久しぶりに街中を散策がてら岡山のB級グルメ「デミカツ丼」を食べに行ってきました。
一般的にカツ丼といえは玉子とじのカツ丼や名古屋の味噌カツ丼などを思い浮かべると思いますが「デミカツ丼」は トンカツにデミグラスソースをかけた岡山のご当地丼なのです。最近のご当地グルメブームにのって誕生したのではと思われるかもしれませんがその歴史は古く「味司 野村」(岡山市北区平和町)が今から90年程前の1931年(昭和6年)に創業した時からのメニューで「デミカツ丼」の発祥の店だと言われています。現在では岡山市内を中心に近郊の地域でも「デミカツ丼」を食べる事ができるようになり、地元の方々をはじめ観光客の方々にも評判になって多くの方々に知れ渡るようになりました。
「味司 野村」で食べようと思いましたが妻が「この前は野村で食べたので違うところに行ってみたい」と言うので今回は岡山市北区表町のオランダ通りにある「やまと」にしました。
この店は地元でも有名な人気店で、昼時間はいつも行列のできている店です。
レンガ作りの外観はおしゃれな街の小さな洋食屋さんといった感じで、看板にもナイフにフォークそれに・・・中華そばがデザインされています。
この「やまと」も歴史は古く創業は1948年(昭和23年)だとか。「デミカツ丼」の他にも中華そばも有名で焼きめしなども人気だそうです。
やはり日曜日という事で長い列が出来ていました。もう少しで入れそうです。待つ事30分程でやっと店に入ることが出来ました。
入店後カウンター席に案内されました。オープンキッチンでカウンター越しにシェフの調理の様子を真近で見ることができました。美味しそうなトンカツが揚げられています。
数あるメニューから注文したのは妻は「カツ丼」小(550円税込)私は「カツ丼」中(830円税込)です。(この店ではメニューに「デミカツ丼」を「カツ丼」と表記されています)
先程揚げたばかりのアツアツのトンカツの上にデミグラスソースとグリンピースがのった「カツ丼」こと「デミカツ丼」が出てきました。左が小で右が中です。
デミカツ丼の小です。
デミカツ丼の中です。
トンカツは サクサクで程よく脂身も有り私好み、デミグラスソースは酸味と甘さの微妙なバランスで深みのある味わいです。トンカツと濃厚なデミグラスソースとのコラボレーションが最高でとても美味しくいただくことが出来ました。話によるとデミグラスソースは中華そばのスープをベースにしているそうです。
店を出て歩きながら、「やはり大を注文すれば良かったと後悔したな」と妻に話すと、「私も小じゃ、少し少なすぎて中にすれば良かった」と後悔していました。
岡山にこんなに美味しいご当地グルメが有ったとは!。妻も「ここのデミソース美味しかった~! ここのデミソースの味は私好き♡!」と大変満足してくれていました。
今度は中華そばも食べてみたいと思います。