境港で海鮮料理

先日妻の実家に行った際、義父が久しく旅行に行っていないので出掛けてみたいと言っていたので今回妻と休みが合った日曜日、前回訪れて気になっていた境港の「HATONOVA 三光丸 境港」(境港市相生町)に妻の両親と海鮮料理を食べに出掛けることにしました。

 

岡山道を走り北房JCT中国道に乗り換えます。

私たちだけであれは急がないドライブなので一般道を走りますが、今回は高齢の両親が一緒なので負担軽減のため高速道を走ります。

 

中国道の落合JCTから米子道に乗り換えますが、米子道は冬用タイヤ規制がかかっていました。私はスタットレスタイヤなので問題ありません。

 

湯原ICの手前で車線規制を行い冬用タイヤの装着確認をされていました。非装着の車両は湯原ICから排除されるようです。

 

湯原ICを過ぎると周囲は雪景色に変わります。前方には大山が見えてきました。

 

下り線蒜山高原SAで休憩です。

 

駐車場からは大山が綺麗に見えています。

 

米子ICの少し手前から島根半島が望め、先端の美保関まで見えています。

 

右側には山頂付近に雪を抱いた大山も綺麗に見えています。さすが伯耆富士と呼ばれるだけのことはあります。その姿はまさにプチ富士山です。

 

米子ICから国道431号線で境港までやってきました。やはり高速道を走ると早い!

予約した時間までには1時間ほどあるので美保関まで足を伸ばしてみることにします。

 

境水道大橋を渡り、鳥取県から島根県に入ります。

 

昔々、友人たちと美保関を訪れた時には、細く曲がりくねった道だったように思いますが、対面二車線に整備されていました。

 

境港から15分ほどで岬の先端、美保関灯台松江市美保関町)の駐車場に到着しました。

考えてみれば、米子市より東側になるこの美保関も島根県の県庁所在地の松江市になるのですね。

 

駐車場脇にある展望台からは、椿越しに灯台が見えています。

 

灯台まで進みます。遊歩道脇には椿が可愛い花を咲かせています。

 

歩くこと数分で美保関灯台に到着しました。

入口には「美保関灯台」と「美保関観光ビュッフェ」の看板がありました。

 

白く美しい灯台施設です。1898年(明治31年)から運用されている山陰最古の灯台だそうです。

ちなみに、建設当時は地蔵埼灯台という名称だったそうですが、全国に地蔵埼という名称が多いため1935年(昭和10年)に現在の美保関灯台に変更されたようです。

 

この灯台は高さが14m、水面からの高さは83mだそうで、2007年(平成19年)には現役灯台として初めて登録有形文化財に指定されたそうです。

 

岬の先端には鳥居があり、額束には「沖之御前、地之御前」と記されています。その鳥居の先には本殿はなく日本海が広がっているだけです。

 

この場所は美保神社飛地境内で、手前の岩礁が地之御前、沖に浮かぶ小島が沖之御前のようです。

 

沖に浮ぶ沖之御前です。事代主神《ことしろぬしのかみ》がこの島で釣りを楽しまれたとの言伝えがあるそうです。

 

灯台官舎は「美保関観光ビュッフェ」として利用されているようで、窓越しに見える雄大日本海を楽しみながら美味しい料理が楽しめそうです。

 

今日は天候もよく、50kmほど沖にある隠岐島まで見えていました。

 

駐車場まで戻ってきました。南側の展望台からは美保湾の先に大山が望めます。

 

今日ランチをいただく「HATONOVA 三光丸 境港」(境港市相生町)にやってきました。大きなカニの爪が出迎えてくれます。

 

ヨコワ(マグロの若魚)のモニュメントもありました。

 

入口脇には外でも食べれるようにテーブルが置かれています。

 

店内に入りました。

予約していた旨伝えると席に案内していただきました。

 

店内では浜焼セットが販売されています。

 

小型の松葉ガニが二杯入ったセットもありました。

 

今回は松葉ガニを刺身にしていただこうと思い大き目のものを選びました。

 

水ダコの足も刺身に……

 

モサエビも刺身に……

 

剣先イカは刺身と、浜焼きに……

 

長太郎貝ことヒオウギガイは刺身に、ハマグリは浜焼きに……

長太郎貝は昔高知に釣りに通っていた際、船長が養殖されていたものを安く分けていただき、帰宅後バター焼きにしていただいていました。

 

大きなホタテも浜焼に……

清算を終え席で待つことに。

 

カニ汁とご飯をオーダーすると「漬物も付いているご飯セットがお得ですよ」と勧められたのでご飯セットにし、追加精算をしました。

が……

出てきた汁はカニ汁ではなく、普通の味噌汁……

単品ご飯はお代わり自由ですが、セットはご飯のおかわりはできないそうです。

よく話を聞けばよかったと反省です。

 

大きなホタテが出てきたので網に乗せます。

 

水ダコの刺身も出てきました。

 

食べると吸盤が口の中に吸い付きます。

 

妻の好きなサーモンと剣先イカの刺身……

 

モサエビの刺身……

 

ヒオウギガイの刺身……

 

剣先イカにハマグリ、それにホタテは浜焼きです。

 

ハマグリがグツグツ……

 

松葉ガニの刺身が出てきました。

 

いただきま~す!

