なんだか無性に美味しいうどんが食べたくなり「松家製麺」へ妻と行ってきました。
ジーンズや学生服の街として有名な岡山県倉敷市児島で、早朝の1時間しか営業しないことから「幻のうどん屋」とか「朝うどんの店」とか呼ばれているうどん製麺所でJR瀬戸大橋線の上の町駅から200~300m程北寄りにあります。以前土曜日に行ったことがありましたが早朝にも関わらず駐車場に入れずしばらく時間待ち、店の前は沢山のお客さんで大行列!香川県のうどん店の祝祭日並みの状態でした。
営業時間は朝6時~7時なので、6時過ぎに自宅を出発し6時40分頃到着しました。辺りはまだ真っ暗闇です。暗闇の中に松家製麺の明かりとJR上の町駅の明かり、それにたまに通過する車のライトのみです。
さすがに平日なのでお客さんも少ないようです。
暖簾をくぐり店内へ入ります。
営業時間の案内が貼ってあります。
この部屋には右側に流台が置かれ左上にサイン色紙が飾られています。ここで気になったのが右上の色紙のにこちゃんマーク、これはもしかして・・・。
サイン色紙の貼ってある流台の部屋を抜けて奥に進むと製麺作業をするスペースです。ここはオープンキッチンどころか食べるすぐ横で作業をしています。
壁には色々なメニューが貼ってありますがいつもの定番「かま玉大一つとかま玉小を一つお願いしま~す」とカウンター越しに注文します。(かま玉うどん大400円、かま玉うどん小300円)
ご主人がうどんを釜から揚げてくれます。ここでは毎回出来立てのうどんを食べることが出来ます。出来立てのうどんですから美味くない訳がありません。
どんぶりに入った揚げたてのうどんを受け取り、薬味のネギをスプーン一杯のせ玉子をトレイから1個取りうどんにのせます。出来立てあつあつのかま玉うどんの出来上がりです。
生姜は自分でおろします。お好みで天かすもあります。醤油をかけていただきま~す!。
麺はエッジが立っていてモチモチとした中に弾力とコシそれにかすかな小麦の風味が感じられます。
食べた後の食器は自分で手洗いします。お湯も出るので冬の寒い早朝でも安心です。
食べ終えて店の外へ出てみると夜が少し明けてきていました。
聞くところによると昼時間にも営業を始めたそうなので幻ではなくなったかもしれませんが、昼時間は平日でもきっと大行列なのかもしれません・・・?。
値段的には多少高めなので頻繁に通う訳にはいきませんが、わざわざ高松まで帰らなくても美味しいうどんが食べられるので多少高くても瀬戸大橋の高速代を考えるとかなり割安なので贅沢は言えないと妻と話しながら帰りました。
妻から「父さん 気が付いた?」と聞かれ。私は「???」「渋野日向子が来たみたい!写真が貼ってあったの気付かなかったの?」と、私は写真には全く気付きませんでしたが、もしかしたらあのサイン色紙がそうだったのではないかと話しながら帰路につきました。