島根県飯石郡飯南町《いいしぐん いいなんちょう》にある「琴引フォレストパークスキー場」に今季4回目のスノボーに行ってきました。
山陽道の尾道JCTです。国道2号線で玉島ICへ、そこから山陽道に乗り尾道JCTを経由し尾道道へ入ります。その後三次東ICで流出、県道434号線を経由し国道54号線へ入り一路飯南町を目指します。
尾道道は「中国やまなみ街道」という愛称です。
三次東ICで尾道道を降ります。
国道54線沿いにある「道の駅 夢ランド布野」(三次市布野町)で休憩です。
広島県と島根県境にある赤名TNです。このTNを抜けると島根県の飯南町です。
島根県に入りました。この国道54号線は「出雲神話街道」という愛称です。
「道の駅 夢ランド布野」から30分程、9時前に「琴引フォレストパーク」の入口に到着しました。
「琴引フォレストパーク」のゲートです。朝日が眩しい。正面にレストハウス、その奥にメインゲレンデのパインコースが見えています。車はレストハウス前の第1駐車場に駐車することができました。平日なので2割弱の駐車率です。
リフト券売り場です。リフト券は1日券にしました。
平日割引も適応され、リフト券はお安く購入できましたが紙タイプのため今回はチケットホルダーも一緒に購入しました。(琴引フォレストパークスキー場HPより)
レストハウスですが、周囲には雪はありません。私のセッティングはスタンス幅50cm、前足18°、後ろ足0°でしたが、今回スイッチ対応として、前足12°、後ろ足6°にセッテイングしてみました。このセッティング効果が吉と出るか凶と出るか?。
時間は9時15分、早速滑走に向かいます。今運行しているのは第1リフトのみ、第2リフトの運行は9時30からなので、まずはこの第1リフトに乗ってチェリーコースを滑走してみます。左側からチェリーコース、正面がパインコース、その右がオークコース、その右がヒッコリーコースです。
琴引きフォレストパークのコース案内です。(琴引フォレストパークスキー場HPより)
第1リフトから見たチェリーコース(手前)とパインコース(中央奥)の様子です。
第1リフトの終点付近です。奥にエルムコースの斜面が見えます。
右側の大きな建物は人工雪を造る施設のようです。ここで造られた人工雪がパイプを使って必要な場所に送られているようです。
スタート地点から見たチェリーコースです。右前方には綺麗な三瓶山が見えてゲレンデも滑らかに見えますがアイスバーンです。
チェリーコースの中間付近です。撮影している私の脇をスノーボーダーが滑走していかれます。
この後2本目の滑走中に大転倒をしてしまいました。さほどスピードは出していなかったのですが、固い雪の塊にエッジが引っ掛かったようで、転んだ弾みで数回転し、またもや後頭部と腰、それに尾てい骨を強打してしまいました。ヘルメット着用しているものの後頭部を強打したためか少し頭がボ~として、しばらく動くことが出来なくなりました。
少し落ち着いてから、何とか下まで滑走しましたが、スタッフの方が来られて「今パトロール隊が来ますので、しばらくそのままで待っていてください」と言われました。私は「大丈夫ですから」と答えましたが、「出血もしているので」と言われ、駆けつけたパトロール隊員に案内され事務所で止血処理をしていただきました。目と目の間の鼻の上を眼鏡かゴーグルで少し切っていたようですが、血を拭き取ると傷は大したことはありませんでした。顔面なのでかなりの出血に見えたのかも知れません。パトロール隊員の方にお礼を言ってレストハウスに戻りしばらく休憩することにしましたが、隊員の方がレストハウスまで同行してくださいました。大変お手数をおかけし、申し訳ありませんてました。
前回撮影し損ねていた喫煙所です。タバコを吸いながらしばらく休憩します。
レストハウス前にあるキッズパークでは数組の親子が遊んでいます。
レストハウスから見た第1駐車場です。私が到着した時よりかなり台数が増えて5割弱埋まっているようです。
1時間程休憩してから第2リフトに乗車しましす。多少腰に違和感を感じるため今日はゆっくり、のんびりと滑走を楽しむことにします。またこの機会にスイッチの練習もしてみようと思います。
ヒッコリーコース(右側)やオークコース(左側)には積雪量も少なく、第3リフトも運休しているようです。
第2リフトの終点付近です。左側に見えるコースがメイプルコースです。
第2リフトを降りた付近の様子です。リフトを降りて左側(写真では右側)のオレンジ色のネットの手前がメイプルコースのスタート地点で、中央の岩の右側にはエルムコースの入口があります。このエルムコースは今日は閉鎖されていました。
