ホタルには少し早すぎました

そろそろホタルを見られるのではないかと思い一昨日ホタル先生に連絡してみると「今年は雨も余り降らず、まだ積算温度も足らないので出てこないかも知れませんが、もしかしたら数匹見れるかも知れません」との事でした。今夜様子を見に行かれるそうなので「蛍遊の水辺 由加」のホタル調査に私も同行させていただく事にしました。

19時30分頃到着すると駐車場にホタル先生の車があり、既に到着され調査されているようです。私も散策路に向かいます。散策路を少し歩いているとホタル先生にお会いし、一緒に散策路を歩きます。今年も屋形橋付近の散策路脇に花を植えられたそうで、今回はユリを植えられたそうです。毎年散策路脇に花が植えられていますが、ホタル先生が丹精込めて育てられた花たちで、今年の開花も楽しみです。

用水路にはキショウブ黄菖蒲》やクレソンが花を付けていました。

白い可愛らしい花を付けています。クレソンは和名をオランダカラシと言うそうです。

ヤマボウシ《山法師》です。名前の由来は、中央の小花が集まった丸い花穂を坊主頭に、4枚の白い花弁(苞)を白い頭巾に見立て、比叡山延暦寺の「山法師」に例えられたそうです。花水木に似ていますが、花水木は花の先端が丸いのに対して、ヤマボウシは尖っているのが違いのようです。

ヤシャブシ《夜叉五倍子》の蕾です。この木は昔法面の緑化などに多用されていたようですが、近年は外来種であることや成長が早すぎるため、あまり使用されなくなったそうです。

昨年のヤシャブシの実も付いていました。

マユミ《真弓》の花も付いていました。昔この木から弓を作っていた事が名前の由来です。私はこの花を見るのは初めてですが、今の時期に咲くようで、ちょっと地味な感じの花でした。秋に付く綺麗な赤いのが花だと思っていましたが、それは実だそうで本当の花はこの白い方だそうです。

モミジ《紅葉》の実です。風に乗って遠くへ飛んでいけるように、赤い羽根の竹とんぼのような形をしています。

南の下流側の黄菖蒲は少し暖かいのか満開を過ぎているようでした。今日は結局ホタルの飛翔は見る事が出来ませんでしたが、水中で光る平家ボタルとゲンジボタルの幼虫が一匹ずつ見えたり、何を思ったか今の時期に石垣を上るゲンジボタルも一匹見る事が出来ました。また、しっかりとホタル先生の解説付きで花の鑑賞もさせていただきました。ホタルを見に3人の方もお見えになりましたが、また来週あたりに出直してこられるそうです。もう少しするとホタルシーズン到来なので、また夜更かしする日々が続きそうです。

 

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