から撮影を開始しました。
G3Xで撮影した写真です。もう少し手前や低い場所を飛んでくれれば良かったのですが…
9000Dで撮影した写真です。カメラを設置した場所が少し奥過ぎたのか、カメラの近くにはホタルは飛んで来てくれませんでした。
20時10分頃からパラパラとホタルが飛び始め、21時前頃には休憩に入ったのか全く飛ばなくなりました。その後21時20分頃から数匹飛びましたがそれも僅かで、21時45分撮影を終了し撤収する事にしました。
今夜はやはり日中に気温が上がらなかったのが影響したのか、ホタルの数はとても少なかったようです。ホタル観賞に来られた方は20人位おられましたが、少し物足らなかったのではないでしょうか。
今年はホタルの上陸や、飛び始めも少し早かったので、全体に前倒しになっているのかも知れません。先日訪れた際には3匹の姫ボタルを見る事が出来たので、そろそろ姫ボタルのシーズン到来なのかも知れません。また寝不足になる季節が近づいて来たようです。
蛍遊の水辺由加 Ⅸ
屋形橋周辺のアジサイも少しずつ咲き始めているようです。
ガクアジサイも咲いていました。
百合も綺麗に咲いています。
今夜はその百合を配してG3Xで屋形橋北側から北東方向を撮影してみます。
セッテングしたG3Xの後方に屋形橋が見えます。この方向からは黄色い百合が綺麗に見えるので、百合を手前に配し屋形橋を入れたこの方向のアングルも考えましたが、屋形橋はホタル観賞をされる方も多くスマホ等の明かりが写り込む可能性も大きいため今回は諦めました。
9000Dは少し北西のアジサイの後ろ側から北東向きにセッテイングしました。前回は既に暗く周辺の様子がよく分からないまま撮影したので、今回はしっかりとアングルを定めます。
準備をしていると周囲も少し暗くなってきたので前撮りをしました。
G3Xも前撮りを終えました。後は19時45分頃から飛び出すホタルを待つだけです。それまでしばらくタバコタイムです。
G3Xの「星空軌跡モード」で撮影した写真です。
9000Dで撮影した写真です。
今回は19時50分頃からホタルが飛び始めたので撮影を始め21時30分過ぎまで撮影をしましたが、21時15分頃からはホタルも殆ど飛ぶ気配を見せなくなったので引き上げる事にしました。
撮影しているとこの場所で良くお会いする方が来られ、話をしていました。今夜は撮影はされないそうで、様子を見に来られただけだそうです。帰り道「小島地八幡宮」(玉野市小島地)に様子を見に立寄られるそうなので私も久しぶりに立ち寄っみる事にしました。
22時前に「小島地八幡宮」に到着しました。ここは以前何度か撮影に訪れた事がありましたが、ここ数年ご無沙汰している場所です。真っ暗闇の石段をゆっくりと足元を確認しながら登って行きます。シーズンになると石段脇でも姫ボタルが飛びますが、まだ少し早いようで一匹も見る事は出来ませんでした。
社前を抜け定番の撮影場所に向かいます。目が慣れきっていないので何も見えませんが、話し声が聞こえます。声掛けしてみると5~6人のカメラマンの方がカメラを構え姫ボタルが飛び出すのを待っているようです。ここの姫ボタルは22時頃から少しづつ飛び始め0時から1時頃までがピークになるのでこれからが撮影本番です。由加もそうですが、岡山県南の姫ボタルは飛翔する時間帯が遅いようです。
20分程様子を見ていましたが、社近くで2匹、奥の林に1匹の姫ボタルが姿を見せてくれました。私は明日朝が早いのでこれで引き上げる事にしましたが、一緒に来られた方はもう少し様子を見られるそうです。階段を下りていると登り口付近で撮影に来られた方にお会いしました。声掛けすると、これから撮影されるそうです。「何人位おられますか?」と聞かれたので「5~6人の方がセッテイングされています。姫ボタルも飛び始めたようなのでしっかり撮影してください」と言って私は帰路に着きました。
