酒津公園の桜

息子と妻と休みが合った今日、妻の両親と5人でランチに焼肉を食べに行き、義父、息子、私は生ビールをいただきました。昼に飲むビールは最高です!

ランチ後妻の実家に戻り2時間ほど休み、妻の運転で酒津公園に桜を見に出掛けてみることにした。

駐車場はほぼ満車状態でしたがガードマンの誘導で待つことなく無事に駐車することができました。

 

駐車場から園内に向かいます。

沿道には沢山の屋台も並んでいました。

 

酒津公園(倉敷市酒津)は「水と桜」をテーマにした総合公園だそうで、親水広場のオブジェからは水が湧き出ています。

保育所のころ遠足で訪れた時の集合写真がありますが全く記憶にありません。

遥か昔のことなので当然と言えば当然ですが……

 

入口に「桜ライトアップ実施中」の立て看板があました。園内には提灯が吊るされていて、今夜から4月9日まで夜桜も楽しめるようです。

 

ここには国指定の重要文化財高梁川東西用水取配水施設」があり、農業用水を管理されているそうです。

配水池の周囲を回ってみます。

 

綺麗なピンク色です。

 

常夜灯にも桜の花びらが施されていました。

 

お父さんの肩に乗り、ちびっこカメラマンがスマホで撮影中!

 

桜の花をクローズアップ。

 

配水池の先には配水樋門が見えています。

 

桜並木のトンネルを仲良く手をつないで散策中!

 

愛らしく咲いています。

 

柳越しに見える配水樋門です。

 

取水樋門からは高梁川から引かれた水が流れ込んでいます。

 

高梁川東西用水管理組合事務所の建物です。

 

この建物は1926年(大正15年)に竣工したそうで、近代化産業遺産に登録されているようです。

 

配水池周辺の案内板が設置されていました。

 

配水池の周囲には見事な桜が咲き誇っています。

 

高さが5mほどの「用水工事竣工記念碑」と書かれた巨大な碑がありました。配水池に向かって立つ碑の碑文を見てみましたが少し遠く判読は難しく読取ることはできました。

帰宅後写真を拡大して何とか読取ることはできましたが、如何せん当時の文面なのでなかなか難しい……

ただ、大変な工事だったようで、紆余曲折を経て完工した喜びが文面から伝わってきました。最後に「大正14年4月、高梁川東西用水組合管理者岡山県知事大海原重義」と刻まれていました。

 

1924年大正13年)に完成、現在でも利用されている水門としては国内最大級の施設だそうです。

 

コンクリート花崗岩の装飾が施され、造形美に魅せられます。

2003年(平成15年)には土木遺産に認定、さらに2016年(平成28年)には国の重要文化財にも指定されているそうです。

 

石畳が施されている天端を進みます。

 

中間付近には「疎水百選 東西用水(高梁川笠井堰掛)」認定の記念碑がありました。

 

この南配水樋門は15のゲートを有し、現在も利用されている国内最大級の樋門です。

ちなみに……

倉敷美観地の掘割が倉敷川の始まりのように思えますが、実はこの樋門の一番右側の倉敷用水が源であり、倉敷駅北側にある倉敷みらい公園などを経てその後地下を通り大原美術館前付近で湧き出しています。

 

西に延びる西部用水路と西岸用水路です。

車に戻ります。

 

堤ではアオサギが羽を休めていました。

酒津公園の桜をしっかりと楽しみ帰路に就きます。

今年の桜は少し早いようなので、入学式まで持つのか少し心配です。

 

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