久しぶりのデミカツ丼

街中で所要があって妻と出かけましたが、1時間程待ち時間があり時計を見ると昼前なので久し振りに岡山のご当地グルメの代表格である「デミカツ丼」を食べに行く事にしました。ちなみに、岡山でカツ丼と言えばデミグラスソースをかけた「デミカツ丼」が一般的ですが、当然岡山でも玉子でとじたカツ丼も食べる事は出来、「玉子とじカツ丼」と言い分けされています。

西川緑道公園を歩きます。春の草花や秋の紅葉など四季それぞれの移り変わりが楽しめる市民の憩いの場所です。

10分程歩き今回昼食を食べる「カツ丼 野村」(岡山市北区平和町)に到着しました。以前訪れた際には「味司 野村」だったと思いますが「カツ丼 野村」に変わっていました。

入口を入ります。

玄関はちょっと高級料亭のような落ち着いた雰囲気で、以前の「味司」の方が合っているような気もしますが…

入口を入ると、雰囲気に似合わない券売機が置かれています。ラーメン店などに置かれているような無機質なもので何となく違和感を覚えました。店内用と持ち帰り用を選択し、メニューボタンを押します。食券を購入し店内に入るとスタッフの方が一番奥の席に案内してくださいました。

店内は落ち着いた雰囲気で、開店したばかりのためか数組の方が食事をされているだけでした。

テーブルにはメニューが置いてありますが、何か感じが違います。よく見ると漢字書きですが中国語でした。他ににも数か国語で書かれたメニューもあり、最後に日本語のメニューがありました。海外から訪れるお客も多いのでしょうか… カツ丼の肉は脂身のあるロースと脂身の少ないヒレが選択出来、私は「デミグラスソースカツ丼 並盛 ロース」(900円)、妻は脂身の少ないヒレ(1,000円)をオーダーしています。

待つ事5分余り、出て来ました「デミグラスソースカツ丼 並盛 ロース」です。

デミグラスソースはかなり濃い感じで、上には定番のグリーンピースもしっかりと乗っています。

ソースはしっかりと煮込まれているようで、かなりコッテリしていてコクと甘味を感じる濃厚な味わいです。カツ丼もサクサク、ロースは柔らかく脂身も美味しい!

デミカツの下には茹でたキャベツが敷かれ味のアクセントになっています。

全て完食、ごちそうさまでした! お腹も大満足です。引返し所要を済ませに向かいます。

一般的にカツ丼といえば玉子とじカツ丼や名古屋の味噌カツ丼などを思い浮かべますが、トンカツにデミグラスソースをかけた「デミカツ丼」というご当地丼が岡山にはあります。1931年(昭和6年)に創業した「カツ丼 野村(味司 野村)」がデミカツ丼の始まりだと言われていて、初代店主が帝国ホテルのデミグラスソースの味に惚れ込み地元の方々にもその味を楽しんでいただきたいとの想いから考案されたようです。現在では岡山市内を中心に近郊の地域でも「デミカツ丼」を食べる事が出来るようになり、地元の方々をはじめ観光客の方々にも評判となっているようです。今や岡山のご当地丼、岡山のB級グルメとして知られるようになり、岡山の郷土料理の一つと言っても過言ではないのでしょうか。

歩いていると、以前職場の友人から「勧め!」と教えてもらった「隠岐の島ラーメン」がありました。貝出汁と飛魚出汁とがあるようですが、妻は貝出汁が気になったようで「また食べに連れて来て~」と言っていました。機会を作って食べに来てみたいと思います。

 

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