兵庫県宍粟市《しそう市》の「ちくさ高原スキー場」へ今季2度目のスノボに出かける事にしました。前回は吹雪に見舞われ思うように滑る事が出来ませんでしたが、今日は吹雪く事は無くまずまずの天候のようです。ただここ数日気温も高くアイスバーン状態の可能性も考えられますが、あまり無理をしないようにのんびりと滑り、感覚を取り戻したいと思います。
国道2号線を走り、県境の船坂トンネルを抜け兵庫県に入ります。
国道2号線から左折し兵庫県道5号線(姫路上郡線)に入ります。
赤穂郡上郡町から国道373号線を走り、佐用郡佐用町久崎の久崎交差点を右折し県道368号線(吉永下徳久線)に入ります。
県道368号線、53号線(宍粟下徳久線)と乗継、佐用町林崎の大田井橋交差点で国道179号線を横断します。
南光スポーツ公園(佐用町林崎)にひまわりの看板が見えています。この付近は7月中頃から西日本最大とも言われる数十万本のひまわりが咲き誇り「ひまわり祭」も開催されるようなので、またシーズンにはぜひ訪れてみたいと思います。
下三河交差点で県道53号線は宍粟市中心部方面へ右折、ちくさ高原方面は県道72号線(若桜下三河線)に変わります。「道の駅 ちくさ」まで8kmの案内板があります。
「道の駅 ちくさ」に休憩に立ち寄り、自販機でコーヒーを購入し出発します。
宍粟市千種の室橋東詰交差点で国道429号線と合流し右折します。前回はこの付近にも沢山積雪がありましたが今日は全く雪は無くとても走りやすいです。
道路上には雪はありませんが、周囲に雪が見え始めました。
「ちくさ高原 左折8km」の案内板を左折します。
ちくさ高原に到着しました。
ゲレンデ脇にある時計塔が見えて来ました。8時20分、自宅から2時間20分で到着です。今回は路面に雪が無かった分少し早く到着しました。
今回もゲレンデ脇の第4駐車場に止める事が出来ました。外気温は-1℃、快晴です。準備を終えゲレンデに向かいます。
ボードを置いてチケット購入に向かいます。
スノーマンハウスです。1階にチケット販売所やレンタル受付、2階がレストランになっています。
早々に第3リフトに乗車します。
上まで上がって来ました。今日は快晴でしっかりと楽しめそうです。
雪面は少し硬いですが、気持ちよく滑れます。
下まで降りて来ました。そのままリフト乗り場に向かいます。
しっかりと滑りレストハウス付近まで下りて来ました。
レストハウスとスノーマンハウスの間にある喫煙所です。しっかりとタバコ休憩しリフト乗り場に向かいます。
今日は最高のスノボ日和です。
11時過ぎ、しっかりと滑り喉が渇いてきたのでレストハウスで休憩します。
レストハウスの前には第1、第2リフト乗り場があります。
休憩を終え、タバコも吸ったので、リフト乗り場に向かいます。
第2リフトに乗車しました。第2リフトと第1リフトは並行して上って行きます。
リフトはひと山越えて一度下り、また上って行きます。
第1リフトの終点です。第2リフトはさらに上ります。
第2リフトの終点が見えて来ました。
第2リフトを降り振り返って見た様子です。第2リフトを降りて左(写真では右)に向かうと27°の斜面が約300m続くダイナミックコースです。私は右(写真では左)のメルヘンコースに向かいます。
少し進み右に曲がると長い直線コースが続きます。
直線コースを下りてくると右にカーブします。
コースの先にレストハウスが見え、直線で一気に下る事が来ます。
このコースは滑走距離も長く、幅は少し狭いようですがさほどの傾斜でも無いのでとても滑り易い面白いコースです。
第1リフト終点から第2リフトは木々の間を上って行きます。
しっかりとメルヘンコースも楽しめたので13時過ぎに切り上げる事にしました。
レストハウスの前を抜けスノーマンハウスの前まで滑って来ました。ボードを外し駐車場へ向かいます。
ゲレンデから駐車場が近いのでとても便利です。
第4駐車場が満車になったようで、下の駐車場に車が停車されていました。