 

カニ味噌と腹の部位は浜焼きでいただきます。

 

ホタテが美味しそうに出来上がりました。

 

ハマグリも美味しそう!

 

腹の部位が焼きあがったようなのでいただきます。

 

カニ味噌も出来上がったので、醤油をかけていただきます。

これだけ食べて一人4,000円足らずとコスパもよくお腹も大満足、ごちそうさまでした。

職場の友人に山陰へ出掛けたらカニを買って帰ってと頼まれていたので見てみると、今回はお得なセットがなくなっていました。スタッフの方に伺うと、通常品をセットにしますよと言われ、5,800円のもを二杯で11,000にしてくださいました。

一度車に戻りカニをクーラーボックスに収め、水木しげるロードに行ってみることにします。

 

水木しげる記念館」です。

 

水木しげるロードを歩きます。

義母は初めてだったようで、通り沿いに並ぶ沢山の妖怪たちを楽しみながら歩いています。

しばらく歩いていると、義母が少し疲れたようなので車を取ってきて近くで乗車しました。

 

義父が寄ってみたい土産物店があるというので立ち寄った「大漁市場なかうら」(境港市竹内団地)です。

 

日本一の大きさを誇るという鬼太郎石像「がいな鬼太郎」とねずみ男の石像があり、等身大のねずみ男とは握手が出来るようになっています。

 

店内に入ると、ここでも松葉ガニが沢山販売されていました。

 

ボイルされたものも並んでいます。

 

大きなハタハタが美味しそうだったので購入してしまいました。「とろはた」とはハタハタの地方名だそうです。

義父は沢山の土産を購入していました。私も職場用に土産を購入し出発します。

 

正面に大山が見えています。この角度から見える大山は富士山のようでとても綺麗です。

 

ちょっとだけ白鳥を撮影しようと能義平野にある白鳥ロード(島根県安来市宇賀荘町)にやって来ました。

 

雪を抱いた大山をバックに飛ぶ白鳥や清水寺の三重塔をバックに飛ぶ白鳥を狙いますが、妻から30分だけねと念押しされています。

 

三重塔の手前に白鳥はいますが、全く飛び立つ気配がありません。

 

大山の手前にも白鳥はいますが、こちらも全く飛び立つ気配がありません。

 

数羽の白鳥が飛び立ちましたが、高度を上げることなく近くの餌場への移動だけです。

 

また別の場所で飛び立ちましたが、やはり高度を上げません……

やはり朝一でないと飛翔する白鳥の数は少ないのでしょうか……

約束の30分が経ったので切り上げ帰路に就きます。

今回は成果なし、当たり前ですが野鳥撮影はどっしり腰を据えて撮影しないと駄目なようです。

 

国道9号線沿いにある「道の駅 あらエッサ」(安来市中海町)で休憩です。

 

国道9号線を走り島根県から鳥取県にはいります。この交差点を右折し米子西ICから高速道に乗ります。


米子JCT米子道に乗り換えました。

左前方に大山が見えています。

 

妻が助手席から頑張って撮影してくれました。

 

上り線蒜山高原SAで休憩です。

 

展望台からは蒜山三座が綺麗に見えています。

 

大山は山頂付近に雲が掛かっていました。

 

濃厚さが特徴のジャージー牛乳は「黄金のミルク」とも言われ、 蒜山高原で育てられたジャージー牛のミルクを使用した濃厚ながら後口がすっきりな美味しいソフトクリーム(400円)です。

 

落合JCT米子道から中国道に乗り換えます。

帰り道は冬用タイヤ規制は解除されていました。

 

北房JCT岡山道、岡山JCT山陽道、倉敷JCTから早島支線に乗り換え早島ICまで戻ってきました。
早島ICで降りて職場の駐車場で友人に頼まれていたカニを渡し、両親を倉敷の自宅まで送り私たちも自宅に戻りました。
今日は久しぶりに訪れた美保関灯台雄大日本海の展望を楽しみ、境港で美味しい海鮮料理に舌鼓、残念ながら白鳥はいい写真の撮影はできませんでしたが、親孝行の真似事を少しだけさせていただきました。

また機会を作って美味しい料理を食べに出掛けたいと思います。

 

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