今年のシーズンには久しぶりに機会を作って、この場所にも撮影に訪れてみたいと思います。
蛍遊の水辺由加 Ⅷ
今日は日中タイ釣りに行き、そこそこの釣果がありました。帰宅後釣った魚をおろし終えたのは19時頃、日中はかなり気温も上がり日没後も少し蒸し暑い感じなので、ホタル観賞には絶好の日和です。人出も多いのかも知れませんが夕涼みがてら「蛍遊の水辺由加」に出掛けてみる事にした。到着したのは20時少し前、平日ですが駐車場には沢山の車が止まっています。やはりホタルシーズン真っ盛りの今夜は人出も多いようです。
屋形橋に到着すると南側には沢山のホタルが飛んでいて、南側のベンチでは多くの方々がそのホタルの乱舞を楽しまれています。しかし北側はさほど飛ぶ姿は見えずベンチは空いた状態です。今夜も北側でもホタルは飛ぶはずなので、私はG3Xを屋形橋北側のベンチの上に北向きのセッテイングしました。
20時を回っているので周囲は既に暗く通常の撮影では前撮りが出来ないので、「星空軌跡モード」で感度を+2まで上げてワンショット(30秒)だけ撮影ました。この後9000Dのセッティングに移動します。
9000Dは前回撮影した付近の少し南側から北東方向を撮影してみる事にしました。咲き始めたアジサイを手前に配し奥側を狙ってみます。9000Dの設定はISO1400、F値4.5、15秒露光で前撮し、その後撮影を始めました。この後G3Xの場所まで戻りこちらも撮影を開始しました。
20時過ぎから21時40分頃までG3Xで撮影した写真です。
9000Dで撮影した1枚目の写真です。今回はホタルの数が多かったため沢山の飛翔があり2枚の写真に仕上げました。
2枚目の写真です。
9000Dは30mm(フルサイズ換算48mm)のレンズで、ISO100、F値1.4、露光時間は10秒で12秒間隔のインターバル撮影です。
今夜はとても沢山のホタルの乱舞を楽しむ事が出来ました。さすがにホタルシーズン真っ只中、次から次へと多くの方々がホタル観賞に来られます。ホタル先生が来られる方々に「ライトを消してください、しばらくするとすぐ目が慣れて見えるようになりますよ」「灯りを消すとホタルがすぐ傍までやってきますよ」等と案内をされています。全くの闇夜でない限り目が慣れてしまえば割と見えるものなので機会があれば是非実践してみてください。散策中にホタルが服や腕に留まることもしばしばありますよ!
ただ小さな子どもたちとホタル観賞に来た時は、子どもたちの足元だけLEDは避け暖色系の明かりで照らしてあげるようにして、立ち止まりホタルを見る時にはライトを消して幻想的なホタルの乱舞を楽しんでください。
中にはスマホですぐ近くに留まっているホタルを撮影されている方をたまに見ますが、ホタルも所詮虫です。ホタルをアップで撮影しても綺麗とか可愛いと思えないと私は思います。
蛍遊の水辺由加 Ⅶ
今朝は昨夜からの雨が降り続いていましたが、15時頃にはその雨も上がったので「蛍遊の水辺由加」に出掛けてみる事にした。到着したのは19時過ぎ、平日ですが駐車場には既に4~5台の車が停車していました。今夜は少し肌寒い様ですが、ホタル日和なので人出も多いのかも知れません。
今夜は屋形橋の北側で撮影してみようと向かっていると、途中ホタル先生にお会いしました。「今夜はホタルも多いと思いますが、カメラマンも多いかも知れませんね」との事です。ホタル先生も今夜は屋形橋の北側で撮影されるそうなので、一緒に移動しました。ホタル先生はカメラを屋形橋の少し北西にセッティングされ、手前に花を配して北東方向の用水路の上を飛ぶホタルを狙われるそうです。私は9000Dで屋形橋の北側から屋形橋と手前の花を入れたアングルで狙います。もう1台のG3Xは屋形橋の北側近くにセッティングし間近でホタルを狙ってみようと思います。前撮りを終え準備万端、後は沢山のホタルが飛んでくれるのを待つばかりです。
