ワニ料理とラムネ温泉

島根県飯石郡飯南町で「ワニ料理」が食べられると聞き食べに行ってきました。15時30分まで「琴引フォレストパークスキー場」でスノボーを楽しみお腹もペコペコです! 

そもそも冬季には深い積雪があるような飯南町で「ワニ料理」が食べれるって、温泉熱でも利用して養殖をしているのかと思いきや、熱帯に住むアリゲーターの「ワニ」ではなく、ジョーズの「サメ」のことだそうです。島根県広島県などの中国地方山間地域では「サメ」のことを「ワニ」と呼ぶそうです。

昔は冷凍技術や輸送力は今ほど発達してなく山間地域は海の生魚を食べる事が難しく、塩漬けではなく生の刺身で食べることができる数少ない魚だったそうです。味も良く保存がきくことから正月や祭り、祝い事の時にはこの地域には欠かせない料理の一つだったようです。

今では出雲蕎麦と共に郷土料理の一つ「ワニ料理」としてして訪れた方々に提供されているようです。

f:id:momotchi_blog:20200209145404j:plainスキー場から松江市方面へ5分足らずで「道の駅 とんばら」に到着です。

f:id:momotchi_blog:20200209145417j:plainこの道の駅のレストランで「ワニ料理」が食べられるそうです。

f:id:momotchi_blog:20200209145431j:plain「レストラン やまなみ」です。窓に大きな張り紙が?

f:id:momotchi_blog:20200209145454j:plain「琴引スキー場利用者特典‼️ ご飯・麺 大盛無料」

「無料」誘惑に弱い私、取り急ぎ店内へ入りテーブルへ。

f:id:momotchi_blog:20200209145725j:plainテーブルにも。

「琴引スキー場限定宿泊パック」は平日でリフト券2日分と一泊二食付で大人12,000円、シニア(50歳以上)10,000円、休日でも13,000円と11,000ととてもお得のようです‼️

f:id:momotchi_blog:20200209145533j:plain今回は「ワニ料理」が目的です。メニューには「ワニフライ定食」と「ワニのづけ丼」の二種類がありました。「ワニづけ丼」も美味しそうでしたが今回は「ワニフライ定食」を食べてみることにしました。

f:id:momotchi_blog:20200209145518j:plain「ワニ料理」の他にも「奥出雲和牛ステーキ定食」や「奥出雲和牛ステーキ丼」・・・

f:id:momotchi_blog:20200209145547j:plain「鍋焼き あんかけ牛丼 割子そば付」など気になるメニューが一杯です。

「サメ」はアンモニア臭がするという先入観を持っていたのでどんな料理が出てくるのか期待と不安で一杯です。

f:id:momotchi_blog:20200209145630j:plain出て来ました「ワニフライ定食」ご飯大盛り!

f:id:momotchi_blog:20200209145657j:plain生姜を醤油に溶いていただくそうです。やはり臭みを消すためなのでしょうか・・・。

刺身の見た目は綺麗な薄桃色です。食べてみると想像していような癖もなく少しトロのような味わいとモチモチとした食感が感じられました。

f:id:momotchi_blog:20200209145641j:plainフライも癖がなく淡白で上品な味わいでした。少し繊維質でそこそこの歯ごたえがあり感じとしては鶏肉の食感に似ているような気がしました。

「ワニの刺身」「ワニのフライ」ともとても美味しくいただくことが出来ました。

御馳走様でした!

お腹も落ち着いたところで、スノボーで疲れた体を温泉で癒すため「ラムネ温泉」こと「頓原天然炭酸温泉 ラムネ銀泉」に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20200209145741j:plain駐車場から温泉の玄関へ向かう途中に頓原ラムネ銀泉のシンボルの水車がありました。蛇口から出ているのは源泉のようで温泉成分の析出物が茶色く付着していました。

f:id:momotchi_blog:20200209145757j:plain「頓原ラムネ銀泉」玄関です。こちら側にも数台分ではありますが駐車スペースがありました。

f:id:momotchi_blog:20200209145813j:plainここの温泉は源泉掛け流しです。

f:id:momotchi_blog:20200209145824j:plainさすがに出雲の国!玄関を入ると一番に目に入りました。

f:id:momotchi_blog:20200209145833j:plain浴室入口に「本日の温泉のお色は イエローグリーン」という案内板がありました。

f:id:momotchi_blog:20200209150034j:plain源泉掛け流しなのに日を追うごとに色の変化が起こるのか不思議に思いスタッフの方に伺ったところ、ここの温泉は間欠泉だそうで、約3週間湧出し約半日止まるを繰り返すそうです。湧出が止まった後新たに湧き出てから2日間程は無色透明でその後グリーン、イエローグリーン、イエロー、ゴールドと約3週間かけて徐々に源泉自体の色が変化していくそうです。

f:id:momotchi_blog:20200209150048j:plainこんな張り紙がありました。

ラムネ温泉源泉を使用した「日本初と考えられるの炭酸飲料水」がその昔あったそうです。

f:id:momotchi_blog:20200211090625j:plainここの温泉は源泉に大量の炭酸ガスを含む 日本有数の 「炭酸泉」だそうで、「炭酸泉」(二酸化炭素泉)と「炭酸水素塩泉」というまったく異なる性質の成分が含まれる珍しい温泉だそうです。

説明文によると源泉のに含まれる「心臓の湯」と言われる「二酸化炭素泉」の含有量が1,040mg/kg(市販の炭酸入浴剤の炭酸ガス含有量は40mg/kg以下であると言われていることを考えると非常に高い数値です)、「美肌の湯」と言われる「炭酸水素塩素泉」の含有量が1,260mg/kgと異なる性質の成分を高濃度に併せ持っているようです。さらに「天然の美容液」と言われる「メタけい酸」の含有量が102mg/kgなどなど沢山の成分が含まれているようです。

温泉は少し温め≪ぬるめ≫でゆっくりと浸かることが出来、スノボーの疲れもどこかへ吹き飛んだように思います。

温泉好きの妻に話すと「父さんだけ ずるい~!」とお叱りを受けるかもしれませんが・・。

これから約3時間弱かけて帰路につきます!

 

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