宮城牛タン定食とスズラン

今日は久しぶりにツーリングがてら友人と鳥取県にある「おらほや」に本場宮城の牛タンを食べに出かけることにしました。混雑時間を避けて開店時間の11時30分で予約をしています。ブッポウソウの撮影を9時過ぎに切り上げ、待ち合わせ場所の吉備中央町加茂市場の県道66号線沿いにある駐車場に向かいました。9時30分に待合わせですが9時20分には友人が到着しました。

今日のコースは、県道66号線、84号線、国道181号線へと乗継ぎ途中新庄村で休憩、その後「おらほや」を目指します。「おらほや」で「宮城牛タン定食」を食べた後、新見市哲多町にある「スズランの園」でスズランを見る予定です。コースを打ち合わせ、9時30分前に出発する事にしました。

f:id:momotchi_blog:20210512105655j:plain途中「道の駅 がいせんざくら新庄宿」で休憩です。

f:id:momotchi_blog:20210512105709j:plain休憩後国道181号線を西進し、久しぶに四十曲峠を越えます。

f:id:momotchi_blog:20210512105721j:plain日野郡江府町付近からは日野川越しに大山が望めましたが、あいにく山頂付近には雲がかかっていました。

f:id:momotchi_blog:20210512105747j:plain11時15分、「おらほら」(鳥取県西伯郡伯耆町)に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20210512105842j:plainこの「おらほや」で本場宮城の牛タンが食べれます。昨日電話で11時30分に予約をしています。

f:id:momotchi_blog:20210512105818j:plain開店は11時30分なのでまだ開いていません。タバコを吸いながら開店まで待つ事にします。

f:id:momotchi_blog:20210512105754j:plain向かいの駐車場からは大山が望め、雲も取れ山頂が顔を出していました。

f:id:momotchi_blog:20210512105833j:plain「女川おからかりんとう」や「鳥取豚タン」もあるようです。

f:id:momotchi_blog:20210512105852j:plain11時25分頃「お待たせしました。どうぞお入りください」とスタッフの方に案内されました。入店時アルコール消毒後、スタッフの方が「検温させていただきます」とセンサーで検温です。テーブルはシートで仕切りされていてコロナ対策は万全のようです。

f:id:momotchi_blog:20210512105909j:plainメニューで最初に目に入ったのが「牛タン豚タン味くらべ定食」です。牛タンと豚タンの両方が楽しめるようです。

f:id:momotchi_blog:20210512105927j:plain米は地元の「星空舞」というコシヒカリをルーツにもつ品種のようです。

f:id:momotchi_blog:20210512105917j:plain「牛タン定食」と、「豚タン定食」とありますが、迷わず「牛タン定食」。しかし、“並”と“上”の違いが分かりません。スタッフの方に伺うと、厚みが違うとの事なので、「“上”の大盛りって出来るの?」と伺うと、「大盛りは無いので、単品の追加になります」との事でした。私は「牛タン定食の“上”」、友人は、「それじゃ比較してみるのに『牛タン定食の“並”』にしてみよう」と、それぞれ注文してみました。

f:id:momotchi_blog:20210512105938j:plain「牛タン定食の“上”」が出て来ました。地元産の麦飯にトロロ、オカラ付のサラダに牛タンスープ付です。

f:id:momotchi_blog:20210512110032j:plain何時も食べている薄い牛タンとは少しイメージが違うような感じです。南蛮味噌と浅漬けを牛タンで巻いて食べるのが宮城流だとか。

f:id:momotchi_blog:20210512110050j:plain友人の牛タンは140gです。比べると110gとではボリューム感が違います。見た感じでは厚さも然程違わないようで、タンの場所が違うような感じでした。

f:id:momotchi_blog:20210512110109j:plain噛んだ時の食感も良く少し甘さを感じる美味しい米で、久しぶりの麦飯です。

f:id:momotchi_blog:20210512110130j:plain麦飯の“おかわり”は自由なので、”おかわり”をして、二膳目は「麦とろ」でいただきました。

f:id:momotchi_blog:20210512110147j:plain全て完食です。牛タンはまずはそのまま頂きましたが、噛めば旨味が口の中にふわっと広がりました。次に宮城流で南蛮味噌と浅漬けを乗せていただきましたが、牛タンと南蛮味噌(青唐辛子味噌)のピリ辛感、それに浅漬けのさっぱり感との味のコラボも最高で、これがまた麦飯に良く合います。牛タンの量が最初少ないと思いましたが、私には丁度良い量でした。牛タンスープもしっかりと出汁が出ていてとても美味しくいただく事が出来、遠路訪れた甲斐がありました。ごちそうさまでした!