19時45分頃から少しずつホタルが飛び始めたので撮影を開始しましたが、カメラマンもさることながら沢山の方々が次から次へと来られます。予想していた事ですが途中スマホの明かり等が頻繁に光り、今回は余り期待が持てそうにありません。
G3Xで撮影した屋形橋北側の写真です。
G3Xは10分間の「星空軌跡モード」での撮影のため撮影中に光が入った写真は使い物にならず、結局3枚の写真と前撮りの写真を比較明合成で仕上げました。欲をいえばもう少しカメラの近くを飛んでくれるホタルがいれば良かったのですが…。
9000Dで撮影した屋形橋とホタル先生が植えられた花を入れた写真です。
9000Dは10秒露光で500枚程撮影し、その中から使えそうな40数枚の写真と前撮りの写真1枚は花の色を出すために少し明るめにして比較明合成で仕上げました。
19時50分頃から21時30分頃まで撮影し、明日が仕事なので今日は引き上げる事にしました。今夜は屋形橋の北側でも沢山のホタルが飛んでくれしっかりとホタルの乱舞を楽しませてもらいました。これからまだまだシーズンは続きますので、また次回休み前か夜勤前日の平日に来てみたいと思います。
蛍遊の水辺由加 Ⅵ
先週の土曜日に訪れた際にはさすがに人出も多く、撮影時も途中でスマホの光が入るなどして絵になる写真はなかなか撮影する事が出来なかったうえ、帰り道は渋滞し大変でした。やはり有名所のホタルの撮影は平日に限るようです。
という事で、今日も「蛍遊の水辺由加」にやって来ました。ホタル先生が昼の調査を終えられ車の傍で撮影の準備をされていらっしゃったので、ホタル先生の準備が終わってから一緒に撮影場所に向かいました。途中「昨夜はこの付近で数匹のホタルが飛んでいたので、サラサウツギの花と橋を入れたアングルも面白いかも知れませんね」と言われたので、私は1台目の9000Dはこの場所にセッテイングして撮影してみる事にしました。しかしこの場所は道路を走る車のライトや、駐車場から歩いて来られる方のコースになるため、撮影中に明かりの入る可能性の高い場所なのが難点です。
セッテイングの準備をしていて気付きましたが、来る前に2脚ある三脚のうち1脚の雲台をビデオ雲台から3ウェイ雲台に取り換えて来ましたが、カメラ側のクイックシューを取り換えるのを忘れていて、2脚持参した三脚の内1脚しか使用する事が出来ません。仕方がないので今回は9000D1台だけで撮影する事にしました
サラサウツギの花と橋が入るようカメラをセッティングしました。
前撮りを完了し後は暗くなってホタルが出てくれるのを待つばかりです。
20時から22時過ぎまで撮影した写真です。やはりこの場所は道路を走る車のライトや、駐車場から歩いて来られる方のライト等が写り込んだ写真が沢山あり、せっかくホタルの綺麗な軌跡が写っていても使えない写真も沢山ありました。結局10秒露光の写真15枚と前撮りした1枚を比較明合成したこの写真1枚だけになりました。
今夜は平日にも関わらずかなりの方が散策に来られました。これからはホタルも増えてくるので平日でも多くの方が来られるのかも知れません。私は明日「福地ホタルの里」(高梁市落合町福地)に行ってみる予定ですが、福地も人が多いのかも知れません。福地にはホタル先生も行かれたことがあるそうで、色々と福地の情報をいただきました。ちなみに「福地」と書いて「しろち」と読むそうです。
22時を回りホタル先生から「ホタルも落ち着いたようなので、そろそろ引き揚げますか」と声掛けいただいたので引き上げる事にしました。
蛍遊の水辺由加 Ⅴ
屋形橋付近に到着しました。カメラは何時もの場所にセッティングです。準備をしていると一人来られ私の横にセッティングされました。
今回はG3Xを屋形橋の正面にセッティングし、前撮り完了です。