車の上には薄ら雪が積もっています。車の雪を払い除けウェアを着替え帰路に就きます。
10%の下り勾配は少し雪が積もっています。速度を落として慎重に下って行きます。
三差路まで下りて来ました。右折し千種市街地に向かいます。
三差路から少し下ったところに「宍粟の自然水」という水汲み場があったので立ち寄ってみました。
100円で3分間給水され、約30L汲むことが出来るようです。この湧水は三室山の伏流水で、PH6.6、カルシウムやマグネシウムの含有量が非常に少ない純度の高い軟水のようです。軟水でコーヒーなどを入れるととても美味しくコーヒーの旨みを十分に感じられます。
「宍粟の自然水」から少し下ったところに「行者霊水」という看板があったので立ち寄ってみました。
行者修験の西の大峯山ともいわれている後山、その麓から湧出するまろやかな自然水で霊験あらたかな霊水のようです。ここは100円で40L汲む事が出来るようで、河呂自治会が管理されています。次回は水汲み容器を持参して汲んで帰ろうと思います。
国道429号線に合流します。
国道429号線から別れ県道72号線に左折します。
「道の駅 ちくさ」に立寄ります。
「道の駅 ちくさ」では前回立ち寄った際気になっていたジビエ料理があります。
今回はいただいてみたいので、レストランに向かいます。
宍粟市はイノシシやシカなどを使った郷土料理の「猪鹿鳥料理」などのジビエ料理が有名なようですが、ここでは猪と鹿料理を味わう事が出来るようです。ジビエとは、野生鳥獣の食肉を意味するフランス語で、日本でもジビエという言葉は聞くようになりましたがなかなか鹿肉を食べる事は出来ません。
レストランはテーブル席と和席があり、私は千種川側の和席に座りました。
窓からは千種川がよく見えます。
天然の猪肉を使用した「ぼたん鍋」(1,850円)・・・
地元産の鹿肉をローストした「鹿ロースト丼」(1,650円)、とあるようですが今回は久しぶりに鹿肉をいただいてみたいと思い「鹿ロースト丼」にしました。
出て来ました。「鹿ロースト丼」です。行きつけのレストランでたまに鹿肉が入るとステーキでいただきますが、鹿肉のローストは始めてです。
鹿肉で最も美味しい部位は背ロースと言われますが、この鹿肉も背ロースだそうで宍粟市山﨑の猟師から仕入れられているそうです。このローストは単品でワインの肴にもなりそうな感じです。
ワサビを乗せていただきます。鹿肉ローストは柔らかくて美味しく肉の芳香さを感じました。獣臭や一般的な肉の臭みも無く、上手に下処理をされているようです。
完食です。初めての鹿肉ロース、とても美味しくいただく事が出来ました。ごちそうさまでした。
帰宅後気付いたのですが、このレストランは「JAF」や「モンベルクラブ」の会員は食後にコーヒーがサービスされたようです。次回は会員証でコーヒーもいただきたいと思います。
県道72号線、53号線、368号線と乗継、久崎交差点で国道373号線に突き当たりました。交差点を左折し上郡方面に向かいます。
千種川沿いに下って行きます。前方の智頭急行線高架橋を潜ります。
上郡で国道373号線から県道5号線、国道2号線と乗継、備前ICまで帰って来ました。今日は岡山ブルーラインを走って帰る事にします。
帰宅しボードの手入れや雪道走行で汚れた車を洗車、コーヒーを飲みながらゆっくりとくつろぎます。今回は天候にも恵まれしっかりとスノボを楽しむ事が出来ました。かなり感覚も戻って来たようですが、やはり昨年の転倒がフラッシュバックしスピードが出ると体が勝手に動き減速していました。やはり昨年の大転倒はトラウマ状態です。幸い今回はさほどスピードも出さなかったため一度も転倒する事もありませんでした。ゆっくり確実に滑り、徐々に慣らしていきながら良いイメージを持って滑ってみたいと思います。昨年の事は昨年の事として、今の私は大丈夫と言い聞かせるようにしてみたいと思います。また天候の良い日に出かけてみたいと思います。