リフトを降りて右に回り込むとパインコースのスタート地点です。椅子が用意されていました。
正面に綺麗な三瓶山を愛でながらがパインコースを滑走します。
余りに三瓶山が綺麗なのでズームアップして撮影しました。
コース途中からの展望です。
右カーブを回るとコースの前方に三瓶山とレストハウスが見えます。
パインコースは十分な積雪があります。
パインコースの最大傾斜部19度を下から見上げてみました。
時間は14時30分、少し早いですが今日最後の滑走をするためリフトに乗車します。
造雪施設で造られた人工雪をパイプで運び、必要な場所に雪山を作っているようです。
メイプルコースは土が目立ち始めていました。
かなり早い時間ですが今日の滑走は終了します。洗い場でボードの雪を洗い流します。
今回は2本目で早々に大転倒してしまい、生まれて始めてパトロール隊のお世話になるというハプニング、それから転倒の恐怖から思うような滑走も出来なく、腰の痛みのためかエッジが安定して立たなく、ボードも不安定になっていたので早目に切上げます。結局今日はリフトに8本乗車しただけでした。セッティングを変えた効果は多少あったようで、幾分スイッチが滑走しやすいように思えましたが、十分な検証は出来ませんでした。
この後6km程北にある「道の駅 頓原」に向かいます。
10分足らずで「道の駅 頓原」に到着しました。
このレストランで遅い昼食をいただきます。お目当ては、昨年訪れた際にメニューで見た「鍋焼きあんかけ牛丼、割りこそば付」でしたが・・・。
メニューから無くなっていました。せっかくなのでこの地方の伝統的郷土料理の「ワニ料理」をいただくことにしましたが、昨年いただいたワニの刺身と揚げ物の付いた定食「ワニフライ定食」もメニューから無くなっていました。仕方がないのでメニューにある「ワニしゃぶ」という単品料理と、ご飯単品の大盛をオーダー。琴引フォレストパークの利用券があれば、ご飯大盛がサービスです。
それに地元産の食材を使った「田舎の恵みポタージュ」も美味しそうなのでこれもオーダーしました。
このレストランで使用している米は地元飯南町産の物のようです。
出てきました「ワニしゃぶ」と「飯南町産のご飯の大盛り」それに「田舎の恵みポタージュ」です。
「田舎の恵みポタージュ」は地元の食材で仕上げた優しい甘さや、何か懐かしさを感じるような美味しいスープでした。
ワニの刺身の見た目は綺麗な薄桃色です。通常のワニ刺身単品の2倍の量があり食べ応えもありそうです。
鍋の中には大きな昆布が入っています。
その鍋でしゃぶしゃぶと。
色が変わってきました。
氷水に潜らせます。
生姜の入ったタレを付けていただきます。淡白でフンワリとした食感でトロしゃぶのような感じでした。
刺身でそのままいただきましたが、クセもなくトロのような味わいで、脂身も少なく柔らかくモチモチとした食感です。
全て完食です。ご馳走さまでした。
ワニとはこの地方では、サメのことを指します。では何故サメのことをワニと呼ぶのか?、それはワニとはサメの古語で、今でもこの地方や広島県北部を中心とした中国山地ではワニと呼ばれています。
この地方は海からも遠く海産物と言えば干物か塩漬けしかなかったそうです。当時日本海側ではフカヒレを取るためにワニ漁が盛んに行われてたそうで、その中でも太田市五十猛港では、ワニは他の魚と比べ日持ちするとしてフカヒレを取った残りの身を山間部に生魚として提供していて、山間部ではとても重宝されていたそうです。
ちなみに、現在では太田市ではサメ漁は行われておらず、静岡で取れたアオザメを短冊に加工した物を使用しているそうです。また近年は流通スピードも上がりワニ独特のアンモニア臭も感じることは無くなったそうですが、昔ワニ料理を食べていた方々はワニは(アンモニア臭が)臭いからと今では口にしない方も多くいるなど、スタッフの方から色々と話を伺いました。色々と情報ありがとうございました。
この道の駅にはカブトムシの形をしたトイレがありました。内部は普通のトイレですが・・・。
「道の駅 頓原」を出発し、一路帰路に付きます。
国道54号線と県道434号線を経由しで三次まで出て、三次東ICから尾道道を走ります。
途中、甲奴《こうぬ》IC(三次市甲奴町)を過ぎて少し進むと「尾道自動車道 最高地点 標高460m」の案内板がありました。
この後尾道JCTで山陽道に乗り換え玉島ICで流出、2号線が少し渋滞していましたが、3時間弱で無事帰宅しました。
腰を早く治して今一度スノボーに行ってみたいと思います。