9000Dは少し後方の橋の上にセッティングし、前撮り完了です。ホタルが飛び始めるのは19時40分頃からなのでホタル先生が植えた花を妻と見に行きました。
ガクアジサイも咲き始めています。
園内をしばらく散策した後、屋形橋まで戻りタバコ休憩です。19時40分過ぎ一匹目のホタルが飛び立ったので撮影を開始しました。G3Xは「星空軌跡モード」で撮影開始です。この機能は撮影モードを選択し撮影時間を決めるだけで、ピント合わせやその他の設定は全く不要な簡単モードですが、意外にホタル撮影にも向いているようで、良い仕事をしてくれます。
G3Xの星空軌跡モードで撮影した写真です。星空軌跡モードは最短時間の10分で設定し撮影しましたが、人出も多く撮影途中でスマホの光が入るなどして絵になる写真は枚数が限られました。
9000Dで19時45頃から20時過ぎまで撮影した写真の中から光等が入った写真を除いた写真です。ホタルの数も多いので2枚の写真に分けました。
20時過ぎから20時30分頃まで撮影した写真です。妻もしっかりとホタルを楽しんだようなので、20時30分過ぎに引き上げる事にしました。帰る時は時間も早かった事と道が細い事もあり、帰られる方の車と来られる方々の車と行違いが出来ず渋滞となり、帰宅までかなり時間がかかってしましました。やはり土曜日は避けるべきだったと反省しました。
蛍遊の水辺由加 Ⅳ
G3Xは屋形橋の正面にセッティングし、前撮りをしておきます。この後9000Dのセッティングに向かいます。
9000Dは前回と同じ屋形橋から2本手前の橋上に、谷空木《タニウツギ》を右に配した構図でセッティングし、前撮りをしておきます。あとは暗くなってホタルが出てくれるのを待つばかりです。
G3Xで撮影した写真です。今夜はホタルの数が多いようです。
9000Dで19時45分頃から21時過ぎまで撮影した写真です。今夜はカメラのすぐ近く迄ホタルがやって来てくれました。数も多いので21時過ぎまでの写真の中から明かりの写り込みの無い写真40枚弱の写真と前撮りの写真を比較明合成で仕上げた写真です。
9000Dで21時過ぎ頃から22時前頃迄の写真50枚程を前撮りの1枚を比較明合した写真です。今夜はとてもホタルの数も多く満足出来る写真が撮影出来ました。まだまだこれからホタルの撮影は楽しめそうです。
蛍遊の水辺由加のホタル Ⅲ
今日は私の車が車検だったので、朝夜勤明けに立寄り車を置いて妻の迎えで帰宅していました。そのため夕方妻が帰宅後に車を引き取りに行った事もあり出掛けるのが遅くなってしまいました。
19時15分頃に「蛍遊の水辺由加」の到着しました。駐車場には 既に数台の車が止まっています。
屋形橋に到着すると屋形橋の手前には既にカメラをセッテイングされている方がおられました。撮影アングルには入りますが遮光カバーを付けられいる様なので暗くなれば大丈夫と判断し、今夜はこの場所から9000Dで谷空木《タニウツギ》を入れたアングルで狙ってみようと思います。セッティングを終え屋形橋に向かいます。
散策路から見た谷空木です。綺麗なピンク色の蕾です。
屋形橋の手前でセッティングされていたのは昨年のホタルが飛んでいる時期に何度かお会いし、今年もホタルの幼虫の上陸時にも、お会いした方でした。私は橋の袂にG3Xをセッティングしました。前撮りを終え暗くなるのを二人で待ちます。この方は私の自宅に近い所にお住まいの方で、いろんな場所に行かれて撮影されていて、多くの情報を持たれている方です。話をしていると「奥迫川ホタルロード」(岡山市南区奥迫川)という場所がありホタルが飛び始めたそうです。「奥迫川」と言えば、今年の春ポタリングで「大山桜」を見に行った場所です。「蛍遊の水辺由加」に来るより距離的には近くになりますが、ホタルのシーズンには行ったことがありません。私も一度は行ってみたいと思っていたので色々と情報を伺うことが出来とても参考になりました。この方も明日「奥迫川ホタルロード」に行かれるそうなので、私も明日都合が付けば行ってみようと思います。明日お会いした時にはよろしくお願いいたします。
