タイ釣りと瀬戸大橋

先月職場で話をしているとタチウオが爆釣らしいという話になり、職場の友人4人で日程調整をして10月16日の今日釣りの予約を入れていました。当日はタチウオだけでは多少不安なためタイとタチウオの両方を狙います。今回は4人で貸切にしてくださるそうなので気兼ねなくのんびりと釣りが楽しめそうです。

近場のタイのポイントでタイラバ釣りをしながら徐々に小豆島の南東部付近まで移動し、潮の流れが落ち着いた頃にタチウオを狙うようです。しかし先週、週間予報を見ると当日は天候が悪いようでしたが、こればかりは予約している以上仕方ありません。カッパを着て頑張ります!

一昨日友人が船長に最終確認の連絡をしたところ、タチウオは瀬戸内海には入ってなく淡路島の洲本沖まで行かなければならないそうです。4人で洲本沖まで行くと費用的にも高額になるため予定を変更してタイ一本に絞ることになりました。

昨日、友人の一人が体調を崩し急遽参加できないとの連絡があり、結局今日は3人の貸切りでの釣りになりました。

 

朝5時に集合、早々に荷物を積込みます。今回お世話になるのは下津井港から出船する遊漁船GRACEです。

 

乗船後夜明けまで待ち、船に燃料補給を行い6時に下津井港を出船しました。下津井瀬戸大橋の西側を南進します。

 

瀬戸大橋の西側を南進しています。斜張橋櫃石島橋、岩黒島橋が見えてきました。前方には讃岐富士こと飯野山が見えています。

 

櫃石島橋の先には岡山県香川県の県境のある大槌島が見えています。

 

与島橋の西側を通過します。橋上には伊予西条始発の特急しおかぜ2号岡山行きが通過しています。

 

瀬戸内海のほぼ中央に位置する与島にある瀬戸中央道の与島PA、その南に南北備讃瀬戸大橋が見えてきました。

 

船はその南北備讃瀬戸大橋の西側を南下して行きます。

 

北備讃瀬戸大橋の中間にあるアンカレッジです。このアンカレッジで二つの吊橋を支えています。

 

今日最初の釣場に到着しました。前方に飯野山、青の山、ゴールドタワーが見えています。青の山中腹に見える白い建物は備讃瀬戸海上交通センターで、海の銀座とも言われている備讃瀬戸を航行する船の交通管制室です。

 

Googleマップで見るとこんな位置になります。船の丁度下あたりが丸亀市街地になります。

 

今回使用するタイ釣りのタイラバ仕掛けです。今日は大潮、潮が早いので80gを使用しようと思います。しかしかなりの年季物、かじられていて色が剥げています。

 

船は方向を変えたので私の場所からは瀬戸大橋を眺めながらの釣りになります。

 

釣糸を投入します。

 

二流し目に移動しました。正面には丸亀城が見えています。

 

再び船は方向を変え、私は瀬戸大橋を望みながら釣りを楽しみます。

 

何度も流しては戻るを繰り返します。

 

7時前、何度目かを流していると私の後方で釣っていた友人が来た! とリールを巻いていました。早々にやっちゃったねと思っていると、上がってきたのは何とフグ……

しかし、その後誰も全くアタリはありません……

と……

 

7時半前、先程のリベンジとばかりに私の後方で釣っていた友人がタイを釣り上げました。

 

食べ頃の丁度いい大きさのタイです。

 

全くアタリのない私に友人がこの仕掛けで釣ってみてと取付けてくれました。

 

仕掛けを変えて気持ちを新たに釣糸を投入しますが、相変わらずアタリはありません。

と……

 

8時半過ぎ、私の後方で釣っていた友人が来た! とリールを巻いていました。またまた釣っちゃったのか思っていると、上がってきたのは何と高級魚のアコウでした。本命ではありませんがとても嬉れしい外道です。

 

瀬戸大橋記念公園が見えています。9時過ぎまで流しましたが、アタリも無いので場所を移動することになりました。

 