この後、黒坂から上石見を抜け新見市哲多町を目指します。

f:id:momotchi_blog:20210512110218j:plain途中「夢すき公園」(新見市新郷下神代)で休憩です。ここには日本一の「親子孫水車」があり、「奥備中神代和紙の紙すき体験」も出来るそうです。

f:id:momotchi_blog:20210512110238j:plain中に入ると以前訪れた時とは変わっていて、食堂が少しお洒落になっていました。カウウターには雑誌の紹介ページが置かれていました。ここで「千屋花見牛」の料理が食べれるようです。スタップの方に哲多町の「スズランの園」までの道を伺った後、「うちにもスズランが咲いているので見ていってください」とお誘いいただきました。

f:id:momotchi_blog:20210512110322j:plain見事に満開で、綺麗に咲いています。

f:id:momotchi_blog:20210512111624j:plain少しアップで撮影してみました。撮影後「珍しいアゲハ蝶の蛹があるので、見ていかれますか?」と誘われたので「ぜひお願いします」と案内していただきました。

f:id:momotchi_blog:20210512110426j:plain裏側に回ると軒先に有りました。ジャコウアゲハ(麝香揚羽)の蛹《さなぎ》だそうです。

f:id:momotchi_blog:20210512110401j:plain抜け殻になった蛹もありました。

f:id:momotchi_blog:20210512163915j:plainこのジャコウアゲハの蛹は「お菊虫」とも言われ、怪談「番町皿屋敷皿屋敷)」のお菊さんが由来しているそうです。

f:id:momotchi_blog:20210512164918j:plainしばらく見ていましたが、その理由はよく分かりません。少し違う角度の写真を、帰宅後上下を逆にしてみましたが、やはりよく分かりませんでした。私が蛹を見ていると、スタッフの方が「ジャコウアゲハが飛んでいますよ」と声掛けをいただきました。

f:id:momotchi_blog:20210512110520j:plain行ってみると、薄茶色の蝶々が飛んでいました。「これはジャコウアゲハの雌で、雄は全体が黒い色をしていて、とても綺麗なんですよ」と説明していただきました。

f:id:momotchi_blog:20210512110540j:plain蝶々は動きが複雑でなかなか撮影する事が出来ませんが、留まったとこでパチリ!

f:id:momotchi_blog:20210512110552j:plainその後、何とか飛んでいるところを撮影する事が出来ました。

f:id:momotchi_blog:20210512110605j:plain草に留まりそうです。

f:id:momotchi_blog:20210512110620j:plain留まったところでパチリ! スタッフの方が「ジャコウアゲハの雄も飛んでいますよ」と声掛していただきました。何とか雄が飛んでいるところを見ることは出来ましたが、撮影することが出来ませんでした。

f:id:momotchi_blog:20210512110633j:plain羽根を広げて留まってくれたのでパチリ! 少し羽根が傷んでいるようです。ちなみに、ジャコウアゲハ兵庫県姫路市の市蝶だそうです。雄の撮影は出来ませんでしたが雌のジャコウアゲハはしっかりと撮影することが出来ました。ご親切にご案内いただいたスタッフの方にお礼申しあげます。ありがとうございました。今度は「千屋花見牛」を食べに来てみようと友人と話し、哲多町の「スズランの園」に向かいます。神郷でスズランが咲いていたので期待は膨らみます。

f:id:momotchi_blog:20210512110721j:plain30分程で「スズランの園」(新見市哲多町田淵)に到着しました。駐車場でお会いした方に話を伺うと、まだ少し早いとの事でした。

f:id:momotchi_blog:20210512111354j:plain園内に入ってみると、やはりシーズンには少し早かったようです。

f:id:momotchi_blog:20210512111310j:plain数輪咲いてはいますが、蕾のものが多いようです。園内を歩いてみます。

f:id:momotchi_blog:20210512110749j:plain中には綺麗に咲いているスズランもありました。

f:id:momotchi_blog:20210512110758j:plainスズランは白く可憐な可愛い花で、香りが良いと言われますが、スズランの香りは感じられませんでした。

f:id:momotchi_blog:20210512111323j:plainまだ蕾が多いためかも知れませんが、すべてのスズランが咲き誇ればスズランの鈴のような可愛い花と共に香りも楽しむ事が出来るのかも知れません。スズランの香り?、某メイカーの洗濯洗剤の香りしか浮かびません。スズランはバラやジャスミンと並ぶ三大花香とも言われているそうなので自然のスズランの香りを楽しんでみたいので、シーズンにもう一度訪れてみたいと思います。

スズランを楽しんだ後、帰り道で県道50号線に出て走っていると「金ボタル」の案内板が目に入りました。友人に「寄り道をしてもいい?」と尋ねると、「かまわない」と言ってくれたので立寄ってみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20210512180352j:plain「天王八幡神社」(新見市哲多町蚊家)に到着しました。この神社は金ボタル(姫ボタル)の生息地として有名な場所ですが、私は今迄来たことがなく一度どんなところか見てみたいと思っていた場所です。駐車場にバイクを置いて神社に向かってみます。

f:id:momotchi_blog:20210512180333j:plain小さな坂道を進むと前方に神社が見えてきました。

f:id:momotchi_blog:20210512180409j:plain折角なので、参拝していきます。

f:id:momotchi_blog:20210512180420j:plain境内の周囲の様子です。

f:id:momotchi_blog:20210512180435j:plain見るからに姫ボタルが居そうなロケーションですが、撮影に来るには少し遠過ぎるようです。状況を見ることが出来たので十分満足です。

再び県道50号線に戻り萬歳郵便局付近で県道33号線に合流、吹屋ふるさと村の脇を抜け、かぐら街道を走り成羽、高梁と抜け「道の駅 かよう」(加賀郡吉備中央町北)で最後の休憩です。しっかりとタバコ休憩をした後、広域農道「吉備高原街道」を走り、友人とは国道429号線との交差点で別れました。

帰宅したのは18時過ぎ、今日の走行距離は340kmでした。朝6時前に自宅を出たので今回は少しお疲れモードです。明日は天候もあまり良くない様なので自宅で一日ゆっくりとしておきます。

 

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