ホタル先生は今夜も撮影はされない様で、ひたすら調査をされています。話をしていると時間はあっという間に過ぎてしまいます。ホタルの飛ぶ姿も疎らになり、時計を見ると21時50分、9000Dのバッテリーの残量が少なくなっていた事もあり引き上げる事にしました。ホタル先生は引き続き調査を続けられるそうです。
帰宅後写真の整理を始めました。屋形橋の手前でG3Xで撮影した19時45分から20時20分迄の写真です。
20時30分から21時40分迄の写真です。
9000Dで撮影した写真です。ホタルは思っていた程カメラの近くまで飛んで来てくれず屋形橋付近だけに集中しています。
今夜は曇りでしたが月の出が17時45分頃と早く、月齢も13.3と満月に近い近い状態だった事もあり、日没後も周囲は明るく屋形橋の前に設置されていたカメラは遮光カバーを付けられいる様なので大丈夫と思っていましたがしっかりと写っていました。さらに 私が屋形橋の右側の袂でG3Xの操作をしている姿もしっかりと写り込んでいました。次回も谷空木の花を入れてこの場所でリベンジしてみたいと思います。
蛍遊の水辺由加のホタル Ⅱ
前回21日に「蛍遊の水辺由加」を訪れた際には数匹ですが羽化したばかりと思われるホタルの飛ぶ姿を見ることは出来ましたが、記録写真レベルの写真しか撮影する事が出来ませんでした。次回は週明けに訪れる予定にしていましたが待ちきれず、日曜日の今日多少人出も多いかとは思いましたが、しっかりとマスクを着用しホタルの撮影に出かけてみることにしました。ホタル先生には週明けに行くと言っていたので、連絡をしてみると既に到着されているそうです。
駐車場に車を置き、撮影場所に向かいます。前回コンデジでも撮影出来る事が分かったので今回は9000DとG3Xの2台のカメラで撮影してみようと思います。撮影場所は一昨日撮影したホタル広場付近と屋形橋付近の2ヶ所を予定しています。
ホタル広場付近に到着しました。この場所は9000Dで撮影する予定でしたが30mm(フルサイズ換算48mm)では用水路とモミジの両方が画角に入らなかったのでG3Xで撮影する事にしました。G3Xは8.8~220mm(フルサイズ換算24~600mm)なのですが、まだ画角が足らずセッティングに苦戦しているとホタル先生が来られ、日中ホタルがいそうにない場所に撮影スペースを作ってくださいました。これで何とか用水路とモミジをアングルに入れることが出来ました。モミジ下の少し奥に黄菖蒲が咲いているの見えますが写真には写りきりません。欲を言えばモミジの手前まで黄菖蒲が植わっていれば良かったのですが…。ホタル先生は引き続き上流の調査に向かわれるそうです。
三脚をセットし画角を決め、撮影準備を始めます。G3Xにはインターバル撮影機能が無いため、前回は「星空軌跡モード」で撮影しました。今回はシャッタースピードや絞り、露光(撮影)時間を手動でおこなうマニュアル設定で、レリーズを使用し連続撮影する予定でしたが、以前使用していたFZ1000のレリーズを間違って持ってきていたため使用出来ず仕方なく今回も「星空軌跡モード」で撮影する事にしました。数枚前撮りを行い準備完了です。この後9000Dを持って屋形橋に向かいます。
屋形橋付近に到着しました。この場所には既にカメラマンの方がカメラを設置されていたのでもう少し屋形橋付近で撮影する事にしました。写真は前回撮影したものです。
スマホで撮影した屋形橋手前の様子です。この付近で撮影する事にしました。本来なら左脇の橋上にセッティングしたいのですが…。