南備讃瀬戸大橋を眺めながら北上します。橋上には高知始発の岡山行き特急南風4号が通過しています。

 

右手前には与島、そして与島橋、岩黒島橋櫃石島橋と続きます。

 

与島の西方にある本島とその少し南にある牛島の中間付近に到着しました。本島にはフェリーが停泊しています。

 

Googleマップで見るとこんな位置になります。牛島の左上の島が本島です。

 

牛島の赤灯台の手前を9時40分に本島を出港した丸亀行きのフェリーが通過して行きます。

 

与島や南北備讃瀬戸大橋を正面に眺めながら釣糸を投入していると……

 

10時15分頃、船首側で釣っていた友人がタイを釣り上げました。何も釣っていないのは私だけになりました……

 

10時20分頃、海保の巡視船あきつしまが目の前を通過して行きました。しかしかなり大きな巡視船です。瀬戸内海ではこんな大きな巡視船はとても珍しく私は始めて見ました。

帰宅後気になり調べてみると、全長が150m、総トン数が7,350tもある日本最大の巡視船のようで、横浜の第三管区に所属していてヘリコプターも2機搭載可能だそうです。船名の由来は古事記日本書紀などで出てくる本州の古称、秋津島アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド横浜工場で建造され2013年に竣工したようです。

 

巡視船あきつしまはこの後南備讃瀬戸大橋をくぐり東進して行きました。

 

10時半過ぎ、またまた船首側で釣っていた友人が2匹目のタイを釣り上げました。なかなかの良型です。

 

10時40分に丸亀を出港した本島行きのフェリーが牛島の南側を通過して行きます。

 

11時20分頃、私に今日初めてのアタリがありました。

しかし、釣り上げてみるとコチでした……

 

いつの間にか仕掛けのリボンが無くなっていたので仕掛け毎取替えます。

 

しかしその後全くアタリは有りません……

この後数回流した後、釣り場を変えるため11時45分頃移動することにしました。

 

西側から見た与島の全景です。

 

与島の西を北上しています。

 

岩黒橋、櫃石島橋に日が当たりとても綺麗です。

 

櫃石島橋の奥にはオニギリの形をした大槌島や小槌島が見えています。

 

櫃石島の西側を走り抜け、さらに北上します。

 

下津井の西方にやってきました。遊漁船がいるようですが、釣果はどうなのでしょうか? 右奥には鷲羽山ハイランドが見えています。

 

Googleマップで見るとこんな位置になります。右下の島櫃石島、左下の島が六口島です。

 

傷んでいたのかリーダーの途中が切れてしまい、仕掛が丸々無くなってしまったので新しいタイラバ仕掛けに交換しました。

 

釣糸を投入します。北方向には濃地諸島や葛島、その奥にはJFEスチールなどの水島工業地帯が見えています。

 

船の向きが変わり、南側には櫃石島の先に櫃石島橋や岩黒島橋、右側には本島が望めました。

 

何度か流しましたが誰もアタリは無く、12時40分頃に終了し港に戻ることにしました。

 

下津井瀬戸大橋、その主塔の奥に鷲羽山山頂が見えています。

 

下津井港の脇にある下津井祇園神社が見えてきました。

 

12時45分過ぎに下津井港に入港です。

 

接岸後船長が釣り上げた魚を絞めてくださいました。

 

今日の釣果です。何とも寂しい限りです……

私はコチ1匹だけと、情けない結果となってしまいましたが、友人がアコウを持って帰ってと分けてくれました。

 

今回の乗船費用は3人で27,000円、一人当たり9,000円でした。今日は心配していた天候も然程崩れることなく暑さも感じず、とても気持ちよく釣を楽しませていただきました。ただ釣果はとても残念なものとなってしまいましたが…… 今回の釣りは、釣りというより瀬戸大橋の展望を楽しむ瀬戸大橋クルーズだったようにも思えますが……

船長がタチウオが入って来たらまた連絡してくださるそうなので、次回こそは爆釣を期待したいと思います。

 

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