前回4月初めに職場の友人4人とタイラバ釣に行きましたが、当日の釣果は散々なものでした。最近タイラバで釣れていると言う情報が入ったので、リベンジする事になり今回も新岡山港近くの三蟠港から出船する「遊漁船 イマージュ」にお願いする事にしました。
今回はタイラバが初めてという職場の友人1名も同行する事となり総勢5名です。定員にはまだ余裕もあるようなので、みなさんの了解を得て釣りに行きたがっていた義父にも声をかける事にしました。これで総勢6名で予約完了、後は当日の天候を願うばかりです。
数日前に最近の釣果を確認していた友人が、6名ならば貸切の方が安いと言うので、「貸切に変更できるか連絡してみたら」と私が言うと、早々に連絡をしたそうで、船長も快く了解してくださったそうです。
当日私は3時50分に自宅を出発し倉敷の妻の実家で義父を乗せ、早朝の国道2号線で三蟠港を目指します。途中コンビニで昼食のおにぎり等を購入し、5時前に出船場所の三蟠港に到着しました。
友人たちも順次到着、仕掛けの準備をした後、釣道具の積込みをし出船を待ちます。船長に今日はどこら辺りの予定か伺うと、瀬戸大橋付近で釣る予定にしているそうです。
5時50分三蟠港を出港し、児島湾大橋を潜ります。
児島半島を回り備讃瀬戸を目指します。左側に男木島、その左奥にキャペリンハットのような八栗さん(五剣山)が朝日を浴びて綺麗なシルエットを見せています。今日は海はとても穏やかで最高の釣り日和です。
左側に高松市街地が霞んで見えています。今日はこの付近から始めるようです。
私は右後方に釣り座を構え一投目を投入します。
しばらく流しましたがアタリが無いため移動する事になりました。前方左側には小槌島が見えてきました。
7時少し過ぎ、大槌島と小槌島の間に到着しました。今日は何か釣れそうな予感がします。
今日私が使うタイラバ仕掛けです。前回友人たちは全員タングステンの錘《おもり》でしたが、鉛の錘でも釣果は変わらないと私だけが鉛の錘を使用していましたが… 結果的に釣果に差がついてしまいました。
私はギリギリまで考えて、今回はタングステンにしてみる事にしました。みんなに「鉛へのこだわりは?」等とからかわれましたが、「そんなの無いよ!」と開き直りです。
タングステンのタイラバを落とします。
7時40分、私の横にいた友人が今日の一匹目を釣りあげました。その後友人たちは次々に釣りあげている様ですが…
私には全く当りがありません。
遅れる事30分余り、ついに私の竿にアタリが来ました!
タイラバはアタリがあっても合わさずそのままリールを定速で巻き続けるそうです。しかしタイの二段引きというか、時たまグググッと引き込みますがあまり強い引きを感じません。タイラバってこんな感じなのかと思いながら巻き続けます。
友人が「ついにやりましたね!」と言いながら玉を構えてくれました。
しかし…
上がってきたのは、少し大きめのフグでした。それを見た友人は「人騒がせな」と玉を置いて戻ってしまいました。
近くには沢山の釣り船も来ています。友人たちもそこそこ釣っているようです。この場所に到着して既に3時間が経過していますが、私にはタイのアタリが全くありません。やはり鉛もタングステンもあまり釣果には関係しないのかと思っていた矢先…
10時10分、アタリが来ました! タイの引きです。完全に乗ったと判断し素早く巻き上げますが、ドラグで道糸が出ていきます。やはりタイの引きは違います!
慎重に取り込みました。ついにタイラバ仕掛けで初GETです!
それから20分程して、またアタリが…
上がってきたのは…
キスでした。気を取り直し釣を続けます。
10時53分、2匹目をGET! 先程より少しだけサイズUPしたようです。
11時15分、3匹目GTE!
私の後方で釣っていた義父は、「大きいのが来たのに、上がらなかった…」と残念がっています。
11時26分、4匹目GTE! 45cm程の大きさで、私は快調に釣り上げています。
12時02分、5匹目GET!
前方で友人たちが、オコゼが釣れたと騒いでいます。危ないから処分すると言うので、私が「唐揚げにしたら最高に美味いのに、処分するなら私が貰います」と言うと、友人が毒針を処理したオコゼを私のクーラーに入れてくれました。見ると大きないいオコゼです。また一品酒の肴が増えてしまいました。
12時37分私の後方で釣っていた義父に大物が来たようです。時間をかけて慎重に取り込みます。
玉で掬い《すくい》上げた船長がすかさずスケールを持って来られました。計ってみると65cmです。私も久しぶりに大物を見ました。
13時02分、6匹目GET!
13時10分、潮の流れが変わって来たのか場所を移動する事になりました。
右手に宇高航路の灯浮標と高松市街地が見えてきました。
直島の南西部にある「地中美術館」の南側を通過します。
男木島の北側を通過します。
13時30分井島の東側に到着しました。この場所は少し水深が浅いそうです。
早々に仕掛けを落します。
宇野港から豊島経由で小豆島の土庄港に向かう旅客船が私たちの横を通り過ぎていきました。
13時49分、またまたここで1枚目GET。しばらくして私の横の友人がGET、ほぼ同時に私にもまたアタリがきました。乗ったと思い合わせましたが、外れてしまいました。
この後数回流しましたが他にアタリも無く14時で終了し引き上げる事になりました。
一路三蟠港を目指します。児島半島の先端付近から、児島半島で一番高い金甲山(左側の山)と貝殻山(右側の山)が見望めます。
児島湾に入ると新岡山港を出た小豆島行のフェリーボートと行き違いました。
児島湾大橋が見えてきました。
三蟠港に入港します。
今日の6人全員の釣果です。今回私が最多数賞です。私自身そこまで釣ったとは思っていませんでしたが、写真で確認すると7枚のタイを釣り上げていたようです。やはり錘がタングステンと鉛で釣果が左右されるのでしょか? 大物賞はやはり義父の65cmでした。
しかし釣りをしている時にはあまり感じませんでしたが、陸に上がると滅茶苦茶暑い! 車の温度計で33℃を示しています。15時頃解散し義父を倉敷まで送りその後帰路につきました。
17時前に自宅に到着、荷物を降ろし釣り具の洗浄や片付けを終え、魚をさばきましたが終わったのは19時前過ぎでした。今夜はタイの刺身に湯引き、それにフグの刺身です。今夜はビールの本数が増えそうです。オコゼとキスの唐揚げは明日の酒の肴に楽しみにとっておきます。