以前橋上にカメラをセッティングした時の写真です。今夜はこの場所にセッテングすると先程の方の撮影アングルに入ってしまうため、画角に入らないように橋の付け根付近にカメラをセッテングします。
9000Dの30mmレンズの場合横向きの構図では用水路と屋形橋が入らないため、縦構図での撮影です。
前撮りを終え屋形橋でホタルが飛び始める時間まで待つ事にしました。屋形橋には岡山市内から来られたという方がカメラをセッティングされていました。話を伺うと「螢遊の水辺由加」には初めて来られたそうですが、高梁市落合町福地《しろち》や北区御津にある宇甘川などにホタルの撮影によく行かれているそうです。私も一度は福地に行ってみたいと思っていたので色々と情報を教示いただき、とても参考になりました。ありがとうございました。
19時40分頃ホタル先生が「下流では、そろそろ飛び始めたようでが、ここはどうですか?」と来られました。今夜はそこそこのホタルが飛ぶのではないかとの事なので大いに期待が持てそうですが、ホタル観賞に来られる方も多いのではないかとの事です。私は9000Dでインターバル撮影を開始しホタル広場に向かいます。
ホタル広場付近にセッティングしていたG3Xは「星空軌跡モード」で撮影を始めました。撮影時間を10分にセットし後は全てカメラ任せです。この後屋形橋とホタル広場を行ったり来たりです。
屋形橋付近のホタルです。
22時前ホタルの飛翔もほとんど見られなくなったので引き上げる事にしました。屋形橋の撮影では前半私の設定ミスでホタルの光跡が写っていませんでした。設定ミスに気付いた21時前頃から撮影した写真の内、光跡が写っていた7枚と前撮り撮影した写真1枚の8枚を比較明合成した写真です。9000Dの設定は、ISO200、絞りF1.4、露光時間は10秒で12秒間隔のインターバル撮影です。月明かりが明かる過ぎたのと前半の撮影ミスが今回の結果となりました。残念…。
ホタル広場付近のホタルです。
今回は前回に比べ風もなくかなり良い状態でしたが、月明かりが明る過ぎ、モミジの上部付近は日中のように明るい仕上がりになってしまいました。
今夜はG3Xで11枚撮影していて、そのうち2枚は光が入っていて全く使えない写真、3枚はホタルが留まったまま動かない状態、2枚は1匹だけがふわふわ飛んでいる写真、2枚はそこそこのホタルが飛んでいる写真、残る2枚だけはそのままでも十分見栄えする写真でした。
その2枚の内の1枚です。ふわふわ飛ぶホタルの写真と、そこそこホタルが写っている各1枚と見栄えの良い1枚、それに前撮りの1枚、計4枚を比較明合成した写真です。
もう1枚の写真です。
G3Xの「星空軌跡モード」を含む星空撮影機能は撮影と同時に自動的にカメラ内で比較明合成処理をしているので、途中スマホ等の光が入れば失敗作となってしまうため、折角良いホタルの光跡が撮影出来ても一瞬の光でその写真は没画像になってしまうのが気掛かりです。次回からはレリーズを忘れないようにして、マニュアル設定で連続写真を撮影してみたいと思いますが、G3Xの「星空軌跡モード」はピント合わせの必要も無く、撮影も簡単なので捨てがたい所もありますが…。さてどちらが良いのでしょうか?
時計を見ると22時過ぎです。ホタル先生と屋形橋で撮影されていた方はもう少し撮影を続けられるそうですが、私はカメラのバッテリー残量もほとんど無くなった事もあり、今夜は引き上げる事にしました。
今夜はさすがに日曜日とあって家族連れやカップルなどかなり多くの方々がホタル鑑賞に来られていました。帰り際ホタル先生と話をしていると、今日は40人程の方が来られたそうで、飛翔しているホタルは15匹程確認されたそうです。今夜は私もしっかりと歩いたようで、帰宅後万歩計見ると今日一日で9,500歩、約4.5km程歩いたようです。ホタル先生は調査やホタル観賞に来られた方の案内などで毎回それ以上歩かれているという事なのでしょうか?
ホタルはこれからが本格的なシーズンのようです。今年も少しでも良い写真が撮影出来るよう足繁く通ってみたいと思います。
今季初のホタル
18時過ぎに到着、ホタル先生は既に到着されているようなので、車を置いて屋形橋に向かいます。観察路周辺の草も綺麗に刈られていて、ホタル観賞に来られた方が安全に安心して鑑賞出来るようにとのホタル先生の気遣いです。
屋形橋に到着すると、ホタル先生が屋形橋のベンチに付いた苔などを綺麗に掃除されていました。本当に頭の下がる思いです。ご挨拶をして話を伺うと「今日散策路脇に花を植えましたよ。今年はアジサイを植えました」との事です。毎年散策路脇に花が植えられていますが、ホタル先生が丹精込めて育てられた花たちです。そのアジサイと屋形橋です。
黄菖蒲も綺麗に咲いています。ホタルが出るまで黄菖蒲の花が持てば、ホタルとのコラボを撮影したいのですが…。
花の形が梅の花に似ている花を見つけました。ホタル先生に伺うと「ヒペリカム」という名前だそうです。
谷空木《タニウツギ》の赤い花、用水路のクレソンは白い花を付けていました。開花している間にホタルが出てくれれば、谷空木とホタルとのコラボも撮影したいのですが…。
19時30分を回り、ホタル先生が「そろそろ出ても良い時間なんですが・・・」と言われますが、全くその気配はありません。ホタル先生は下流の様子を見に行かれるそうですが、私はこの付近で様子を見ることにしました。
20時過ぎホタル先生が戻られ「下流のホタル広場と中央広場付近で、飛んではいませんがそれぞれ2~3匹のホタルがいましたよ」と言われ、撮影機材を持って行ってみる事にしました。
中央広場付近でホタル鑑賞に来られた親子連れにお会いしました。ホタル先生が「この先にホタルがいますよ」と声掛けされ、一緒に行ってみると2匹のホタルがいました。今季初のホタルです!。子どももとても喜んでいました。
私がカメラをセッティングしていると1匹のホタルがフワフワとしばらく飛んで元いた場所付近に戻りました。今回は飛行シーンは撮影出来ませんでしたが、この後期待出来るかもしれません。カメラのセッティングを終えホタル広場に行ってみることにします。今回は2台のカメラを持参しているので、もう1台を持っての移動です。
ホタル広場に到着すると、いました! 用水路脇の草の葉に一匹…。
反対側の用水路脇にも1匹います。用水路に覆いかぶさるように茂ったモミジの葉に1匹のホタルが留まっているのが見えますが、風で枝が揺れ撮影する事は出来そうにありません。
しばらく鑑賞していた親子連れは十分満足されたようで、引き上げられるそうです。ホタル先生は上流の様子を見に行かれるそうですが、私はここでしばらく様子を見ることにしました。
15分程して用水路の上のモミジの葉に留まっていたホタルが上空をフワフワとしばらく飛び、少し離れた木の葉に留まりました。そのホタル付近にカメラをセットしインターバル撮影を開始、先程の中央広場に戻ってみる事にしました。
中央広場に戻り撮影した画像を確認してみると、ラッキーな事に留まっていたホタルが飛んでいました。この場所にセットしたカメラはCANONのコンデジG3Xなので、インターバル撮影が出来ず、星空撮影というモードで撮影しました。このモードは初めて使用します。と言うより、そもそもコンデジでは今迄ホタルを撮影した事がなく今回初挑戦なのですが…。気をよくしてもう一度星空撮影を開始しホタル広場に戻ります。
ホタル広場でインターバル撮影していた写真は全く絵になっていませんでしたが、しばらくするとホタルが飛び始めました。今日はレリーズが無いので15~30秒にシャッター速度をセットし、手でシャッターを押し撮影しました。
帰宅後撮影した4枚を比較明合成した写真です。
この後は全く飛ぶ気配はなくなりました。しばらくすると「どうですか?」とホタル先生がおいでになり、「少し前に飛んだんですよ」と状況をお伝えしました。時計を見ると22時前なので、そろそろ引き揚げることにして、撮影機材を撤収し中央広場に向かいます。
中央広場に到着し撮影したものを確認すると、光りが入っていて全く絵になりませんでした。G3Xの星空撮影機能は撮影と同時に自動的にカメラ内で比較明合成処理をしているようで、途中灯り等が入れば失敗作となってしまいます。昨年まで私が撮影した多重露光の手法とある意味共通点があるようです。
しかし今季2回目にしてホタルに出会うことが出来、何とか撮影する事が出来ました。明日も来てみたいのですが、あいにくの土曜日、ホタル観賞に来られる方も多いと思われるので、来週以降天候と相談しながらまた訪れてみたいと思います。